毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
くず湯・・
片栗粉を使って、くず湯を作った。くず湯と言うのは、マメ科の多年草・寒根葛(かんねかづら)の根から得られるデンプンを精製して作られる葛粉(くずでんぷん)を使って作るものらしいが、私の家では昔から片栗粉を使って作る。と言っても、片栗粉自体も、元々はユリ科の多年草・カタクリ(片栗)の根から得られるデンプンを精製した調理用の粉であるのに、今では馬鈴薯からとったでんぷんで代用しているようだから、本物が一体何なのかよく分からなくなる。まあ、とにかく久しぶりに「くず湯」を食べようと思い立って、昔の記憶を頼りに作ってみた。
何十年ぶりだろう、小学生の頃はよく自分で作って食べた。片栗粉と砂糖をどんぶりに入れ、熱湯を注ぎながら一生懸命箸でかき混ぜていくと、粉全体が透明になって出来上がる。スプーンですくって食べると、甘くて暖かくて、本当においしかった。随分安上がりなおやつだったが、食べた後の幸せ感は相当なものだった。その気持ちを久しぶりに味わいたくて、まずはスーパーで片栗粉を買ってきた。

もう最近は、産地が明記していない食材は怖くて買えない。書いてあっても中国産だとそっと棚に戻してしまう。この片栗粉は北海道産と明記してあるから、安心だろう。食品偽装ということもあるから100%は信じられないかもしれないが、そんなこと言ってたら何も食べられなくなる。最後は信じるしかないのだろう。

どんぶりに片栗粉と砂糖を適当な量入れた。妻が砂糖を使うのが嫌いなので、普通の砂糖が我が家にはない。ざら目のような茶色っぽい砂糖しかなかったのでそれを使った。すべて目分量なのでちょっと心配だが、足りなければ後でたせばいい・・。

やかんから熱湯を注ぎながら、箸で勢いよくかき混ぜた。ぐるぐる一生懸命かき混ぜた・・だが、様子が変だ、透明になってこない。なんだか糊状になって、粘り気も強い・・、おかしい、こんなはずじゃない・・、何だこれ?こんなもの見たこともない、おかしいなあ・・・、どうしてなんだろう・・。
私が一人頭を抱えていたら、台所に戻ってきた妻が「熱が足りないんじゃないの?それと湯も。湯を足してチンしてみたら」と言うので、忠告に従ってみた。

1分たって取り出してみたら、所々は透明になっていたが、全体的にはますます団子状になってしまった。出来の悪い白玉団子が出来上がったようで、どうにも面白くない。しかし、忙しくてとても作り直している時間などない。仕方ない、これを食べるか・・。気乗りはしなかったが、箸で団子のようになった塊をちぎって口に入れた。う~~~ん、まずくはない、が、おいしくもない。うまくいっていたら、こんな粉っぽい味はしなかったはずだ。どこをどう間違ったんだろう・・・。
妻の分析によれば、粉が多い割に湯が少なかったのが敗因なのだそうだ。それと、鍋かなにかで火にかけながら湯とかき混ぜていったら、うまくいくかもしれない、などと上手に作るコツを伝授してくれた。
しかし、私は自分の記憶にある方法で昔ながらの、我が家の「くず湯」を食べたかったのだ。それにはもう少し作業の精度を高めることが必要な気がする。片栗粉を少なめにして、もっと熱い湯をすばやく注いで、一生懸命かき混ぜる、そうすればきっとうまくいく・・・はずだ・・。
捲土重来、臥薪嘗胆、苦節十年・・、とにかく次回はきっと成功させてみせる!!
何十年ぶりだろう、小学生の頃はよく自分で作って食べた。片栗粉と砂糖をどんぶりに入れ、熱湯を注ぎながら一生懸命箸でかき混ぜていくと、粉全体が透明になって出来上がる。スプーンですくって食べると、甘くて暖かくて、本当においしかった。随分安上がりなおやつだったが、食べた後の幸せ感は相当なものだった。その気持ちを久しぶりに味わいたくて、まずはスーパーで片栗粉を買ってきた。

もう最近は、産地が明記していない食材は怖くて買えない。書いてあっても中国産だとそっと棚に戻してしまう。この片栗粉は北海道産と明記してあるから、安心だろう。食品偽装ということもあるから100%は信じられないかもしれないが、そんなこと言ってたら何も食べられなくなる。最後は信じるしかないのだろう。


どんぶりに片栗粉と砂糖を適当な量入れた。妻が砂糖を使うのが嫌いなので、普通の砂糖が我が家にはない。ざら目のような茶色っぽい砂糖しかなかったのでそれを使った。すべて目分量なのでちょっと心配だが、足りなければ後でたせばいい・・。


やかんから熱湯を注ぎながら、箸で勢いよくかき混ぜた。ぐるぐる一生懸命かき混ぜた・・だが、様子が変だ、透明になってこない。なんだか糊状になって、粘り気も強い・・、おかしい、こんなはずじゃない・・、何だこれ?こんなもの見たこともない、おかしいなあ・・・、どうしてなんだろう・・。
私が一人頭を抱えていたら、台所に戻ってきた妻が「熱が足りないんじゃないの?それと湯も。湯を足してチンしてみたら」と言うので、忠告に従ってみた。


1分たって取り出してみたら、所々は透明になっていたが、全体的にはますます団子状になってしまった。出来の悪い白玉団子が出来上がったようで、どうにも面白くない。しかし、忙しくてとても作り直している時間などない。仕方ない、これを食べるか・・。気乗りはしなかったが、箸で団子のようになった塊をちぎって口に入れた。う~~~ん、まずくはない、が、おいしくもない。うまくいっていたら、こんな粉っぽい味はしなかったはずだ。どこをどう間違ったんだろう・・・。
妻の分析によれば、粉が多い割に湯が少なかったのが敗因なのだそうだ。それと、鍋かなにかで火にかけながら湯とかき混ぜていったら、うまくいくかもしれない、などと上手に作るコツを伝授してくれた。
しかし、私は自分の記憶にある方法で昔ながらの、我が家の「くず湯」を食べたかったのだ。それにはもう少し作業の精度を高めることが必要な気がする。片栗粉を少なめにして、もっと熱い湯をすばやく注いで、一生懸命かき混ぜる、そうすればきっとうまくいく・・・はずだ・・。
捲土重来、臥薪嘗胆、苦節十年・・、とにかく次回はきっと成功させてみせる!!
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