ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

デヴィッドさん、ジェリーと共演!?

2005-09-30 | 映画 DVD TV
9月28日に書いたショーンのシャープの記事にコメントを付けてくださったemilyさんが「デヴィット・ウェナム(ロードでファラミアの役をやった方です)さんがジェラルド・バトラーさんと共演」というお話をしてくださったので、大慌てで調べてきました。
(emilyさん、教えてくださってありがとうございました)

友達(DDさん、読んでないと思うけど、ありがとうございます)に聞いたり、ネットで調べたりした結果、この話の大元は こちら のサイトで、Ring*Conをデヴィッドさんがドタキャンしたという記事から発しているようです。

9月26日に「Cancellation David Wenham」と題して載っている中に、Ring*Conをドタキャンした理由について、

I have now spoken with David Wenham in Montreal, and despite his best efforts and ours, he will not be able to attend RINGCON in Bonn in October. David is personally devastated that he can't be there to meet with all his fans, and keenly shares the disappointment in not being able to attend. It is extremely, unfortunate that due to the intense physical preparation and training for his role in "300" that he is unable to travel to Bonn.

とあります。

「いま、モントリオールにいるデヴィッドと話したのですが、彼と私たちの必死の努力にもかかわらず、彼はBonnで10月に行われるRINGCONに出演することはできないでしょう。・・・・・中略・・・・これはとてもアンラッキーだけれど、彼が”300”でやる役のための激しい肉体的準備とトレーニングのために、彼はBonnに来ることができなくなってしまったのです。」

わお!「300」ですね!! コスチュームものですか!!!
3$に引き続き、3に縁のあるデヴィッドさん。

ImDbなどでこの映画の情報を見ても、今のところ、デヴィッドさんが出るとは書いてないのですが、これが本当になったら嬉しいです!


ところでこのドタキャンでこの記事を書いた人は相当怒っているようデス。
だって、サインのためのクーポンとかも売っちゃってた後だったので、それの払い戻しもしなくちゃいけないし。
で、

OR, you can exchange that money for our replacement guest (if we find one in time).

「そのクーポンに払ったお金を、代わりに呼ぶゲストに使うこともできます。
(もし私たちが代わりのゲストをちょうど時間に間に合って見つけられたら・・・)」        

う~~ん、現場のどたばたが分かるようだわ。
かわいそうに・・・・・。


カルロス・ゴーンさんのこと

2005-09-30 | 読書
日進ワールドデリカテッセンのことを書いていて思い出したのですが。

あそこは各国の大使館に近いし、海外から赴任してきている方が住んでいる高級マンションが多いということもあって、買い物客は圧倒的に海外の方が多いのです。
買い物をしていると、時々日本ということを忘れるほど。

(朝の通勤時、日比谷線に乗っていると、広尾~神谷町あたりで乗ってくるサラリーマンはみんな青目ですよね・・・・。あの辺は普通の真っ当な日本人サラリーマンはほとんど住めませんもの。日本人で住んでいる人は運転手付き社用車でご出勤でしょう・・・・)

日本で暮らしている有名な方をお見かけすることもあります。
もちろんプライベートな場で失礼ですから基本的にスルーです。
見て見ぬふりが原則。  

でもって、ある日のお買い物で、奥にあるベーカリーショップでペイストリーを物色していたのです。(ちなみにここのパンは私はあまり好きじゃないのですが)

すると、黒髪の白人の女の子が人の前にぐいぐいって割り込んでくるんですね。

10歳ぐらいかなあ。
私が買い物してたのに!! 割り込むな!!
なんてしつけがなってない子なんだ!
親は出てこい!  

と厳しいビーム光線を出して店内を見ていると、お父さんらしい人がたしなめるような声で女の子を呼びました。

ん?? この鷲鼻・・・・この鋭い視線・・・・この物腰・・・・
どっかで見たことある??

         


ぎゃああ、カルロス・ゴーンだ!!!

実は↓この本を読んだばかりだったのです、その時。

4478321000ルネッサンス ― 再生への挑戦
 

プロジェクトXの100倍面白かったですだ。なんしろ6800億円の赤字を3300億円の黒字にしちゃった豪腕雇われCEO。
当たり前のことを当たり前にやろうとするといろいろな障害がでてきちゃう日本で、それをすっきりやってしまった男。
かっこよすぎですだ!!

その生い立ちからどうやって学んできたかが、彼なりの言葉で分かりやすく語られて、ビジネス書はほとんど読まないわたしが、夢中になって読んでしまった本だったのです。
その視点の高さ、真摯な生き方にすっかり感動して
「この人を道路公団に投入しよう! いや、このさい日本の総理大臣をやってもらおう!!」(・・・日本人じゃないから・・・被選挙権ないし・・・)と言って歩くほど大ファンになっていたのでした・・・・・・・。


あわてて、お肉売り場でステーキを切ってもらっていた家族Aに駆け寄り口パクで
 (・・・あそこに!!! カルロス・ゴーンが!!!)
といったのですが、家族Aは
「日産の社長が自分で食料品の買い物に来ると思ってるの?」
といって本気にしません・・・・。

でもでも、あの鉤鼻、あの子供をたしなめた鋭い視線、どう考えてもカルロスさんじゃないかなあ・・・・・。とめちゃくちゃ後ろ髪を引かれつつお買い物をしてました。でも見失ってしまったのです。

で、しょぼしょぼとレジに並んだら、どっかで見た女の子が前の人にまとわりついてる・・・・・そう、偶然彼の後ろだったのです。

娘と夕食のお買い物。買ったものを見ると普通の食料品。(詳細はプライベートなのでカット)

やっぱり違うのかなあ。他人の空似?? でも似てるけど・・・
とちらちら見ながら家族Aをつつく。
家族Aはこういう失礼でミーハーなわたくしが嫌いなので、怒った顔でにらみます。しゅーん・・・・ 

で、レジを済ませて1Fに行くと、ちょうど彼の車はうちの車の横に止まってました。

それを見て家族Aも

(あわわわわ・・・やっぱり、本物のカルロスだ!!)と口パク。

そこで私も気がつきました。

彼の乗っていた車が○ェアレディZだったんです・・・・しかもナンバーが「2・3」    ニッサンだ・・・・
(こんなこと書いていいのかなあ?・・・まあ、3年以上前のことなので、もう時効ですよね??)

これぞかの会社のCEOならではの愛車じゃありませんか??


まあ、ドイツ車なんかに乗っていたら怒られちゃいますよね。


ああ、スルーの原則無視して、サインをもらえばよかった・・・!!
 
いや、サインじゃなくても握手だけでもしてもらいたかったな~~

いやいや、握手とまでは行かなくても、
あの「親はどこだ!き!!」とにらんだときに、
せめて「Hello・・・」ぐらいいってにっこりしていれば・・・・・

と唇をかんで悔しがったjesterでした。

だって、だって、ご利益ありそうなんだもん。
本読むだけで、あんなに元気もらえて、やる気が出るんだから・・・・。




さて、この間、買った本なのですが、
4165030406日本の論点 2005カルロス・ゴーン
内橋 克人 田原 総一朗 文藝春秋


家族Bの大学受験の論文、面接対策に買ったのに、カルロスさんのところから読み始めて、私のほうがまたすっかりとりこに。

これを読むとなんか賢くなったような気がして(幻想)日本の抱える諸問題はすべて分かったと安心してしまう本です。
とってもためになるし、これから進路を考える高校生とか大学生必読だと思います。

というか、大人ならこのぐらい知ってなくちゃ。(わはは、えらそうに)

ま、jesterみたいに頭が軟化しちゃっている人間でも読めますし・・・・。


(本の画像はAmazonからお借りしました。)