柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

白い妖精たち

2010年12月31日 | フォトギャラリー
 今日は「大晦日」です。
先ほどまで、雑煮ようの大根を短冊切りにするお手伝いをしていました。
ちょっと解放されたので、さっそく写真整理をして載せることにしました。

 昨日30日は、朝方はよいお天気で日差しも出てきていました。写真仲間から「瓢湖」に向っているよ、と電話が入りました。
女房殿に手を合わせながら、カメラザックをつかんで飛び出しました。

 9時ころ、ほとんど飛び立って残り少なくなった白鳥たちを、一生懸命にファインダーの中で追いかけました。
不思議なものです。私を魅了してくれた、この力強い飛翔への姿、いつの間にか私の気持ちは「感謝、ありがとう」となっていました。
今年の撮り納めのせいでしょうか。



















 落ち着かない「大晦日」ですが、わずかなほっとするひと時を大切に、BLOG三昧の締めくくりが出来ました。
みなさまからの今年のお付き合いに深く感謝申し上げます。来る年がすばらしい、よい年であることを願っています。
ありがとうございました。

2010年よ73!

2010年12月29日 | 日々これ好日
 
いよいよ年の瀬も押し迫ってきました。
今朝ほど、ちょっと青空がのぞいたので、パチリ! どうも、年末年始は雪模様の予報です。


 我が家では、家内との二人住まいなのですが、年末年始は長男と次男の家族が加わり総勢9人でお正月となります。
賑やかさと幸せいっぱいに膨れ上がります。


 さて、今年を振り返って書き忘れたことが無いかなどと思いをめぐらせて見ました。

 そういえば、今年は「ショパン生誕200年」でした。
私の車は、走れば「ショパン」のピアノ曲が流れていました。
家中に散らばっていた「ショパンの曲のCD」をアレンジされたものも入れて、全部集めてみました。10枚以上となりました。
それらを取り替えては、車の中で聴いていた一年でした。
特に「小杉真二」さんの演奏で「ノクターン 嬰ハ短調 (遺作)」と「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」が
お気に入りでした。

 それと、写真仲間と「能面」の撮影を体験していました。仲間の紹介で「能面師・Kさんの工房」でのことでした。
工房には美術関係や仏像関係の書籍が、うずたかくあちこちに積み上げてありました。
これだけでも「Kさん」の「面打ち」にかける「思い」が伝わってきて、とても緊張しました。
多くの「面」をテーブルに並べていただいていました。一部は額に入れて壁に掛けていただいていました。

 特に私が心引かれた能面の写真です。
この面は「能・葵上」で使われるそうです。「六条御息所」は「光源氏」の訪れなきに、恋慕と正妻「葵上」への嫉妬心から
鬼女となって、「葵上」にとりつきます。
 いやー、撮っては見たものの、女心のすさまじさに、ここに載せることに大いに躊躇せざるを得ませんでした。
鋭すぎたコントラストをぐっと落とし、ノイズを加えて表現して、さらに小さいサイズで載せました。
佐渡に流された「世阿弥」が苦笑しているかもしれません。


 
 

 なお、アマチュア無線でよく使われている「トンツー・CW」では、通信の最後に「73」と打ちます。
これは、プロでもアマチュアでも世界共通に使われるもので「Best regards(さようなら)」となります。
女性に対しては、ときには「88」を送ります。これは「Love and kisses」となります。私は気恥ずかしくて、まだ送ったことはありません。

「第九コンサート」

2010年12月27日 | 日々これ好日
 雪が降り出した昨日は「りゅーとぴあ」で午後から「第九コンサート」がありました。
そして今朝ほども湿り雪が降りました。








 一年の締めくくりとしてベートーベンの「交響曲 第九番」を聴くようになったのは、ずいぶん昔のように思います。
確か東京は「サントリーホール」に何年か聴きに行きました。
それが「新潟第九コンサート」となり、今年で第11回目のコンサートです。
今年も「松沼俊彦」指揮、新潟交響楽団、300人を超える「新潟第九合唱団」でした。
第4楽章、コントラバス9台の低音、チェロ、ビオラ、バイオリンと弦楽器が、また管楽器、打楽器と鳴り響きました。
力強いソリストたちの歌唱、怒涛のように押し寄せる「合唱団」のパワー、指揮者のほとばしるようなエネルギー、
すべてが「歓喜」に突進したのです。
 一瞬の静けさが曲の終わり、私は夢中で「ブラボー!」と叫んでいました。

 今日は私の所属している「PHOTOグループf」の今年最後の例会が午前中にありました。
久しぶりのウォーキングは雪道となりました。ひと汗かいて「みちの駅・ぽっぽ」に到着。
今年を振り返り、話題が尽きませんでした。
最後に、互いに持ち寄った写真の何枚かの「トリミング」を、私ならこう「トリミング」するよ、
と互いのセンスで提案しあいました。
それぞれの写真が、見違えるように生まれ変わる「トリミング」の妙を存分に楽しみました。
来年2月には「第8回目の展示会」と「NEXT21での人生二毛作展Part2」が予定されています。
楽しい写真ライフの新年を約して散会としました。

冬至

2010年12月23日 | フォトギャラリー
 昨日は「冬至」でした。
きびしい冬本番は、これからですが、なぜか「ほっと一息」と言う気持ちになります。

 このところ、ちょっと撮影もお休みです。お正月の準備など殊勝にも心がけていました。
そこで、私なりに「冬至」の「心象風景」をギャラリーから探してみました。











 最後の一枚が、私にはもっとも「冬至の心象風景」と言えるでしょうか。

白鳥たち(流し撮り2)

2010年12月21日 | フォトギャラリー
 
今朝ほども、よいお天気。昨日には先輩から「明日はよいお天気のはず、瓢湖にいくよ!」とお誘いをいただいていました。

 朝の9時ころ湖面は無風状態です。風がないと白鳥たちは、風に向かって飛び立つことが出来ません。
そうなると、グループごとに思い思いの方角から飛び立ちます。
右奥から飛び立つと思うと、別のグループは左から、はたまた目の前のグループがいきなり湖面の奥のほうに向かって飛び立ちます。
カメラマン泣かせです。不慣れな僕はカメラを右に左にと振り回すだけで、なかなか決定的チャンスを撮ることができません。

 先輩によれば、グループのリーダーが、しきりに首を上下させて、「さあ、いくよ!」と飛び立つシグナルを送るそうです。
それを見抜いて、いちはやくカメラを向けると、好機を逃さずに撮れるようになるそうです。
そんなときが、私にもやってくるでしょうか。練習あるのみですね。












 じつは、ちょっと無理して「500mmズームと三脚使用」で、頑張って撮ったのですが、さっぱりでした。

白鳥たち(流し撮り)

2010年12月20日 | フォトギャラリー
 
日曜日のことでした。だんだんお天気もよくなってきていました。
思い切って「瓢湖」に行くことにしました。到着は9時ちょっと前でしたでしょうか。
すでに先輩の姿がありました。

 実は、今回は思い切って「白鳥たち」の姿を「流し撮り」で撮ろうと思いました。
前々からいつかは挑戦してみたいものと思っていたのです。

 そこで、カメラを白鳥たちの動きに合わせて横に振るわけですから、少しは軽い「D300に300mmズーム」の
組み合わせとしました。三脚を使用しないで、動きのある白鳥に、即カメラをむ向けられるようにと考えたのです。

 でも、あとで三脚の使用を先輩に薦められました。1時間ほどで800枚ほどの撮影でしたが、いやはや、散々な結果でした。














 たぶん、写真を撮ることを趣味とされている方がご覧になると、大笑いされるような「失敗作」ばかりでしょう。
ピントも合っていないし、手ぶれ、被写体ぶれ、構図もなっていない、などの基本にはまったく沿っていないのですから。
初めての「流し撮り」体験ですから、当然なのですが、
でもなぜか、私には「私なりの表現」というか自己満足が許されるなら、「私の感性」に一応はかなっているのです。

白鳥たち(2)

2010年12月14日 | フォトギャラリー
 
前回の「白鳥たち」の続きなのですが、野暮用が続きアップロードできませんでした。

 お日さまを浴びながら羽を広げたり、それっ!とばかりに水面滑走して飛んでいく白鳥たちの姿は感動的です。
何回撮っても、もうこれでいいや!と言うことがありません。
  




 最後は、ここまでトリミングするか!と言う試みです。
いかがご覧になりましたか。

 いつか、吹雪のなかでじっと耐えている白鳥を撮りたいものと思っています。

白鳥たち

2010年12月11日 | フォトギャラリー
 今日は朝のうちはまぶしい陽射しがありました。

 ちょと起きるのが遅くなったのですが、思い切って「瓢湖」に行ってきました。
到着は9時近くでした。いつもと違ってほとんどの白鳥たちは飛び立ってしまい、湖面はスカスカでした。
すでに3人の先輩の皆さんは、早くから来ていて、今日のベストショットは撮り終えている様子でした。

 先輩たちから「白鳥たちの見せるパフォーマンス」撮影は逆光が美しいですよ、とアドバイスいただいていました。
逆光撮影になるような撮影ポイントに三脚をセットしました。とはいえ、決定的チャンスを捉えることは、やはり至難の業でした。












 湖面での白鳥の数が少ない時間帯だったので、注目するファミリーの観察が出来て、撮影にも少しは余裕が持てました。

 10時ころ、先輩方と4人で瓢湖の「白鳥会館」でコーヒータイムを持ちました。
尽きない写真談義が楽しくて、コーヒーもおかわりでした。
帰るころには、予報どおり曇り空となってきていました。貴重な朝の陽射しでした。

初雪

2010年12月09日 | 日々これ好日
 
今朝ほどは、とても寒いなあなどと感じていましたが、突如「雪がふってきました」。
しかし、あっという間に降雪は止みました。でも、初雪には違いありません!

 その後、雨が降ったり、日がさしてきたり、目まぐるしくお天気が変わりました。
我が家では、さいわい「冬囲い」も万全です。ただ、「さざんか」の花が盛りです。これだけは冬囲いをしませんでした。

 







 青空がのぞいた時に、カメラを持って外に出てみました。

 今日の新聞広告に「CASIO」が大々的な新型カメラの広告を出していました。
連写画像をカメラ内で合成する機能をもたせたようです。ミラーの無いカメラならではの機能のように思われます。
「画像表現」の世界は、カメラがソフト面で進歩する方向に向かうであろうことは予想していました。

 「35mmの一眼レフ」はメカの上での制約があり、重量級の本体とレンズの組み合わせにならざるを得ません。
しかし、すでに各メーカーから「一眼レフ」から脱却した新しいカメラが開発され販売されてきています。
「画像表現」の世界は、「敷居は低いが奥は深い」と実感しています。その表現を拡大してくれるハードとソフトに
大いに期待しているところです。でも、最後は、表現者のセンス・感性なのでしょうね。
私には、このところが切ない限りです。私は残念ながら、そのようなものを持ち合わせていないのですから。

 きょうは、ちょっと愚痴っぽくなりました。雪が降ったせいでしょうか。

日ざしを浴びて(白鳥たち)

2010年12月05日 | フォトギャラリー
 この日(2日)は、出かける予定がありましたが、すばらしい「陽射し」に思い切って「瓢湖」に車を走らせました。

 朝の8時過ぎから9時前のことでした。正味30分程度の撮影時間でした。
今回は初心に立ち返り、欲張らずに、難しい「飛翔の姿」は断念しました。
そのかわり、陽射しを浴びながら見せてくれる白鳥たちの「パフォーマンス」を狙ってみました。








 白鳥たちの生態をじっくり観察して、その動作の先読みが必要なのですよ。これは先輩からの貴重なアドバイスでした。
やはり、何度も何度も足を運ばなければと思いました。

白鳥の湖・瓢湖2

2010年12月03日 | フォトギャラリー
 今シーズン、私のBLOGに白鳥の写真を載せるのは2回目になるでしょうか。
先月25日に、久しぶりに「瓢湖」に誘われていってきました。
そのときは、大いに意気軒昂、今度こそいい写真を撮るぞ!の気持ちでした。
確か前回は、逆光状態で失敗作ばかりでした。
ところが、今回もあえて逆光をものともせずに1000枚以上もとりまくりました。なんと浅はかなことだったでしょうか。

 コンピュータに取り込んだ画像は、次々と削除削除、残ったのは10枚ちょっと、失敗に学ばず当然のことでした。
しかし、今回もせめて数枚はBLOGに残しておきたいと思います。













 じつは、昨シーズンは「300mmの望遠レンズ」で白鳥撮影を楽しみました。
でも、いまいち「ピントや迫力」で不満がありました。
これはきっと「レンズ」が悪いのだ、愚か者の考えることでした。
レンズメーカーの「500mmズーム」を買って、今シーズンの白鳥撮影に挑戦を始めました。

 ところがです。まず「500mmレンズの視野に、動く白鳥を捉えることすら、ままならず!」です。
ましてや、ピントをあわせ、構図を考えるなどは至難の業であることに気づきました。

 写真仲間の先輩たちは、「シャープなピント」「見事な流し撮り」で白鳥を生き生きと表現されています。
それらの作品を次々とBLOに発表しています。どうぞ、私のBLOGの「ブックマーク」から、お訪ねいただき鑑賞されてください。

 いつかは自分も、こんな風に撮れるようになりたい!
そのために、もう一度、初心に立ち返り、初歩的な、基本的な撮影から始めようと思うようになりました。

 被写体としての「白鳥」は最高だと思います。

秋の日ざし

2010年12月02日 | フォトギャラリー
 先回の「雨上がり」もよかったが、「日ざし」が出てくると、やはりカメラを持って飛び出してしまいました。









 気づいてみると、我が家をはじめご近所の垣根の「山茶花」が見事に咲いていました。
しかし、我が家の「侘び助」はものすごい数の蕾がついていますが、花になるのはちょっと先のようです。

雨上がり

2010年12月01日 | フォトギャラリー
 今日から「師走」、気分的になんとなく生活が「あわただしく」なりますね。
私は、大まかに12月を三つに分けて、年末の計画を立てています。でも、年々面倒くさくなってきています。
何もしなくても、ほっといても「お正月」はやってきますから、心配ないのですから。

 先日の「大荒れ」のお天気の後、カメラを持ってウォーキング。きょろきょろと被写体探し、以前にはこんなこと無かったのに。










 雨上がりの風情も、なかなかいいものですね。ゆく秋を一生懸命に惜しんでいました。