火星への道

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合に入りては、合を生かす!

2015-07-12 00:14:48 | MSL

火星が合で火星の探査機群が沈黙していましたが、6月下旬にはCuriosityやOpportunityなどが活動を再開しています。
What'sNewによりますとCuriosityは、合の期間を生かして、地球の反対側から太陽面を観測していたそうです。
宇宙天気予報に有益な情報ですね。
下の2画像は、CuriosityのMastCamでの画像です。
黒点の様子がハッキリ分かります。 
今回は、太陽観測のSTEREO-Aが通信できない期間の貴重な画像だった訳ですね! 
もともと、探査機が太陽を撮影する主な理由は、大気の透明度を観測することです。
しかし、Sol956(4月15日)に水星が太陽面を通過する様子を撮影しようとした時、水星と黒点を識別する必要があったのです。
その時、丁度太陽観測のSTEREO-Aが地球と通信できないということが分かったので、Curiosityが観測したとのことです。

火星、2015年4月から太陽黒点の追跡

火星、2015年夏から太陽黒点の追跡

下図がSTEREO-A、Bの軌道と探査機の概要です。

また、 "Marias Pass"周辺で2つのタイプの地質(砂岩と泥岩)の調査を行う準備を進めています。

 


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