ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

「風立ちぬ原画展」の感動と 「風立ちぬ」の失望

2013-08-02 | 映画 DVD TV
事の発端は、友達と待ち合わせの時間までにまだ一時間あったこと。

どうやって時間をつぶそうかと思ったら、ふと目に入ったポスター。



映画「風立ちぬ」の原画展でした。

あ、ちょうどいいや、映画も見ようと思ってたし、と気軽に入りました。

平日の夕方だったのに、すごい混雑。

そして、とても見ごたえがあったのです。

宮崎駿監督の絵コンテとかキャラクターデザインもよかったけど、なんといっても背景にうっとり。

思ったより小さいサイズで、細かく書き込まれた昭和の風景は、まるで箱庭かミニチュアみたいで、職人芸でした。

軽井沢のホテル、療養所、どこかの離れ、主人公の生まれた家、下宿、学校、などなど、どれもどれも素晴らしく美しい「背景」でした


それで・・・期待しすぎました・・・・

その後、しばらくして映画を見たのですが・・・・だめでした・・・・

レビューを書こうにも書けないぐらい、だめでした・・・・

バッタリ倒れて、しばらくもがいて、やっと起き上がって、ぽつぽつ書いてみます・・・




(以下、映画の内容に触れています。未見の方、ご注意ください。

内容を、酷評しています。

この映画のファンの方は、気分を害されるかもしれません。

これはjesterの個人的意見ですので、どうぞスルーなさってくださいませ



               






宮崎駿監督の作品には2種類あると思う。

観客が楽しめるように見せ場をいっぱい盛り込みつつ、観客のために作った作品の中に、少しずつ自分の好きなことをこっそりと盛り込んでいく作品。(例、となりのトトロ、ラピュタ、ナウシカ、もののけ、etc.)

多分宮崎氏的には不本意な、子供の客に媚びなくてはいけない、食べるためにこなす、もしかしたらある部分「やりたくない仕事」。


そして、今回のように、観客のことなど考えず、自分の好きな世界を思う存分描いちゃう「本当にやりたかった仕事」

だから見る人を選ぶんでしょうね~
飛行機大好き、女は男の足手まといにならないよう美しくなくなったらそっと消えるようであれと願う宮崎氏の『ロマン』に共感する人を。


私は選ばれませんでしたわ。ははははは。



飛行機の設計に没頭してる男、堀越二郎。

幼少期、空を飛びたいと憧れていた彼は、視力が悪く、操縦士にはなれないかもしれないと思っていた。

そして雑誌で読んだイタリア人飛行機製作者カプローニと夢の中で出会い、自分の将来の夢は飛行機を設計することだと確信する。

この辺はよかったのです。
飛びたいという気持ちが伝わってきました。

緻密に描きこまれた背景も画面も期待していた通りだし、音楽もよし。



でも大きくなって出てきた堀越君登場の、列車の中のシーンでまず声でのけぞる

学生なのに、おっさんの声だよ? すごい違和感!!!

・・・・         

しかもメリハリもなく、通る声でもなく、美しくもない、若さが感じられない、男性にしては高いぼそぼそ声。

庵野秀明監督を主人公の声に選んだのは、「宮崎氏が思うに庵野秀明氏がエヴァンゲリオンなど自分の好きなことだけをして『正直に生きた』人だから」、とどこかで読んだけど・・・

あの声があの棒読みの感情のこもらない素人の演技が、商品としてお金が取れるものだとは思えなかった。

プロのアニメ声優の喋り方は私も嫌いだけど、せめて俳優を使って欲しかったな。


しかし・・・・・・・・・・
ここは100歩譲って・・・
・・・10000歩譲って我慢するとしよう。



理解ある恵まれた家庭に育ち、才能もあり、鳴り物入りで就職し、職場でも大切にされ、外国に留学し、
「この飛行機の一つの部品で何百人もの餓えた子供が救われるね」といいながら、餓えた子供たちは横目で見て、ひたすら軍で使われる戦闘機を作る。

自分は人殺しの飛行機なんか作りたくない、ただ空を飛ぶことにあこがれるんだ!!
と言われても、作っているのはあくまで戦闘機ですよ。

時代がそうだったとはいえ、結果的にはたくさんの人を殺す戦闘機を設計しているわけです。

理由は「美しい」から。
空を飛ぶものの美しい姿に、ただただ憧れる。

そこに自分の作り出したものが奪う命の尊さを思う気持ちはない。

自分が暮らしている現実社会が病んでいることを知っていて、見て見ぬふりで自分の夢だけを追い、自分の美しいと思うものが人を殺す武器になると知りつつ、それをのほほんと追究し続ける青年に、どうしても共感できない。

その苦悩や葛藤が、伝わってきません。

「機関銃を積んでいなければ」なんていうなら、最初から作らなければいい。

一瞬で何人も殺せる機関銃を作る人、高性能の戦車を作る人、巧妙な地雷を作る人、子供が引っかかるようにぬいぐるみやお菓子のパッケージの中に入った地雷を作る人、たくさんの人間を殺し建物などは残るように広い範囲に放射能が散らばる兵器を作る人、そして原爆を作る人。

そしてそれらの武器を使って人を脅し、自分の思うようにしたいと思う人。

みんな同罪です。

「そんなものを作るのは嫌だ、人間を殺したくない」と思わないから作っているのでしょう。
いろいろ言い訳をしても、そんなものを作る人たちは使う人と同じにやはり罪深いのです。

私たちが「原爆を作ってしまった科学者」に望むように、二郎は「戦闘機を作らない勇気」を持って、違う道を歩くことはできなかったのだろうか。
(実際、第二次世界大戦中のアメリカの対ナチス原爆開発プロジェクト「マンハッタン計画」にかかわっていた科学者の中で、ナチス降伏のあと抜けた科学者が一人いたと聞きます)

今は「時間がない」婚約者に連れ添って、そのうち平和になってから自分の好きな「飛行機」を作ればいい。
少しでも餓えた子供を救ってから、平和利用できる飛行機の部品を作ればいい。

jesterだって、ブルーインパルスをみたら思わず「かっこい~~!!」と叫んでしまいます。
男の子が飛行機や電車や大きな動くものに理屈なしに惹かれるというのも知っています。

知っていてもなお、「違う選択があったのでは」と思ってしまうのです。

「違う選択」ができなかったことへの「後悔の想い」をテーマにすえているとしたら美化しすぎでしょう。

そんなこんなで、画面は美しく古い時代を髣髴とさせる小道具にも凝っているけれど、それに酔いしれられなかった。



そしてもう一つのストーリーラインとして描かれるのが菜穂子とのラブ・ストーリー。

電車の中で出会った二人が関東大震災に会い、菜穂子は二郎に助けられる。
その二人が避暑地で再開し・・・・という話なんだけど・・・、なんか入り込めない

まず、危ないところを助けてもらったから惚れた、というには二郎に魅力が乏しい。
いい人に思えるけど、それだけ。
誰に対しても穏やかでいい人だけど、一枚ベールの向こうにいるようで、どこまで行ってもまじりあえないもどかしさが付きまといます。

その上、次郎の声が・・・・(そこか)

男性の魅力のうち、高いパーセントを占めるものに声があると思うjesterとしては、あんなぼそぼそと抑揚のない喋り方をする声の男には惚れません・・・・

(堀越二郎の声を、今回脇役の本庄季郎の声をやっている西島秀俊がやったら、少しは良かっただろうに)


二郎は菜穂子のどこに惚れたのだろう。
それもあまり伝わってこない。

「美しい」から? 
それとも「絵を描いているから」? 
「なんとなく手を差し伸べたくなるから」?
「テラスで紙飛行機をみてぶりっ子っぽく肩をすくめるのがかわゆいから」?

いやいや、男性にとって「美しい」女性とはそれだけで惚れる価値があるものだ。
それ以外に女性に何がある?という男性もいるだろう。
まあそれはそれでいい。

けれど二郎ときたら、菜穂子が結核で死にそうなのに同じ部屋にいて「タバコ吸いたい」。

菜穂子が一緒にいたいがために、手をつないでいたいために、「ここで吸っていいわ」というと、なんと
「じゃ」といって同じ部屋でたばこを吸い始めるのです!!!!

ありえない!

jesterはタバコは吸いません。チョイスがあるなら禁煙席のあるレストランを選びます。

ほかの人が自分で健康リスクなどを知って吸うのならご自由に、と思っております。
(しかし自分の吐いた煙がぶわ~~っと他人のほうに流れようと全く気にしていない喫煙家には
「吸ってもいい。吐くな」と言いたいといつも思っておりますが・・・)

しかしさすがに肺病を患っている重篤な病人のいる部屋では、どんなに吸いたくても、吸ってもいいといわれても、そこはぐっとこらえるのが愛のある行為なのでは?

いや、愛がなくても、常識的に肺を患う病人のいる部屋でタバコプカリはないでしょう。
せめて彼女が寝付くまで吸うのを我慢できないのですか?
(いや、愛煙家とはそれができないものなのか、わかりませんが)

それまでも、映画のいたるところで、時代錯誤のタバコ吸いまくりが気になるこの映画ですが、ほんとにこのシーンでしらけました。

あ~~、二郎は菜穂子のことを愛してなどいない
こいつ、いいやつに見えるけど、実は心の底では他人には無関心な奴なんだ。

何度も繰り返して彼が彼女に言うように「美しい」からそばに置いて愛でたいだけ。
お互いをいつくしみ合って末永く一緒に暮らしていこうとは思っていない。
ただ今一緒にいられればいいと思っている。

美しい花を手折って花瓶に入れるのと同じ。
手折って花瓶に入れれば、しばらくは眺めて香って楽しめるが、いつかは枯れるものを。

だから病気で療養所を抜け出してきても、療養所に返しもせず、付き添って看病もせず、朝「言ってらっしゃい」と言われて好きな仕事に行き、夜遅く帰ってきて「お帰りなさい」と迎えられて、一緒に夜を過ごすためだけに、そばに置いている。

当然相手がどういう状況でも、いいといわれたらタバコは素直に吸うわけだ。
そのことに疑問など感じない。罪悪感もない。

その間女は治療も受けず、顔色が悪いのを化粧をして美しく見せ、どんどん苦しくなる胸を押さえ、だるくなる体を床に横たえてじっと待ってるだけ。
「あなたの~~せめておそばにいたいから~~」というなよやかで守りたくなるんだろう女性像。
それに甘えきっている男。

そして、その女は、病気が本当に重くなって自分の枯れ時を悟ったら、一人で療養所に帰っていく。

美しいところだけ見せて、去っていく女。

それを追うこともなく、看病もせず、看取りもせず、一人で死なせて、自分の好きなことに没頭している男。

「すまぬ、おれにはやることがあるんだ」・・・


これって・・・・男のロマンじゃなくて・・・男の妄想だよなあ・・・・


なんか全編に、あたりかまわずタバコを吸い、家庭を顧みず自分の好きなことをやり続けた年取ったメガネ男の独りよがりの妄想が満ち溢れているような気がして、しらけてしまいました。

二郎と宮崎氏の姿が完全に重なり、度の厚いメガネをかけ、タバコのヤニ臭い息を吐きながら自信満々に話す『男のロマン』をとうとうと2時間6分も聞かされた感じ。

お尻が痛いし、眠たかったし、トイレも我慢したし・・・・
しかも時々は自分の話に、感涙にむせびながら話されちゃいました・・・
(見てる時号泣したって記者会見でいってましたもんね、宮崎氏。)

違和感ある主人公の声もそうだし、この妄想ストーリー展開も、タバコ賛美も、心ある人なら気が付くはずなのに、今や宮崎監督に面と向かって意見がいえる人は、ジブリにはいないのだろうなあ・・・
(どこぞの球団のワンマン会長をおもいだしました・・・・)


それもこれも、宮崎氏がこれまで築いてきたものが大きいからこそ、こんな妄想も映画にして公開できる力を持っているわけで。

耐えがたきを耐え、忍びがたきをしのび、今「俺が嫌なら見に来るな」と言える権力を持ったからこそ、こういう映画をそれも子供がジブリ映画を楽しみにしている夏休みに公開したりするんでしょうね。

キスシーンや初夜シーンまであるアニメを、子供が来るとわかっていて、確信犯的に集客力が見込める夏休みに公開する。
(早くも収益「100億円越え」の声もあるとか。成功しましたよね、この点で)

トトロやポニョが大好きで、また楽しい映画を見られるかと映画館に行った子供はどんなにつまらなかっただろう・・・



しかも、この震災のあとの傷の癒えぬ時期に関東大震災を題材にし、取り立てて描写する冷淡さが嫌です。

ポニョの時の嵐の海も、今見ると東日本大震災の津波を思い起こさせてぞっとするけれど、あれは大震災が起こる前に作られていたものだから仕方ないと思います。

けれど、恐ろしい地震で家族や大事な人を亡くし、心に大きな傷を負い、早く忘れてその傷をいやし、前に向いて歩きだそうと日本国民全員が思っている今というときに、なぜまたこれ見よがしに地面を轟かせ、建物を壊し、人の生活を嘗め尽くす炎を描いて、恐怖の地震の風景を見せつけるのだろう。
そんな必要があったのか?

これを見た被災者はどう感じるのだろう。

それを宮崎氏はどう思っているのだろう。
(きっと二郎のように、思いつきで自分が買った菓子パンを差し出したりするものの、拒否されたら横目でみているだけなんだろうな)

地震を体験してない人は「地面が跳ねるような表現がすごい。人間のうめき声のような地鳴りがすごい。火が飛んでくる様がすごい。」と評価するかもしれない。
(どうだ、すごいだろうという宮崎氏の心の声が聞こえる)

でも私たちには、まだ痛すぎる
少なくとも私には時期尚早と感じられました。


もしかして、大震災の悲惨さと大震災後の復興の様子を見せて、それを希望の光にしようとしたのかという人もいるかとも思うが、それが零戦の墓場、第2次世界大戦の悲劇につながっていくのでは、その意図を遂げていると思えません。

それどころか零戦の墓場を踏みしめつつ、人類に「希望はない」、といっている気がする。
「それでも、『生きねば』」と。
なんと冷酷な言葉だろう。

ナウシカの原作を最後まで読んだ時も感じた、宮崎氏の暗い諦観を感じる。

というわけで、見終わった時、「これが宮崎氏のほんとに描きたいテーマだったのね~」と、ぼお~~っとなってしまいました。

トトロやポニョで優しそうにおどけてたけど、これもこの人の本質の一部だったのだな、と。
女子供が喜ぶような、がんばる女の子の話も描いてきたけど、こんなことも考えているのだな、と。

私は決してアンチ宮崎監督ではなかったのです。
というか、映画が公開されれば必ず見ていたのですから、ファンとまでは言えなくても、気にしている監督の一人でした。
考えればDVDもほとんど全部持っていて、セリフも覚えていて良くものまねするし・・・
(やっぱりファンだったのだろうか。)

考えてみると、原画展で感動したとか、予告編につられたということもあったけど、それ以前に、この映画も宮崎監督の作品だから、と思って期待して見に行きました。

しかし今後はそういう判断基準はもう使わないと思います。
限りあるわたくしの時間とお金を無駄に使わないように気をつけなくては。


長々と書いてしまいましたが、これは私が感じたことで、彼の『ロマン』に共感できる人はいると思う。
理屈抜きで飛行機にあこがれてしまう人、無私で自分に尽くしてくれて足手まといにならない美しく嫋やかな女性との恋愛を夢見る人・・・etc.

そういう人にはこの作品は「宮崎氏の最高傑作」なのかもしれません。


私はどうしても共感できなかった、という話でございました。      



こんな私の『妄想』を、最後までお読みいただいて、ありがとうございます







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18 コメント

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実は観てはいません (ik-akira)
2013-08-02 19:38:11
 jesterさんにしては、ものすごく凄く熱いコメントですね、感動しました、タイトルにも書きましたけど観ていない映画なんですけどね、ちなみに僕もタバコ 吸いますけど結核の愛する女性の前では絶対に吸いません、彼女を一人で療養所に返すことも絶対にしません。

 前から思っていたのですが、もしかしたら宮崎監督は恋愛経験がないのかもしれない、描く女性が優等生ばかりでつまらない。

 堀越さんの話も jesterさんの平和に対する思いが伝わってきます、同じジブリの高畑監督の『火垂るの墓』をもう一度、観てもらいたいですね(宮崎監督に)。

 すいませんまとまりのないコメントで (- -;)
返信する
ik-akiraさん♪ (jester)
2013-08-03 09:17:42
ik-akiraさん、いらっしゃいませ~♪ いつもコメント、ありがとうございます~

>jesterさんにしては、ものすごく凄く熱いコメントですね、感動しました


いや~~(冷や汗
そういうコメントがいただけてうれしいです。
もともとネガティブな記事を書くのは本意ではないので、どの本も映画も、「いいところにスポットを当てて書く」のを良しとしています。
あまりほめるところがないものは基本的にスルー。

でも今回は、夏休みに、あんなCMを流して人を呼んでおいてこれを見せるのは詐欺ではないか、と思い、書いてしまいました。


>タイトルにも書きましたけど観ていない映画なんですけどね、ちなみに僕もタバコ 吸いますけど結核の愛する女性の前では絶対に吸いません、彼女を一人で療養所に返すことも絶対にしません。


こういう行為が、二郎がしたことですけど、実は宮崎氏が当然と思っていることなんだろうな、それを主張しているのだろうな、と思える作りでした。


> 前から思っていたのですが、もしかしたら宮崎監督は恋愛経験がないのかもしれない、描く女性が優等生ばかりでつまらない。

男性から見るとそうなんですね。
私は今までの登場人物の女性は結構好きだったんです。宮崎氏は女性的な感性があるなとまで思ってました。
でも今回のを見て、今までは女性に媚びていただけで、彼の本心はこういう女を求めているんだなとわかりましたわ・・・


> 堀越さんの話も jesterさんの平和に対する思いが伝わってきます、同じジブリの高畑監督の『火垂るの墓』をもう一度、観てもらいたいですね(宮崎監督に)。


自分の作ったものでたくさんの人が死んだ。
搭乗員も、攻撃を受けた人も。そういう痛みが感じられないのです。
飛行機が好きなんだから作って何が悪い、と開き直ってる感じ。きっと戦車を作る人も、地雷を作る人も、爆弾を作る人も、機関銃を作る人も、原爆を作る人も、同じ感性なんだろうな。
そういう人を賛美することは、自分の意思とは合わないので、この映画とも合わない、と思いました。

>すいませんまとまりのないコメントで (- -;)

いえいえ!
こんなコメントのつけにくい記事にコメントくださって、とても感謝しております。
きっと通りすがりの人から怒られるだろうなと覚悟していたので、ik-akiraさんに最初にコメントいただいて、とてもほっとしています。
ありがとうございました!
返信する
いえいえ (ik-akira)
2013-08-03 11:50:03
 ただ男の子てのは、飛行機とかあこがれるんですよ、たとえ人を殺す道具だとしてもね、僕も子供のころ田宮模型の1/35シリーズを嬉々として作っていました(第二次世界大戦の戦車とかです、それもドイツ軍のものがほとんど)

 歴史の事実を知れば知るほど恐ろしい気持ちになりますけど、男の子のほとんどがそういったものにあこがれを感じるのも事実なのです。
返信する
Unknown (アリエル)
2013-08-03 15:21:17
アニメは全く興味がないので、宮崎氏のものも見ていません。
これ賛否両論みたいですね。

それますが、男の人は、意外と戦争の兵器などが好きな方もいるようで、夫もそう。
戦車、飛行機、艦船など、映画でみて、すぐ名前をいえるほどです。
これは、いつのどの国のものとか性能がどうかとか?
いろいろ蘊蓄があるようで(^_^)

私には不可解ですが、しゅみたいなものです。

そんなもの好きで何でと思います(^_^)

女が可愛い物を好む事と似ているのか?
それとも強くなりたいからか~
だからと言って戦争になればまっさきに逃げると言ってますが(^_^)

不思議です。??
映画とは、はずれてますが。AKIRAさんのコメントを読んで書いてみました。
返信する
それで、いいと思います。 (絹さや)
2013-08-04 09:58:46
おはようございます。私は、管理者様のような感想を観た人に残すのが監督の狙いの1つだったような気がするのです。今、見ていたテレビでも監督は、「(主人公は)魅力の無いキャラクター」と話していました。私は、多分映画館では見られないので、こちらの記事をお読みして、
「よし、借りて考えよう」と思います。
返信する
やっぱりね・・・ (くっちゃ寝)
2013-08-04 11:25:18
お腹の大きなときに「となりのトトロ」を観て感動。
いつか子どもと一緒に観たいね~、と主人に話したときからジブリファンでした。
ナウシカも大好きだったし。
その後、新しい映画が上映されるたび家族で楽しみにしてたんです。

あれ?っと思い始めたのはハウルかな。
子どもたちと、原作ってこんなんだっけ?なんか違うよね、と言ったものの、
まあ、映画って原作どおりにはならないから、と納得していたのですが。
ゲドを観て、これはあまりにもひどい!全く別物やん!と怒り心頭(原作の大ファンなので)。
それ以来、ジブリの映画は観なくなりました。
ゲドは駿さんではなく息子さんの作品ですが、それでもあそこまで原作を無視して平気な
ジブリの映画作りの姿勢に嫌気がさしたのです。
それに、声優や俳優ですらない人に声優をさせるのも、聞きづらいし
話題づくりみたいで好きじゃありません。
描きこまれた背景の美しさや、カオナシなどのキャラのおもしろさ、ユニークさは大好きなんだけど。

ということで、この作品もともと観るつもりはなかったけど、かなりイラッとしそうなので
テレビでやっても観るのやめよ~と思いましたわ。
男のロマンでも、紅の豚はよかったのにね・・・
返信する
ik-akiraさん♪ (jester)
2013-08-06 21:52:12
ik-akiraさん、いらっしゃいませ~♪ またまたコメント、ありがとうございます~

>ただ男の子てのは、飛行機とかあこがれるんですよ、たとえ人を殺す道具だとしてもね、僕も子供のころ田宮模型の1/35シリーズを嬉々として作っていました(第二次世界大戦の戦車とかです、それもドイツ軍のものがほとんど)


わかります。
うちの家族Aもそうです。
今でも航空機の雑誌を毎月買っているし、少年の頃には戦記をいっぱい読んだと申しておりました。


> 歴史の事実を知れば知るほど恐ろしい気持ちになりますけど、男の子のほとんどがそういったものにあこがれを感じるのも事実なのです。


そうなんですね。
私にはそういうものへのあこがれはないので、この映画が楽しめなかったのだと思います。
返信する
アリエルさん♪ (jester)
2013-08-06 21:57:24
アリエルさん、コメントありがとうございます! いつもうれしいです♪

>アニメは全く興味がないので、宮崎氏のものも見ていません。
これ賛否両論みたいですね。


映画サイトのレビューを見ても、星1つと星5つとに分かれてます。星5つはかなりステマもあるかなと思いますが、それにしても賛否両論ですね。


>それますが、男の人は、意外と戦争の兵器などが好きな方もいるようで、夫もそう。
戦車、飛行機、艦船など、映画でみて、すぐ名前をいえるほどです。
これは、いつのどの国のものとか性能がどうかとか?
いろいろ蘊蓄があるようで(^_^)
私には不可解ですが、しゅみたいなものです。


実は、上でも書きましたが、うちの夫も戦闘機が大好きで、入間基地の航空ショーとか良くに見に行くし、雑誌も毎月買ったりしてます。


>そんなもの好きで何でと思います(^_^)
女が可愛い物を好む事と似ているのか?
それとも強くなりたいからか~
だからと言って戦争になればまっさきに逃げると言ってますが(^_^)


周辺諸国のことに関してもニュースを聞いていて「自衛隊でせめればいい」とかよく言ってますよ、うちの夫は。
ま、自分で行くつもりがあるかどうかは知りませんが・・・

男の血の中に戦いに駆り立てるものが本能的にあるのでしょうか・・・?


>不思議です。??
映画とは、はずれてますが。AKIRAさんのコメントを読んで書いてみました。

ほんとに不思議ですね~
返信する
絹さやさん♪ (jester)
2013-08-06 22:00:17
絹さやさん、コメントありがとうございます! いつもうれしいです♪

>おはようございます。私は、管理者様のような感想を観た人に残すのが監督の狙いの1つだったような気がするのです。今、見ていたテレビでも監督は、「(主人公は)魅力の無いキャラクター」と話していました。


そうなんですね~
「魅力のないキャラクター」を主人公に持ってくるあたりが、監督の自信を表していると思います。
また、そんな「魅力のないキャラクター」に命をささげる女性がいるというのに憧れる男性もいるのかと思います。

>私は、多分映画館では見られないので、こちらの記事をお読みして、
「よし、借りて考えよう」と思います。

わたご覧になった時にでも、感想をお聞かせくださいませね。
返信する
くっちゃ寝さん♪ (jester)
2013-08-06 22:05:33
くっちゃ寝さん、コメントありがとうございます! いつもうれしいです♪

>お腹の大きなときに「となりのトトロ」を観て感動。
いつか子どもと一緒に観たいね~、と主人に話したときからジブリファンでした。
ナウシカも大好きだったし。
その後、新しい映画が上映されるたび家族で楽しみにしてたんです。


わ~~私もおんなじです。
うちの子供なんて、ジブリにこもりしてもらって育ったようなもんです。


>あれ?っと思い始めたのはハウルかな。
子どもたちと、原作ってこんなんだっけ?なんか違うよね、と言ったものの、
まあ、映画って原作どおりにはならないから、と納得していたのですが。


ハウルの原作はすんごく読みづらくて、苦労した覚えがあるので、原作との差はあまり感じませんでした。


>ゲドを観て、これはあまりにもひどい!全く別物やん!と怒り心頭(原作の大ファンなので)。
それ以来、ジブリの映画は観なくなりました。
ゲドは駿さんではなく息子さんの作品ですが、それでもあそこまで原作を無視して平気な
ジブリの映画作りの姿勢に嫌気がさしたのです。


ゲドは公開前から親子の確執とかが言われていて、見る気が起きず、テレビでやってるのを見たくらいです。


>それに、声優や俳優ですらない人に声優をさせるのも、聞きづらいし
話題づくりみたいで好きじゃありません。


どうも声優のアニメ独特の喋り方が気になるのですが、それにしてもあの声にはどうしてもなじめませんでした。
最初に聞いたときびっくりして椅子から落ちそうになりました。ほんとに。


>描きこまれた背景の美しさや、カオナシなどのキャラのおもしろさ、ユニークさは大好きなんだけど。


背景はほんとに美しくて…
ジブリのスタッフはほんとにいい仕事していると思います。


>ということで、この作品もともと観るつもりはなかったけど、かなりイラッとしそうなので
テレビでやっても観るのやめよ~と思いましたわ。
男のロマンでも、紅の豚はよかったのにね・・・


私も、テレビでやっても見ないかも。
こないだのラピュタは見たのに・・・
返信する

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