宮下奈都の小説を映画化。
ピアノの調律に魅せられた青年が
ピアノの調律師として、
また人として成長していく過程を描いています。
主人公の外村直樹を山崎賢人。
外村が調律師を目指すきっかけとなった
外村の憧れの調律師、
板鳥を三浦友和。
先輩の調律師、柳は鈴木亮平。
監督は橋本光二郎、
脚本は金子ありさ。
板鳥のいる楽器店で働き始めた外村は
高校生の姉妹ピアニストに出会う。
白石萌音と上白石萌歌が
姉妹ピアニストとして出演。
山崎賢人、鈴木亮平、上白石姉妹が好演。
三浦友和もよかったです。
本は2年前に読んでいました。
キャストは本のイメージにぴったり。
原作の世界観が、
視覚、聴覚を通して表現され、
風景と音、表情などが明確に心に響き、
原作よりイメージが拡大。
調律の仕事も映像を通し
見せてもらいました。
映画ならではです。
四季折々の森の景色もきれいで、
音楽も素晴らしく
繊細で優しい時間が流れ、
心地よい余韻が残る、
映画になっていました。