柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

白鳥たちを出迎える

2009年11月29日 | フォトギャラリー
 ご近所の田んぼや川などで、お食事をしたり遊んだりして、夕方「瓢湖」に帰ってくる白鳥たちを、一度は撮ってみたかった。

 早朝に、お出かけする白鳥たちの姿は、何度か撮った経験はあった。

 凝りもせずに非力な300mmレンズをつけて、先日の夕方「瓢湖」に出かけてみました。
すでに多くの白鳥たちが、コーコーとうるさく鳴いて騒がしい瓢湖でしたが、次々と白鳥たちが帰ってきはじめていました。

 遠くを飛んでいたり、着水場所も遠く、さらにもう暗くなり始めていました。
カメラの感度をギリギリ上げても、シャッター速度は超遅く、さらに手持ちの流し撮り状態となりました。
この状態は、私の手にはおえないものとなっていました。
でも、かまわずにカメラを振り回してはカシャ、カシャでした。
結局、何を撮ったのか意味不明のようなものしか撮れませんでした。
  

                「ただいま!」


              「着水だ!うまくやれよ!」


 じつは、この着水の様子を正面から、大きく撮りたかったのです。
でも、とても無理でした。
もう、暗くなってきて、これ以上の撮影は無理となっていました。

 瓢湖からの帰り道、思わぬものを発見しました。
車を降りて、またカシャ、カシャ。
「水原代官所跡」の広場にイルミネーションでした。
          
               

 落ち込んでいた私でしたが、すこし元気になって戻ることができました。 




第三回目グループ展

2009年11月28日 | 日々これ好日
 私たちの写真グループ「PHOTOグループ f」も、今回で三回目のグループ展となりました。
継続こそパワーなりと、青春真っ盛りのシニアたちはがんばっています。

 いつものように、小さなギャラリー、秋葉区本町の「ぽっぽ道の駅」です。
展示期間は11月30日(月)から12月11日(金)までです。
多くの方々に、見ていただきたいと願っています。

 
(言い訳になりますが、コンパクトデジカメで撮っています。ほんとは、イケメンばかりですし、作品はすごいのですよ)
            

 今回の作品は、大変色とりどりで、さすがに秋の風情を切り取ったものが多かったようです。
私どもは、作品の搬入・飾りつけ、そして撤去の時には、必ずささやかながら「晩酌会」を持っています。
このときばかりは、皆で写真への思い入れを語り、いずれ「個展」か「写真集出版」かなどと夢とお酒に酔いしれるのでありました。

侘び助の宿

2009年11月26日 | フォトギャラリー
 今年は、我が家の「侘び助椿」の蕾が、異常なくらいにたくさんついていました。

 それが、ここ数日の間に両隣の家の垣根・山茶花に負けずと咲き出しました。
いくらなんでも早すぎる開花です。ちょっと?と首を傾げています。
   
 なんとも言えない、寂しげな風情のお花ですよね。「侘び助」とは、誰が名づけたのでしょうか。
そんな趣が「茶花」として好まれるところでもあるのでしょうね。
            
 写真に撮っている間にも、無性に「いとおしく」なってくるではありませんか。
家内に頼んで、一枝を我が家の家宝「柄目木庵ボトル」に投げ入れで、生けてもらいました。

自画自賛ではありますが、侘び助も、花瓶(ボトル)も、すてきでしょう。
まあ、写真の腕前は不問ということにしておきましょうね。

富士フォトギャラリー

2009年11月24日 | 日々これ好日
 昨日、新潟市中央区「富士フォトギャラリー新潟」に行ってきました   
 

 私の「ひつじ草一番花」も、他の方の作品と一緒に「花夢里にいつ」「イオン新潟南」と展示会場を移動しながら、
現在は「富士フォトギャラリー」での展示となっていました。
 ギャラリーのイントランスで、いきなり私の作品に出迎えられて、ドキッとしました。
      

 このギャラリーには何度か来たことがありました。
とても落ち着いた、素敵な雰囲気です。
同じ作品なのに、ここでは一段と作品の見栄えがいいように思われます。




なんとも気恥ずかしく、面映い思いで、そっと会場を後にしました。


             

忘年会シーズン

2009年11月23日 | アマチュア無線
 今月に入って、俄かに忘年会や懇親会などの飲み会が、どっと押し寄せてきています。

 我が財布から、お札が飛ぶように出て行くものですから、財布も風邪を引いてしまっています。
でも、昨晩の「JARL新津クラブ忘年会」は格別なものでした。

 自分で手作り家具なども手がけるメンバーの「帆苅亭」を利用させていただきました。
お店を広げて、手作りのテーブルが2セットも入っていました。
また、本業は「お酒も販売」ですから、飲み物は売るほどあるというのも、大変便利かつ強みでもありました。
このお宅の庭は「さんま焼き移動運用」で、例年お世話になっていました。

 そして、さらにさらに、元板前のメンバーが昼過ぎから厨房に入り込んで、私どものために腕を奮ってくれたのでした。

      

           
   
                  

 おいしく食べて飲んで、おしゃべり沸騰状態でした。
実は、メンバーの中には写真愛好家も多く、クラブ内で同好会でもできそうなくらいです。
中には、「市展」や「県展」などにも入選を繰り返すベテランの方もいたり、時間の過ぎるのも忘れてしまうほどでした。

山茶花の宿

2009年11月19日 | フォトギャラリー
 今日の午前中は、雨の降らない合い間を「落ち葉はき」としました。

 落ち葉を集めては、せっせと庭のコーナーに運んで、ふかふかの落ち葉のベッドを作っています。我が家の小さな自然園が出来上がる予定です。
今年はこの作業も2年目です。

 我が家の両隣の家の垣根は「山茶花」の樹です。
まさに花盛り、それはもう見事なものです。まるで我が家の山茶花のようです。

 でも、我が家の自然園にも、かわいい山茶花の花が咲いているのです。
日が差し込んだのをみて、急いでカメラを持ち出してみました。

    
        

        
               

 今日は、マクロレンズではなく「300mmの望遠レンズ」でした。
後の2枚は、その先端に「クローズアップレンズ」をつけてみました。
でも、ピントあわせがとても難しく、難儀をしました。 

柄目木庵5周年

2009年11月17日 | 日々これ好日
 BLOG「柄目木庵」は、2004年11月にスタートしました。

 ちょうど満5年がたち、6年目に入ることとなりました。
休み休み、ゆっくりと書きたいときに書き込む、このスローな取り組みがよかったと思っています。
そして何よりも、お寄せ下さる「コメント」が、とても楽しくうれしい限りなのです。
継続できたのも、多くの皆さんから「我が庵・柄目木庵」にお立ち寄りいただいている、と言うことにつきると思います。

 引き続き書いていこうと言う元気をいただいていることに、心からの感謝を申し上げたいと思います。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。


 さてこのところお天気が大荒れの日が続きました。
我が家の自慢の「もみじの葉」が見事に紅葉して、見事に散っていきました。 
  
               

       
         

 ここで、どうしても「星野富弘さん」の「嵐の詩・初冬」を紹介させていただきたいと思います。

        木にある時は 枝にゆだね 
             枝を離れれば 風にまかせ
                  地に落ちれば 土と眠る

          神様にゆだねた人生なら
                木の葉のように
                   一番美しくなって
                         散れるだろう

村松公園へ

2009年11月14日 | お出かけ
 村松・蛭野の帰り道、ふらりと「村松公園」に寄り道してみました。
すでに、日没に近い頃でした。

 さすがに鮮やかに撮ると言うわけには行きませんでしたが、見事なモミジの紅葉でした。
公園内は、雪囲いの済んだ樹木もありました。
  

 ここ村松には、かつて「陸軍少年通信兵の学校」がありました。
多くの少年通信兵がここから戦地へと旅立ったことでしょう。
公園内に、このことを示す碑がありました。
         

     
            

 暗くなってきた公園内での、手持ち状態での撮影は無理なものがありました。

 さて、次回は「我が家の秋」とでもしようかなと思っています。

里の秋

2009年11月12日 | フォトギャラリー
 日曜日、「ぎんなん祭り」があるというので、家内に尻を押されて旧村松町・蛭野に行ってきました。

 ここは「菅名岳、白山」の麓にあり、その山寄りに「慈光寺」があります。
梅雨時など「蛭(ひる)」にやられることが多かったのだそうです。

 この地には、銀杏の木がたくさん植えられていることでも有名です。
今頃は、あちらでもこちらでも黄金の輝きに彩られているはずなのに、今年はまだ銀杏の木が黄葉になっていませんでした。もう一週間ほどでしょうか。

 そこで、ちょっと、カメラ散歩となりました。


     

           

                

             
 
         

 心和むような風景ばかりでした。
立冬も過ぎて、ここかしこに「冬への準備」が感じられました。

 あの鈴なりの柿の実は、どうなるのでしょうか。
熟すのを待って、カラスや小鳥たちが食べにやってくることを、楽しみに待っているのでしょうか。きっと、そうなのでしょう、そう思いました。

紅葉あちらこちら4

2009年11月10日 | フォトギャラリー
 ちょっと前のことです。この時期、気になる「慈光寺」を夕暮れ間じかに訪れてみました。

 シニア写真クラブの先輩で、「石仏」を撮っている方がいます。
ちょっと私もその気分になってレンズを向けてみました。いいものですね。
       

 参道の杉木立に、うらやましいほど、「コケ」がびっしりでした。
     

              

  私が、当てにしてきた境内の「もみじ」は、まだまだ青い葉のままでした。
      

展示会の秋

2009年11月06日 | 日々これ好日
 さすがに秋です。この季節、あちらこちらで展覧会、文化祭などがさかんに開かれているようです。

 このところ、コンパクトデジカメを持って、いくつかの会場を回りました。

 「新潟市展」の行われている新潟市美術館。
ガラス窓から見えるモミジ葉に室内照明が映っていました。


 新潟市江南区の「イオン南店」で「新潟市花のコンテスト」での入選作品が展示されていました。
私の「ひつじ草一番花」もありました。


 新潟市秋葉区のシニア連合の文化祭が、「二番館」でありました。
私も写真の三作品を展示させていただきました。
ハクチョウたちの「朝のお出かけ」、アルプの里で撮った花「アルプの小人たち」、それに奥会津矢の原湿原を撮った「秋溢る」です。


 今日は、「ビュー福島潟」へでかけました。
「八木隆」さんの「N町逍遥」という新潟市でのスナップ写真の展示。
それに、福島潟で採った「ヨシからの和紙」を使って作られた照明が、とても素敵でした。

奥会津へ 6

2009年11月05日 | 旅行など
 私たち「シニア写真クラブ」の撮影ポイントの最後となりました。

 白樺林と紅葉のコラボレーションでした。
ここでは、なんと言っても「主役は白樺」のもつ気品でしょう。モミジもここでは脇役となっていました。
          

         
               
          
      


 この後、私たちは「からむしの里」で、遅い昼食となりました。
新ソバの「十割そば」定食は、久々に味わう「おいしさ」でした。

 駐車場で待機していた「新潟交通」のバスに乗り換えて、一路「只見川」に沿って新津へと向かいました。

奥会津へ 5

2009年11月05日 | 旅行など
 無我の境地です。構図、そんなものはどうでもよかった。
とにかく、目の前のこの「いろどり」を記録しておきたい、そんな風でした。

 「矢の原湿原」の第2弾です。

              
         
                   
           
           
 撮っても撮っても撮りきれません、ふと我にかえりました。
次なるポイント「白樺林」が待っていることになっていました。

奥会津へ 4

2009年11月05日 | 旅行など
 「玉川渓谷」から「矢の原湿原」へとバスは移動。

 到着すると「ヤッホー!」と声を出したいような風景と日差しです。
先生以下11名のメンバーは、思い思いのポイントに三脚を立てました。

      
           

 どちらを向いても「錦、錦」、ただシャッターを押すだけ。

      
            

 からだの中まで、色に染まったような気がしました。

奥会津へ 3

2009年11月04日 | 旅行など
 さて、今日(29日)の朝、宿の「さゆり荘」から見下ろす「南郷」の町は、朝霧のなかでした。
今日は、間違いなく快晴になることが予想できました。

 宿のバスで撮影スポットめざします。
まずは、新鳥居峠を越えて、目指すは「玉川渓谷」です。
さいわい、たっぷりの秋の日差しとなってきていました。
写真は「光を写す」もの、心も浮き浮きしてきました。

 この流れも、只見川を経て阿賀川、そして阿賀野川へと流れていくことになります。
      

            

 まだまだ撮っていたい思いを残しながら、次のスポット「矢の原湿原」に向かいました。