今日は(16日)地域の「一斉クリーン作戦ディー」でした。
朝から地域のみなさんと、道路脇や側溝のゴミなどを拾い集めていました。
イヤー、相変わらず「たばこの吸い殻」のポイ捨てが多くて呆れました。たばこの価格を\1,000位にすべきだと思いました。
ここのところ、気づいてみると「美術館」巡りだったなあ、などと言うことになっていました。
紹介してみますね。もちろん館内での作品撮影などのマナー違反は許されません。
先週日曜日、午後からでした。「のづみの森展示館」、ここには多くの芸能人の方の絵が展示されています。
「石坂浩二、八代亜紀、片岡鶴太郎などなど」、いずれの作品もきわめて個性的な表現でした。
入場料の中に、飲み物コーヒーがセットされているのはうれしいことでした。
春の日ざしを楽しみながら作品を鑑賞しコーヒーをいただきました。
ちょっと存じ上げている方の「焼き物の作品」もかわいらしいものでした。
今度は翌日、月曜日新津への帰り道のことでした。
「弥彦の丘美術館」に立ち寄りました。今回の展示を観るだけでも出かけてきたかった企画でした。
それは上越出身の日本画家「柴田長俊」さんの「良寛の風景」です。
文字通り「良寛の風景」ですが、それはむしろ良寛への心象風景とでも言うべき作品群でした。
観ていると、これは国上山だ、そして夏井のはさ木だな、などとわかるのですが、それは具象ではなく抽象なのです。
ここまで、こんなふうに表現するのか、画家のとらわれのない表現力に、ただただ感動してしまいました。
また、その絵の傍らには「良寛の詩」を入れながら画家・柴田さんの思いが綴られた文章がありました。
この文章がまた絵以上に、素敵なものでした。至福のひとときをもつことができたのでした。
さて、今度は今日のことです。朝の「ゴミ拾い」が雨で中断されました。
私は、かねてより承知していた「新潟市新津美術館」に走りました。とても期待していました。
そこでは「中島千波・畠中光享」二人の日本画家展がありました。今日が初日でした。
「中島千波」さんの「桜、椿、牡丹」などの花木の作品をぜひ観たいと思っていたのです。
ときまさに、桜シーズンを迎えるところです。私は生意気にも、今年の桜をどんなイメージで撮ろうかなどと悩んでいました。
「薄墨桜」はプロの写真家の作品などでも拝見していました。
でも目の前の絵「薄墨桜」の迫力たるや、もう言葉になりません!ノックアウトされた私でした。
「畠中光享」さんは何度もインドに渡られて「仏教の世界」を描かれました。その大作の数々は、とても心和むものでした。
私もインドに行ったことがありましたが、かの国の魅力にとりつかれた一人です。
でも再訪を果たせないままに絵を前にして、絵の中のインドの風情を懐かしく感じていました。
とにかく「仏教」が生まれたことが不思議ではない、そんなミステリアスな国でした。大国インドですから今はどうなのでしょうか。
とにかく「絵」は描きたいものだけを描くことができるのだなあ、あの見苦しい桜を支える棒など描く必要はないのですから。
「写真」はとにかくどうであれ「真を写す」ことになります。写したくないものをどう処理するか、できるのか。
そこに写真ならではの表現が生まれるのかもしれませんが。悩みはいよいよ深まりましたね。