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ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

風邪にご注意!

2005-10-16 | ENGLISH BOOK & STUDY
天候が不順で、私の周りにも風邪引きさんがたくさん。
皆様、どうぞお体をお大切に。

ところで、海外でくしゃみをすると、「Bless You!」って言ってもらうことがあります。

もとは「God bless you」=神の恩寵がありますように 

という意味の祝福の言葉ですが、転じて「あらら」みたいな意味を持ち、くしゃみのときは「お大事に!」という意味に使われてます。皆さん、ご存知ですよね。

さて、こういわれたとき、なんと返事をすればいいのでしょう?

そんなの知らないjesterが取った態度。

   へらへら笑ってごまかす。    


これしかありません。でも、アメリカ人のエリオットに聞いたところ、「それってちょっと失礼かも」だそうでした。

 「はくしょん !」
 「Bless you !」
 「Thank you !」


これでワンセット。「Bless you!」といわれたらすかさず「Thank you!」と答えておきましょう。 


ところで、人がくしゃみをしたら、必ず「Bless you !」といわなくてはいけないか。

これは必ずしも言わなくてもいいそうです。
でもみんな言ってくれるんですよね。口をそろえて。

知らなくても損しない、英語の知識でした。



やさしくて面白い英語の本、その2

2005-10-15 | ENGLISH BOOK & STUDY
この間、Raold Dale の本を何冊かご紹介したのですが、もう読んでくださった方がいらして、「面白かった」 と感想をコメントしてくださったので、喜んで調子に乗っています。


はじめは、簡単で短いFantastic Mr. Fox がいいかな、と書いたのですが、お読みになってくださった方は、どう感じられましたか?

児童書とはいえ、時々知らない単語が出てきますが、読み飛ばしても挿絵や前後の関係からストーリーを理解するには支障がないのではないかしらと思います。


これより簡単な英語で書かれている児童書というと、たいていは絵本になってしまって、ペーパーバックでは余りありませんが、ペーパーバックで、もっと簡単で、しかも大人の読書に耐えるものというと、

0679819460Marvin Redpost: Kidnapped at Birth? Louis Sachar

 
のシリーズがあります。

Louis Sachar さんって、とっても話を作るのがうまいデス。
先が気になるので、すらすら読めちゃうんですね。

このMarvinという赤毛の男の子が主人公のシリーズは、ファンタジーではなくて、現実の男の子が日常生活で直面する数々の出来事をコミカルに描いています。
ついつい、がんばれ~と応援したくなり、1冊読むと、次のも読みたくなってしまいます。

その1冊目のこの本は、自分が実は王室の生まれでは? と思い込んだMarvinのお話。笑えて、しかも後味が良いのデス。


・・・ただし、jester的には中の挿絵が・・・・・。

鉛筆で書かれた素描風のものなんですが、jesterは個人的にどうも好きになれません・・・・。とても硬い感じ。
これって、アメリカのセンス??
せっかく面白い話なのに、もうちょっと何とかならないかな~~と思っています。



たとえば、同じぐらいの平易な短いお話で、

0440414857The Ink Drinker
 

のシリーズ。

Marvin Redpostより単語は少し難しくなりますが、英語自体は簡単なので、それほど苦労はしません。

本屋さんの店番をしていたら、怪しい男がストローで何かを吸っていた。調べてみると、本が白紙になっていた・・・・・!というファンタジー。
子供向けのファンタジーですが、大人でも充分楽しめます。
しかも絵が綺麗。フォロンのような(いいすぎかな)モダンで美しい挿絵がついています。


これらの本は、英語からしばらく遠ざかっていたけれど、またちょっと思い出したいな、というときは便利です。
一日30分でも頭を英語に切り替える習慣をつけると、英語力をつけるのはそれほど難しいことではないと思います。


でもなあ、これって子供向けの本でしょ?
もっと大人向けで、しかも面白くて、やさしい本ってないのかな?
と思う方もいらっしゃるでしょう。

  あるんですよね~~、これが。
 

上にあげた本が読めるなら、ちょっとがんばれば、充分読めるだろうと思われる本がたくさんあります。

ただし、内容が大人向けですから、ちょっとエロ・グロが入る場合もありますし、挿絵なし、長さも長いので、最初は緊張なさるかもしれませんが、読み始めたら先が気になって一気に読んでしまえる、という本が結構あります。

もちろん、ネイティブの書かれた本にもそういうのがありますが、jester的ねらい目は、
  「英語を母国語としていない人が、大変な事件に遭遇して書いた本」
 
です。
英語でかかれていなくても、それをネイティブの方が訳された本だと、難しい単語が使われていなくて、しかも現実にあったことを書いているので、緊迫感があります。

今度はそんな本を(気が向いたら)(殴)、ご紹介しますね。


(本の画像はいつものようにアマゾンからお借りしました。)

雨の日は本を読もう

2005-10-10 | ENGLISH BOOK & STUDY
3連休はお天気が悪かった東京です。
でも、しとしと雨が降る休日に、窓辺に椅子を置いて読書、というのがしあわせなjesterでした。

さて、雨の日は本屋さんがお買い得! 情報ですだ。(東京ローカル話題ですみません)

10月2日の記事でLionboyの2巻目とPatricia CornwellのTraceが20%オフバーゲンだった、って書いた 青山ブックセンター なんですが、あれって突然のクローズからリオープンして1年経った記念・洋書、洋雑誌バーゲンだったんですね。(って、今頃気がついてるし・・・)

これは9月29日から10月2日までで、私はたまたまその最終日に通りかかってラッキーだったのですが、10月3日から10月31日までは 雨が降った日は洋書、洋雑誌20%バーゲンをやっているそうです。(詳しくは↑のサイトにあります)

20%OFFはでかいですよね。高い本を買おうと思っている方にはチャンスかも。
もし雨の日に六本木、青山、自由が丘(新しくオープンしたそうです)のへんにいらしたら、青山ブックセンターを覗いてみるといいかもです。


といっても洋書の売り場面積は紀伊国屋でもジュンク堂でも青山ブックセンターでもあんまり広くありません。
品揃えはやっぱり アマゾン が一番。
本は重いから自分で持って帰るの大変だし、本が綺麗だし、1500円以上買えば送料ただだし、で、最近はついつい和書もアマゾンでポチっとお買い物が多いjesterです。
洋書だとほかよりお値段も安いことが多いですし。

でも、日本のアマゾンで洋書の検索をかけても、うまく出てこないって言う経験ありませんか?

そういう時は一旦 アメリカのアマゾン で検索をかけて、ISBNを調べて、それを日本のアマゾンの検索に入れるとたいていヒットしますよ。
(アメリカのアマゾンで買うと、送料が高いので、日本のでオーダーしたほうがいいです)

アメリカのアマゾンは、ほとんどの本に最初の6Pぐらい中を読める search inside がついているのでそれも便利デス。(それで最初の部分を読んで満足する本もあります。(殴(殴(殴)

Charlie and the Chocolate Factory

2005-10-03 | ENGLISH BOOK & STUDY
映画について書いたので、ついでにこちらは原作についてデス。
前に「面白くて簡単な英語の本」の話をしたら、「そういうのを教えて欲しい」というコメントをいただきましたので、そういうテーマで書いてみたいと思います。
すべてjesterの個人的意見ですので聞き流し(読み流し、かな?)ていただけたら嬉しいデス。

0141301155Charlie and the Chocolate Factory (Puffin Novels)Roald Dahl Quentin Blake Puffin




原作の感想は以前にこのブログにも書いてまして、
「ネイティブなら小学生低学年が読む本で、難しい語彙もないけれど、はっきりしない単語を辞書で引くと結構な数になる。」なんてコメントをしていました。

これを読んだときは「学習意欲」に燃えていて単語を引きまくったんですよね。
(そのおかげで、今回映画をみたとき、細かい台詞まで全部聞き取れて、とっても分かりやすかったデス。)

たとえば「頭がおかしい、バカな」って言う意味に使われている単語だと、ざっと数えても

nutty, screwy, batty, dippy, daffy, goofy, beany, buggy, wacky, dotty・・・・・・

と、10個以上出てきます。一つ一つは難しい単語じゃないですけれど、それぞれちょっとづつニュアンスが違うし、勉強になるな~~と思いました。

この本、挿絵が多いし、薄くて、「映画を見たから読んでみようかな」と思って手に取られる方も多いのではないかしら、と思うのです。
多読で英語を勉強しようという方にも Raold Dale は結構お勧めです。
しみじみするようなお話というのではありませんが、彼はストーリーテラーです。
短くて可愛いお話が沢山出版されていて、しかもラストまでどきどきして読めるように、お話が作りこまれています。
辞書を引かなくてもイラストなどで類推しながら読めますし・・・・。


だけど、映画をご覧になった方は、Charlie and the Chocolate Factory から読まれるのは、う~~ん、どうかな~~とも思うのです。

だってラストがネタばれしてしまっている英語の本を読むのって、すごくつらくありませんか?

やっぱり、「最後どうなるんだろう」ってどきどきしながら読まないと、なかなか進まないし、途中でほおりだしたくなるんじゃないかしら。
少なくとも私はそうです。(あ、もちろん、そうじゃない方もいらっしゃると思いますけれど・・・・)

英語はよくわからないという方が Raold Dale を読まれるのなら、とても平易な英語で、お話もかわいらしい、

0141301139Fantastic Mr. Fox (Puffin Novels)
 

ぐらいからはじめられて、次第にもうちょっと長い、

0141304677James and the Giant Peach
 

などに進まれて、慣れてからだんだんに長いものを読むのがいいのでは?

しつこいですが、「映画で見たから」とか、「和訳でざっとあらすじを読んでから」というのは、jester的にはお勧めしません。
最後のおいしいラストがあるから、少しずつ読む楽しみがあるというもの。
どうせならわくわくしながら読みたいと思います。

もし英語の多読に使いたいなという方には、短編集の

067003665XThe Roald Dahl Treasury


なんていかがかしら?
値段はほかの本に比べるとちょっと高めですが、作品数が多いので結局安くつくと思います。イラストも綺麗ですし、詩なども載っています。


そして、もし、Roald Dahl がお気に召したら、小粋な大人向けの短編集もあります。
私は長編物でどっぷり浸かるのが好きなので、大人向けの短編はあまり読みませんが、

0679729917The Best of Roald Dahl
 

はどれもひねりが聞いていて、短くて読みやすいので、飛行機や病院などの待ち時間に読むのにぴったりでした。
ホラーの要素もありますので、そういうショートショートがお好きな方にもお勧めです。

(本の画像はAmazonからいただきました。)

ハリポタ6巻目、26章です。あと4章を残すのみ・・

2005-09-25 | ENGLISH BOOK & STUDY
ハリポタの6巻目、Harry Potter and the Half-Blood Prince  がやっと終盤に差し掛かり、26章を驀進中。

重くてもち歩きができないので、寝る前にベッドで読んでますが、最近展開が面白くなってきて、かなりはらはらして夜更かしします。

やばい・・・やばいよ~~ どっちもこっちもやばいじゃん?!
という雰囲気になってきました。どきどき。


しかしハリポタは本当に読みやすい。
英語のお勉強に読むのにもぴったりかも。

ある程度、ハリポタ用語(魔法用語?)に慣れてしまえば、難しい単語とか言い回しがなくて、そのうえ先が気になるので、ちょっと頑張って読めてしまう魅力があると思います。


最近、多読で英語の勉強をする、という勉強法がはやっているみたいです。
「100万語多読入門」 なんて本を本屋さんで見つけて読んでみました。

簡単にいうと自分のレベルにあった本を多読することによって、英語を楽に身に付ける、という趣旨で、その方法が詳しく書いてあります。

「文末からもどって日本語に訳しながら読まずに、文頭から理解しながら英語の順番で読む」というのは本当に大切だと思います。

日本語の語順が

   私は(主語)→その本を(目的語)→読みます(動詞)

なのに対して、英語は

   I(主語)→read(動詞)→the book(目的語)

という風に違うので、「日本語に訳しながら読む」とどうしても動詞と目的語をひっくり返したくなるのですけれど、
これは英語の順番のまま

   私は→読みます→その本を

ていう風に読んで理解する癖を付けるのが英語上達の早道じゃないかなと思うのです。
学校で習う英語はどうしても日本語に訳さなくちゃいけないので、ついついこういう「ひっくり返し読み」癖がつくのですよね。

けれど、本を読んでいるときは「ひっくり返し読み」できても、会話のときはそんな時間的余裕はありませんから、べらべれとしゃべられると分かりづらいです。
自分でしゃべるときも、英語の語順で日本語を組み立てられれば、後は単語を英語に直すだけなので、しゃべりやすいです。
(これは自分の考えを日本語でまとめてから英訳してしゃべる場合ですが・・・頭の中でも英語で考えていれば、こんな必要がないのはもちろんです


また、この本の中には「辞書は引かないで読む!」というのが重要なポイントのひとつとしてあがっていました。

文脈から類推するということもあえてしないそうです。たくさん読んでいるうちにいつか分かる! ということらしい。

確かに、自分が子供の頃、日本語の本を読んでいて分からない言葉があると、あまり辞書は引かなかったかもしれませんね。

でも、周りの大人に聞いたりはしたし、日本に住んでいると日本語に触れる(読む、聞く、しゃべる)チャンスは英語のそれと比べて比べ物にならないほど多いので、それもできたのかもしれないと思います。

周りに「ね~~○○ってどういう意味?」と気軽に聞ける人がいない場合(つまり日本に住んでいる場合)、ある程度辞書を引いたほうが英語力は身につくような気がしないでもありません・・・

最近は電子辞書が普及しているので、それほど辞書を引くのも苦ではありませんし。


それと私が思うのには、ただ辞書を引くだけでは(私は)憶えられないので、ある程度の単語力を付けたいと思ったら、やっぱり憶える努力が必要じゃないかな。
次にその単語に出会うのが1年後とかでは(つーか私の場合2日後でも)忘れてしまいます。

辞書で引いた単語は本にしるしを付けておいて、続きを読むときにでもちょっと見返して、どんな意味だったか思い出すようにするだけでもずいぶん違います。
これを何回か繰り返すと結構ヴォキャブラリーが増えます。

「この単語の意味はなんだっけ?」と思って考える。
思い出す。
声に出して何回か発音してみる。

これでずいぶん頭に残るみたいです。
特に声に出して読むのが私には効きます。

「子供が楽しく本を読めるには、1ページにある知らない単語が4つ以下であること」と、以前家族Bが通っていたアメリカンスクールの図書館の先生がおっしゃってました。
家族Bは小学校4年からネイティブしかいない学校に通いましたが、今、日本人のお友達に
「英語が上達するにはどうしたらいい?」と聞かれると
「英語の本を読むこと」とアドヴァイスしているようです。

大人の私たちでも、難しい本に背伸びして時間をかけて挑戦するより、まず自分の分かるようなレベルで、しかも大人も楽しめる面白い本を探して、それを楽しんで読んでいるうちに英語力がつくなら、それに越したことはありませんよね。

そんな「単語がやさしいけれど、大人が読んでも面白い」英語の本もぼちぼち紹介したいな~と思っています。


「夢のチョコレート工場」読了

2004-09-08 | ENGLISH BOOK & STUDY
日本に帰ってきてから、英語を忘れないためと、貧しいVocaburalyを増強するために、なるべく本は英語で読むようにしている。
今日はRaold Dale のCharlie and the Chocolate Factory  を読んだ。

ネイティブなら小学生低学年が読む本で、難しい語彙もないけれど、はっきりしない単語を辞書で引くと結構な数になる。

この本を原作にして、ティム・バートンが映画をとるらしい。Mr.Wonka(工場長)の役をジョニデがやるということで、娘の本棚にあったのを引っ張り出して読んでみた。

内容は子供向けだけれど、結構楽しめた。ティム・バートンが映画にするとしたら、きっとこの辺はこんな映像にするんじゃないかな、なんて期待してしまう。この二人の撮った「シザーハンズ」も好きなのだ。ホラーが苦手なので、「スリーピー・ホロウ 」なんかはちょっと・・・なんですけれど。