柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

鳴子峡

2010年10月31日 | フォトギャラリー
 私たちの「PHOTOグループf」のメンバーは、「Y観光」の日帰りバスツアーに参加しました。29日のことでした。
「紅葉の鳴子峡散策と最上渓谷舟下り」です。この日は奇跡の一日でした。前日の雨、ツアーの翌日は台風による大荒れでしたから。
磐越道では、会津の山や盆地を霧がたなびいていました。飯豊の山並みは冠雪で美しく輝いていました。

 大きな「こけし達」に出迎えられながら「鳴子温泉郷」を通り過ぎ、「鳴子峡」バス停に到着しました。
目の前に広がる紅葉の大パノラマに息を呑みました。大変な人出で呆然と景色に見とれている間に仲間とはぐれてしまいました。


 何はともあれ、石段をどんどん下り渓谷の流れまで降りてみました。










 谷底の展望台まで降りても仲間には会えませんでした。
グループの仲間は、最後の写真に写っているアーチ橋の方に行ったようでした。
引き返すには、今度はきつい登りですから、立ち止まってはカシャリ、カシャリで息を整えました。
登っている途中で、下る仲間と「やあやあ、どうしたの!」なんて声を掛け合ってすれ違いました。

 アーチ橋からの眺望も見事なものでした。
その橋の欄干で一番のポイントを占領しているカメラマンのグループがいました。
みなさん三脚には2台ずつのカメラをセットしていました。
ずっと向こうの紅葉のトンネルの中を、まもなく「ジーゼルカー」が通り抜ける、その一瞬を撮るのだそうです。

 そうか、そうか、とんでもない高級カメラ2台ずつ、そして、そこまで狙うか。その人たちは、みんな若い人たちでした。
妙に感心しながら、もう集合時間となった私は、バスのほうに戻ったのです。

塩沢の牧之通り(2)

2010年10月28日 | お出かけ
 
私は、三条市生まれの育ちも三条市です。三条だけでなく、ここ越後の町並みの両側には「雁木通り」がありました。
塩沢の牧之通りの「雁木通り」は、その面影を復活させたものでしょう。でも、随所にあたらしい感覚が光る街づくりでした。
      

    

           

    

塩沢の牧之通り(1)

2010年10月28日 | お出かけ
 23日(土)は、早朝に「逆光の白鳥たち」を撮った日でもありました。
高速道が安くお天気もよいしと言うことで、家内の運転で「塩沢」までドライブとなりました。訪れてみたかった「牧之通り」。

 塩沢ICで降りて、まずは昼飯「おそばと天ぷら」、満足でした。そこで粉引き水車をパチリ。
町中に入り素敵な喫茶店を発見、「コーヒ&アイスクリーム」、これまた最高でした。






 いよいよ「牧之通り」の散策です。昨年来たときには「牧之通り」のかなりの部分の改築が進行中でした。
この春に、ようやく完成したそうです。なんとなく新しすぎて風格がいまいちと言う感じでした。
雪国「塩沢」ですから、いわゆる「雁木通り」でもあるわけです。数年後には、落ち着いた趣のある町並みになることでしょう。


 「鈴木牧之」の生家跡も紹介されていました。雪国での生活を「北越雪譜」として世に紹介した郷土の偉人でもあります。





白鳥の湖

2010年10月26日 | フォトギャラリー
 ここで紹介する何枚かの写真は、その掲載をずいぶん迷いました。
23日(土)、写真友達と二人で「白鳥の湖・瓢湖」に出かけました。この日は、朝からよいお天気でした。
白鳥たちは「4,000羽」を超えて、びっしりとその水面も過密状態でした。

 この日は、風もなく白鳥がどの方向に向かって飛び立つのか、私は図りかねていました。
三脚を広げてカメラをセットして待ちました。

 やがて水面滑走しながら飛び立つ水面は、私の場所からはまさに逆光となる方向でした。
すぐにも撮影場所を変更すべきでしたが、今日は逆光を承知でトライしてみようと思ったのです。

 撮影の正論を無視した、フレヤーも承知、当然コントラストは稼げない、ピントも満足でない、まさに失敗写真をあえて撮ってみました。
これも経験であり、何か表現を学んでみたい、そんな気持ちがどこかにはあったようです。

















 実は、この日は白鳥撮影は3度目になっていました。
2度目のときは、カメラ本体をD300にしていました。レンズが750mm相当になって、私には動く白鳥の姿を
捕らえることは、いっそう大変でした。
 3度目の今回はカメラをD700に戻してみました。
そしてISO感度をうんとあげて、PLフィルターもはずしました。その代わり絞りをふやし、すこしでも被写体ぶれを防ぎシャープな
画像を狙ったつもりでした。
しかし、しかしでした。写真は「光と影」、そのセオリーを乗り越えることは出来ませんでした。
当然のことの確認に過ぎなかったのでしょうか。何か無駄にはしたくない気持ちがあるのですが、、、。

みはらしの丘

2010年10月25日 | フォトギャラリー
 19日の午後3時過ぎ、とにかく磐越道を車で走り出しました。 
家内は「お花教室」で「国営ひたち海浜公園」の「コスモスとコキア」がすばらしいという話を聞かされたようです。

 宿は私がスポンサーになるから、と言う家内のその一言で私たち夫婦は飛び出しました。しかし、暗くなって「郡山のホテル」で一泊。
翌20日は、曇り空でしたが「いわき」から常磐道、そして公園到着。園内の「トレイン」で「見晴らしの丘」まで行きました。

 いやはや、来た甲斐がありました。あまりのスケール、あまりの見事さに言葉もありませんでした。
惜しむらくは、曇天でした。これが晴天なら、どんなにか鮮やかであったでしょうか。
















 行きも帰りも結局所要時間は4時間でした。見学時間は4時間もあれば十分でした。
がんばれば、日帰りも出来るのではないでしょうか。お勧めですね。

新潟市古町通り

2010年10月24日 | お出かけ
 
18日、この日午後から、ちょっとお出かけでした。新潟市中央区でした。
白山公園駐車場に車をいれて、白山神社境内を通り、大通りに出ました。汗ばむようなよいお天気でした。
 鳥居を出てすぐに無粋な高層マンションが建っています。「県政記念館」の前から東掘通りに入りました。

 この日の最初の目的は、東掘通りにある音楽ショップ「コンチェルト」に寄り「小杉真二」さんの
ピアノ演奏CD「PIANO 演奏第三集」を買うことでした。現品が品切れでなく、注文をしてきました。
彼の「ピアノ演奏CD 第一集と第二集」はすでに持っていて、よく聴いています。家内も彼のショパンが好きなようです。
私はいうなれば、彼の隠れフアンとでも言うべきでしょうか。
     

     

 通りを一本横切って「古町通り」にでました。
まさに新潟を代表する「通り」ではありましたが、時代の変化の波はここにも押し寄せかつての賑わいにはほど遠いものがあります。
それでも、かつてのヒーローたち「どかべん」はじめ懐かしい面々の銅像が、頑張ってくれていました。
     

     

 「大衆演芸館」などを発見して、ほっとしました。
通りをもう一度横切ると「西堀通り」です。この通りには「お寺」が多くあるのですが、大きな仏様が電線に束縛されているようで
なにかとても、お気の毒と言う感じでした。
       

 西堀通り「三越デパート」の催しもの会場では「親鸞聖人展」が、あります。
今日のもうひとつの目的は、この展示会を見ることでした。
我が家は「本願寺派」でもあり、五木寛之さんの「親鸞」も、それこそ熟読したものでした。
展示内容は、とても見ごたえのあるものでした。よい一日であったなあ、そんな満足感で帰路に着きました。  

新津青空市

2010年10月22日 | 日々これ好日
 
わが町秋葉区(旧新津)の中心街は、とてもコンパクトです。
この小さなメインストリートを、ときどき車の乗り入れを禁止して、さまざまなイベントがあります。
秋晴れの日曜日(17日)は「新津青空市」ということで、市民の皆さんの「お店」がずらりと並びました。
このフリーマーケットには、思いがけないもの、懐かしいものなど、さまざまなものが並ぶので、いつも訪れています。
    

    

    

    

    

    

阿賀野市瓢湖

2010年10月21日 | フォトギャラリー
 17日(日)、この日、シーズン初めて「白鳥たち」に挑戦してみることにしました。
お隣、阿賀野市の「瓢湖」には、すでに1,200羽以上の白鳥たちが飛来していました。
およそ車で20分で瓢湖に到着できます。とてもありがたいことです。

 実は、昨シーズンは300mmズームの望遠レンズでは、なんとも歯がゆくて、あまり白鳥撮影には積極的ではありませんでした。
今回は秘密兵器を携えての瓢湖でした。お忍びで一人で出かけました。
いずれは、先輩の皆さんからのご指導をいただくつもりですが、何はともあれ使い勝手を試したかったのです。

 朝起きの苦手な私ですが、駆けつけてみると白鳥たちは、かすかな朝の日ざしの中で私を待っていたようでした。
やがて、静かにカップル同士で移動したり、準備運動をはじめたり、動きも騒がしくなってきました。






 やがて、ファミリー毎にまとまって水面から飛び立ち始めます。近隣の餌場に飛んでいくようです。
この飛翔への真剣な姿は、あまりに美しく感動的で、私までもがドキドキしてしまいます。








 動きのある被写体をファインダーに捕らえること自体が、とても難しかった。それでも何枚かは、撮れたようでした。
このシーズンは、白鳥たちを、どのように撮れるでしょうか。イメージを膨らませています。

県立植物園で

2010年10月20日 | フォトギャラリー
 植物園での展示会に出品する作品のことが、このところ気がかりとなってきました。
まもなく作品を決めて、その「主題名」を係りの方に届けなければなりません。そんなわけで、植物園に出かけました。










 あともう何回かは、植物園に足を運ぼうと思っています。

湯殿山にお参り

2010年10月16日 | 旅行など
 ここのところ、毎年秋も深まってくるころ山形県の「湯殿山奥の院」への参拝をしています。
兄貴夫婦と私ども夫婦で、私がドライバーということになっています。今年はこの月曜日(11日)の朝6時に出発しました。

 午前10には霧にけぶる「湯殿山神社」に到着。「奥の院」でお祓いを受け、湯の流れ落ちるご神体にも登りました。
     

 その後、山形道、東北自動車道、磐越道と走りました。連休最後の日と言うことで、あちこちで渋滞に会いましたが、無事会津若松で下りました。
何と言っても高速代金¥1,000というのは魅力でした。その夜は「東山温泉」に泊まりました。窓から「会津若松市街」が素敵に見えました。


 翌日(12日)は、どこを通って帰ろうかと贅沢な悩みをしましたが、秋色濃厚であろう「桧枝岐」から「奥只見湖」に抜ける道を選びました。

 途中「塔のへつり」によりましたが、家内は初めてだと言うことで大喜びでした。


 さらに、昨年「シニア写真クラブ」の撮影会で訪れたことのある「屏風岩」を通過しました。
     

 さて、いよいよ「桧枝岐」から尾瀬沼への入り口「御池」あたりに差し掛かると、全山紅葉でした。
あわてて撮った写真のほとんどが「手振れ」で、情けない写真ばかりだったのは、まことに無念でした。
やはり、三脚を使ってじっくり撮らなければだめですね。まあ、今回は撮影が目的ではないから、などと自分の腕の悪さを棚に上げておきました。


 いよいよ新潟県に入りました。
ダム湖の複雑に出入りする尾根と谷に沿って走る道は、とにかくめちゃくちゃなカーブの連続です。
ドライバーはシートにしっかりホールドされているので、問題ありませんでしたが、後ろのシートにいた人は具合が悪くなったようでした。

 いくら走ってもダム湖から抜けられませんでした。ようやく抜けた後、さらに「枝折峠」は、さすがにもう気力的に無理でした。
そこで、ショートカット「長い電源開発のトンネル」を走りました。抜け出ると、そこは「大湯温泉街」でした。
全員一致でもう一泊となってしまったのです。まあ、これも「湯殿山参拝のご利益」ではないかと、みんなの意見が一致しました。

ハロウィーン

2010年10月15日 | 日々これ好日
ところで「ハロウィーン」って、何でしょうか。
ここ旧新津の中心街で、数年前から「ハロウィーン・仮装コンテストや仮装行列」が行われるようになりました。
今年も10月10日(日)、この日ほぼ一日中、町中は「魔法使い」や秋葉原顔負けの「お姉ちゃんたち」に占拠されていました。
  

         

  

 警察も協力してくれていました。私は警察車両「RX-7」に乗り込み体験しました。
  

 仮装コンテストの後は仮装行列です。いよいよ出発進行!
この日だけは町中が、異文化に占領されていましたが、これもまた「いいでしょう!」ですね。
   

コスモス

2010年10月10日 | フォトギャラリー
 今年はいつまでも咲いていてくれる「コスモスの花」、さかりを過ぎないうちにと撮ってきました。

 朝の散歩で出会った早朝のコスモス、角田浜の「ガラス・メルヘン美術館」「佐潟」「上堰潟」などを走り回り楽しい一日(7日)でした。

   

   








小さな秋(県立植物園)

2010年10月09日 | フォトギャラリー
 私の所属する「秋葉写真クラブ(シニア)」では、
11月にはいると、「交流センターでの文化祭」や「県立植物園での展示会」などが予定されています。

 そのときになって慌てないように、何枚かの作品候補を撮っておかなければいけません。
そこで、地元の県立植物園の園内を一回りしました。すでに日が傾く夕暮れ時でした。












 オオオニバスが暮れなずむ中で輝いていました。
なかなか作品候補は撮れないものですね。