柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

菜の花と福島潟

2011年04月30日 | フォトギャラリー
 撮影会の最後は「菜の花いっぱいの福島潟」でした。












 しばらく、「桜の花」を追いかけていたのですが、菜の花もすてきでした。
それに我が家でも、いつの間にか「レンギョウや水仙」も咲きおわり、「ドウダンツツジ、スズラン、チューリップ」などに
選手交代をしていました。庭にそっと咲いている、それらの花に目もくれず桜にうつつを抜かしていたようです。
「桜の精」には、なにか魔力のようなものがあるように思われます。「はっと!我に返った心地」でもあります。

桜さくら6

2011年04月28日 | フォトギャラリー
 私たち「秋葉写真クラブ」の撮影会本番は、下見の結果から26日(火)「新潟市園芸センター」そして「福島潟」となりました。

 撮影会のこの日は、晴天となりました。
新潟市園芸センターの「八重紅しだれ桜」は、まさに満開、青空をバックに、
その色合いと言い、その美しさはたとえようもないものでした。

 その美しさに酔いしれて、私はカメラを構えて、その「しだれ桜」の周りを何度まわったことでしょう。
気がつけば、私の仲間たちはとっくに「温室」の方に移動して、私だけが取り残されていました。









 何枚撮っても、その美しさを撮りきれていないように思われました。
古今の歌人や画家それに写真家などが、桜の美しさに魅了されて、その表現を多く残されていることが、
とてもよく納得できるのでした。

 

桜さくら5

2011年04月27日 | フォトギャラリー
 撮影会下見では「鳥屋野潟」では花吹雪状態でした。
本格的な準備をしていなかったので「花いかだ」状態に撮影できず残念でした。


 下見の続きは「阿賀野市・大日が原」へとなりました。




 最後の下見は、一昨年も訪れたことのある「新江用水路」でした。用水路に沿って数十キロも続く桜並木となっています。
阿賀野川からの取水口に近いところでの撮影です。




 以上で、下見は終わりでした。本番はどこに決定でしょうか。後ほど紹介できることでしょう。

 翌日、我がウォーキングロード(新津川)では満開となっていた「しだれ桜」をパチリと撮ってみました。

桜さくら4

2011年04月26日 | フォトギャラリー
 
撮影会の下見は新潟市東区の「じゅんさい池」へと足を伸ばしました。
ちょっと盛りを過ぎた桜たちでしたが、「桜と水面のコラボ」を存分に楽しめました。










 さらに「北区」の「菜の花の福島潟」へと車を走らせました。
ちょっと雨模様となりましたが、雨の風情を生かしてみました。



桜さくら3

2011年04月25日 | フォトギャラリー
 今日は月曜日(25日)です。久しぶりに朝からスローライフを満喫しています。
新聞をゆっくり見て、コーヒーを入れたカップとともに2階の「My Shack」に上がってきました。
BLOGの記事を構想してみます。あの写真、この写真、などと選択しながらサイズを小さくします。

 実は21日(木曜日)でしたか、庭の手入れをしていたら「ウグイス」の鳴き声が聞こえたのです。
初音でしたね。まだ「ホーホケキョ」とは聞こえませんでした。

 さて、まだまだ私の「桜旅」は続きそうです。
桜の時期に「県立植物園」を訪れたのは、はじめてのことでした。




 私の所属している写真クラブの一つ「秋葉写真クラブ」で、来週の桜撮影会の下見を3人の係がしました。
私も、そのうちの一人でした。あちこちの桜の様子を事前に見ることができてうれしい限りでした。
土曜日(23日)のことでした。

 まずは、「新潟市園芸センター」に行きました。撮影会当日が雨天の場合の撮影場所になるでしょう。
入るとまず京都から移植されたという「八重紅しだれ桜」が目に入ってきます。
(福島三春の滝桜に憧れて、今年こそと思いながら、今年も夢を果たせませんでした。そしてこの「紅しだれ桜」に癒やされています。)







桜さくら2

2011年04月24日 | フォトギャラリー
 その昔、我が家と秋葉山の間には「能代川」という川が流れていました。
度重なる水害で、分流が実現し、そちらが本流となり「能代川」となっています。
いまや、「新津川」と名前も変わった「旧能代川」の上流に「一の堰跡」が残されていて、桜の名所となっています。

















 数かずの桜の古木から、お米や石油などの運搬で賑わった往時のことなどが忍ばれることでした。

桜さくら

2011年04月22日 | フォトギャラリー
 
いつか撮ってみたい構図がありました。
それは、「桜と鳥屋野潟それにビッグスワン」の組み合わせでした。




 撮っていると、「桜の種類」がとても多いことに気づかされます。
どの桜も、いいものですね。それぞれのもつ趣が、それぞれに素敵です。








 次回は、桜の古木が見事な秋葉区「一の堰」の桜を紹介できる予定です。

桜が咲きました

2011年04月20日 | フォトギャラリー
 
18日(月曜日)は快晴でした。でも、私は眼球表面に傷をつけて眼帯をしていました。
ところが、お昼過ぎのニュースで新潟市「白山公園 や やすらぎ堤」の桜が満開となったことを報じていました。

 以前から、思い詰めていたこの日でした。家内に頼んで車を白山公園に走らせてもらいました。
使命感などという大げさなものではありませんが、ぜひ、紹介したい風物の写真を撮るのは今だと決意したのです。

 1964年6月16日、新潟県粟島近辺を震源とする「新潟地震」が13時頃発生しました。
必死に児童を誘導避難させる先生の姿が記念像(みちびきの像)としてたてられています。


 そして、そのとき将棋倒しのように信濃川に落下した「昭和大橋」も、今日は桜の縁取りをいただいていました。


 全国の皆さんから寄せられた心を記念して建てられた「県民会館」(右側の建物)です。
私は、いつもコンサートなどで、この会場にやってきています。

 いかなる災害にも、めげずに頑張る、これが今まで幾度となく繰り返された災害にも屈しなかった日本ではないでしょうか。

 これ以下の写真は、私なりに撮ってみました。どうぞお楽しみください。











水芭蕉公園

2011年04月18日 | フォトギャラリー
 つい先日、家内のお供で「五泉市の水芭蕉公園」に行ってきました。
カメラの先輩からも、ちょうどベストな状態ですよ、ぜひ!なんてアドバイスいただいていました。

 いつも、花などの撮影では悩みます。「五泉市の水芭蕉」も撮りたいし、「水芭蕉の清々しさ」もアップで撮りたいし。








 ようやく、こちら新潟市でも桜が開花して、今日は中央区の「白山公園」では満開とのニュースがありました。
でも、明日は雨の予報です。
目に怪我をしている私ですが、家内を拝み倒して運転してもらって「白山公園」に行ってきました。
あでやかな桜模様は、後日紹介予定です。ちょっと目が痛くなったりしたので、途中で大事をとり切り上げてきました。

美の散歩道

2011年04月16日 | 日々これ好日
 今日は(16日)地域の「一斉クリーン作戦ディー」でした。
朝から地域のみなさんと、道路脇や側溝のゴミなどを拾い集めていました。
イヤー、相変わらず「たばこの吸い殻」のポイ捨てが多くて呆れました。たばこの価格を\1,000位にすべきだと思いました。

 ここのところ、気づいてみると「美術館」巡りだったなあ、などと言うことになっていました。
紹介してみますね。もちろん館内での作品撮影などのマナー違反は許されません。

 先週日曜日、午後からでした。「のづみの森展示館」、ここには多くの芸能人の方の絵が展示されています。
「石坂浩二、八代亜紀、片岡鶴太郎などなど」、いずれの作品もきわめて個性的な表現でした。
入場料の中に、飲み物コーヒーがセットされているのはうれしいことでした。
春の日ざしを楽しみながら作品を鑑賞しコーヒーをいただきました。
ちょっと存じ上げている方の「焼き物の作品」もかわいらしいものでした。




 今度は翌日、月曜日新津への帰り道のことでした。
「弥彦の丘美術館」に立ち寄りました。今回の展示を観るだけでも出かけてきたかった企画でした。
それは上越出身の日本画家「柴田長俊」さんの「良寛の風景」です。

 文字通り「良寛の風景」ですが、それはむしろ良寛への心象風景とでも言うべき作品群でした。
観ていると、これは国上山だ、そして夏井のはさ木だな、などとわかるのですが、それは具象ではなく抽象なのです。
ここまで、こんなふうに表現するのか、画家のとらわれのない表現力に、ただただ感動してしまいました。
また、その絵の傍らには「良寛の詩」を入れながら画家・柴田さんの思いが綴られた文章がありました。
この文章がまた絵以上に、素敵なものでした。至福のひとときをもつことができたのでした。


 さて、今度は今日のことです。朝の「ゴミ拾い」が雨で中断されました。
私は、かねてより承知していた「新潟市新津美術館」に走りました。とても期待していました。

 そこでは「中島千波・畠中光享」二人の日本画家展がありました。今日が初日でした。

 「中島千波」さんの「桜、椿、牡丹」などの花木の作品をぜひ観たいと思っていたのです。
ときまさに、桜シーズンを迎えるところです。私は生意気にも、今年の桜をどんなイメージで撮ろうかなどと悩んでいました。
「薄墨桜」はプロの写真家の作品などでも拝見していました。
でも目の前の絵「薄墨桜」の迫力たるや、もう言葉になりません!ノックアウトされた私でした。



「畠中光享」さんは何度もインドに渡られて「仏教の世界」を描かれました。その大作の数々は、とても心和むものでした。
私もインドに行ったことがありましたが、かの国の魅力にとりつかれた一人です。
でも再訪を果たせないままに絵を前にして、絵の中のインドの風情を懐かしく感じていました。
とにかく「仏教」が生まれたことが不思議ではない、そんなミステリアスな国でした。大国インドですから今はどうなのでしょうか。

 とにかく「絵」は描きたいものだけを描くことができるのだなあ、あの見苦しい桜を支える棒など描く必要はないのですから。
「写真」はとにかくどうであれ「真を写す」ことになります。写したくないものをどう処理するか、できるのか。
そこに写真ならではの表現が生まれるのかもしれませんが。悩みはいよいよ深まりましたね。

春の妖精たち

2011年04月12日 | フォトギャラリー
春なのですよね。
高木の芽吹きが地面への日ざしを遮る前に、「そう!急がなくちゃあ」。このところとても気にしていたのです。

 海岸寄りの「弥彦山」の山麓、ここには「春の妖精たち」が、私を待ちかねているはずでした。
さいわい、園芸種には見ることのできない「素朴ではかない」命を撮ることができました。よかった!











 カタクリの花、キクザキイチゲ、ユキワリソウ、モミジの芽吹き、ヤマザクラなどでした。
おかげさまで、心置きなく「春本番」を迎えることができそうです。

春ですねえ

2011年04月08日 | フォトギャラリー
 
6日(水曜日)は、朝から汗ばむほどの春の陽気となりました。

 この日は、ようやく春休みとも言うべき日を迎えた私でした。
写真友達と連れだって、かねてよりぜひ見たいものだと思っていた「写真展」巡りをすることにしていました。

 まずは「福島潟フォトコンテスト入賞作品展」を「ビュー福島潟」で見ました。
「福島潟」をテーマにした作品が展示されていました。
私もなんども訪れている福島潟ですが、「こんな表現をするか」とか、「こんな被写体があったのか」などと感服でした。

 さっそく、私たちも「福島潟」撮影に挑戦してみました。
しかし、すでにハイヌーン状態、どのように切り取ったらいいのか、苦心しました。
まずは「水の駅ビュー福島潟」の個性的な構造を撮り、「潟」に向かいました。













「福島潟」は、春いっぱいでした。「ひばり」のさえずりがうるさいほどでした。
最後は、伸びきらないのに咲き出した「菜の花」と、潟の遊歩道で出会った「チャボをペットにしている少年」です。

 この後、私たちは新潟市中央区に車移動。
「富士フォトギャラリーで風景写真五人展」を見ました。すばらしいです。
やはりチャンスは早朝、夕方であることを教えられました。私の苦手とする時間帯なのですね。

 最後は「りゅーとぴあ」での「世界環境写真展」でした。
ここだけは入場料が必要でした。キャッチフレーズ「地球を愛する写真家たち」の写真展です。
世界各国の写真家たちがキャッチフレーズのもと、世界各地で撮ったこれぞという「大きな写真の一枚一枚」が、
まことに迫力のある画像で強力なメッセージを発信していることに、感動の連続でした。

 「みちのく」にも春の日ざしは届きはじめているはずです。
日本全国いや世界中の人々が、応援しています。頑張りすぎずに、ゆっくりと立ち上がってくださいね。

お花も選手交代

2011年04月07日 | フォトギャラリー
 ここ数日、とても暖かくなりました。汗ばむような陽気でもあります。
昨日は、お友達と「福島潟」の撮影といくつかの「写真展」のはしごをしました。
大きな刺激をいただいて帰ってきたところです。次回に紹介の予定です、

 今朝ほど、庭に出てみると「真っ赤な椿」が咲いていました。新鮮な驚きでした。
この椿は、どういうことで我が家の庭で成長することになったのでしょうか。実生からの生育でした。
我が家には「赤い椿」の木はなくて、何本かの椿はすべて「うすいピンクの花」でした。


 この椿のお隣には初雪の降る前から咲き続けてきた「ピンクの山茶花の花」が、残り少ない花を咲かせています。
まさに、選手交代、季節の移ろいですね。


 ついでに、廊下のテーブルに飾られている「プリンセチア」などの花もパチリ。



春は桜

2011年04月04日 | フォトギャラリー
 
世の中、自粛自粛!のムードも強いようです。まあ、当然の面もありますね。
私でも何となくBLOGを書くのも、写真撮影に出かけるのも遠慮してみたりしていました。
でも、あまりに自粛しすぎて萎縮状態になるというのも、世の中が暗くなりますよね。

 春の日ざしも強くなり、お空の雲も春模様です。
家内の生け花の「花材・さくら」を、ちょいと借用して練習しました。春本番への準備です。









水仙まつり

2011年04月02日 | フォトギャラリー
 
いつもの4月でしたら、それはもうウキウキして、じっとなんかしておれませんよね。
でも、やはりあのこと、そうです、「東日本大震災」のことが頭から離れません。無力な自分に嫌気がさします。

 それでも、気を取り直し帰省中の孫を連れて「新津川堤防」の「水仙まつり」に行って見ました。
じつは、「豚汁」のイベントもあったのですが、すでに売り切れていました。
お昼ご飯も軽めにして、「豚汁」のおかわりで満腹にする作戦でしたが、ちょっと出遅れて作戦は失敗でした。
せめてもと、その場の募金箱にささやかな気持ちを投げ込みました。






 ところで、私の写真歴も満4年がたちました。
公民館の写真教室では、その年(2007年)の4月から「コンパクトデジカメ」で参加していました。
さすがにコンパクトデジカメというのは私だけでした。
6月になり、ようやく「ニコンD80と18~200mmのズームレンズ」の組み合わせで「デジタル一眼レフ」を手にしました。

 4年間の写真を年月ごとにファイルしてきました。
先日から「4月に撮影した写真」の4年間分を、改めてじっくりと鑑賞しています。
さいわい、ほとんどの写真が「RAW」で撮影されています。
そんな中には、今ならこんな風に「レタッチ、現像」できるかな、そんな写真も何枚もあり、うれしくなっています。

 今日は原点に立ち戻り、未だに現役の「D80」を持ち出して「水仙まつり」を撮って来ました