花ごよみ

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果てしなき渇き(上)(下)  深町秋生

2014-06-26 | 本 な、は行(作家)
 
新装版 果てしなき渇き 上 (宝島社文庫) 
新装版 果てしなき渇き 下 (宝島社文庫)

第3回『このミステリーがすごい!』
大賞受賞作品。
深町秋生のデビュー作。

藤島加奈子という名の女子高生が失踪。
失踪を端緒として、
さまざまな事件が表面化。

鬼畜がウヨウヨ。
異常な世界。
はっきり言って救いようのない物語。
元刑事の女子高生の父親がひど過ぎる人間で
読んでいても気分が悪くなります。

だけどこの男、ろくでなしだけど
娘に対する愛情だけは持ち合わせています。
でもその娘もとんでもない魔性の女。

小説は3年前と今が同時進行していく
形式をとりながら進行していきます。
グロい暴力シーンもいっぱいで
読み進めるのがつらくなってきます。

この小説を原作として
『渇き。』というタイトルで映画化されます。
映画化ということで読んでみました。

異常で不穏な世界、
不快感いっぱいの物語。
どんな映画になっているのか
興味があります。

6月27日、明日公開です。




コメント (4)
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