柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

モールスキー

2006年02月27日 | アマチュア無線
 発行直後に買い込んでいた「モールス・キーと電信の世界」という本をようやく読み終えた。

 途中まで読んで、中断していたが最近集中的に読んでみた。
有線・無線の歴史とそれに伴う「モールス・キー」や関連する事柄などについて、多くの写真や資料を駆使して、「うんちく」を傾けられている。
すばらしい内容でよくぞまとめられたなあ、と思う。
とても参考になった。

 私の場合は、CWのキーイングに関しては、
最初から「縦振り電鍵」で習熟することは無理だと思っていた。
だから、迷わず「パドル」操作から始めている。
しかも、右手用にセットされたパドルを、そっくり左に持ってきて、左手で操作するようにしている。まったく違和感もない。
今では、右手では打てないようである。

 何年たってもキーイングはへたくそである。何年たってもたどたどしい。
そこで、「パドル」が悪いからだろうなどと道具のせいにしたりして、パドルも何台か取り替えたりもした。
今では、すっかり手になじんでいる3台のパドルが現役である。
 
 机の上でまず動きだすことのない「ケンプロのキーヤー」は、とても使い心地がよい。
 「バイブロのパドル」は、その作りの確かさにほれ込んでいる。何よりも美しい。今はさらに使い込んで手になじませようと思っている。
 同じバイブロの「コードウオーリアJr.」はミニパドルで移動運用のときに使っている。
 
 特別のこだわりがあるわけではないが、やはり相性のようなもの、使い心地のよいものが私なりにあるようだ。

 ところで、さっぱり耳の方が上達しない。
早いCWの聞き取りやコンピュータに打ち込みながらの聞き取りには、大変苦労している。
 すこしでも上達しようと「CW-freak」などのソフトの助けを借りて練習したこともある。でも、長続きせずまったく上達はしない。
それでも最近は、「ボケ防止」にCWはいいのではないだろうか、などと情けないようなことを考えて時々は、そのソフトで練習をしている。

 ハムログには私のキャッチフレーズ「スロー・ライフとスローCWを楽しんでいます」と出てくる。
それでいいのだ。それでいいのだ!

「だしの風」

2006年02月27日 | 日々これ好日
 先週末には、今年初めて南から「だしの風」が強く吹き渡った。
特に金曜日の夜から土曜日にかけては、風の強さはかなりのものだった。

 冬型の気圧配置から、春の気圧配置になって安定したお天気が数日続くと、決まって「春の嵐」ともいうべき「だしの風」に見舞われる。
20年ほど前に、ここ新津に引っ越してきたのであるが、毎年春先の南からの強い風には、びっくりしたものである。 この辺では「だしの風」と呼んでいる。
 阿賀野川をはさんで川向こう阿賀野市の「安田」というところは、昔から「だしの風」の強いことで有名である。

 ここ新津から安田に嫁いだというハム(アマチュア無線家)のYL(女性)さんと無線でお話したことがあった。
「安田の風は新津の風なんてものじゃあありませんよ」とおっしゃっていた。
 ちょうどバックになる「五頭山」からの吹き下ろしなのか、あるいは阿賀野川沿いに吹き込んでくる風の噴出し口に当たるのが「安田」なのか。
そのおこぼれが新津にも及ぶのであろうか。

 この風は明らかに「北西からの季節風・冬の風」とは違っている。
こうなると「うぐいす」の鳴き声がまたれるが、まだ聴いてはいない。

 やがて「だしの風」が、あちこちの川沿いに吹き渡り、たとえば白根の「大凧合戦」で、あの巨大な凧を大空に舞い上げてくれるわけである。

 「だしの風」で季節の移ろいをしっかりとキャッチできました。

Passion lives here !

2006年02月24日 | 日々これ好日
 体力的にとても夜中のテレビというわけにいかず、今朝ほど起きるとすぐにTVのスイッチを入れました。

 「荒川静香」さんの金メダル、感激!でしたね。いろんな種目でも意気消沈の日本勢のなかにあって、最後のフィギュアースケートで金メダル、しかもこの種目での「金」は日本初めてとか。
 もう、何度も何度も放送されてそのたびに観ては感激・感動してしまいました。
あの冷静なしかもあの笑顔でのスケーティングはどこから生まれるものなのでしょう。
 それに、表彰台の3人のなかで彼女が一番背が高かったようです。スケールの大きな演技や表現もとても見栄えがしたように思いました。
日本人離れした新しい世代の日本人が続々と育っているようにも思われました

 
 話は変わりますが、今日は「確定申告」をしてきました。
昨日、国税局のホームページから「確定申告書A」の書式を出して、必要な事柄や数値を入力していきました。
自動的に「申告納税額」が出てきます。その書式を印刷して、認印を押せば税務署に送付できます。
 しかし、医療費の関係などで不明な点があったので、印刷したものを「市役所税務課」に持っていき点検や指導をいただき、数箇所の訂正で提出できました。
 それにしても、にわかに税負担が大きくなっているようです。来年はさらに負担が大きくなるようです。ため息をついているだけではだめですね。この気持ちを次回の選挙に生かさなくてはと思いました。

 午後には音楽鑑賞会の例会でした。会場は県民会館。
宝塚歌劇団OGによるグランドショー「ニューヨク・ニューヨーク」でした。
宝塚のショーをここ新潟でも観れたわけです。
 僕は、もともとステージショーは大好きである。
あのタカラジェンヌ独特の衣装や歌い方、そして次々と繰り広げられる華やかな歌と踊りによるショーはなかなかの迫力もあり堪能できた。
 ニューヨークを思わせるビル群をバックに、
セプテンバーソング、ラプソディー・イン・ブルー、煙が目にしみる、スワニー、慕情、スターダスト、セントルイス・ブルース、ナイト・アンド・ディ、はじめ数々のオールディーズメドレーにすっかりしびれました。

万代橋の風景

2006年02月21日 | お出かけ
 新潟市というといくつかランドマーク的なものを挙げることができるけど、やはり大河信濃川の河口近くに架かる「万代橋」と云うことになるのではなかろうか。

 最初の写真は、2枚目の写真に写っている「オークラホテル」からのもので、信濃川左岸から見た万代橋である。


 私が新卒で新潟市内に下宿していたときに、下宿のおばあちゃんが語ってくれたことがあります。
「沼垂から万代橋を花嫁姿で渡って、ここ新潟島に嫁入りしたとき振り返るごとに涙があふれて、沼垂がよく見えなかった」のだそうです。
その頃の万代橋は、木造で今のおよそ2倍くらいの長さだったようです。
現在の万代橋は3代目のようですが、架け替えのたびに川幅、橋の長さが短くなったようです。

 
 2枚目の写真は、信濃川右岸からのものです。
石材を使ったアーチ橋はけっこうあちこちで見ることが出来ますが、この万代橋のもつ美しさ、重厚さは特筆できると思います。
加えて「新潟地震」の際にもびくともしなかった丈夫な文字通り万代橋のようです。

 
 上の写真は、ワシントンDCからアーリントン墓地に行く時の橋で、ポトマック川に架かるアーチ橋です。「あれ、なんで万代橋がここにあるんだ!」とびっくりしたものでした。

 下に紹介する橋が、ほんの数年前に万代橋よりさらに下流(河口近く)に架けられた「柳都大橋(りゅうとおおはし)」です。
実にスマートですね。まさに現代的な機能的なデザインですね。
 そして、ひょつんと突っ立ているのが「朱鷺メッセ」です。
中には、多くの事務所や美術館さらに「ホテル日航」もあります。
以前には、「一度泊まってみたいね」などといっていたのですが「強度偽装事件」で騒がしくなり、このビルは心配ないのでしょうが、なんとなく「泊まるのよそうよ」ということになってしまいました。


 やっぱり春近しなんですね。今月14日と19日、いずれも快晴でした。
信濃川の岸辺散策を、左岸、右岸と二日間も楽しんだのでした。

ようこそ「ふきのとう」!

2006年02月21日 | 日々これ好日
 今日はお天気もよし、午前中運動不足を補うために自転車でサイクリングロードを疾走!
 夕方にも、もう一度疾走!とても気持ちが良い。

 川端には釣りをする人、覗いてみるとかなり形の大きなフナが5,6匹もバケツの中に元気に暴れまわっていた。たいへんな釣果ではないか。フナも目覚めたようだ。

 気になり、いつものあの場所にひょっとして「ふきのとう」が出ていないだろうか。寄り道してみた。
いやあ、春が来ていたんだね。いくつもの「ふきのとう」がとっくに顔を出していたのだった。

ブックマークへのご案内

2006年02月20日 | Weblog
 この「柄目木庵」においでいただきましたこと、ほんとにありがたくまたうれしく思っています。

 老若男女を問わず老いも若きも「ブログやホームページ」で、「自分を発表」できることはなんとすばらしいことでしょう。

 最近の私は「RSSリーダー」というソフトに、主として趣味(Ham)関連のBLOGを登録させていただき、そのBLOGに新しく記事が載ると案内が来るようにしています。このようにしてたくさんのアマチュア無線家のBLOGを拝見しています。
いろいろと情報をいただいて刺激としています。

 ところで、私のBLOGには趣味とは別な観点から私が責任を持ってお勧めしたい
「BLOGやHomepage」を「ブックマーク」に紹介させていただいています。

 福島は「いわきのオーロラグループ」から、ローカルカラー丸出しの若い世代の掲示板です。いつも若さを頂戴しています。
それと管理者のBLOG風の日記には、現役世代の颯爽とした活躍が生き生きと述べられています。

 滞米中の若きドクター「Randykuma」さんはNIHでの研究に没頭される傍ら奥様や子供さんたちへのサービスも忘れません。
週末には、いろんなところに出かけて観光やグルメのレポート、それに研究生活に伴う人や事柄についても興味深く拝見できます。

 さて、お勧めの本命は私と同世代の方々のホームページやブログです。
こう申しては何ですが、だてに歳はとってはいらっしゃいません。
JH9HJS/平野さん,JA0DX/小林さん,JA0QDK/南雲さん、それぞれの「こだわり」は私ごときがどうだこうだと申し上げることは出来ません。
それなりに年輪を重ねた「マチュアなスピリット」をそれぞれのホームページやブログで味わっていただけるなら、ありがたいと思います。

 いつも、巡回しては感動をいただいて来ています。
私のこの体験を共有していただけるなら、どんなにかすばらしいことでしょう。

Suicaの利用

2006年02月20日 | 日々これ好日
 さいわい、新津駅と新潟駅の間は運転間隔も短く、ノーダイヤに近い感覚で利用できる。

 旧新潟市街や中心部に出かけるときも、飲み会などの帰りのときも駅にたどり着けば、たいていは程よい時刻の電車がある。
 最近、「かっこよく?」改札を通過する人がいるのに気づいた。
改札機にちょっと「タッチ アンド ゴー」である。

 こちらでも最近、JR東管内で首都圏エリア、仙台エリアについで「新潟エリア」でも「ICプリペードカード・Suica」が利用できるようになった。
新潟駅を中心に、信越線東三条から、越後線吉田から、白新線新発田から、新潟駅寄りの間で利用可能になった。

 新潟市中心部へは車で出かけることの多い私ではあるが、時には飲み会などでは車はNGであるし、長時間の時には駐車料金も馬鹿にならない。
電車で出かけることも結構多いのも現状である。
 そこで、さっそく「Suicaイオカード」なるカードを購入した。
初期費用は¥2,000である。カード保障に¥500、実質利用できるのは¥1,500である。カードを返却時には¥500は戻ってくることになっている。
また、必要に応じて¥20,000までは入金しておくことも可能である。

 あるとき、利用してみました。出るときも入るときもカードを指示場所に軽くタッチで通過できる。
今までのように切符を買って、改札機に入れて受け取りなども必要がない。
まことに便利であるような気がする。ただ、これからの長期的な使用体験で評価はどうなるだろうか。

 昨年、アメリカに行ったときは「磁気式プリペードカード」方式で地下鉄を利用した。でもこれは入れてくぐらせ受け取るタイプであった。
日本の「タッチ&ゴー」に比べると、ちょっとという感じである。

 好むと好まざるを問わず「ユビキタス社会(いつでもどこでもコンピュータ)」に取り組まれていく生活が現実のものになっていくことを実感しています。

How about バレンタイン・ディー?

2006年02月16日 | 日々これ好日
 このところ、月が替わると一年前の同じ月の「BLOGの内容を印刷」して保存したり読み返しています。
昨年の2月は、柄目木庵もなかなか賑やかでした。

 それによれば、昨年のバレンタイン・ディーには「孫からの eCard」をもらって感激だったようです。
しかし、ほんものの「チョコレート」は誰からもついに届かなかったのでした。
それでも昨年は、けなげにも「来年はこっそりチョコを準備しておいて、女房にプレゼントといくか。どんな顔をするだろう」などと書いていたではありませんか。

 さて、みなさんには今年の「チョコ」が届きましたか。
見かねた女房が、「チョコを買って上げましょうか?」ときましたが、とっさに出た言葉は「義理チョコなんざあ、いらないよ!」でした。

 こっちも昨年のことなどすっかり忘れていて「女房へのチョコ」なんてのは思いもつきませんでした。
 お互いに、こんなもんでしょうかね。

 ところが昨日、女房のすぐ上の姉の旦那(実は僧侶なんです)が、どういうことでしょうか、たくさんチョコをいただいたようで、かわいらしいパッケージのチョコをひとつ私におすそ分けしてくれました。
まさか方丈様からチョコをいただくとは、お釈迦様でもご存じなかったことでしょう。

 それにしても、ほろにがいチョコの味でした!

楽しき語らい

2006年02月13日 | お出かけ
 実は、去る土曜日(11日)はほんとに充実していました。

 前にも紹介しましたが、家内の姉妹ご夫婦の幾組かとは、時にはそろってお出かけということがありました。
ところが、一番下の妹ご夫婦だけは旦那様が現役で、平日の宿泊が無理なため、ご一緒できないでいました。
 この土曜日に、お互いにタイミングもよし、ということで唯一お部屋が取れた「弥彦グランドホテル」を目指して、日の暮れないうちにと車を走らせました。
 到着して、お部屋に案内されてみるとホテルの外見とは違って、お部屋の内装は古民家風のしゃれたものでした。

 ここのお風呂は、男性女性用が夜八時に入れ替わりました。さらにそれぞれの温泉がいろんなタイプの湯船となっていて、それは楽しいものでした。
温泉好きの私は、よく日のチェックアウトまで4回も入ったのでした。満足!

 それと、若いご夫婦と一緒の食事や会話は、やはりいつもとちょっと違っていました。話題が若いですね。男女のことやお仕事のことなど、いつもよりは華やいだものがありました。なんか久しぶりに気持ちも若返りました。

 二組の夫婦がひとつ部屋で休みました。鼾も豪快でした。若いということはいいものですね。こちらはあらかじめ「耳栓」を持参していましたHi.

 翌朝は、ちょっと新雪がありました。お昼までチェックアウトを延長して、朝風呂を2回も入ったのでした。

 お昼過ぎに弥彦から燕市にあるファクトリーアウトレットショップ「STOCK BUSTERS」に行って見ました。以前からその評判は聞いていて一度は見たいところでした。メーカーでの正規市場にはちょっとという「わけあり製品」を多量に多品種をそろえています。とにかく安いいのです。

 妹夫婦は、仕事上にも使える品や孫へのお土産などたくさん仕入れて大きなダンボール箱に詰め込んでいました。
 私どもも家内が、いくつかの台所用品を買いました。私は家で、「大根をおろす係り」なものですから、これはよさそうだという「容器つき大根おろし器」を買いました。これでおいしい「大根おろし」をおっくうがらずにすり下ろすことが出来ることでしょう。

 それにしても、この週末はとてもハッピーなことでした。

「里山へのいざない」

2006年02月12日 | 日々これ好日
 前回の記事の「食の陣」のあと、同じ万代シティーにある「シルバーホテル」が会場の講演会「里山へのいざない」に参加した。

 私は何度も「市民大学」で「里山を会場にしたいろんな研修」に参加したことがあった。私がいつも出かける「護摩堂山や秋葉山」は典型的な里山である。

 まずパネル展では、新津丘陵の四季折々の樹木と花や実の写真が紹介されていた。「マルバマンサクの花」を見て、本物を早く見たいものだと痛切に思った。護摩堂山のあの場所で見れるんだよな、などと。
 それに「ユキツバキとヤブツバキ」の分布図をみて、まさしくユキツバキは豪雪地にこそ咲く花なのだということが、よくわかりました。そして新潟県の県木でもあります。雪の衣に守られながら、じっと春を待つユキツバキです。
 困難に耐えて、しなやかに生きる雪国の人たち、このことは雪国だけのことではなく、日本文化の根幹にある「しなやかさ」に通じていると思う。
いろんな文化を柔軟に取り入れながらも、本来育んできた根幹を決して失うことが無いようにも思われますが、いかがでしょうか。
 自然との共生、これこそ世界に誇れる文化ではないでしょうか。
昨今の日本人の一部に、これらの認識を欠いて「**原理」に走った末路を見るような気がします。



 第2部の講演会は「今、輝く里山」と題して、安田喜憲先生だった。
あらかじめ配布されていた先生の著書「日本人よ、森の環境国家たれ(中公叢書)」からの抜粋文が紹介されていた。お話をワクワクする気持ちでお聞きした。

                 

 「森の民」日本人はいままで一度もへこたれたことは無かった。この21世紀の地球環境問題の世紀にも、日本人が森にこだわり、「森の環境国家」の構築に邁進する限り、日本の未来は安泰であろうと熱く熱く語られたのである。
 森が滅ぶとき国も滅ぶ、中高年よ森へ行こうではないか、美しい日本の創造のために、森が日本を救う、などなど。

 立錐の余地もないくらいの会場であったが、多くの方々も私同様に深い感銘をもらったのではなかろうか。

にいがた冬・食の陣

2006年02月12日 | 日々これ好日
      

 2月11日から、「にいがた冬・食の陣」ということで、市内の何箇所かで3月末まで、熱々の鍋物はじめさまざまなご馳走が、格安で楽しめるイベントがある。
 特に11日(土)は「当日座」ということで、オープニングがあり、食いしん坊の私はのこのこ「万代シティー会場」に出かけた。

 とても寒かった。「ロシアの家庭料理・ボルシチ」が目に飛び込んできた。
               

 熱々だということと、パン、ワイン付きというのが気に入って注文した。
吹きさらしのテーブルで寒さにふるいながら、熱くてちょっと辛味のあるボルシチはとてもおいしかった。体がほかほかしてきた。
 こんな料理があるのなら寒いロシアもわるくないな、などと思ったのでした。

                      

                                           

クラブミーティング2月

2006年02月09日 | アマチュア無線
 一月のクラブミーティングは、所用があり欠席だったのですが、今月はばっちり出席できました。

 毎度の事ながら、新津支所市民会館研修室での夜7時から10時まででしたが、時間が足りませんでした。最近は参加者もほんとにハム(アマチュア無線)が大好きな方だけの出席となっています。
 それだけに、その思い入れや話題には事欠かないようです。

 今回のテーマはメーリングリストを通じて、事前にその予定(話題)が知らされていました。
(1)真空管を使った製作講習会はどうだろう。
(2)W(アメリカ)のコールサインをJA(日本)でとる方法
(3)バンド・プランについて
など。

 予定時刻前には、BS放送受信上のノウハウなどが話題になっていました。
私も、私の「FT-847無線機のコンピュータ制御」について、この道のベテランOMにいろいろと教わりました。
改めてFT-847の優れている機能にびっくりしました。知らなかった、利用しなかったことの不勉強さに気づかされました。衛星通信での活用を考えてみようと思っています。

 (1)については、新津クラブとして外部にも公開した形での講習会はパーツをそろえられるかどうかなどの点でも問題があり、まず無理ではないか、ということでした。
講習会のテーマについては継続審議ということでした。

 (2)については、いつもミーティングを有意義なものにしてくださるOMさんが資料を準備されていました。
その具体的に国内ボランティアの利用や試験の科目など、わかりやすく説明していただきました。
 USのアマチュアバンドとその資格をみると、エクストラ級でないといかんなあ、と思われました。
また実際の試験問題なども紹介されましたが、たいへん「実際の運用」にかかわりのある問題が出題されているようで、なんとかなるようだという感触をもちました。
 さあて、私の場合は現状にどっかりと座り込んでいるので、モチベーションにイマイチですが。

 (3)については、バンドごとの皆さんの運用状況や「こだわり」などが次々と紹介されました。とても興味深く面白くうかがうことが出来ました。皆さんにはそれぞれの目当て、目標があって長く長く続いているんだ、と再確認でした。
 それぞれの局長さんには、それぞれの「楽しみ方やこだわり」があり、やっぱり「アマチュア無線」というのは「King of Hobby」だと実感しました。

Valeryさんとの再会

2006年02月07日 | アマチュア無線
 昨晩のこと、9時半を過ぎた頃いつものようにローバンドのワッチ。
 
 Top Band 1.9MHzで九州の局と通信。
Calsatを立ち上げて「VO-52衛星の軌道と時間」を確認。まもなく通信可能な時間が来るようだ。
Rig(通信機)のスイッチを入れて衛星モードにして待機する。
私の方から衛星へは435.260MHz、予定では衛星から145.884MHzあたりに私の電波が帰ってくるはずである。

 幸い自分の電波はすぐに確認できた。さあ、変化する衛星からの電波を捉えながらのCQ(どなたか応答願います)を出す。この操作がたまらないのである。
今宵は衛星の軌道がよくてダウンリンクがとても強かった。
しかし、おわってみれば2局との交信で終わった。

 お風呂前にもうちょっとというわけで、3.5MHzを聞く。
「CQ CQ de UA0ZC」というシグナルが聞こえてきていた。
どうも聞いたことのあるコールサインである。呼びかけてみた。
すぐに応答がありQSB(電波の強弱)の中ではあったが、お互いに599のレポート交換であった。

 通信を終わり「Hamlog(通信日記)」にデータを入れてびっくり!
僕もぼけたものである。
昨年の「粟島移動」で10MHzの私の電波に応答してくれたあの「Valeryさん」だったのだ。しかも、このたびのビューロー経由で送られてきたカードのなかにValeryさんのものがあったと、ほんの数日前のこのBLOGに書いたばかりではなかったか!
 このたびは、カムチャツカからの3.5MHzの電波に私が応答するかたちであった。「なつかしかった、うれしかった、カードいただきましたよ」などの一言をなぜ添えることが出来なかったのだろうと、ものすごく残念に思った。

 いつか、みたび彼のシグナルを捕まえることが出来るであろうか。

フラワーガーデンにて

2006年02月06日 | お出かけ
 例年の今頃、家内の姉妹ご夫婦の方々と一泊を楽しんでいる。

 幹事をおおせつかっている手前、いつぞやは事前調査ということで「寺泊岬のホテル飛鳥」に泊まってきたこともあった。

 しかし、通いなれたというべきか、それに格安サービスディー企画を利用して、昨年も利用した「湯田上温泉ホテル小柳」と決定していた。
なんのことはない、護摩堂山登山の後には必ず立ち寄り「温泉入浴」を楽しんでいるホテルである。

 昨日の日曜日、私ども6人は午後3時にはチェックイン。
いつものように、まずは温泉、そして「バイキング形式の夕食」。その後は「カラオケルーム」を借り切って、思う存分のナツメロを互いに遠慮することなく、思いの限り歌うのである。お互いに気心の知れたもの同士、音程が外れていようが、毎度同じ曲ばかりだろうが、ぜんぜんかまうことはない。

 就寝前の一風呂あびてお休みタイムとなった。

 目覚めればさっそく朝風呂。
朝食はこれまた「バイキング形式」、みんながこのバイキングが大好きなのである。思い思いのご馳走を、それぞれに盛り上げて、おしゃべりを楽しみながらの食事は最高だ。
私などはコーヒーもイスプレッソにブレンド、アメリカンと3杯もお代わりしてしまった。

 10時にチェックアウト。
近くの「フラワーランド」に立ち寄った。さまざまな春の花々が見事である。いく鉢かを求めたご夫婦もありました。ここだけはほんとにもう春であった。

雑記帳

2006年02月02日 | 日々これ好日
 二月に入って、明日は立春である。

 幸い、我が家の「手作り積雪計」はご覧の通りである。
今晩にも大きな寒波が来るという予報ではある。穏やかに通過してほしい。

 昨晩は人工衛星VO-52からのダウンリンクが強く受信できた。
そこで、相手に合わせることが難しいので、送信電波固定でCQを連発。
 受信の144MHzのダイアルを右手でぐるぐる回して自分のダウンリンクを見失わないように必死である。そして左手でパドルを操作して430MHzでの電波を衛星に送るのである。なんとか3局との通信に成功。風雪で横倒しになっているGPアンテナもがんばってくれたようである。

 先月末に届いた通信カード(QSLカード)の整理が終った。
それにしても、ロシアやルーマニアあたりからのカードの何枚かが、ビューロからおよそ七ヶ月くらいで届いている。何のことはない国内局と同じ程度の日数で届いていることにびっくりである。
 実は、一万枚を超える国内QSLカードは長年無線を楽しんできている方にとっては、決して多い枚数ではない。しかし、その整理と保管に最近は思案をしている。重い、場所をとる、困っている。
 QSObankを経由してのQSLカードは1400枚ほどであるが、画像なのでUSBメモリーにすんなり納まっている。保管方法としてはベストだと思う。
せめて、国内通信のカードは100%がQSObank経由にならないものであろうか。

 この間、読み終わった本を10冊ほど「BOOKoff」に出した。
資源ごみとして出すよりはいいかと思ってのことであった。¥1,100ほどになった。何人かの方が新しい読み手となってくれるかもしれない。
 
 私は、その足で本屋さんへ。最近、新聞に続けて大きく宣伝していた新潮新書「国家の品格」なる本を買った。
 著者は新田次郎のご子息というのに惹かれた。某国立大の数学の教授である。
既成概念の多くに厳しい批判を下して、「武士道精神」をよりどころにと述べている。「論理と合理性」は絶対ではなく、日本古来の「情緒と形の文明」をこそ大切にすべきだと言う。
 いやはや、なかなか説得力もあり痛快でもあった。
ちょっぴりエールをいただいた面もあった。