柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

梅雨空に

2013年07月29日 | 日々これ好日
 あたらしい週が始まりました。
しかし、例年になく梅雨明けが遅れているように思われます。きょうも一日中、雨模様のようです。
 傘を持って急ぎ足で朝のウォーキング、わずかに4,000歩、30分でした。

 我が家の今年の「ミドリのカーテン・ゴーヤ」の様子です。
まもなく、私が腕を振るって「ゴーヤチャンプル」に挑戦することになります。


 我が家では、盛りを過ぎた「アジサイ」ではありますが、出迎えてくれます。ほっとします。
じつは、これらの花はそのままにしておくと、雪が降り始めるころには「ドライフラワー状」になっています。

 せめてもと新鮮なアジサイを「縦構図、横構図」で撮ってみました。




 これは、お隣の庭からひょこり我が家に越境して咲いたアジサイ、ウェルカム!ですね。


 今年は、山陰や東北などで豪雨の被害が出てしまっています。
被災された皆さまには、心からお見舞い申し上げます。

 私たちの地方でも、梅雨明け前の集中豪雨で数年前に大きな被害が出ています。
最後の「ひとあばれ」を警戒しなければなりません。


朝の散歩 2

2013年07月27日 | 日々これ好日
 朝の散歩には、予期せぬ収穫と思える「被写体」に遭遇することも多い。
だから、ついついカメラを携行しての「カメラ散歩」となって、
「ウォーキング」というには程遠く歩数計のカウントもさっぱり、ということになります。


 我が遊歩道です。すてきでしょう。




 そして、すてきなお花などとの出会い。






 アマガエルをびっくりさせないように、そっと撮りました。


 最近は、足腰がめっきり衰えてきているという自覚はあるのですが、しからば、ということの実践が続きません。

朝の散歩 1

2013年07月25日 | 日々これ好日
 できるだけ涼しい朝のうちに「ウォーキング」をしようと思っています。
しかし、カメラを持って歩き出すと、それはもう「カメラ散歩」となってしまい、さっぱり「歩数計」が進みません。

 この日は、不思議な雲の様子にカメラを手に歩き出しました。


 すぐご近所に石油開発で財を成した「真柄家」があります。そこの前庭に、私の定点撮影の「大欅」の木があります。
数年前に周りの杉木立が伐採されました。孤軍奮闘となって風雪に耐えている「大欅」の一部の枝が枯れてきていました。
なんとも「痛ましい」感じです。環境の激変に対応できないのではないでしょうか。








 せめても「歩数計」の数値を上げるべく、少し頑張って歩いてきました。
たくましい「野の草花」に、ほっとしました。


 じつは、私の「スマホ」には「歩数計」のアプリがあり、その歩数から歩いた距離が累積されます。
そして、「東海道五十三次」を歩いたこととなっていました。
現在は、「四国霊場八十八か所」巡りに挑戦中です。今日は「太龍寺」に到着したことになりました。
まだまだ先は長いようです。でも、ゴール目指して頑張っている、っていうのはなかなかいいものですね。

アンテナの整理・撤去 2

2013年07月23日 | アマチュア無線
 さて、ゆっくり「昼食」と休憩の時間をとってもらいました。
ところが、なんと、お空が晴れ上がり強烈な日差しとなり、気温も30度を越えました。
彼には、大変過酷な状態で作業を進めてもらうということになりました。

 私の「無線タワー」には、アマチュア無線用に5本のアンテナ、ほかに「TV用のV、Uアンテナ」と「FM放送受信アンテナ」と
いう具合に、むちゃくちゃに近い状態でアンテナがあがっていたのです。

 まず、午前中にマストに垂直に取り付けられていた「HF用垂直型のアンテナ」を取り外しました。
ロープで下ろされてくるアンテナを受け取るのは、私の仕事でした。

 その次に、「V型ダイポールアンテナ」が、片方のエレメントごとに撤去されて降りてきました。

 次にワールドワイドに電波を飛ばしてくれていた「4エレメント八木アンテナ(14,21MHz用)」でした。
このアンテナの大きさ、重量は半端ではありません。ブームを左右にスライドさせながら、一本ずつエレメントを抜いていきます。
これは、実に大変な作業となって、最後両端にエレメントをつけたままタワーからぶら下げて、昼食時間となりました。

 これからの写真が、午後の部になります。


 すでに無用になっていた「TV用のVHFアンテナとFM放送受信アンテナ」をはずしました。


 そして、ボルトが錆びて、どうにも外せなかった「マスト」もベアリングをつけたまま、
ついに下ろせることとなりました。


 ケーブルの処理をしたり、細部の点検をしながら、下へと降りてきました。
なんとも、すっきりしすぎたくらいとなりました。
 残ったアンテナは「地デジ用UHFアンテナ」と「50、144,430MHz用のGPアンテナ」、
そして「WORK Band 10,18,24MHz用の逆V型アンテナ」です。まだまだ「ハム」に未練あり、というところでしょうか。
せめて「ハム」にとって「通(つう)」のバンドを残していますHi。





 如何でしょうか、まことに「シンプルなアンテナシステム」となりました。
「ほっとした反面、もちろん、寂しさ」もありますよね。
今朝ほどは、さっそく10MHz CWでのQSOを楽しんでみました。ばっちりでした。

アンテナの整理・撤去 1

2013年07月22日 | アマチュア無線
 いつの頃からであろうか。「終活」を意識するようになったのは。

 先輩アマチュア無線家「ハム」の方が、「アンテナや無線機」それに「無線用のタワー」を撤去・処分したとか、
そんな話はちらほら耳にしていました。

 無線の「新津クラブ」野外移動運用などで、現役ハムたちが多く集まる機会があるたびに、
私にとっては、もう使用しないであろう無線関連のグッズなどを整理して、希望者に再利用をお願いしてきていました。

 このたびは、秋の台風シーズン前に、我が家の庭の主人公「無線アンテナ」の整理・撤去を決行しました。
私の「ハム仲間」で、高所作業のプロに、お願いしてあったのですが、昨日(21日・日曜日)が、その日となりました。









 私のBLOG「柄目木庵」の「プロフィール」の写真は、若かりし頃の私です。
無線タワーに上り高所作業(アンテナのメンテナンスなど)は、自分でばっちりできたものでした。
いまや、あの写真は私の「勇姿」、まさに記念すべき写真なのです。

 さて、今日の「プロ・達人」は西会津の仲間「JN7TRH」局長さんです。
最近は、ご存知「スマホ」普及のため「LTE」関連の機器整備・工事のため超多忙なのですが、
私のために一日を提供いただくことができました。

 仕事の手順などの的確さ、丁寧さはさすが「達人」です。
私は、ただただ高所の彼を見上げているばかりでした。

 今日は、午前中の作業のご紹介でしたが、次回は、快晴、酷暑となった午後の様子を紹介しますね。

田子倉湖

2013年07月20日 | 旅行など
 今日(9日)は大湯からのお帰りということになります。
どこを通って帰りましょうか、
「関越高速道」あり、「290号線」、「六十里越の道」、いろいろありです。

 ドライバーに「一任」ということになり悩みました。
大河ドラマ「八重の桜」にあやかり「六十里越」を走ってみようと決断しました。

 出発はすでにお昼近くになっていました。
「入広瀬」を通過して、「六十里越」の道に入りました。道は左右にカーブを繰り返しながら、標高を上げていきました。

 ついに峠を超えて「福島県」に入り、眼下に「田子倉湖」を望むことができました。
昨日、遊覧船に乗って遊んだ「奥只見湖」の水も、この「田子倉湖」に入り、只見川、阿賀川となり、
我が家の近くを流れる大河「阿賀野川」となるわけです。
「田中角栄の碑」とともに、しばし感概にふけっていました。




 昼食は、ちょっと遅くなりましたが、田子倉ダムの売店で「おにぎり」を求めました。


 只見町を走っていると「河井継之助記念館」がありました。今日のポイントはここでした。
「八十里越」を負傷のため戸板に乗せられて、会津をめざした彼でしたが、ここ只見町で命を落としました。
只見の人々は、彼を手厚く葬ったとされています。
道はやがて「八十里越」への分岐点を通過しました。「しみじみさ と 温もり」を感じながらのドライブとなりました。




 予想以上のロングドライブとなってしまいました。さいわい「シニア」の皆さんは意気軒昂でした。
「西会津IC」から磐越高速道を走り「新潟空港IC」で降りました。
そして、このメンバーでよく利用する「越後茶屋」での「はんばき抜き」となり、
旅の締めくくりまで、「ばっちり」でした。

奥只見湖

2013年07月19日 | 旅行など
7日(日)でした。
家内の実家の方の二組の夫婦と私ども夫婦、3組の夫婦が「小さな旅」へ走り出すことが決まりました。

 わが「WISH」のシートを6人乗りにセッティングして、出発。落ち着き先は「大湯」でした。
久しぶりの温泉三昧とおしゃべりに、ひさびさの「じょんのび」を味わいました。

 よく日(月曜日)、とにかく走りましょう、ということで「奥只見シルバーライン」の20kmを超えるトンネル走行となりました。
いまや観光道路のトンネルですが、もとは「電源開発用のトンネル」でした。

 それなりに上る下るもあり、結構大曲しているところもあります。何度か走行を経験していました。
しかし、この日のようなことは経験していませんでした。
なにしろ、この時期です、梅雨の真っ最中でした。トンネル内に霧が発生していました。
特に外気に通じるトンネルの継ぎ目の開口部分の前後数kmには、視界ゼロの濃霧が発生していました。
このようなときには「ライト」は上向きは不可です。慎重な上にも慎重に、そろそろと進みました。

 トンネルを抜けたときには「救われた!」てな感じでした。
それでも、「奥只見湖遊覧船」に乗ろうじゃあないかと衆議一致しました。シニアは元気なものです。




 「人造湖」としては日本一とか、出航しました。右手の山は新潟県、左手が福島県の山、中央の山並みが尾瀬の山々とか。






 遊覧は40分ほど、帰ってくると雨も激しく霧が立ち込めていました。


 私たちは大湯のホテルに連泊を決め込んでいました。
再び、あのトンネルです。ところどころ肝を冷やしながら、白い世界を潜り抜けて、無事帰還できました。
やれやれ、あのような状況は、もうこりごりでした。

 この後の、温泉と旨酒それに熟睡は最高でした。
明日は、どこを走って帰ろうかな、などと考える暇もなく寝入ってしまったようでした。

梅雨の晴れ間に

2013年07月17日 | フォトギャラリー
 雨ばかりが降り続いたのですが、昨日は久々に さわやかな夏の日となりました。

 少し前に撮った写真です。「県立植物園」ヤードの池を一回りしてみました。








 暑さ、湿度も穏やかでした。こんな日が続いてほしいものですね。

 不具合の修理を終わったデスクトップパソコンですが、必要なソフトをインストールしました。
しかし、以前の使い心地(使い勝手)をなかなか取り戻せなくて困っています。
どこかで設定が違ってしまっているようです。

菅谷の不動尊

2013年07月16日 | お出かけ
 これらの写真は2日、「ブナの森」へ向かう途中、立ち寄った「菅谷の不動尊」で撮ったものです。
以前から目の調子の悪い私は、「ピントあわせ」がせめてしっかりできるようにとお願いをしました。












 昔から、多くの人のお参りが絶えない古刹です。
おかげさまでしょうか、「ブナの森へ」シリーズも、私なりにまとめることができました。

梅雨前線が上空に

2013年07月14日 | 日々これ好日
 今月に入ってから「梅雨前線」は、ほぼ我が家の上空に停滞しているようです。
連日の雨、湿気、蒸し暑さには、いささかへばり気味と言うところです。

 早めに「梅雨明け」となった皆さんのところでは、これまた酷暑、酷暑の連日のようですね。

 この写真は「7月の写真」ということで我が家の「お茶の間ギャラリー」に掛けてあります。
これは「横長の構図」でしたが、「縦長の構図」にして額に入れたら、どうもこちらの方が気に入りましたので。


 お友達からの情報で「県立植物園」に出かけて撮ってきました。あちこちに見事でした。


 いかがでしょうか。「すだれ越し」に撮ったのですが、もう少し工夫すべきでしたね。
このような雰囲気で、せめて「日本の夏」を演出しながら、暑さを乗り切ろう!日本人の心でしょうか。


 じつは、私の「デスクトップ」パソコンが故障して、一ヶ月ぶりに
「OS」だけが乗った状態で戻ってきました。
こんどこそ、必要最小限の「アプリ」だけにしようと思っています。

 その間「XPのノートパソコン」が活躍してくれました。
非常時のために、やはり、少なくとも「2系統」のパソコンシステムが必要なんだと実感しました。

ブナの森へ 9

2013年07月12日 | 旅行など
 仲間の声に誘われて駆けつけてみると、そこは乳白色の世界でした。
「梅花皮(かいらぎ)沢」に架かる橋の上で、ポンチョをはねのけ、ザックからカメラを取り出し三脚に取り付けます。
上流から流れ下る川霧は舞い上がり、瞬時として落ち着いてはいません。レンズは曇るしピントはどこだ!


 ちょっとの晴れ間に、ようやく上流に砂防ダムの姿が見えました。


 せめてもの最後の願いでした。飯豊連峰の姿を撮るべく「温身平」に移動、コントラストをあげて撮りました。
あの山々の向こうは、新潟県阿賀町や胎内市でしょうか。「奥胎内」のブナ林も見事なことでしょう。


 ブナの森の「林道・メインロード」をとぼとぼと歩いて駐車場目指しました。
途中、森の巨人「ヤチダモ」の木が見送ってくれました。樹高34m,推定樹齢200年。




 仲間みんなが燃え尽きたようでした。帰りの林道は、なぜか歩いても歩いても遠く、よろめきながらでした。

 みなさん、「ブナの森へ」、最後までお付き合いいただき、ほんとに感謝申し上げます。
ひとまず、この辺で切り上げて、また元気回復しましたら、次なる「挑戦への旅」をはじめようと思います。
ほんとに、有り難うございました。

ブナの森へ 8

2013年07月11日 | 旅行など
 ブナの原生林を堪能しながら小雨となった「けもの歩道」を進みました。
突然、一本の巨木が待ちかまえていました。全体を、幹の部分を、後ろからも丁寧に撮りました。
頭を下げて「おじゃましていました。よろしくお願いします」、そんな気持ちとなりました。






 やがて雨も本降りとなってきていました。
目の前が開けました。目的ポイントの「温身池(ぬくみいけ)」でした。

 池の中のわき水で潤っているそうですが、水量がとても少ない状態でした。もともととても小さな池なのです。
でも、なぜか癒されます。岩石の「心の字」のせいでしょうか、いやそれだけではない雰囲気があります。
「温身の池(ぬくみのいけ)」とは、よくぞ名付けたものですね。




 一種の脱力感のようなものを感じながら、カメラをザックに入れ、ポンチョを出して羽織りました。
ほんのちょっと歩くと、玉川の支流「梅花皮沢(その先は石転び沢)」沿いの道です。

 後は帰るのみ、ぐったりしながら歩いていると、先を歩いていた仲間が奇声をあげました。
何事でしょうか。

ブナの森へ 7

2013年07月10日 | 旅行など
 朽ちた倒木を乗り越え、小さな上り下りを繰り返しながら、進んでいきます。
時には、カメラ用の三脚で体を支えられながら、汗もびっしり、すごい湿度です。

 そしてやはり、撮らずには通過できない親分(巨木)に出くわして、ごあいさつ(撮影)をしました。










 「けもの歩道」も、終わりに近づいたはずです。「温見池」にまもなく到着できるはずです。
じつは、ついに細かいながら雨が降り出してきました。カメラにタオルを載せたりして撮影です。

ブナの森へ 6

2013年07月10日 | 旅行など
 「ブナの森へ」も思いがけなく続いてしまっています。
久しぶりに本格的な撮影旅行に、思いっきり撮りまくっていました。お付き合いのほど、よろしくです。

 さて、今日は二日目(3日水曜日)となりました。「飯豊山荘」を8時半頃に出発して「ブナの森」に向かいました。
昨日の沢水も「濁流」から「清流」に変わっていました。

 やがて、林道(メインロード)から「けもの歩道」へと分け入りました。
これから、約1時間の予定で玉川沿いの「けもの歩道」の終点「温見(ぬくみ)池」を目指します。  










 まだまだ、道半ばなのですが、どうもいつ降られても仕方ないような雲行きとなり、薄暗い「ブナの森」を進みました。

ブナの森へ 5

2013年07月09日 | 旅行など
 さて、もう一度「日差しとブナの木」をご覧ください。
「ブナの森」は、先まで続く「林道」と「けものみち」と称する「玉川」沿いのブナ林の中の小道に分かれます。

 その分岐点までやってきました。翌日の下見に、そのあたりをちょっと散策してみました。
「玉川」の下流方向をみると、先ほど出発した宿「飯豊山荘」が見えました。










 ブナの林の林床には、あちらこちらに「ギンリョウソウ」の姿がありました。
明日は「けものみち」からブナ林に入る予定です。
ひとまず、この日はこのへんで引き上げました。

 思いがけない収穫に、私どもの夕食は大いに盛り上がりました。夜は曇り空であるし、夜中の星空撮影もなし!
ということで、ぐっすりと眠ることができました。