柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

もう一つの夏休み

2007年08月27日 | 日々これ好日
 先ほどは、孫のYくんとハムフェアのことを書きました。

 実は、私にはもう一組の孫たち(SくんとYKちゃんの兄妹)がいます。
小学3年と1年生です。
両親とともにアメリカでの生活から日本に戻り、まもなく1年になります。

 この夏休み中に二人だけで何度か我が家にやってきて、Yくんと仲良く遊んでいました。
夜のお泊まりの時には、私と「川の字」になってやすみました。

 そのSくんですが、彼は豆博士です。その読書量は半端ではありません。
帰国の時に大量な書物を買ってもらい、船便で届いていた英語の本を片っ端から読んでいます。
また、私が買ってあげた「Newton]という雑誌がよほど気に入ったらしく、夢は物理学者か生物学者になりたいのだとか。
 その彼は、自転車のりが苦手でしたが、この夏休み、ペダルをグイッと踏み込んでスタートして実にうまく乗り回すことができるようになりました。

 さて、かわいいYKちゃんはアメリカでもバレー教室に通っていました。
日本に戻り、引き続き「バレースタジオ」でレッスンを続けています。
このレッスンに通う上で、私たちのサポートも大きいものがあります。

 その教室の発表会が、昨日26日(日)「県民会館」でありました。
なんでも「第20回記念公演」ということで、ベルギーなどからもゲスト出演者を招聘したり、それは大変なものでした。

 第一部「パリの喜び」や、第二部「オルゴールの妖精」などで小さいバレリーナたちが踊りました。その中にYKちゃんもいました。
その「ぎこちなさや、かわいらしさ」に、隣の家内はもう目頭を押さえていました。私は持参した「オペラグラス」でばっちり見ていたのでした。

 小学生高学年、中学・高校の生徒たち、それに先生方やゲストの人たちの見事な「あくまでも優美な姿」に見とれた「バレー一色の日」となりました。

 かくして、「孫育て支援」に活躍した私どもの生活も一区切りとなりました。
静かな落ち着いた、まさにSlow Life(私たちの夏休み)に戻れることでしょう。

ハムフェアーへ

2007年08月27日 | アマチュア無線
 八月最後の週がが始まりました。
ようやく「私の夏休み」が始まります。

 今日は、午後ないしは夕方から雨の予報です。
恵みの雨を期待したいところです。
(キーボードを叩いている10時半頃、雨が降り出してきました)
二人だけになった我が家では、かつてのようにゆっくりと時間が過ぎるようになりました。

 この夏は、夏休みが始まると同時に孫のYくん(小学5年)が埼玉からやってきて、一緒に暮らしました。
 彼は、プールで100mをクロールで泳げるようになりました。
また、26インチのマウンテンバイクを買ってもらって、毎日お総菜の買い物に颯爽とリュックを背負って行ってくれました。
夏休みの宿題もばっちり終わりました。特に苦手な「読書感想文」も自力で書き上げることができたようでした。
 最後のご褒美は、私と「ハムフェア」に行って「ICラジオ」を作ることでした。


 さてそのアマチュア無線家の祭典「ハムフェア」は、「東京ビックサイト(国際展示場」)にあります。
私は20数年間、楽しみに通い続けてきていました。今年は孫と一緒と言うことにしたのです。

 26日(土)、「上越新幹線MAXとき304」は、まもなく収穫を迎える「こしひかり」いっぱいの越後平野を疾走していました。

 車中、私のポロシャツの「新津クラブ」のロゴを見た、若いしかし有名な「DXサー(外国との通信を得意とする方)」が声をかけてきてくれました。
10時近くには、あの懐かしい「ビックサイト」に到着しました。
  
 大混雑、大行列のハム(アマチュア無線家)たちであふれかえっていました。
入場するのに30分はかかってしまいました。
        

 一目散に「工作教室」のコーナーに駆けつけました。
すでに多くの親子連れでほとんどの机が埋まっていましたが、通路側の一席が確保できました。
 早速手に入れた「ICラジオ」のキットに挑戦です。
部品の点検、半田付けとなりましたが、孫のYくんは日頃「RCカー」の修理で半田付けは得意です。うまいものでした。
場所がよすぎました。次々とやってくるカメラマンの激写に見舞われてしまいました。
それでも、苦闘すること一時間あまり組み立てが終わりました。JARLの係の方が最後のチェックをしてくれました。
1mほどのアンテナ線を取り付けて、建物のテラスに出てみました。
「聞こえる聞こえる!」と言って飛び上っていました。
初めての「マイラジオ」はよほど気に入ったようでした。

 ようやく会場内を回ることができました。
「ICOM」のトランシーバ「IC-7700]がひときわ目立ちました。
 
 それに、この巨大な「ルソーのクランクアップ・タワー」には目を見張るばかりで圧倒されました。
       

 まもなく帰りの時間となりましたが、今年はこの「ビックサイト」から「日の出桟橋」まで「水上バス」で帰ることにしました。私にも初めてのことでした。
 
 ビックサイトと桟橋を水上から撮りました。
    
 この首都高は、はじめからこのようになると設計されていたものなのでしょうか。
        
           
 初めて水上から眺める東京でしたが、私はニューヨークでのクルージングでマンハッタン島をやはり水上から見たときのことを思い出していました。

 東京駅から「MAXとき333」での余裕のお帰りでしたが、途中「大宮」で孫のYくんを待ちかまえてくれていたママさんにバトンタッチしました。
 
 これで大役を果たすことができたという安堵感でしょうか、急に疲れがどっと出てきました。
うとうとしている間に、ターミナル「新潟」でした。

涼やかさ

2007年08月21日 | お出かけ
 昨晩は、戸締まりをしようとしたら庭から「コオロギ」の鳴く音が聞こえてきました。そして また、今朝ほどは「ツクツクボーシ!」と鳴く蝉を耳にしました。

 ところで、書くタイミングがいささかよくないのですが、先週金曜日は午後から大荒れになり、激しく雨も降りました。
 そのような中、私たちは久しぶりに角田浜のワイナリー「フェルミエ」を訪れました。

 緑の乏しかった周囲も、ブドウ畑はじめアプローチやテラスなどが緑に彩られて、とてもすてきな雰囲気となっていました。特に雨上がりでいっそう落ち着いた感じとなっていました。

    

         

                

 このお盆の連休では、大勢のお客様を迎えることができたそうです。
私たちも、ほっとしました。
 そして、コーヒーブレークを楽しみました。

 同じくこの「フェルミエ」で昼食をいただき、一足先に寺泊岬「ホテル飛鳥」にチェックインしている長男家族の後を追いかけました。
もちろんワイン「シャルドネ白」を2本を買いました。

ちょっとは涼しくなりました。

2007年08月19日 | フォトギャラリー
 先週金曜日(17日)には、雨が降りました。
全国あちこちで、最高気温が40度を超える状態でしたが。
今日も、思いの外過ごしやすい日となりました。

 さて、先週の木曜日(16日)は写真教室の撮影会が猛暑の秋葉区「県立植物園」でありました。

 この日、いつものレンズではなく、帰省中の長男から「ニコン50mm F1.4」の単焦点レンズを借りて、撮影会に臨みました。
実は、これが優れものながら、初めての撮影には手に負えないものでした。
僕のカメラでは「75mm」相当となります。
ズームレンズではないので、一生懸命に被写体に迫らなければなりません。
また明るいレンズを生かそうと試みましたが、この日は明るすぎるほどの晴天でした。

  
 まずは屋外での「スイレンやオニバス」などの撮影でした。
必死になって池に落ちないようにしながら「オニバス」に迫りました。大きな葉と幼葉と小さな花、あまりにも欲張りすぎたようです。
「オニバスの北限地福島潟」からの移植のようです。

 いよいよ植物園の熱帯ドームに入りました。
ドーム上部の滝から勢いよく水が流れ落ちていました。この流れを生かしなさいという先生のアドバイスがり、シャッター速度を1/15程度に落としました。
先輩方は三脚持参でした。このような機会を予見できなかった僕は、必死に手ぶれしないように息を止めては撮りました。
せめても、涼しさを撮りたかったのですが、水しぶきの向こうにもピントがありませんでした。
涼しくなるなどとは裏腹に汗びっしょりとなってしまいました。
     

 いろいろと挑戦して課題もいくつも発見できました。
撮ってみると難しいものだなあ、がいつものようにつぶやきとなってしまいました。

 最後は「オオオニバス」です。オニバスとは違って外国からのものでしょうか。ドームの中で育っていました。
      

お盆休み

2007年08月15日 | 日々これ好日
 四日連続の猛暑日が続いているとか。

 昨日は、北区(旧豊栄市)の福島潟にある「遊水館」に出かけてきました。
レジャープールに屋内プールと施設が充実しています。

 孫たちとその親たち、プールに流水プール、それにスリル満点のウォタースライダーと余念無くくたびれ果てるまで遊んでいました。
私は暑い中、陸上で総監督を務めていました。けっこう大変でした。

       

 我が家では、例年、お正月とお盆には「民宿稼業」が始まります。
いつもは、家内と二人の静かな、しかしそれなりに充実した生活です。

        

 ところが、この時期になると3人の「孫育て支援」に明け暮れして汗を流しています。
なんと一気に家族が9名になるわけです。
これが大騒ぎでなくてなんでしょう。

 しかし、これまた充実した「社会参加」の一つではないでしょうか。
と思ってがんばっています。
でも、ちょっぴり秋風も恋しいとは思っているのでした。

お墓参り

2007年08月14日 | 良寛さまのことなど
 14日の早朝です。
お日様が高くなると、ほぼ脳細胞が働きを止めてしまうのです。

 我が家では、長男家族とともに12日、お墓参りに行ってきました。
最高に暑い時間帯、死にそうな暑さでした。
それでも手際よく、みんなで手分けしてお墓の掃除、お花、線香、ろうそくを準備して、心静かに日頃のご無沙汰をご先祖様にお詫びしました。

 いつものように、良寛像と良寛さまのお墓にもお参りしました。帰り道「木村家」の裏手を通ります。そこには良寛さまが最晩年を過ごされた「庵跡」があります。
その石碑の前にひっそりと咲く「ゆりの花」は、まるで「貞心尼」の化身のように思われました。

          


 
  
まばゆいほどの強い日差しの中に、石碑(良寛)と百合の花(貞心尼)がとても印象的でした。

あさがお

2007年08月06日 | フォトギャラリー
 孫のYKちゃんの「あさがお」が今朝ほど、4輪も咲きました。


      

  

  

 小学校1年生のYKちゃんは、家族でちょっと旅行中です。
留守の間、責任を持ってあずかっている「あさがお」なのです。
とても責任があります。大切に育てているところです。

草むしり

2007年08月04日 | フォトギャラリー
 連日の猛暑で、早朝に目覚めてしまうので、ここ数日は朝早く「草取り」に励んでいました。

 今朝もちょっとだけ草むしりでした。
我が家の庭は、この時期見るべき花の姿もないようです。

 写真教室では「ニコンD200」という高級機で、すばらしい写真を撮られている方がいます。その方に刺激を受けて、私も「[RAW」データでの撮影に挑戦してみました。現像ソフトは買ったばかりで全く使用法などは心得ていませんが、なにはともあれ撮ってみました。
なにごとも挑戦・練習あるのみかな。

  

  

  
 わたしの大事な「杉苔」が、この時期暑さと乾燥でほとんど全滅してしまうのですが、今年はなんとかしなきゃあと思っています。

夏休みも本番

2007年08月03日 | 音楽など
 8月に入ったとたんに猛暑となりました。

 なにやかにやと忙しくあわただしく時が過ぎてしまいました。

 1日(水)夜、「りゅーとぴあ」で
「ふだん着で楽しむバイオリン」と銘打って「天満敦子の名曲コンサート」がありました。
 このコンサートは7/23の見附市から始まり、南魚沼市、弥彦村、上越市、そして最後は新潟市での演奏会という風に県内を巡ってのものです。
中越沖地震で被災を受けた柏崎市の方も、新潟市の会場にお見えになったようでした。3階席までも多くの市民が詰めかけました。

 天満敦子さんのコンサートは、昨年「駿河台の日大カザルスホール」で聴いていました。その折に求めたCD「祈り」を聴き返しては、彼女の演奏に心の安らぎを覚えていました。

 今回のコンサートでは、やはり彼女の演奏に応えるあの「ストラデバリ」の音色に、どっぷりと浸かり満たされてしまいました。
無伴奏ヴァイオリン・ソナタやパルティータなど、思わず圧倒され緊張して聴いていました。
でも、アヴェマリア(シューベルト)、タイスの瞑想曲、などに癒されました。

 また、彼女の定番「鳥の歌(カタロニア民謡」「望郷のバラード」などの演奏では深い悲しみや望郷の念、平和への希求など作曲者の思いがひしひしと感じられる名演奏でした。何度聴いても感動してしまいます。

 私たちは、今回のコンサートでのCD売り上げが中越沖地震に寄付されると聞き、最新リリースのCD「愛のあいさつ」を買いました。
「愛の賛歌」とか「魅惑のワルツ・ファッシネーション」なども入った素敵なCDでした。


 さて、8月ももう3日(金)、いよいよ「夏休み本番」です。
我が家では、孫たちが持ち込んだ「金魚2匹」「コッピー2匹」「カブトムシ1匹」それに「朝顔一鉢」など、人間ばかりでなく大所帯となっています。

 暑さに負けず「じじばば」はがんばらなければなりません!