柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

「第9回PHOTOグループF展示会」

2011年05月31日 | フォトギャラリー
 今月も今日で最後、いよいよ梅雨入りの6月になります。

 私たち「PHOTOグループF]は、秋葉区「道の駅・ぽっぽの市民ギャラリー」で定期的に展示会をしてきました。
今回で「9回目の展示会」となりました。
特に今回は「みちのく5人旅」シリーズでもご紹介したように、「みちのく」、特に「奥入瀬渓谷」の美しさをテーマにして
作品展示をしました。


 私だけが、角館の街中で見かけた一人の車引き「角館の女(ひと)」を出品させていただきました。
憂いをふくむ、その眼差しは、まさに「かくのだてのひと」だったのです。

 
 もう一枚の私の作品は、萌葱色に輝く樹林を縫うように流れる渓流です。


 いつの日にか、秋がいいでしょうね。再びあの「蔦温泉、奥入瀬」などをたずねることができるでしょうか。 

週末

2011年05月28日 | お出かけ
 今週は、それでもようやく週末を迎えたという感じです。

このところ連日、所属するグループや会の例会やミーティングなどで忙しい一週間でした。
後半は、「にいがたねんりんピック」とかの行事の一つ「シニア作品展」が「新潟市ユニゾンプラザ」でありました。
私の所属する「秋葉区老連」として会員の写真作品の搬入・搬出など、慌ただしく過ぎました。

 また、私たち5人衆の「PHOTOグループF」の「第9回作品展示会の展示準備」を「道の駅・ぽっぽ」で行いました。
月曜日(30日)から2週間の予定です。
今回は「みちのく5人旅」でしたから、皆さんの写真もそこからの特集です。
わたしは、「角館の女(ひと」と「早春の奥入瀬」です。お時間があったら見に来てくださいね。

 まもなく梅雨入りになりそうです。ポツポツ雨が降ったり、うっとうしい一日でした。
道ばたに、たくさん「シラン」が咲いていて、ほっとしました。


ちょっと前のことになります。
「新潟日報趣味の会」のバスツアー「親鸞の足跡を訪ねて」に参加しました。
我が家は「本願寺派」の浄土真宗ですし、新潟日報連載「親鸞・激動編」を毎日たのしみに読んでいます。
いくつものお寺を巡りまして、頭の中がごちゃごちゃですが、印象に残ったものの写真です。








 実は「親鸞」に関しての本は、何冊か買ってあるのですが、まだ積んである、と言う状態です。


 

ウォーキング

2011年05月23日 | フォトギャラリー
 久しぶりに、私のいつもの遊歩道を散策してみました。
「みちのくへの旅」から戻った翌日14日(土)のことでした。

 こんな時「ニコンD80とタムロン90mmマクロ」はナイスコンビです。なにしろ小型でとても軽くて助かります。
私の歩き出す先々で、いろんなお花が「お帰りなさい!久しぶりだね」なんて迎えてくれているようでした。










 帰り道でのことです。白鷺が新津川の流れの中で「じー」と動かずに魚を狙っていました。
私がカメラを向けると、もうわかるんですね。そわそわし出して飛び去ってしまいました。
なんとか、シャッターが間にあいました。何しろ単焦点レンズでの画像ですから、ちょっとトリミングしてあります。




 自分でも足腰の衰えは自覚せざるを得ないところです。家内にお尻をたたかれては歩いています。

みちのく5人旅(6)

2011年05月22日 | 旅行など
 13日(金曜日)、この日は日本海側のルートを通り、一路新潟へと帰ることになっていました。

 後生掛温泉をスタートして、一応は「田沢湖」まで走りました。しかし、まるで人のいない田沢湖でした。
角館でおいしいコーヒーをいただいている間に、雨もやみました。

 さっそく町中に飛び出してみました。
名残の桜も咲いていました。「角館の女(ひと)」にカメラ目線をいただきました。
新緑にツツジや椿の花などが黒塀に映えていました。角館ならではの美しさでした。












 「帰心矢のごとし」です。おいしかった「稲庭のうどん」でエネルギーをいただいて、走りに走りました。
途中、「象潟」で休憩して「九十九島の絶景」を道の駅の最上階展望台で鑑賞できました。

 ようやく日も傾く頃、新潟県に入り「日本海東北道」に乗りました。
高速道の両側に広がる広大な水田、まさに水が張られて光を反射している景観は、壮観で美しいものでした。
たぶん日本広しといえども、ここ新潟の平野に及ぶところはないでしょう。
このような景観を見たことは、驚きでもあり、誇らしくも思えました。
新潟ってすばらしいなあ!無事に帰ってきたときの偽らざる感想でした。

 たいへん長い間、おつきあいいただきお読みいただいたようですね。
ほんとに、ほんとにありがとうございました。いつかまた、旅に出たいものと思っています。よろしくです。

みちのく5人旅(5)

2011年05月21日 | 旅行など
 私たち五人衆は、「十和田湖」湖畔での昼食をすませ、「八幡平」直下の駐車場をめざして出発しました。

 途中から「田沢湖」方面から「八幡平アスピーテライン」に入りました。
高度がどんどん上がります。道路の両脇の積雪も、まだまだ多く残っていました。見晴らしが抜群になってきました。


 高度1500mを超える「八幡平山頂」直下の「八幡平パークサービスセンター」に到着。
このなだらかな丘のような山が「八幡平」で、山頂(1613m)はすぐ先になります。
2年前、家内と二人で山頂まで行ったことのある懐かしい風景でした。


 反対側に目をやれば「秀峰・岩手山」がベールで頂を隠していました。


 いよいよここからは、ちょっと引き返して、今宵の宿に向かうことにしました。
残雪がまだたっぷりです。道路の雪の壁や山肌に見える樹木などに、春の日ざしや青空が映えて幻想的でした。








 今宵の宿「後生掛温泉」に到着です。
冬と春が同居していて、湯煙にけぶるここ「後生掛温泉」は、地熱で床暖房の湯治場でもありました。




 この温泉場の名物は「泥風呂」、木箱に入り首だけ出してはいる「蒸風呂」などです。
どちらも試しに入って見ました。「泥風呂」が結構よかったかなと言うところです。
美肌によいというので、お風呂の泥を持ち帰る人がいるそうで、「泥の持ち出し禁止」とありました。

 この温泉のすぐ近くに「後生掛自然研究路」があり、小一時間ほどで回れるのですが、
どなたも行きましょう!という声が出なかったのは、やはり疲れていたのでしょうね。
さいわい、私の足の爪の痛みは忘れているほどでした。よかったです。

みちのく5人旅(4)

2011年05月20日 | 旅行など
 この日(12日)、早朝撮影、朝風呂、朝食とすませた我々一行でした。
私は、宿の女将さんにお願いして宿泊客用のゴム草履をいただきました。これで足の親指への圧迫痛を防ごうという魂胆でした。

 いよいよ「蔦温泉」を出発して、程なくブナの樹間から桜のあでやかな色が見え隠れしていました。
車から飛び降りて、それっとばかりにカメラをひっさげて、みんなで林の中に突入です。
ところが「ゴム草履」ばきの私は、足がゴム草履の上で踊り出して滑り、でこぼこの林地の中では思うように歩けませんでした。
せめてと、望遠レンズでお茶を濁さざるを得ませんでした。


 これから「十和田湖」を目指します、途中「奥入瀬渓流」に再度の挑戦です。
私はゴム草履を断念して、軽登山靴に履き替えました。
足首の所をきつく縛り、足が靴の中で遊ばないようにしました。山道の下山の時の要領でした。これがよかったようです。
なんとか指の痛みを意識することが少なくなりました。














 十和田湖では、ほとんど人を見かけることはありませんでした。震災などで自粛状態の日本のせいでしょうか。
それにしても湖畔の「乙女の像」の乙女二人は、なんと逞しいことでしょうか。
TVなどに登場する細身のタレントたちとは比べようがないくらい、魅力的で健康的でした。
「高村光太郎」に乾杯です。

みちのく5人旅(3)

2011年05月19日 | 旅行など
 この日(12日)早朝、身支度を調えて朝食前の撮影となりました。
宿の周辺には、いくつもの湖沼があり遊歩道があります。その中の「蔦沼」を目指しました。
 
 前日夕方の蔦沼撮影には、私は足指の痛みで参加できませんでした。
今朝は何が何でも参加しようと相変わらず痛いのを我慢しながら、ゆっくり歩きました。
すぐに新緑に身も心も染まってしまいました。


















 蔦沼には、私たちの他にもカメラマンが数人いました。「ハッセルブラッド6*6版」を覗かせていただきました。
いやー、みなさんそれぞれに至福の時を楽しんでおいでのようでした。
ちなみに、私ども五人は、EOS5DmarkII二人、D3s、D200など、それに私のD700でした。

みちのく5人旅(2)

2011年05月18日 | 旅行など
 私たち「PHOTOグループF」の初日の宿は、その名もずばり「蔦温泉」でした。
明治の文人・大町桂月ゆかりの地でもありました。
宿の周辺はブナの新緑に、私たちの体まで溶け込んでしまいそうでした。水芭蕉も盛りでした。








 私たちの部屋から温泉に入るには、なんと80段近い階段を下りることになります。
この階段の上り下りを何度も繰り返しました。
帳場の雰囲気もなかなかいいものでした。湯船の底から温泉が湧いているようで、気持ちのいい最高の泉質でした。




 その夜は足指の爪の回復を願いつつ、早めの就寝となりました。明朝は「蔦沼」撮影に出かける予定です。

みちのく5人旅(1)

2011年05月16日 | 旅行など
 私たち「PHOTOグループF」は、かねてからの計画通り11日(水曜日)の早朝、まず磐越道へと入りました。
「ホンダステップワゴン」は五人分の撮影機材を満載して、五人のメンバーを乗せて快調に走りました。

 「磐梯山SA]で小休憩、東北自動車道に乗り換えて、ドライバーは若手3人が交代しながら500kmあまりを走りました。
「十和田湖」が見下ろせる「発荷峠」展望台に到着。ちょっと欲を言えば「光」がほしい状態でした。




 やがて道は、十和田湖から流れ出る「奥入瀬渓流」に入りました。
まさに多くの写真で拝見していた、あの風景、あの流れが目の前でした。いいポイントで車を止めます。
 しかし、
皮肉にも、私はこの日軽登山靴でしたが、痛めてしまっていた右足親指の爪に激痛が走りました。
他の方は思い思いのポイントにいち早く移動するなかで、私はかろうじてたどり着いたポイントから動くことができませんでした。

 それでも「NDフィルター」装着した高倍率レンズを、伸ばしたり縮めたりして構図を変えたりして夢中でシャッターを切りました。
初めての渓流の表現でした。興奮しないではおれませんでした。










 あきらめきれない気持ちを切り替えて、今宵の宿、「秘湯の宿・蔦温泉」に落ち着きました。
とてもかわいい「たぬきチャン」が部屋の窓の所まで、歓迎の挨拶に来てくれました。

 宿に落ち着いた皆さんは、すぐ近くにある「蔦沼」まで撮影に出かけました。
私は歩行が苦しくて、ひとりで温泉につかり「足の爪の治療」をしていました。

 結局、3度も温泉に入ってしまいました。あしたは親指の爪も痛みが取れるでしょうか。

花への挨拶

2011年05月15日 | フォトギャラリー
 11日の朝のことです。
この日は、写真仲間「PHOTOグループF」の皆さんと、2泊3日の「みちのくへの旅」出発の日でした。

 ふと庭に目をやると、ツツジ、ドウダン、チューリップなどが盛りでした。それにボケもまだ頑張っていました。
旅から帰ってくると盛りが過ぎているかもしれません。
見送りをしてくれていることへの感謝の念を込めて、シャッターを押してあげました。













植物園へ

2011年05月10日 | フォトギャラリー
 今日は「老連・秋葉写真クラブ」の撮影会が、県立植物園でありました。
あいにくの雨模様となってしまい、大方の先輩たちは戦意喪失のようでした。

 でも、雨宿りをしながら、7月の撮影会の話が「山形方面・羽黒山、月山それに相馬楼」などと決まりました。
とても楽しみなことです。

 気を取り直して、植物園の中にも入って見ました。さまざまなお花が出迎えてくれました。
バラの花は、やはりその美しさといい気品といい、お花の女王さまだと思いました。














 さて、もう一つのグループ「PHOTOグループF」の皆さんと2泊3日の予定で「十和田湖、奥入瀬、八幡平」
などへの撮影に出かけてきます。
どんな写真が撮れるでしょうか。楽しみにお待ちくださいね。

春を惜しむ

2011年05月09日 | お出かけ
 気づいたら「立夏」も過ぎていました。

 今月初めの三条市下田の散策は、とても楽しいものでした。
春に名残惜しさを感じました。


 まるで北の大地・北海道を思わせる牧草地が広がっていました。


ところが、この景色を大きな「ガラス窓」で、まるで額縁のように切り取って春夏秋冬を楽しんでいる方がいました。
ちいさな焼き物工房のご主人です。この地この風景を選んだのだそうです。さすがだと思いました。


 久々に訪ねた「笠堀ダム」もカナダはロッキー山脈麓の湖のようにも見えました。
 

 情緒たっぷりの湯の宿、満足でした。またの機会を作りたいものです。



川霧

2011年05月06日 | フォトギャラリー
 この日(5月1日)、夕方になり「いい湯らてい」で入浴の予定でした。
でも、恐るべき混雑ぶりに困惑してしまいました。
まさか、この日に空き室などあるわけないよねと思いながら「秘湯の宿」に電話を入れてみました。

 そのまさかで、私たちは残雪もある落ち着いた雰囲気で川霧まで発生している「老舗旅館」に落ち着くことができたのでした。