柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

ヒツジ草が咲きました

2009年06月29日 | 日々これ好日
 数日前から「睡蓮鉢」の中に、「ヒツジ草」のつぼみが出ていたことには気づいていた。

 昨年、新津ロータリーの30周年記念ということで、いただいていたのですが、昨年はついに「花」は咲かなかった。
それではと、冬になる前にそっと根元に肥料を埋めておいた。

 実は、今日はそれでもと思い、朝のうちに何枚か写真に収めておいた。
ところが、昼飯を食べてから、ひょいと「睡蓮鉢」を見ると、
さささ咲いているではないか。

 カメラの設定など、どうでもいいや!とにかく撮った、撮った。


 なんとも清らかな「ヒツジ草の花」、一番花でした。     
       
                

 途中で気づいた。そうだ!そうだ!「ヒツジ草」なのだ。
「ヒツジの刻」に咲くからというではないか。
ならば、もっと大きく開くか?しかし、さらに開く気配も無い。

 外出も控えて観察していたが、近くの郵便局に用があった。ちょっとだけ出かけてきた。

 帰ってきてみると、蕾の状態となっていた。まだ夕方には早い午後4時ではないか。せめて、私の帰りが待てなかったのか!

       

 なんか一日振り回された気がする。
振り向いてみると、アジサイが焼きもちを焼いているように見えた。
よしよし、撮ってあげるから!雨が欲しいのだね。
                

地元アラカルト

2009年06月28日 | 日々これ好日
 シニア写真クラブの撮影会に参加しました。23日(火)のことでした。
いつものようにマイクロバスで出発。

 最初に到着したポイントは、旧新津と阿賀野市の間を流れる「阿賀野川河畔」でした。
ここには、「JR羽越線の鉄橋」と「阿賀浦橋」が極く接近して架けられています。
しばし、待っているとジーゼルカーが登場、これが被写体だったようです。
というのも、誰も今日は何を撮りにいくのか、わからないようでした。
なんとも、これがまたいいのではないでしょうか。

        
                
       

 次に訪れたのは、なんと我が家の前を通り過ぎまして、ご近所の旧家「真柄家」でした。
真柄家は石油掘削で大きく財を成した旧家で、そのお宅の庭に樹齢800年を越えるケヤキの大木があります。
大きすぎて、いくらがんばってもその樹の全体像は撮影不可でした。

                

 幾たびも洪水を引き起こしながらも、重要な水運の水路であった阿賀野川、福島県に入り「阿賀川」になります。
会津地方の海産物は、ここ阿賀野川を通り「新潟湊」から届けられていたようです。
 また、真柄家はこのへん一帯の鉱区に権利をもち、大変な勢いだったようです。
我が家の近辺は、大正のころまで石油井戸の櫓が林立していて、いつぞやその様子を写真で見たことがありました。
我が家のご近所では、自宅地内に天然ガスの井戸をもつお家が今でもあるようです。

 会長さんの胸のうちにあるポイントを、今度はどこかな、なんて思いながらのサプライズ撮影会でした。

あやめまつり

2009年06月20日 | フォトギャラリー
 月曜日(15日)、「二宮家」の庭園やバラ園を見せていただきました。

 気づいてみれば、新発田市の「五十公野(いじみの)公園」が近くにありました。たしか「あやめまつり」のはずでした。
車のナビを設定して、あやめ祭りに向かいました。

 昨年は多くの写友と一緒に訪れていました。
今年の「あやめ園」は見事に咲いてはいました。
しかし、時刻的にトップライト状態であり、風が強く、お花が大きく揺れてなかなか構図が決められません。
またフォーカスもとりにくい状態でした。


             

                


 改めて撮ってきた写真を見ると、一本調子で変化工夫と言うものがなかったなあ、などと反省しきりです。

二宮家庭園

2009年06月19日 | フォトギャラリー
 前回は「二宮家バラ園」ということで紹介しました。

 そのときにカメラに収めた庭園などの画像を紹介してみます。
「千町歩地主」と呼ばれた豪農の館とその庭は、さすがに風格がありました。


              

 邸内には大きな潟「弁天潟」があり、そこに突き出た形で接待用の「客間」がありました。


      

 ちょうど、表側の庭から裏側の庭が見え、二人のご婦人の語らい、という願ってもない情景でした。
へたな写真ですが、いずれと決めかねて、2枚を載せました。

            

 このような決定的なチャンスに、まともな写真が撮れなかったという悔しさを次回へのバネにしたいと思います。

     

雨上がり

2009年06月18日 | フォトギャラリー
 今日は、ここ秋葉区では久しぶりの雨でした。
その雨も、午後には止みました。

 からからに渇いていた庭、コケ類が全滅かと思っていたら見事に再生していました。
たいした生命力です。

 庭の「アジサイ」や「アルストロメリア」が咲き始めていました。
それに、毎年のことですがようやく今頃咲きお出す「ツツジ」があります。

 雨上がりの風情や如何に!と、マクロをつけ、三脚かついで庭に出ました。
   
              

        

                

 こりゃあひどい!「びしょびしょ」ですね。
例によりピントも甘いようですが、なんとも言えない雨上がりのソフト感が出ているかな、なんて自己満足しています。

二宮家の薔薇

2009年06月17日 | フォトギャラリー
 月曜日、女房殿のリクエストで、北蒲原郡聖籠町蓮野にある「二宮家バラ園」を訪ねてみました。
 
 新聞に紹介されていたようですが、すでにバラの盛りは過ぎていました。
木製の「バラのアーチ」がありました。

       
               

 バラ園から休憩所に入ると、洗面器にバラの花が浮いていました。
やがて、庭の木陰にある「テーブル飾り」用の花であることがわかりました。
             

 実は「テーブルフォト」なる分野の存在を知ったのは、ついこの間です。
ちょっくら、その気分で撮ってみましたが、日の丸でした。

                  

 ついでと言ってはなんですが、他の花たちにもご挨拶しました。

       
               

 「AF-S VR 18~200mm」、このレンズはベテランの先輩に言わせると作品作りにはどうもねー、とアドバイスもいただきました。
でも、なにしろ便利なのですよね。
私に、このレンズを卒業する日が来ることを願いながら、愛用しています。

たきがしら湿原

2009年06月16日 | フォトギャラリー
 日曜日(14日)は「photo グループ f」のみなさんと阿賀町での撮影会に参加してきました。

 午前中は雨のため、阿賀町七目小学校体育館に会場を移して「七福の里祭り」がありました。
「御神楽太鼓」や「踊り 相川音頭」それに「ひょっとこ や 七福神の舞」などが地元の人たちにより披露されました。
ステージ前に陣取って、さかんにシャッターを切ったのですが、屋内で動きのある被写体ということで、ことごとく失敗ショットばかりでした。

 午後には、会場を移動して「たきがしら湿原」で「写真工房冬人」主催の撮影会となりました。

 「たきがしら湿原」は、かつては田んぼであったとか。
耕作されなくなった田んぼを積極的に「湿原」として育成してきたのだそうです。
いまや、「コウホネやニッコウキスゲ」などが咲き乱れ、家族連れも訪れるすてきなポイントとなっています。

            
                   

 今日の撮影会では、なんと地元の人を「モデルとして出演」いただくというものでした。
地元の現役シニア、それに午前中も活躍した「手踊り相川音頭グループ」、「七福神グループ」などが「たきがしら湿原」を舞台にしてのパフォーッマンスをしてくれるという大サービスがありました。

       


             

 とっても美しく素敵な湿原、そしてパフォーマンス。
たくさんの「大砲レンズ群」に混じって、私の機関銃レンズも負けじと音をたてていました。

こんなうれしいポイントもありました。
                
                     

 帰り道、心地よく疲れた体を日帰り湯「七福荘」で洗い流しました。

移動運用

2009年06月10日 | アマチュア無線
 それは日曜日(6月7日)のことでした。

 この日は曇り、風も心地よく、暑からず寒からず、まさに無線の移動運用日和でした。
9時頃から、無線機を装備した車やオートバイで、ぞくぞくと「JARL新津クラブ」のメンバーが集まってきました。
 
 ここは信濃川河川敷の広大な「信濃バレー親水レクリエーション広場(秋葉区)」です。
大きな駐車場の隅っこの一部をお借りして集合。まず、10人ほどが集まりました。
すぐに、アンテナ、無線機、テーブルなどの設営、それに本日のメイン「牡丹鍋」の準備と手際よく進みました。
やがて、発電機も回りだし、全国の同好の皆さん(ハム)との無線通信をはじめました。



 私JA0AAQは、新車WISHでの移動運用参加は初めてでした。
この日のために、私の車はやはり「ワゴンタイプ」なのです、それがWISHでした。
準備を初めて「パドル(トンツーを打つ装置)」と「椅子」を忘れてきていることに気づきました。
まあ、椅子は工具箱で代用。今回はCW(電信)をあきらめて、SSB(電話)で運用することにしました。


 かっこいい大型バイク。立派な無線局搭載です。快適なツーリングができることでしょう。


 全国のハムたちに、ここ「秋葉区」のサービスがはじまりました。
一方、茨城のハム仲間から提供されたという猪の肉で「牡丹鍋」の準備です。


 野菜類から顔を覗かせている、これぞ「猪の肉」です。
この味は、牡丹鍋をいただいた人でないとわかりません。
美味しさあまって、私は3杯もおかわりしてしまったのです。
今年も、この移動運用で「牡丹鍋」が出るよ、ということで私は参加したのかもしれませんHi


 さあ、すっかり準備が整ってランチタイムです。
これがまた、たまらないのですね、このひと時が。



 この日は、電波の飛び方もなかなかよかったようでした。
次々とオペレーターを交代しながら、おしゃべりでした。
主として「7MHzのSSB]で、全国のハムたちとの通信でした。

 一方の私は、皆さんの通信の妨害にならないように「ワークバンド」での運用としました。
18MHzや24MHzでのSSB(マイク使用の電話)での通信でした。
10m長のグラスファイバーポールに沿わせたロングワイヤー・アンテナでしたが、予想外に電波は強く飛んでくれたようです。
なかには「あなたとは11回も通信していますが、声をきいたのは初めてですね!」などという、うれしい通信もできました。

 今回は今年度第一回の移動運用でした。
次回は「フィールドディー」のときですが、このときは無線より、食べる、いや飲む方がメインでしょうか。
 そして、秋には「焼きサンマ」移動運用があります。

 「無線と写真」そして同好の皆さんとの絆、これが私の財産です。

大凧合戦C

2009年06月09日 | フォトギャラリー
 いよいよ凧合戦の戦いも激しくなってきました。

 互いに相手の堤防側に、凧が傾いてあがっていくように調整されています。
互いの凧糸(綱)を交差させ、絡めあって引き合います。



いよいよ相手側に突入だ!

突撃だ!

絡み合って着水
 
ひるむな!勝負はこれからぞ!引け引け!

よいしょ!よいしょ!

 そう簡単には勝負はつきません。なにしろ凧の綱が切れるまで「綱引き」なのです。
いやはや、なんとも大変疲れる勝負ではありますね。

 この地域の人たちは、大会後すぐに来年の凧合戦のための凧作りや準備にかかるのだそうです。
大勢の皆さんの「願い・希望」を天に、大河に、そして大自然に届ける大切な風物詩となっているようです。

                     ひとまず、筆を置きます。ありがとうございました。


大凧合戦B

2009年06月09日 | フォトギャラリー
 中之口川の右岸(旧白根)と左岸(旧味方)から次々と大凧が空に舞い上がっていきます。

 大凧は、それぞれの「願い」をこめて風に乗って舞い上がります。
退職祝い、還暦祝い、孫の誕生祝い、子供や孫の初節句、結婚を記念してなどさまざまです。
どうだ、強そうだろう!  

おめでとう!            

おめでとう!       

おめでとう!         

おめでとう!     

天上大風っていうのに!  

なんでこうなるの!          


 実は次々と舞い上がる「大凧」ですが、彼らには過酷なバトルが待ち受けているのです。
風に乗って、のんびりと、と言うわけにはいかないのです。
                         乞うご期待、次回を!

大凧合戦A

2009年06月08日 | フォトギャラリー
 土曜日(6日)午後、大事な大事な大砲「80~400mmズーム」をお借りして私の「D80」に取り付けました。
そして、南区白根の「大凧合戦」会場の中之口川堤防に到着しました。

 大凧合戦の雰囲気と ずしりと両肩と両腕にかかるレンズの重量に、いささか興奮気味でした。
ところが、被写体にレンズを向けると小気味よくシャッ!シャッ!と即座にピントが合うのでした。

どうだ!いいかな!

移動させるぞ!    

大空への順番を待つ      

さあ、あげるぞ!

上がってるの?

上がった!             


フラワーランド

2009年06月07日 | フォトギャラリー
今日は日曜日(7日)です。

 秋葉区の信濃川親水公園で、新津クラブの初夏の移動運用をしました。
7MHz以上のハイバンドが、けっこう開けて無線運用、それに「牡丹鍋」を楽しむことができました。
このことについては、近いうちに改めてご紹介予定です。

 そこで、今日はちょっとこのBLOGに載せたい写真、経験をしたことを載せたいと思います。

 まずは、どうってことの無い写真ですが、散歩道でのショットです。
   


 雨上がりの日でした。しっとり感を撮ったつもりですが、光がないとさびしいものとなりますね。


 ここからはまた別の日のこと。
写真友達から、D300とレンズ(F2.8)の体験使用をさせていただきました。
「新津フラワーランド」に出かけました。

                     
「バラ」は日の丸写真となっていますが、承知なのです。
このときは、「D300」に私の「タムロン90mmマクロ」でした。
どうもいつもは冴えないこのマクロが、被写体に向かってキュッキュッと実に機敏に反応していました。
 下の写真は私の「D80]に「ニッコール20~70mm大口径F2.8ズーム」でした。何かとても簡単に素敵な写真が撮れちゃうなあ、と言う感じでした。

 実は、このような「びっくり体験」は「白根大凧合戦」でも続くのです。
「超望遠ズーム80~400mm」を装着しての奮闘振りを、次回紹介しますね。
乞う、ご期待?かな。

私の作品

2009年06月05日 | フォトギャラリー
 私たち「Photoグループ f」」の作品展示会も、月曜日から金曜日までの、最初の一週間が過ぎました。
残すは来週月曜日(8日)から金曜日(12日)までとなりました。

 思いもかけない方々から見ていただいたり、展示会場に設けたコメント箱に貴重な感想やアドバイスをいただいたりしていました。
とても感激しています。

 土曜日、日曜日は会場がおやすみです、おいでいただくこともできない方々で、このBLOGに何かと親しくコメントなどいただいている方も多いわけです。

 そこで、作品と言うにはちょっと恥ずかしいのですが、ここに私が展示会に出品した作品を紹介します。

 どうぞ、ごくごく気軽にいつものように感想やアドバイスをたくさんいただきたいものと思っています。
            
             会場は「まちの駅・ぽっぽ」です。



作品1    
    この写真は「雲洞庵」の本堂前の廊下です。
赤と黒のコントラストをちょっぴり強調してみました。 

作品2               
           この作品は「早春の五合庵」です。
 目を奪われたのは、五合庵よりは、苔むす緑のじゅうたんの上に散らばって落ちている椿の花でした。


 とにかく撮影からプリント仕上げまで、手作り・自己責任です。
仲間は多いのですが、今回は5名の作品展示でした。
この小さな一歩が、どのように続くのでしょうか。次回にも作品を、と思っています。

ヒメサユリ

2009年06月01日 | フォトギャラリー
 5月26日(火)のことです。

 私の所属する秋葉区老連の「写真クラブ(私はシニア写真クラブと呼んでいる)」主催の「ひめさゆり撮影会」が、三条市下田の「栗農園」でありました。

 この日、「へなちょこ親爺(ブックマーク参照)」さんなどに教わったように、一生懸命に「ヒメサユリをイメージ」してみました。
浮かぶのは「群れて野に咲くヒメサユリ」ばかりでした。

 そこで、この日、思い切ってカメラには超広角「10から20m(35ミリ換算15から30mm)」をセットして出かけました。

 いやー苦心しました。近づいても近づいてもヒメサユリは遠くにありました。
先生が私のカメラをセットしてくれました。ファインダーを覗いて納得。
ここまでやるか、近づくのか、でした。

      
  
                  
        
               
 どんどんカメラを「ヒメサユリ」 に近づけていって、ついにはヒメサユリの花粉がレンズにつくよ!という状態でした。
 でも、みなさんと楽しいひと時を過ごせたというのが、一番でしたね。

 ヒメサユリの写真を整理しながら佐渡の「トビシマカンゾウ」に思いを馳せています。