花ごよみ

映画、本、写真など・

一言寺

2011-06-23 | 古寺(花など)

醍醐寺の塔頭で正式な寺号を金剛王院。

本尊は千手観音。

ひと言だけ念じて祈願すると、
叶うという言い伝えがあって、
そこから「一言寺観音」と言われています。

紫陽花はまだそんなに多くはなかったけど
静寂な空気が漂うお寺でした。

6月18日藤森神社の前に訪れました。


白いガクアジサイ、背景は竹林










京都市登録天然記念物のヤマモモ


ヤマモモの木の幹、
でかい!!


古びた雰囲気の本堂。
崩壊の危険があるのか
頭上に注意とありました。

屋根の下にも
またもう一つ防護の屋根が…




 


京都府京都市伏見区醍醐一言寺裏町

(6月18日)




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京公園

2011-06-23 | 映画

原作は小路幸也の同名小説。

監督は青山真治。

主演は三浦春馬、
カメラマン志望の大学生、
光司を演じています。

光司を中心として、
彼に関わる3人の女性には、
榮倉奈々、小西真奈美、井川遥。

小西真奈美は義理の姉、美咲、
榮倉奈々は光司の幼なじみの富永、
井川遥は写真を撮るように依頼された女性、百合香。

写真の依頼者、初島には高橋洋、
光司の同居人ヒロには染谷将太。

都内の公園に出かけ、
家族写真を撮るのが好きな大学生光司(三浦春馬)。



ある日、初島(高橋洋)の依頼を受け、
親子で公園を散歩する、
百合香(井川遥)を撮り続けます。

木々が色づき光が揺れる美しい秋の公園、
ゆったりとした時間が経過します。

榮倉奈々、小西真奈美、井川遥、
女優陣はそれぞれがとても魅力的。

そういえば井川遥は重要な役なのに
せりふがなかったかな。

キャスティングは丁度いい感じです。



光司(三浦春馬)と富永(榮倉奈々)の
会話が楽しめました。



原作とは少し違った設定。
同居人のヒロ(染谷将太)は亡霊って…。
何かおかしいなと、
思いながら見ていましたが、
途中で気づきびっくり。
想定外でした。

義理の姉、美咲(小西真奈美)との
繊細な心の交流、
そして百合香(井川遥)との、
微妙な心のつながりも…
原作とは違っていたけど
映画は別物だから
違っていてもこれでいいと思いました。

亡霊なんかが登場して
現実的ではないですが、
ファンタジーな雰囲気が心地よく
優しい余韻が残りました。

本の感想は→こちらです。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする