花ごよみ

映画、本、写真など・

ゴーギャン タヒチ、楽園への旅

2018-02-04 | 映画
後期印象派の画家、
ゴーギャンのタヒチにおいての創作、
生きていくことへの苦悩を描いた作品。

監督はエドワール・ドゥリュック。

バンサン・カッセルが
ゴーギャンを演じています。

妻や子どもたちと別れて
失意の中、タヒチに移住したゴーギャン。



タヒチ島に魅了され、
タヒチの娘テフラと結婚。



テフラをモデルに創作。
幸せな生活から極貧生活へと。
テフラの愛も薄れていく。

ゴーギャンにとってのタヒチでの生活は
幸せだったのか?


テフラをモデルにタヒチで描いた
野性味たっぷりの
色彩に富んだ絵を
この映画で見ることができました。

ゴーギャンのタヒチの家に飾られた
北斎の富嶽三十六景の
神奈川沖浪裏の絵に目が行きます。

タヒチの美しい自然は
あまり見られませんでしたが、
作品の背景や
タヒチ時代のゴーギャンの
知られざる姿を見ることが出来ました。




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2 コメント

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「帰って来るな!」と言われたゴーギャン。 (mobile)
2018-02-05 13:12:36
ゴーギャンはパリへ帰りたいと思ったが、確か画商に止められたハズ・・・。
『君は「南の島に住むミステリアスな謎の画家」として評判になったのだ。パリに帰ってきてはイケナイ!』と。
返信する
mobileさんへ (kazu)
2018-02-05 23:40:01
こんばんは

画商に帰って来るなと言われたんですか。
なるほど、南の島で絵を描くミステリアスな作家というイメージで売りたかったんでしょうね。教えて下さってありがとうございます。
返信する

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