火星への道

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Pheonix 起きてくれ!

2010-01-12 22:59:48 | Phoenix
1月12日スペースサイトさんに教えていただきましたが、下記の写真の通りPhoenixがいよいよ姿を現してきたとのことです。
心なしかソーラーパネルの三角形の形が見える気がしますね。



詳しくは、下記にて
http://jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2010-008

2008年12月3日の当ブログに下記の通り記載してからいよいよ1年1ケ月が過ぎました。
「火星は、12月6日の合に向けて地球から離れているところです。Phoenixからの信号は、11月2日にOdysseyが受けたのが最後です。その後、1ケ月に亘ってOdesseyとReconnaissanceでPhoenixからの信号を待っていましたが、11月29日にOdesseyがPhoenixの頭上を通った時を最後にOdesseyとReconnaissanceでのPhoenixからの信号に聞き耳を立てるのを中止したそうです。」

NASAでは、1月18日から3日間、Mars Odyssey がPhoenixの上空を1日に10回通過する機会を使いPhoenixからの通信に耳を澄ますとのことです。
更に2月と3月にもそういう機会を捉えてこの試みを実行する予定です。

Phoenixは越冬仕様にはなっていないとのことなので、復活は望み薄のようですが全く期待できない訳ではないし、皆が期待していると思いますので最善を尽くしてほしいですね。
下記は、2008年6月16日のHiRISEからの写真です。PSP_008855_2485
懐かしい写真です。上には、パラシュートとバックシェルで下がPhoenixです。



火星の冬の間、およそ30cmものドライアイス(炭酸ガスの氷)に覆われてじっと耐えていたPhoenixですが、現在は最後の通信の2008年11月2日の頃の日照時間(地平線から17時間ほど太陽が顔を出していました。)となっているそうです。
これからどんどん日照時間が増えてきて5月14日頃が夏至となり、日照時間が最大の24.7時間(白夜ですね)となります。
Phoenixのシステムがまだ生きていて、ソーラーパネルが無事であれば・・・Phoenixは、火星軌道上の軌道船を通じて地球との交信を試みるように設計されています。
待ちましょう!
コメント (1)
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