JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

大手航空2社が2023年夏ダイヤの概要を公開

2023-01-18 | シャック便り
2023年夏ダイヤの概要が大手航空2社から発表されました。3/26から適用されます。

新型コロナウイルスの影響からようやく脱しようとしている中で足下の需要に見合った見直しが行われています。


[JAL]
新規開設路線はありませんが、伊丹-青森が4便に増便されます。このほか関西-宮古線を通年運航に切り替え、羽田-那覇(夏は石垣)を1便増便します。また季節運航で伊丹-新千歳、伊丹-福岡などが増便されます。

一方で羽田-広島、伊丹-仙台が1便減便、成田-福岡、成田-新千歳が運休します。

また国内線に暫定就航している国際線機材のボーイング777-200が2023年度上期で退役し、777-200は全機退役します。また北海道エアシステムが4機目のATR42を導入することを決め、10月以降就航する予定です。これに伴い道内路線が拡充されることになっており、今のところ丘珠-女満別(2往復)、-函館(1往復)、-釧路(1往復)の増便が予定されています。


[全日空]
運休していた成田-新千歳を再開します。また伊丹-松山、中部-松山、福岡-那覇をそれぞれ1便増便します。このほか岡山-新千歳が通年運航に復帰します。

一方で中部-新潟が運休、伊丹-福岡、中部-秋田・仙台・熊本、仙台-新千歳が減便となり、中部-宮崎が8月のみの期間運航に変更されます。


[そのほか]
FDAが中部-高知を新規で就航し、中部国際空港に初めて乗り入れます。また夏季限定の丘珠-静岡・松本も引き続き設定されます。一方で神戸-新潟がGWのみの季節運航化されます。

また新潟のトキエアが新潟-丘珠間での就航を予定しています。


JALは季節運航含め沖縄や奄美での細かい需要調整が目立ちます。またHACの4機目は女満別線に重点投入して2→4往復化しますので、劣勢の目立つJR北海道の石北本線はさらに追い詰められることになりそうです。他社含め丘珠空港の発着便が充実し懸案の滑走路延伸の追い風になりそうです。

一方の全日空は中部空港発着便の需給調整が目立ちます。逆に言えば現状上手くいっていない証であり、抜本的な見直しが必要なのかも知れません。
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