ゴーギャンのタヒチにおいての創作、
生きていくことへの苦悩を描いた作品。
監督はエドワール・ドゥリュック。
バンサン・カッセルが
ゴーギャンを演じています。
妻や子どもたちと別れて
失意の中、タヒチに移住したゴーギャン。
タヒチ島に魅了され、
タヒチの娘テフラと結婚。
テフラをモデルに創作。
幸せな生活から極貧生活へと。
テフラの愛も薄れていく。
ゴーギャンにとってのタヒチでの生活は
幸せだったのか?
テフラをモデルにタヒチで描いた
野性味たっぷりの
色彩に富んだ絵を
この映画で見ることができました。
ゴーギャンのタヒチの家に飾られた
北斎の富嶽三十六景の
神奈川沖浪裏の絵に目が行きます。
タヒチの美しい自然は
あまり見られませんでしたが、
作品の背景や
タヒチ時代のゴーギャンの
知られざる姿を見ることが出来ました。
『君は「南の島に住むミステリアスな謎の画家」として評判になったのだ。パリに帰ってきてはイケナイ!』と。
画商に帰って来るなと言われたんですか。
なるほど、南の島で絵を描くミステリアスな作家というイメージで売りたかったんでしょうね。教えて下さってありがとうございます。