柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

奥会津へ 1

2009年10月31日 | 旅行など
 「秋葉区シニア写真クラブ」の面々12名は、28日(水)、29日(木)と一泊二日の「奥会津への撮影旅行」に出かけました。

 新潟交通の小型バスは、新津から栃尾経由、252号線に出て「六十里越」から「田子倉ダム」を目指しました。

 残念なことに、快晴予報だったのに、なぜかとても水蒸気の多い曇り状態でした(実は午後からは晴天になったのですが)。

 撮っても撮っても、どうも冴えない写真ばかりとなりました。
まずは、待ちかねて「バスの中から」の一枚です。


    

       

      
            

 峠を越えて「田子倉ダム」湖畔で昼食となりました。
さいわい、このときには大変よいお天気となっていました。

 只見町を通り、南会津町の今宵の宿「さゆり荘」到着。
ここで、さゆり荘のバスに乗り換えて、午後からの撮影に桧枝岐方向に出かけたのでありました。

紅葉あちらこちら3

2009年10月26日 | フォトギャラリー
 この間の「花夢里にいつ」で、すぐに帰るのももったいないので「小さな秋」を撮ってみました。

 
       

 先週土曜日(24日)は、お天気がよいはずでした。
でも、ほんのちょっぴり、わずかな時間だけの日差しでした。
前日に、お友達に「白鳥撮影」に連れて行っていただく約束をしていました。

 まだ暗い状態で起き出して、「瓢湖」に到着したのは7時前でした。 
今シーズン初めての白鳥撮影です。瓢湖にはすでに3,000羽を上回る白鳥たちが集結していました。

 いやはや、超過密状態です。互いに頭を上下に動かし声を掛け合って、出発の準備をしているファミリーがいるかと思うと、ぐっすり寝込んでいるグループもいました。
 その日は、ほとんど無風状態でした。白鳥たちはどちら向きに滑走するのでしょうか。
しかも、超過密状態でうまく滑走できる水面が取れるのでしょうか。心配でした。

          

 白鳥たちは、それでも、次々と飛び立ち始めました。
近くの田んぼの「こしひかり」の落穂が好物のようです。
              
     

 多くのカメラマンたちがシャッターを切っていました。
ダイナミックな水面での滑走、そして飛翔の姿の美しさ、いくら見ていても飽きることがありませんでした。

紅葉あちらこちら2

2009年10月21日 | お出かけ
 この日(14日)は、夜の明けぬまに家を出た。
一番電車で新潟駅、そしてバスセンターへ。日帰りバスツアー「栂池散策」コースでした。

 バスは、私たち「シニア・あすなろA」のメンバーも含め、ほぼ満席状態でした。
北陸道を糸魚川まで、そして松本へ抜ける道を「小谷」へ。
「栂池スキー場」からロープウェイを乗り継いで、栂池高原へ。
ここは、3度目ですが、残念ながら、すでに紅葉は終わっていました。
そのかわり、途中のロープウェイからは見事な紅葉やダケカンバの白い幹が鮮やかでした。






ロープウェイを一本下りると、まだまだ見事な錦でした。

      

 麓にもどり、休憩所の温泉にたっぷりとつかりました。湯上りのビールを楽しんでいる仲間も居ました。

 帰り着いたのは、夜の9時過ぎとなりました。
紅葉が、どんどん「里」に塚づいてきています。秋の風情の表現にさらに挑戦してみたいものです。




   




   


紅葉あちらこちら1

2009年10月20日 | 旅行など
 ちょうど一週間前でした。
前日のうちに山形県「湯殿山」参拝を済ませて、米沢の近くの「小野川温泉」に一泊しました。兄貴夫婦と私どもでした。
 翌日、13日(火)は快晴で絶好の紅葉を愛でるドライブ日和となりました。

 まずは「天元台高原」へロープウェイで上がりました。


 次に白布峠を超えて福島県へ。
西吾妻スカイラインは紅葉真っ盛り、あちこちの駐車場ではアマチュアカメラマンが、ずらーと並んでしきりにシャッターを切っていました。
       
            

 あちこちでショット、ショット、そして「桧原湖」でお昼をいただきました。
今度は「ゴールドライン」を通り、いよいよ帰り道となりました。

      
    少し雲も出てきたりしましたが、素敵な秋の日差しでした。

支えられて

2009年10月18日 | 日々これ好日
昨日は、秋葉区「道の駅・花夢里にいつ」において「新潟市花のコンテスト」入選者の表彰式がありました。

 入選者の作品が「一般、ビギナー」と分かれて展示されていました。
その前で、一人ずつ名前を呼ばれ、表彰状(各自の作品入りで額装された)、それに秋葉区特産の「アザレア」の一鉢をいただきました。
私の場合は「副賞として¥3万の金券」もいただきました。

 久々の晴れがましいことで、大変緊張しました。
この日、遠く「安曇野から矢口さん」が駆けつけてくださり、表彰式の一部始終をカメラで撮っていただきました。
 また、「PHOTOグループf」の「岡さん」や「小林さんご夫妻」もおいでいただきました。

 今回のことには、会場においで下さった方ばかりでなく、「柄目木庵へのコメント」などを通じて、多くの皆さんによるサポートやアドバイスがあったればこその入選であったと強く感じました。
心から感謝申し上げます。有難うございました。


 さて、我が家の目の前の「大ケヤキ」が紅葉を始めました。
   

これから、「紅葉あちらこちら」とでも題して、秋の彩を切り取ってみようと思っています。
どうぞ、よろしくです。

野に咲く花

2009年10月11日 | お出かけ
 ちょっと前(6日)のことになります。
シニア写真クラブで親睦を兼ねて「越後湯沢・アルプの里」に出かけました。

 紅葉や秋の花々を期待して、1000mの高さにある「アルプの里}までロープウェイであがりました。
でも、曇り空で陽射しのない、しかも期待した紅葉には早く、期待した花々も残念ながらの状態でした。

 でも、それなりの雰囲気に挑戦してみました。
70から300mmのズーム一本では、さすがに苦しいものでした。
  

           



       

              

      


 さて、ここでちょっぴりの「お知らせ」があります。
ずっと以前になりますが、このBLOGに我が家で咲いた「ヒツジ草」を紹介したことがありました。
「へなちょこ親爺」さんから褒めていただいたのに気をよくして、花のコンテストに応募してみていました。
その結果が発表されて、今月17日に表彰式です。Gパン・ジーンズではなく、私も久しぶりにブレザーでも着て出かけようと思っています。
お時間の取れたときに「Google」で「新潟市花のコンテスト」で検索してみてください。典型的なビギナーズラックです。

 

トワイライト

2009年10月08日 | フォトギャラリー
 今日は台風18号に万全の準備で待ち構えていました。
ちょっと、物足りないくらいの通過でした。でも全国的にはあちこち大きな被害を与えたようですね。
被災されたみなさんには、心からお見舞い申し上げます。 

 台風を待つ間、少し写真整理をしました。
今回は、「なんですかこれらの写真は!」などとお叱りをいただきそうなもので 構成してみました。         

            

         
     
                   

 夕暮れ時にはススキが似合うようですが、コスモスもいいものだなあ、などと実感しています。
 台風一過、ほっとしています。

室堂へ4

2009年10月06日 | 旅行など
 いよいよ「立山」とのお別れの日、三日目の早朝、「雷鳥」との遭遇とそれを撮影できたことは、言葉にならないくらいの感激でした。

      


 この日、雨模様の室堂を予定より早く下りることにしました。

 まず、立山高原バスで「美女平」へ。
美女平のバスターミナル2階で映画「剣岳・点の記録」の「撮影日誌風のビデオ」を見ることができました。
映画「剣岳」は、私はすでに見ていました。
そのビデオでは映画の内容もさることながら、撮影そのものが大自然との格闘であったことで深い感銘を受けました。

 さらに立山ケーブルカーで、立山駅へ。
さっそく近くの「立山カルデラ砂防博物館」に入りました。
立山・雄山の南側にある「立山カルデラ」の山崩れと砂防工事の歴史、それに山岳ガイドのルーツ「立山ガイド」を紹介するビデオや映画を見ることができた。

 室堂への旅の最後に、「人と自然とのかかわり」について深く考えさせられることとなりました。

 ここで、ひとまず「室堂へ」を終わりたいと思います。有難うございました。

室堂へ3

2009年10月05日 | 旅行など
二日目はやはり雨模様、しかし思い切って「室堂平」散策へと出かけた。

 さっそく色とりどり雨具姿のパーティーに遭遇。大手旅行会社の山岳ツアーであった。
「雄山」に登山予定であったが、「一ノ越」まで行って登頂を断念、室堂平に引き返したのだそうだ。


 雄大なカールと草紅葉、それに、ふるいながら密やかに咲く花に心洗われる思いであった。
         
              

散策から宿に戻るが「みくりが池」に映る「雄山」は、いまだ雲の中。

午後からは、それでも曇り空となり雨は上がった。「地獄谷」に向かって下りてみた。


 下りていくに従い、鼻を突く強烈な硫化物の匂い、カメラなど金属部分への影響が心配になってきた。
     
           
 蒸気が途切れた方向に、あれは間違いなく剣岳」だ。身震いがきた。
 

    とにかく長居は無用である。急いで引き返した。奥大日岳が「どーん」と現れた。
        

 この後、あの「立山・雄山」がついにその姿を見せてくれたのであった。
このことはすでにご紹介したとおりである。

 いよいよ明日は、立山ともおさらばである。

中秋の名月

2009年10月04日 | フォトギャラリー
 ちょっと「室堂」を中断して「中秋の名?月」と言うことにしました。

 10月1日、カメラをもって散歩。振り向けば「お月さま」でした。
    

     3日の夕方、月は雲間にあることが多かった。寝る前の23時頃の月。タワーを入れてみた。
            

       4日(今日)の夕方17時頃、散歩の帰りにパチリ。
         

       今日の18時頃、タワーを意識しながら「お月さま」を撮ってみた。        

 あんちょこ撮影で、全て手持ち撮影でした。もう少し一生懸命に三脚くらい使って撮るべきでしょうね。

室堂へ2

2009年10月03日 | 旅行など
 室堂への初日、バスは呻りをあげて高度を稼ぎます。
高さ20mに迫る雪の壁で有名な「立山雪の大谷」から「ホテル立山とバスターミナル」をのぞむショットです。
残念ながら、この日「立山・雄山」は雲の中でした。雨粒に濡れた紅葉の美しさが慰めでした。
     
           

 私たちの二日目は、午前中小降りながら雨の中、完全装備に身を固めて「室堂平」一帯を散策しながら撮影でした。
午後からは、曇り空となりました。私は「ポンチョ」を身にまといました。
みんなで、恐る恐る「地獄谷」に下りました。
この辺でのショットは別に紹介できることでしょう。

 夕方、宿舎である「みくりが池温泉ロッヂ」にもどり、どっかりと腰をすえて「みくりが池」で「立山権現さま」の現れるのを今か今かと待ち構えました。
 
       
 しかし、どっこいそう簡単にベールはあがりません。ずいぶん気をもみましたが、一度部屋に戻り休んでいました。

 一足先に、温泉に入っていた先輩が、大急ぎで戻ってきました。
「現れた!現れた!」と叫んでいました。
部屋の窓を開け放ち、三脚の準備もできないままに「手持ちの300mmズーム」で夢中になって撮りました。

 あれが「一ノ越山荘」、そして「雄山3,005mと山頂小屋と立山神社」です。
すでに、薄暗い夕方、厳しい条件でした。でも、奇跡にも思われました。
やがて早い日暮れと雲の中へと消え去ったのでした。
   
           
                

 この晩、みんなで飲む日本酒「立山」は、これまた格別なものでした。
とても眠れなかったのですが、9時には布団に入り、明日に備えました。
「雲海や日の出」を撮るためでした。

室堂へ1

2009年10月01日 | 旅行など
 かねてより計画されていた、私たち「PHOTOグループf」による「室堂への撮影旅行」がありました。
先月28日(月)から30日(水)の2泊3日の旅でした。5人のメンバーが参加しました。

 あれだけ晴天続きだったのに、地元・黒部の晴れ男「平野さん」による「立山権現へのご祈祷」も効なく、3日間太陽は顔を見せませんでした。

 しかし、私たちを迎えた雨や霧の「室堂」は、厳しくもやさしく瞬時に変化する、
そのお天気模様と大自然の姿を存分に見せてくれ、私たちを魅了したのでありました。

 「美女平」を出発したバスは、どんどん高度を上げていきます。
樹林帯を抜けて眺望が開けると、雨雲と霧の中に山並みが現れました。
そしてまさにベストな時期となっていた「草紅葉」、弥陀ヶ原です。バスの中からのショットです。「大日岳と奥大日岳」が見えました。
  

          

 室堂バスターミナルから雲上の世界を歩きます。
やがて、「みくりが池」とその左上に我らが宿り「みくりが池温泉ロッヂ」が見えてきました。右手、立山・雄山は雲の中でした。



 さて、話は一気に飛ぶのですが、
いよいよ今日はお帰りという、その朝、「朝日か雲海」が撮れるかもしれないというので、暗いうちから起き出してカメラを構えてスタンバイしていました。

 乳白色の霧の中、せめてこの雰囲気を撮ろう、ということで「ライブビュー」「露出マニュアル設定」「レリーズ使用」などの実習をしながら撮影をしました。
画面の左手には「雲海」が、そしてその奥に「奥大日岳」が現れる予定でした。
テーブルの先の窓の明かりは「雲上の温泉」日本一高所にある温泉です。


 しばらくして、先輩が「雷鳥」がいるよ、と声をかけてくれました。
ロッヂのすぐ脇のハイマツの中です。

 なんと、撮れたではありませんか!
5,6人のカメラマンが迫る中、雷鳥は逃げようとしません。
しかし、かなり首を激しく振っては何かを啄ばんでいて、そのピントはとても難しいものでした。
そのとき、私は「立山権現さま」が雷鳥の姿となって、ここにおいでになったのだと思いました。今でもそのことは確信をもっているのです。
        
       最後にして、このご利益、ありがたや!ありがたや!いやもう感激のきわみでしたよ。


 今回は、まずこのへんにしておきますね。
次回からは「室堂への旅」をあちらから、こちらからと気分の赴くままに載せてみようと思っています。
どうぞ、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。