柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

雪の大晦日

2012年12月31日 | 日々これ好日
 いつも「柄目木庵」にお立ち寄りいただいている皆様、今年一年、ほんとにありがとうございました。
それぞれに、新年を迎えるいろんな準備は如何でしょうか。皆様には心から感謝申し上げます。

 ここ越後では、この季節ですから大晦日の風情演出のためでしょうか、「ぼたん雪」が降っています。


 昨日ご近所めぐりをしましたた。それぞれに「冬ごもり、冬眠」状態のようです。
巡り来る春をまつ状態で、それぞれの英気を養い、春への準備をしているようでした。








 実を言うと、私もできることなら「冬眠」をしてみたいものと思っています。
冬眠をする動物、季節毎に移動する動物や鳥たちのような季節順応の仕方は、優れたシステムではないでしょうか。

 さあ、あと半日、12時間で新年です。
我が家では、二人だけの生活が今宵からしばらくは9人家族となります。
なんと幸せな、そんなことをしみじみ噛みしめてみようと思います。
みなさま、どうぞどうぞ、よいお年を!
新年もよろしくお願い申し上げます。

 

いよいよ年の瀬2

2012年12月30日 | 日々これ好日
 心せわしい時にも、ホットする「ひととき」というものがあるようです。
すでに、夕日状態となっていたのですが、カメラを持ってご近所をぶらりとしてきました。

 全く手入れがされない状態の竹林があるのです。
何とか手入れさえすれば、見栄えのする趣となるであろうに残念なことです。




 少し痛んだ樹木ですが、無事に新年には緑を見せてくれるでしょうか。
また、草月流に負けない枝振りに感服しながら、シャッターを切りました。




 ここのところ、何が元気がいいのか、と言われればこの「葛(くず)」でしょう。
季節柄、このような姿ですが、ひとたび春ともなれば、とどまるところなしという状態ではびこります。




 冬枯れのなかに、被写体を探しますが、やはり地味なものばかりとなりますね。

いよいよ年の瀬1

2012年12月29日 | 日々これ好日
 いよいよ年の瀬ということとなりました。

 私のような者でも、年末はそれなりに心せわしくなり、おいそれと写真撮影三昧と言うわけにはいかなくなっています。
昨日、今日と思いがけない晴天が続いてくれました。

 我が家の玄関に、焼き物の「わんちゃん」が、もう何年も前から鎮座してくれています。
今日は、かなり汚れた体を水ですっかり洗ってあげました。じつは、名前もつけてありませんでした。
埼玉に住む「孫のYくん」が、小さい頃新津で犬を飼ってほしいとせがんだのですが、この「わんちゃん」で我慢させていました。
そんな経緯のある「我が家のわんちゃん」なのです。


 一枚だけでは、ちょっと寂しいので前回撮影の「着水する白鳥」の中から選んだのですが、
夕暮れとなり、いっそうその撮影には厳しいものがありました。






 さて、長男家族が今宵からお正月を一緒に過ごすためにやってきます。
冬休みに入り「志賀高原スキー場」で過ごしていました。孫の「Yくん」も一緒です。

白鳥が舞う5

2012年12月26日 | フォトギャラリー
 「白鳥が舞う」シリーズは,ひとまず終わりにするつもりでした。
ところが、気がついてみると、私は白鳥たちの着水時の様子を撮ったことがないことに気づきました。

 今日はとても寒い日で気温は「マイナス3度C」でしたが、夕方になってから思い切って出かけてみました。
白鳥たちは夕方の4時を過ぎる頃から、ぞくぞくと「ねぐらの瓢湖」に戻って来はじめました。














 着水時の、あのユーモラスな姿は、とても理にかなったもので、感心しながら見とれてしまっていました。

 じつはこの寒い中、白鳥撮影などに出かけたのには訳がありました。
昨日、写真教室の先生から「本田清さんのハクチョウ」と言う写真集をいただいたのです。
ハクチョウ撮影の草分け的な写真集です。今や古典と言ってもいいくらいの名著であります。
大先輩の撮られていた素晴らしいハクチョウの姿が、私を厳寒の湖畔に足を運ばせたのでした。

 しかし、私には初めてになる着水時の白鳥撮影は、超難度のまたその上だと思われました。

ホワイトクリスマス

2012年12月24日 | フォトギャラリー
 今日は「クリスマスイブ」。また律儀なものですね、クリスマス寒波だそうですね。うっすらとホワイトになりました。

 今年は南天の実が小鳥に食べられずに健在でした。


 昨年の今頃は、我が家の「わび助」は数え切れないほどの花を咲かせていたのですが、
なんと今年はまだ堅いつぼみです。不思議なものですね。


 例年に比べると「山茶花」も花数が、ぐっと少ないように思われます。
しかし、白い雪に山茶花の組み合わせは最高ですね。「山茶花の宿」でも歌いたくなりますね。








 昨日、「りゅうとぴあ」において「第九交響曲」を聴いてきました。よかったです。
いつものことながら、第4楽章でコントラバスが7台でしたが、うなりを上げて演奏されていました。
そして合唱「歓喜」に圧倒されて、感極まりました。
演奏が終わり、「ブラボー!」と精一杯大きな声を張り上げました。すかっとしました。
これで、思い残すものとてなく、すっきりと新年を迎えることができそうです。

白鳥が舞う4

2012年12月23日 | フォトギャラリー
 このシリーズ「白鳥が舞う」も,この辺で一区切りと考えています。

 今回のいわゆる「流し撮り」は、私にとっては最高難度の撮影です。
前回の時には、お天気がよすぎてシャッター速度を「1/45秒」以下にできませんでした。
NDフィルター着用のアドバイスをいただいていました。
しかし、この日はお天気も悪い状態で、雪交じりのお空でした。そのために「1/15秒」に設定できました。










 さすがに難しかったです。ほとんどピント外れとなりました。
苦し紛れに、これだって面白い「表現」となっていると思うけど、などとつぶやいています。




 「白鳥撮影」はとても奥が深く、白鳥の生態の表現ばかりでなく、光線の具合や風景の中での表現など、
興味が尽きません。まあ、急がずに楽しんでいこうかな、そんなところです。

白鳥が舞う3

2012年12月22日 | フォトギャラリー
 「白鳥が舞う」も3回目となりました。
今回は、狙っていたとは言え、まさに偶然とも言えるショットなのです。
頭上近くをすごいスピードで飛び去る白鳥をファインダーに納めると言うことは、ほんと!大変でした。

 頭上近くを飛び去るときに、白鳥の翼が風を切る音でしょうか、「ギーギー」と言う音が聞こえるのです。
なぜか、この音がたまらないのです。なんと優雅な姿でしょうか。そして「しびれる」音なのです。














 つい先日、白鳥たちを「1/15秒」での流し撮りに挑戦して、楽しい時間を過ごしてきました。
ご紹介できる画像があるかどうかと言う所なのですが。

白鳥が舞う2

2012年12月21日 | フォトギャラリー
 前回からのつづきです。ようやく整理したとは言え、まだ300枚ほどの画像がありました。

 今度は2から3羽の写っている写真で構成してみました。






 まだ首筋に灰色を残す幼い白鳥が、連れだっての「ツーショット」が撮れていました。







 
 たぶん、次回は「1羽だけ」の写真を集めてみるつもりです。
「チャイコフスキーの白鳥の湖」は曲もバレーも最高ですよね。誰だって好きですよね。「白鳥」のこと。

 今日は「冬至」だそうです。でも、「クリスマス寒波」も予想され、厳しい冬本番はこれからですね。

      

白鳥が舞う1

2012年12月20日 | フォトギャラリー
 この間、17日(月曜日)朝食をすませてからでしたが、お天気が良さそうなので、ふらりと「瓢湖」へ。
瓢湖の上空を「コーコー」と鳴きながら、グループごとに白鳥たちが舞っていました。

 この日のレンズは高倍率300mmズームの身軽な状態でした。「白鳥が舞う」、これだ!と決めました。












 今回は、このシーズンに入り「3回目」の白鳥撮影となりました。
じつは、未だに飛翔中の白鳥たちをファインダーにとらえること自体が、厳しいものでした。
連写を活用して、手持ちでした。いつの間にか「1000枚」を超えていました。
しかし、撮影自体はとても楽しいもので時間を忘れて、夢中でシャッターを切っていました。
実際に「ハードデスク」に残したのは300枚ほどでした。

 次回は、ちょっと写っている白鳥たちの数を減らしてみます。

まもなくクリスマス

2012年12月18日 | 日々これ好日
 もう一週間後には、クリスマスです。
クリスマスなど関係ない私ですが、そのイルミネーションは楽しみにしています。

 そこで、地元の「県立植物園」に出かけてみました。とても多くの家族ずれで賑わっていました。














 日本人は、たぶん昔から「外来の文化」を取りこんだり、親しんだりできる名人?なのでしょうね。
「バレンタインディー」、「クリスマス」、「ハロウィーン」とか、すごいですよね。

 今回の「衆議院選挙」の結果は、民主党の政策が悪かったからとかではなく、
周辺諸国の「ナショナリズム」が、自民党の勝利をもたらした大きな助っ人だったのではと思っています。
新しい政権の最大課題は外交でしょうか。

遊歩道散策

2012年12月16日 | 日々これ好日
 近ごろは、寒いと言ってはウォ-キングを休み、雨が降っているから、などといくらでも言い訳ができるのです。

 間違いなく、どんどん足腰が弱くなっていることは、まさに実感できるのです。
それでも歩こうとしないのですから、どうしようもないようです。

 ところが、先日のTV番組で北海道では「いかそうめん」を大根おろしでいただくという紹介がありました。
私は夕方、自ら歩いてスーパー「ベルシティー」まで行きました。「いかそうめん」を買うためにです。
ついでにカメラも持って、きょろきょろと見回してはカシャリカシャリでした。










 久しぶりに歩いた心地よさと、自分でつくった大根おろしの相乗効果でしょうか。
いつもは「しょうが醤油」の「いかそうめん」なのですが、「大根おろしとの組み合わせ」、
そして「焼酎(いいちこ)のお湯割り」が、たまらなくよかったですね。

温泉まんじゅう

2012年12月14日 | 日々これ好日
 今週の初め、家内の方の兄貴夫婦二組、そして私たち夫婦、三組の夫婦が仲良く1泊の温泉三昧でした。

 互いに、腰が痛いとか、肩が痛いなど、いろいろです。年末本番前に英気を養って来ましょう、ということになりました。
このような話は、いつもすぐにまとまります。それではと言うことで、私の運転で比較的近い「月岡温泉」へと走りました。




 忘年会シーズンなのに、温泉街も静かなものでした。足湯にはどなたもいませんでした。
街中では、名物「月岡まんじゅう」のお店から出ている蒸気だけが,まあ元気でした。








 じつは、ここ月岡温泉の「温泉まんじゅう」は、私の大好物なのです。文句なしに「おいしい!」んです。
以前には、「ぱくぱく」といくつでも食べてしまっていましたが、
最近「HbA1c」とかが、「ぱくぱく」をやめなさい!などと「邪魔」を入れるようになり、切ない思いをしています。

わんちゃんたち

2012年12月11日 | 日々これ好日
 少し前のことでした。この12月はじめの頃「カーブドッチ」で軽く昼食をとりました。
 

 
 
 そのとき、ひとりあたり「3匹の小型犬」を散歩させている女性のグループがありました。
この「カーブドッチ」の庭が集合場所なのだそうです。

 ご主人様の言うことを聞いて、とてもお行儀のいい「わんちゃんたち」でした。
とはいえ、少しもじっとしていないその様子が、なんとも可愛いものでした。








 それにしても、同じような「わんちゃんたち」をつうじてのサークルができているところに、妙に感心してしまいました。
共通の趣味・楽しみ「カメラ・写真」でサークルができるのも、同じことでしょうか。
いろんな楽しみがあるものだ、何か認識を改めさせられたことでした。

雪が降る

2012年12月09日 | 日々これ好日
 昨日から、日本列島に寒気団が入り込み、特に日本海側は降雪が予想されていました。

 今朝ほど目覚めると、やけに静かです。直感的に「雪が降った!」とわかりました。
案の定、窓を開けると白一色の銀世界でした。

 シーズン初めて、スコップを持ちだして玄関から除雪をして道をつけました。
丁度、家の前の道路を「除雪車」が何度か往復して除雪作業をしてくれました。




 じつは、このシーズン、庭木などに「雪囲い」や「雪つり」をしませんでした。
この程度の降雪では問題ないと思いますが、「ドカ雪」となると心配です。








 すぐ近くの竹林が、降雪の中で見せる風情を撮ったのですが、どうもうまく表現できませんでした。


 それにしても、今年は車庫がシロアリにやられて、かなり大がかりな補修をしました。
トイレと便座などの入れ替え、補修など、結構出費がありました。

 夏の「樹木剪定」や初冬の「冬囲い」など、いつもは「シルバー人材」にお願いしていました。
今年は、出費多端なものですから、樹木剪定は私がしました。冬囲い不用なまでに刈り込んでいました。
さあ、その結果はどうなることでしょうか。

 家そのものも、そして家の中の諸設備など、次々と傷み始めて、その補修もバカになりません。
何よりも、私自身のメンテナンスにも出費が大きくなってきました。
何に撚らず、歳を重ねると、それなりの「お金」のかかることに愕然としています。

久々の五合庵

2012年12月07日 | 良寛さまのことなど
 いきなり初雪となった12月1日でしたが、その翌日久々に「五合庵」に立ち寄ってみました。

 このところ、もっぱら五合庵への近道を利用しています。
また、この道は国上山の麓の集落から「月見坂」を、「本覚院」まで登ります。
おそらく、この道を「良寛さま」も登られたであろうと思っています。

 本覚院に車を止めて、本覚院にお参りをして「五合庵」への道を上ります。






 ちょっと登って、上を見上げると「五合庵」の屋根が見えました。
今回は、ちょっといつもと違った撮り方を心がけたのですが、どうもどうも、でした。








 一度、雪に埋もれた「五合庵」を撮ってみたいと思っているのですが、きっと大変なことでしょうね。
撮る前から尻込みしているようでは、無理ですよね。