柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

再び雪国植物園へ

2009年04月30日 | 日々これ好日
 先週24日(金)、待ちわびたTOYOTA「WISH」が我が家にやってきました。

 昨日(29日)、高速道での走行を経験してみようと言うことで、長岡市にある国設越後丘陵公園を目指しました。
高速道での乗り心地、安定感には満足できました。

 しかし、丘陵公園に近づくと、なんと入場を待つ車の行列は半端ではありませんでした。
思い切って、先回訪れたばかりの「雪国植物園」に向かいました。

 これが正解でした。
訪れている人も少なく、静かな里山の公園でした。
入場券を求めていると係りの人から「ヤマシャクヤク」が咲きましたよ、という案内をいただきました。

 さっそく、発見した「ヤマシャクヤク」を撮ってみました。
望遠レンズしか持って来ていなかったことが悔やまれました。
  

 私がカメラの設定をしていると、品のいいシニアの方が、目の前に咲いている草花の名前やその由来など聞かせてくださいました。
それらの花をカメラに収めながら、楽しいひと時をもったのでした。
   
   エチゴルリソウ、かわいさと名前に魅せられました。


エチゴキジムシロ、これもエチゴということでパチリ、名前の由来を忘れました。

     
     これは、ハルリンドウだそうです。島倉千代子を思い出したり。

   
   これって、形でわかりますね。トキワイカリソウ、トキワがつくのでした。

     
     ちょっと大きく撮れなかったのですが、颯爽とした熊谷直実の馬上での母衣(ほろ)を連想できませんか。クマガイソウです。

  
  大方のシラネアオイが、しぼみ始めていたのですが「白いシラネアオイ」を発見しました。

 今回も、いろんな花と出会いました。たぶん、カメラを持たなければ、ただ通り過ぎていたことでしょう。

春の嵐

2009年04月25日 | フォトギャラリー
 今日は、写真友達と出かけました。午後には春の嵐、大荒れとなりました。

 まず、「ビュー福島潟」で新しく名誉館長になられた「椎名誠」さんの写真展。
熱砂から極寒の地、広大な中国やモンゴルなどの迫力のある原風景と人。
さすがに冒険家でもある椎名さんならではの作品群でした。

 そして一走り、今度は「りゅうとぴあ」4階展示室へ。
「秋山庄太郎作品展・チューリップ」では、生け花のように整えられたチューリップの数々は、秋山庄太郎ならではの美的センスの作品でした。

 

 私なりに「春を惜しんで」みました。お借りしている「マクロ70~180mm」を使ってみています。
    
         

             
                 

     

雪国植物園と音楽会

2009年04月21日 | 音楽など
 「新潟音楽鑑賞会」での私たちのグループ名は「シラネアオイ」という花の名前です。

 長岡市の里山を利用した自然そのものの「雪国植物園」に行って来ました。
家内のお友達から「シラネアオイ」が咲いていたわよ!の情報で飛び出したのです。   
      
         
             
                  
 さて今日は、その音楽鑑賞会の定例コンサートでした。
「森 麻季&横山幸雄デュオリサイタル」でした。

 横山のピアノ伴奏で、森の独唱。
ヘンデルの「オンブラ・マイフ」や「涙の流れるままに」など、彼女のコロラトゥーラの美声が「りゅーとぴあホール」に響き渡りました。
 横山のショパンの「アンダンテ・アスピナートと華麗なる大ポロネーズ」、まさに華麗なピアノ演奏に酔いしれてしまいました。

 後半、第二部も二人の演奏は、それこそ最高でした。
2010年はショパン生誕200年。横山はショパンのシリーズを各地で演奏しているそうです。「ピアノ協奏曲第一番」他のCDを、ついつい買ってしまいました。


    

           

               
             「雪国植物園」では、「イワカガミ」や「ヤマブキ」など、さまざまなお花が咲いていて、まるで夢のような所でした。そして「かえる」まで歓迎してくれて私のそばを離れようとしませんでした。

我が家のチューリップ

2009年04月20日 | 日々これ好日
 天気予報によれば、今晩から明日にかけては、雨風が強くなりそうな気配でした。

 いくつものプランターに、たくさんのチューリップが咲き始めています。
雨風で倒れたり、散ってしまいそうです。
 ちょうど、お友達から「70~180mmのマクロズーム」をお借りしていました。
午後のひと時、無心にシャッターを切りました。

 考えてみると、プランターというのはどこにでも移動できます。
もうちょっと、背景に工夫・配慮すべきでした。まるで小学生のスケッチみたいな写真もあります。
          
               
       
    

 最後の一枚です。
実は、この写真は前日ズームレンズを借りたお友達の指導の下、セッティングをして撮ったものです。
チューリップも咲きはじめでしたが、すごく気に入っている一枚となりました。
                


 チューリップの球根を買うときに、今風のモダンなものではなく、クラシカルなチューリップということで選びました。
やはりチューリップはこうでなきゃあ、なんて私も古いのです。

久々の五合庵

2009年04月19日 | 良寛さまのことなど
 春になったら、早速にも訪れたかった「五合庵」でした。
15日(水)、雨上がりではあるが新緑の五合庵は、とても素敵でした。

 「国上寺山門」あたりは、まだ霧の中でした。
  

 五合庵への道は、落花の道でした。
        

 五合庵の庇に、ひっそりと咲く椿の花。
     

 「鶯に 夢さまされし 朝げかな」 良寛


 帰り道は車で林道を下りました。なんと、いきなり道の駅「くがみ」に出ました。
その直前に、「酒呑童子神社」がありました。なぜか鳥居の奥には立派な(五重)塔が建っていました。
不思議に思いながらも「土門拳」の気分になってカシャリ、でも傾いて写ってしまいました。
             
             

新江農業用水路

2009年04月18日 | フォトギャラリー
 阿賀野川から引き込んだ農業用「新江用水路(阿賀野市)」は、その長さが40km近くに及んでいる。その両岸が延々と桜並木であった。

 シニア写真クラブでの撮影会は、14日(火)マイクロバスで、まず中流域地点に到着。
用水路には桜の花びらが、どんどん流れていました。上流域へと、3ヶ所のポイントで撮影となった。

    
          
               
   
         
                 

  今年の桜は、もういいや!と言うところですが、実は八重桜などがまだまだ咲き誇っているようですね。
でも、大方の桜が葉桜となりました。なぜか、ほっとしています。
         

江南区亀田

2009年04月17日 | フォトギャラリー
 月曜日(13日)、この日は旧亀田町まで遠征しました。

 水道タンクのある場所は、桜の名所でもありました。
しかし、地面は花びらのじゅうたんが、あちこちに、という状態でした。
  
      
          
             
 異形の松のネッコに、目がテンになってしまい、桜を撮ることを忘れてしまいました。

 私たちは、ちょっと移動して「北山の池」に出ました。
そこには、ギャラリーもある素敵な「喫茶店」がありました。
      
 コーヒーを頂いてから、僕は写真、家内は池の周りのウオーキングでした。
それぞれの人たちが、思い思いの楽しみ方ですごしている「北山の池」での夕景でした。
             
                 

能代川堤

2009年04月16日 | フォトギャラリー
 日曜日(12日)のことです。
午前中は、住民参加の「秋葉区一斉クリーン作戦」でした。

 燃やすゴミ、燃やさないゴミ、それぞれのビニール袋を持って大勢の人たちとゴミ拾いです。
担当区域は、能代川の堤・桜並木、毎年、このへんが担当区域ですが、今年は例年より、不法に捨てられているゴミも少なかったようで、うれしくなりました。

 午後にはカメラを持って、今度は桜撮影にやってきました。 
それにしても、満開の桜の木の下は別天地です。腰を曲げながら「花のトンネル」を楽しみました。
   

        

                        
           夢心地のグループが、どうぞと撮らせてくれました。


 我が家に帰り着くと「私たちも咲いているのに!」と庭のほうから声がしたように思われました。

 プランターのチューリップが一輪、今年初めて咲いたのです。記念写真を撮ってあげました。
いつも剪定を忘れる「ボケ」ですが、今年も多くの花が咲きました。
ずっと昔、北海道から航空便で届いた「スズラン」ですが、毎年庭の隅っこで忘れずに咲いてくれています。ありがとう!
                
          
             

桜の森の満開の木の下

2009年04月15日 | フォトギャラリー
 そうです。この日(土曜日)、朝食前に「秋葉湖」に出かけて、10時過ぎに再び出かけたのです。
通り過ぎる「SLばんえつ物語号」を撮ったその帰り道、「新津図書館」の裏手に咲いている桜を撮りました。
         

 図書館の裏手は「新津川」の岸辺にあり、いくつもの「文学碑」などが建っています。ちょっとした憩いの場所となっています。
             

      

 その憩いの広場に「坂口安吾・桜の森の満開の木の下」の碑があります。
           
  「桜の森の・・・・」と言う言葉の美しさとは裏腹に、実は「ゾッとする美しさ」のお話のようです。
新潟市の生んだ作家・坂口安吾はただものではないのです。

秋葉湖の桜

2009年04月13日 | フォトギャラリー
 11日(土)、この日はどういうわけか、早朝から桜撮影だったのです。

 まず、朝飯前に「秋葉湖」をぐるりと一周して、さらに秋葉山へ、でした。
人影も少なく、爽やかな空気の中、一丁前に「光」など気にしながら楽しんできました。
   



         

  

         
        どうも最後の一枚は、秋葉公園の定番しか撮れませんでした。


春のア・ラ・カルト

2009年04月12日 | フォトギャラリー
 いやー、もう落ち着かない日々ですね。
今年のこの時期は、例年に無くあわただしく時が過ぎ行くように思います。

 昨日、線路下の土手で「SLばんえつ物語号」を待ち構えました。
そのポイントには、すでに多くのカメラマンがカメラセッティングを終えていました。
小さくなって、隅っこの方に陣取りました。
やがて、汽笛の音、一気に胸が高鳴りました。これが「鉄ちゃん」たちをひきつけるのでしょうね。
          

 先日、写真のお友達と福島・新潟の県境「豊美」から一路「阿賀野川」沿いに下るドライブを楽しみました。

 磐越西線脇に、大きな風船のオブジエに出くわしました。「風」を感じました。
      

 ハッ!とするような「サンシュユ」の黄色、即身仏の「観音寺」でした。
そこここに残雪があり、これからが春本番のようでした。
           

 津川ICから阿賀野川SAへ。そして一休み。ずいぶん日足がながくなりました。
「この里に 手毬つきつつ 子供らと 遊ぶ春日は 暮れずともよし」良寛
     

 さて、最後の一枚はなんと「望遠マクロ180mmズーム」なのです。
お友達の好意で体験使用をさせていただいています。
「万願寺水門公園」脇で赤信号でストップしていました。
ちょうど二本の桜の枝の間からの落日、助手席にあったカメラで車からカシャッ!
              

春は椿

2009年04月09日 | フォトギャラリー
 ここ数日、暖かな春日が続いています。
躊躇していた桜の花も、あわてて咲き出したようです。
数日後には満開となることでしょう。

 でも、ぜひその前に取り上げておきたい花、それは「椿」でしょう。
我が家には、うすいピンク色と白の「やぶ椿」が何本かあります。
そして、小鳥がその種を運んできたのでしょうか。実生からの椿が、今年初めて花を咲かせました。紅い花でした。

    

        

                   

 実は、我が家の庭の隅っこで「れんぎょう」が輝いています。
それに、この春休みに犬を飼いたいという孫の「Yくん」の希望には沿うことができませんでした。
しかし、ご覧の「しば太郎」が玄関前で愛くるしく出迎えてくれるようになりました。 
       

               

ばんえつ物語号

2009年04月06日 | フォトギャラリー
 今年も磐越西線にSL「ばんえつ物語号」が走る季節となりました。
この土、日曜日から毎週末、新潟から会津若松まで情緒たっぷりに走ります。

 日曜日の午前10時過ぎ、私は始めてのSL撮影に挑戦してみました。
我が家の、すぐ近くに磐越西線があるのに、いままで写真の一枚も撮ってはいませんでした。
ただし会津若松まで「ばんえつ号」に乗ったことはありました。
そのときは、名物「にしんそば」を食べてきました。おいしかった。

 多くのカメラマンが待ち構えているかな、などと思いながら現場に到着。
ところが、なんと、わたし一人だけ。
もうSLなんて、飽きたのでしょうか。それとも撮影ポイントとしては魅力の無い場所だったのでしょうか。

 いきなり、現れたと言う感じでした。
AF-Cがとんでもないところにピントを選んでいました。
連写も、なんとも「のろま」でした。あっというまに通り過ぎました。
それでも、一人ぽっちのカメラマンを発見した運転士が、一声「ポッ!」と汽笛を鳴らしてくれたようです。そして、走り去っていきました。

  
     
          


花々と芽吹き

2009年04月04日 | フォトギャラリー
今日は、私の叔父の一周忌でした。
彼は「草月流師範」でした、そして若くしてこの世を去りました。
 
 南区(旧白根市)の「等雲寺」での法事でした。
不謹慎とは思いましたが、標準ズームをつけたカメラを持ち込みました。
以前に、境内のお庭が美しくぜひ写真にと思っていました。
今日は手向けの花々などをと思いました。

   
      
           
 この季節、梅に四季桜と見事でした。

 帰り道、我が新津の「秋葉湖」の水芭蕉、それに遊歩道の「しだれ柳」の芽吹きも彼に、と思いました。
     

    
                

参加型写真展

2009年04月02日 | お出かけ
 3人の孫たちとの春休み、今日はそれでも、ほっと一息です。

 「PIE」の続編が気になっていました。

 今回の「PIE」では、カメラメーカーや機材メーカーさんの派手なブースには、あまり興味も無く収穫も正直ありませんでした。
各ブースで行われるプロの方の講演なども、まあ自分でも勉強できるようなことが多かったように思いました。
      
         
 多くのモデルさんを撮影することは、独り占めできるわけでなく、いろいろと配慮できないことが多く、まあお遊びでした。 
           
               

 ところが、大変刺激的な、すばらしい企画を発見しました。
これ唯に、PIEにやってきた甲斐があったのでした。

 参加型写真展「御苗場」でした。
ひとつのブースは「1.5m*2.4m ひとコマ¥20,000」だそうです。
それが「200ブース」以上もありました。

 一人ひとりの感性、自己主張で、自分の思うようにディスプレイしてあります。
写真の撮り方、編集、展示、まったくどのブースも見飽きることが無いくらいでした。
写真の持つさまざまな魅力を発見しながら、あちらでもこちらでも感動をもってみてきました。
     
                

 私もこんな企画に参加できたら、いや、できることなのです。
でも、さすがに「PIE」の会場では、恐れ多いことです。

 じつは、私たちの写真グループ(グループ K)では、
「街中の駅」とか「無料ギャラリー」などで、ちいさな写真展を、という企画が話し合われてきています。
おおげさに言えば、夢多きロマンチストたちの集いなのです。