ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

ハリポタ6巻読了・・・・・(ネタばれありません)

2005-09-26 | Harry Potter
ハリーポッターの6巻、Harry Potter and the Half-Blood Prince を昨晩ついに読み終わりました・・・・・。

夏に届いて以来、毎晩のお楽しみで、寝る前にぼちぼちと読んでいたのですが、さすがに最後はジェットコースターで100Pを一気読みしました。
もうどうにもとまらず・・・・・。

それから脱力状態で、ただぱらぱらと本をめくっては思いにふけり・・・やっと今頃になって一言感想を書こうかなという気になってきました。

読むのが遅かったので、もう読まれた方は沢山いると思いますが、和訳が出るのを待っている方もいらっしゃると思いますので、ネタばれはしません。
コメントを下さる方も、ご注意お願いいたします。
(ネタばれなしの感想は大歓迎です)

ハリーのファンサイトなどでネタばれOKの感想を書き込む掲示板などがあるようなので、もしそういうお話がなさりたい方がいらしたら、どうぞそちらにいらしてください。


で、ネタばれなしの感想なのですが。

26章から先、ずっと涙が止まりませんでした。  
まさかこういう展開になるとは、1巻を読んだときはまったく思いませんでした。

家族Bがずっとファンだったのですが、私は一貫して「ハリポタは底が浅い、子供向け」といってきました。でも、4巻、5巻から、だんだん大人向けになってきた気がします。
6巻ではまるで指輪物語のような展開になってきて、ものすごく感情移入してしまいました。
指輪物語との類似点も沢山あると思います。

しかしローリングさんはすごいなあ。
この才能は億万長者になる価値がある才能だわ。
うんうん。

そして、次の巻がとてもとても待ち遠しいです。
どう考えても明るい展開は望めないでしょうけれど、大人になったHarryがどう活躍していくのか、そしてラストがどうなるのか・・・・。
かなり思いつめて待つことになりそうです。



ハリケーン、Rita

2005-09-26 | a day of my life
最近CNNなどを見ていると、ハリケーンRitaの話題で持ちきりです。
アメリカというと、ダントツにお金持ちの国、というイメージがあるのですけれど、災害に弱い一面もあるようです。


ところで、Rita、Ritaという連発を聞くと思い出すことがあります。

イタリア人でRitaという名前の人に、初対面で紹介されたとき、ちょっと話していたら、

「日本人で私の名前をちゃんと発音したのはあなたが初めて。NYに住んでいたとき隣に日本人の一家が住んでいたけれど、全員が私をLitaと呼ぶの。何回直してもそうだったわ。」といわれました。

そう、日本人にはおなじみRとL問題です。
ソーダの「スプライト」だって日本でしか飲んだことがなかったら「Splite」って注文してしまいます。(これが「Sprite」なのよね・・・)

でもしょうがないよね、日本語にはRの音がないんだもん・・・・。


でも、固有名詞のはじめの音ですし、ましてや自分の名前。
ご本人としては、とても気になっていたようです。
ラテン系の言語圏の人なので、Rの音が強いのですよね。
(イタリアではRの音がかなり巻き舌っぽくなるのです)

実はそのとき私は、夏のイタリア旅行が目前で、突貫工事で友人のマリアグラーツィアにイタリア語を習っていて、この巻き舌に結構苦労してました。
特に単語の中でRが二つ続くと、最強巻き舌Rになるのです。
よおし、舌を巻くぞ~~と気持ちをこめて発音しないと許してくれません。

たとえばビールという意味の「birra」は
「びえrrrrrrら!」という感じです。 

だんだん慣れてきましたが、そのうち、調子に乗ってLまで巻き舌になってしまったりして・・・・。
長い文をしゃべっていると、Bella!がBerra!にMoltがMortなってしまうのです。

で、「そこはL!!」と直されて、頭がぐるぐる、混乱してしまう・・・・。
せっかく巻き舌できるようになったんだもん、もっと巻きたいよ~~ じたばた
(・・・結局RとLの区別がついてなかったんだね、自分。)


で、そんな最中に、マリアグラーツィアがイタリアなまりの英語で、プールサイドで出会ったRitaに紹介してくれたので、とてもRの音に敏感になっていたということもあり、
「r・R・r・ita」という具合に激しくRを発音したのでした。(張り切りすぎ)


今回CNNなどでRita、Rita、と良く聞くので、よいRとLの発音聞き分け練習になりそうですね。
まあ日本語のニュースでは「アメリカを襲ったLitaは・・・」といってますけれど・・・・。

RとLって、聞き分けられるようになると、まったく違う音なんですよね・・・・。



日本に来る台風は大型といっても普通は950ヘクトパスカル前後ぐらいだけれど
(この間の台風17号が965ヘクトパスカル前後でした。日本では伊勢湾台風が上陸したとき925ミリバール)
リタは最初898ヘクトパスカル、カトリーナも902ヘクトパスカルなんて時もありましたから、とても大きなものだったのですね。
気圧が低いと掃除機がゴミを吸い上げるように、潮位があがるらしいです。


今回はさすがに政府の対応が早いようですが、これ以上2次災害が広がらないことを祈ります。