JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2013-09-07 | シャック便り

[JR北海道がダイヤ改正で特急の減速と減便を実施]
車両トラブルの相次いでいるJR北海道は、11月にダイヤを改正するそうです。この改正により釧路・函館方面を中心に特急の減便や編成の短縮を行い、さらに車両へのダメージを減らすことを目的に運転速度を最大で20km前後落とすとのことです。

なおトラブルを起こした車両はいずれも札幌駅近くの車両工場に留め置かれた状態が続いており、復帰できていない模様です。

 
[JAL/ANAが国内線冬ダイヤを発表]
JAL/ANAとも国内線の冬ダイヤを発表しています。いずれも今年の夏ダイヤの修正がメインのようです。

JALグループでは羽田発着で伊丹・札幌・出雲便をそれぞれ1往復増便しています。羽田-伊丹の増便分はボーイング737のようです。

伊丹発着では伊丹-福岡線が1往復減便されます。1日2往復と極限まで削られて乗客が離れてしまい、今年春の増便が十分に浸透しなかったようです。

このほかJTAの那覇-岡山線が期間を限って1往復増便となっています。意外にもこの路線の搭乗率はJALグループでも上位をキープしており、全国で2位となったこともあります。岡山側から増便を求める声が根強く、今回の対応となったようです。

ANAグループでは羽田発着では函館・釧路線を1往復ずつ減便し、広島・徳島を1往復ずつ増便しています。1日1往復となった羽田-釧路は旧JASが長年強かった路線で、なかなか食い込めなかったようです。あるいは事実上の子会社となっているAIR DOに任せるつもりなのかも知れません。

伊丹発着では福岡・秋田が増便され、仙台と今年春に増発した伊丹-那覇線を1往復削減しています。伊丹-那覇線は「増便」として大々的に宣伝したものの、運航便が期間によって変わる猫の目のようなダイヤで利用しづらかったものと思われます。

 

[ゆいレールが1日乗車券を値上げ]
沖縄都市モノレール(ゆいレール)が1日乗車券・2日乗車券を値上げすることになりました。11月1日発売分からで、1日乗車券が600→700円、2日乗車券が1,000円→1,200円となります。

現在は初乗り(隣の駅までは100円なので2つ先の駅)が220円ですから24時間以内に3回乗れば1日乗車券の方がお得ですが、値上げ後は4回目で元が取れることになります。

同社では一昨年普通運賃を値上げした際にこれらフリー乗車券の価格を据え置き、さらに1日乗車券の有効期間を暦日から「最初に改札を通ってから24時間以内」に改めたため以前よりもお得感が増していました。福岡市営地下鉄の「エコちかきっぷ(500円)」と並んで使い勝手がよく元が取りやすい乗車券でしたので致し方ない面もあるでしょう。

なお、いずれの乗車券も買い置きができますから10月末までに買っておけば値上げ後も利用可能です。

 
[ゆいレール・沖縄本島の路線バスにICカード導入へ]
ゆいレールと沖縄本島の路線バス4社(琉球バス・沖縄バス・那覇バス・東陽バス)が共同でICカード乗車券を導入することを決めたようです。2014年度のスタートを目標としているとのこと。

2015年からは電子マネー機能を追加し買い物での決済も目指すとのことで、福岡都市圏でのnimoca(西鉄)のような存在を目指すようですが、残念ながらsuicaをはじめとした本土のICカードとの共通利用は考えていないとのことです。

正直言って共通利用ができないICカードでは観光客には厳しいと思います。

コメント
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