柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

みちのく5人旅(5)

2011年05月21日 | 旅行など
 私たち五人衆は、「十和田湖」湖畔での昼食をすませ、「八幡平」直下の駐車場をめざして出発しました。

 途中から「田沢湖」方面から「八幡平アスピーテライン」に入りました。
高度がどんどん上がります。道路の両脇の積雪も、まだまだ多く残っていました。見晴らしが抜群になってきました。


 高度1500mを超える「八幡平山頂」直下の「八幡平パークサービスセンター」に到着。
このなだらかな丘のような山が「八幡平」で、山頂(1613m)はすぐ先になります。
2年前、家内と二人で山頂まで行ったことのある懐かしい風景でした。


 反対側に目をやれば「秀峰・岩手山」がベールで頂を隠していました。


 いよいよここからは、ちょっと引き返して、今宵の宿に向かうことにしました。
残雪がまだたっぷりです。道路の雪の壁や山肌に見える樹木などに、春の日ざしや青空が映えて幻想的でした。








 今宵の宿「後生掛温泉」に到着です。
冬と春が同居していて、湯煙にけぶるここ「後生掛温泉」は、地熱で床暖房の湯治場でもありました。




 この温泉場の名物は「泥風呂」、木箱に入り首だけ出してはいる「蒸風呂」などです。
どちらも試しに入って見ました。「泥風呂」が結構よかったかなと言うところです。
美肌によいというので、お風呂の泥を持ち帰る人がいるそうで、「泥の持ち出し禁止」とありました。

 この温泉のすぐ近くに「後生掛自然研究路」があり、小一時間ほどで回れるのですが、
どなたも行きましょう!という声が出なかったのは、やはり疲れていたのでしょうね。
さいわい、私の足の爪の痛みは忘れているほどでした。よかったです。