JF4CADの運用日誌2.5

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山形市御朱印巡り①

2022-08-25 | 御朱印めぐり
東北旅行で山形の御朱印巡りをやってきました。

山形市は人口約25万人。城下町として発展してきましたが、近年は車で1時間、4倍の人口を誇る仙台に経済圏として組み込まれています。仙台で言えば太白区1区分の人口しかないのですから厳しいですよね。このため県内唯一の百貨店だった「大沼」は破産し閉店しています。

仙台はアイドルのコンサートなどでしばしば宿がパンクしますが山形はそれがないのが有り難いです。


山形は夏祭りの「花笠まつり」で知られます。実は始まって60年の比較的新しい祭りで、山形財界の最高実力者であった服部敬雄が発案したものです。服部は山形新聞・山形放送・山形交通などを牛耳っておりマスコミの力を使って大々的に宣伝し東北の夏祭りとして定着しました。

その花笠まつりのゴールとなっているのが旧県庁舎であった「文翔館」で、文翔館の隣に湯殿山神社があります。バスなら山形市役所前下車です。

1876年に山形県令であった三島通庸により県庁舎の守り神として創建しています。三島は半ば強引に道路などの土木工事を行い「土木県令」とも呼ばれ、万世大路(米沢-福島)などの開削を行っています。

山形市庁舎の整備のため1983年に現在地に移転しています。市神神社が境内にあり、六日町熊野神社も兼務社となっています。このため3社の御朱印を頂けます。

こちらが湯殿山神社と市神神社の御朱印です。

こちらが六日町熊野神社の御朱印です。


10分ほど歩いて歌懸稲荷神社があります。山形城の三の丸はこの付近であったようです。

1618年に五佛山吉祥院という寺院が神仏習合で京都の伏見稲荷を勧請し創建されています。現在のJR山形駅付近にあり、お参りするには歌を奉納しないといけないとされていました。

このため通常の御朱印の他に和歌の御朱印があります。

こちらは通常の御朱印です。

こちらが和歌の御朱印です。私がお参りした際には「君とゆく 道の果たての遠白く 夕暮れてなほ 光あるらし」という上皇后陛下の歌の御朱印を頂けました。


山形市内中心部には他にも御朱印を頂ける寺社がありますが暑いので時間的にこの辺までとします。仙山線で山寺に行きましょう。

後半に続きます。御朱印情報は最後にまとめて。
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