柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

暑中お見舞い

2016年07月29日 | 日々これ好日
 このあたりでは22日(金)に梅雨明けがありました。さすがに連日の猛暑です。ちょうど一週間が経ちました。

 私の場合、なんだかんだと言いながら、すでに3回も「暑気払い」の席に出席でした。
実は、今日は「PHOTOグループf」の「北越銀行・新津支店ギャラリー」で作品展示の作業があります。
8月いっぱいの展示となります。
たぶん、その後当然「喉越しの泡」で乾杯となるはずです。まさに暑気払いですね。ゴクン!

 我が家の「お茶の間」には、せめてもの涼しさを演出しようと「水や滝の流れ」の作品を飾っています。


 水やりを忘れて気の毒なほど萎れさせてばかりの「ミニトマト」です。
その隣の「アサガオ」の蔓が伸び放題、ミニトマトにまで絡みつき、朝顔とミニトマトの花が一緒に咲いていました。






 私の「お休み前のひととき」、枕元にある本の数ページで眠りに入ります。
読み方としては、大変不遜で申し訳ないのですが、目下のところは「金安 生三著・空海」です。
間もなく「空海入滅」のクライマックスになるところあたりまで、読み進んきました。大作なのです。

 じつは「金安 生三」さんという方は、三条時代の私の小学校の同級生です。
彼の人生の後半は、著述に没頭する生活となっているようです。こういう素晴らしい生き方もあるのだと感服しきりなのです。
彼は、平成9年に「一天二日 最澄と空海」と言う大作を著していました。その後、しばし研究考察構想の時があったようです。
平成21年に「平城(なら)物語」を、さらに平成24年に「聖徳太子」を著しました。

 そして、今回(平成27年)は改めて「空海」を追求・研究してみたわけです。
その筆致はいよいよ冴えてきて、読むものを感動に引き入れてしまいます。
出版のたびに、私に送っていただいています。お返しとて何もない私ですが、せめて彼の「ロマンの世界」を共有しようと思っています。

作品準備

2016年07月26日 | フォトギャラリー
 8月に入ると、私の関係している「写真展示」の機会が何度かあります。
そのための作品選択や印刷、最後のキャプションつくりなど、その準備に追われています。

 今回は、季節的にも「さわやかさ や 涼しさ」を感じるような写真を選んでいる自分に気付きます。
ちょっと余裕の枚数の作品を選んでおきました。自分では甲乙つけがたいのですが、今日は、その中から余裕の作品を載せてみました。

 十日町市松代の「芝峠温泉・H雲海」での、それこそ「雲海撮影」の作品の中から「明け行くまつだい」です。




 「秋葉写真クラブ」の皆さんとの撮影会「阿賀町・大尾の不動滝」でした。
NDフィルターを忘れて「ISO100、f32」にするも1/6秒にしかなりませんでした。苦しい撮影でした。


 8月のあちこちでの「展示会」では、上記の作品と似たような写真になりますが、選択して準備しておきました。
いずれブログ「柄目木庵・収蔵庫」の方にアップすることになります。
その節は、こちらからご案内をしたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。

梅雨も明けて

2016年07月24日 | フォトギャラリー
 このところ梅雨も明けたようです。爽やかですが陽ざしの強さと暑さは本格的な夏!のようです。
22日(金曜日)あたりから梅雨明けを思わせるお天気でした。関東地域より一足早い梅雨明けは珍しいのだそうです。

 その日の夕方、部屋の中に差し込んだ夕日が、押し入れのカラカミに花瓶の花のシルエットを映し出していました。
遊び心でカメラを準備、何枚か撮ってみました。






 昨日も良いお天気、窓の外に鮮やかに光る「もみじ葉」の緑。これまた、窓から身を乗り出してカシャリ。








 光あっての写真、久しぶりに原点的な光景にしばし遊んでみました。

JARL新潟県支部大会

2016年07月21日 | アマチュア無線
 数日前から、このところ毎朝我が家の朝顔の花が咲き続けて、さわやかな朝のプレゼントをいただいています。
じつは、今年は昨年の「アサガオの種」を大切に保管しておきながら、蒔くことを忘れていたのです。
プランターの一つにアサガオの芽が出たときにはびっくり、昨年の種がプランターの土の中で待機していたのでしょうね。
これって、感激ですよね。水やりを忘れないように大切に育てています。ありがとう、です。






 先日17日(日)、私は遅刻を承知で「小千谷市」に向けて車を走らせました。
この日は、「第44回JARL新潟県支部大会(おぢや鯉鯉(こいこい)大会)」でした。
新津クラブの有志は昨夜から泊まり込みで参加したり、何人かは早朝にもう車で出かけていました。

 この日ばかりは、私の車の無線機から無線家の交信が入ってくるものと期待しながら走っているのに、まったく入感なし。
それでも、会場の「小千谷市民学習センター」に到着。型通りの大会進行が行われていました。






 私は、かつての「新潟県支部長」のときに「小千谷クラブ」の皆さんからの大きな協力をいただいてきていました。
ところが今回のホストクラブは「小千谷クラブ」ではなく、「小千谷クラブ」はJARL登録クラブとして載っていませんでした。
「小千谷クラブ」のあのOMたちの姿がないのです。会いたかった、チャットを楽しみに馳せ参じたJA0AAQでした。

 あまりにも時代の動きが大きすぎます。新潟県を代表していた「小千谷クラブ」はどうなったのでしょうか。
私としては、いたたまれないほどの悲しさと言うか、午前の部が終わる前に、こっそり会場を抜けて帰路につきました。

 そういえば、私の車「WISH」につけているアマチュア無線の小さなアンテナ、次回は、これがついていると「車検」が通りません。
そんなことを言われていたことを思い出しました。
もはやハムの無線通信は、せいぜい「WiFi」の無線で「インターネット通信」に交代したのですね。
まあ、いまさら何を言っているんだ!てなことでもあるでしょうか。

「たきがしら湿原」撮影会

2016年07月19日 | フォトギャラリー
 私たち「秋葉写真クラブ」では、年間行事計画にある撮影会に行ってきました。
12日(火)、49号線を走り「阿賀町」の「大尾の不動滝」と「たきがしら湿原」を目指しました。
曇り空でとても蒸し暑い一日でした。

 49号線を離れ、車はぐんぐん山間部に入っていき、ようやく「大尾の不動滝」の案内板を発見。
徒歩7分とありました。私の不如意の足では倍の15分くらいかかるかな。そんな思いで歩き出しました。
途中から足場の悪い岩場のような道をようやく20分ほどで到着しました。

 すでに仲間たちは、しかるべきポイントに三脚を立て撮影に夢中でした。
私はようやく大きな岩場に三脚を立てることができましたが、足元の渓流を試し撮りしてみると、すべて白とび黒つぶれとなりました。
気を取り直し、カメラの設定をやり直しますが、「はっ!」と気付くと「NDフィルター」の装着を忘れて来ていました。
もう、仲間たちは引き上げはじめました。いやー、焦ってしまいました。まあ、今回は失敗!いつかこの経験を生かそう!。
三脚をたたみました。








 気を散り直し、気分を落ち着かせていると「たきがしら湿原」に到着。
ここは、かつては山間地の田んぼだったとか。湿原にして地域の観光資源にもしているところです。
思っていたほどには湿原の植物・お花が寂しい状態でした。




 湿原の水を集めて流れ出す出口に、人工的な小さな滝がありました。
せめてものリベンジと思い、必死にカメラの手振れを抑えながら、何枚か撮りました。




 じつは、かつて今回の撮影ポイントの2か所には来たことがあったのです。
「大尾の滝」も「たきがしら湿原」も、それなりにうまく撮っていた気がします。
とくに地元の「七福神まつり」などもあり、もう少し華やかな光景が撮れていたように思います。
避けられない「体力不足」を補う工夫や「切り取る」センスを磨かなければならないと痛感しているところです。

梅雨の晴れ間

2016年07月16日 | 日々これ好日
 今日の午前中は、梅雨も一休みのようです。
日本列島、この時期は梅雨の終わりころともなり、トンデモナイ記録的な雨量で、水害に見舞われる地域が出てきますが、
今年も例外ではなく、各地で集中豪雨や水害が発生しています。

 また世界各地で憎むべき無差別殺傷のテロが続出です。クーデターまでが起きているとか、どうも人間まで狂ってきているようです。
なんとも、殺伐とした世の中になってきているように思われて、気持ちが沈みますね。

 私はと言えば、8月に入ると写真展示会が「3ヶ所」で予定されています。
今月中には、どうしても10枚ほどの作品を準備しなけれななりません。
一応プリントした状態で、しばらく仮に飾ってみています。額装にできるものを選らばなければなりません。

 梅雨の晴れ間に、「新津らしい光景」を意識しながらのカメラ散歩でした。








 10日(日)の日、「ヤマハ主催」の「ピアノコンサート・くるみ割り人形」に出かけて、
コンサートの後「りゅーとぴあ」の屋上庭園の見えるCafeで一休みしました。




 いよいよ「納涼会」などのシーズンになりますね。昨日は、まず第1回目で「納涼会・シニア大学同期会」でした。
やはり参加者の女性群の華やかさと元気の良さには、たじたじの男性群でした。

古代ハスを見に

2016年07月13日 | フォトギャラリー
 
「福島潟」で蓮の花を見てからは、矢も楯もたまらず土曜日(9日)雨の中、車を走らせました。
西区の「雪梁舎の蓮池(焼鮒公園)」です。
雨のせいでしょうか、「古代ハス」の姿形色どりがとても高貴であるように思われました。












 この小さな蓮池は「親鸞聖人にかかわる越後七不思議」の一つ「焼鮒」が生き返ったという「焼鮒公園」でもあるようです。
国道8号線のすぐ脇にあり、ひっきりなしの車が通っているにも関わらず、その騒音もなく別天地の一角と言う雰囲気です。
こころおのずと静まる所、そんな雰囲気ですね。




 隣接する美術館「雪梁舎」の静かな喫茶室、ここも私の「お気に入り」で、いまなら「古代ハス」を眺めながらのひとときは最高です。

7月も中旬

2016年07月11日 | 日々これ好日
 
もう「蓮の花」は遅いかな、そんなことで「福島潟」の蓮池を訪ねてみました。

 どんどん季節が移ろうのに、まだ撮りに行っていないとかで気がかりなポイントってあるものですよね。
その一つが福島潟のハスの花でした。やはり盛りを過ぎて崩れてしまっている状態の花が多かった。






 それでは、もうちょっと先の「オニバスの池」の様子はどうかな、と移動してみました。
ここでは、今度はまだまだこれからという状態でした。小さくかわいらしい「オニバスの葉」が生育中でした。






 こうなると、必ず訪れている「西区にある雪梁舎」の古代ハスの状態が気になりました。何れ近いうちに、です。


 さて、話は変わりますが、昨夜は参議院選挙の結果報道のTVにくぎ付けでした。
大方の予測通りの展開、結果ではありましたが、どうしてこのようになったのでしょうか。
まったくの独断と偏見での私見、いや感想程度ですかね。
自民党圧勝の背景には、中国共産党と北朝鮮独裁者の強力な後押しがあったからではないのかな。
国民は阿部総理の「トリクルダウンの経済政策」での、わずかな「おこぼれ」で満足しているとは思えないのですよね。

 昨年の夏に読みだして、読み切れていなかった「新潮文庫・日本人はなぜ戦争へと向かったのか NHKスペシャル取材班」を、
今年ついさきほどから、最初から改めて読み進めて、こんどこそ読み切ることができました。
なんか、日本人としての責任の一端が果たせたような気持ちでした。多くの方に読んでほしい、知ってほしい、そんな気持ちです。

 これからの暑い、熱い季節は、我らが同胞への鎮魂の季節でもあります。
かつてを振り返り、過ちなきようにと願う、大切な大切な季節がまたやってくるようの思われます。


山間地から平野部へ

2016年07月10日 | 旅行など
 たっぷり「雲海のドラマ」を堪能した二日目(2日・土)の昼近く、帰路につくことになりました。
しかし、せっかくの「まつだい」の棚田地域、少し道草をしてみました。

 253号線に出て「上越市」方面に走りました。やがて「蒲生の棚田」と言う案内板を発見。
ちょっと横道に入ると、それらしき棚田が見つかり、看板も整備されていました。




 やはり季節と時間を選ばなければドラマチックな景色は撮れないなあ、などとつぶやきながら、さらに「儀明の棚田」を
目指して走りました。しかし、儀明トンネルが出てきました。見過ごして走ってきたようです。
引き返しながら地元の方に教えていただくと、案内板もなく、それらしき棚田がありました。
これらは写真仲間と、改めて季節と時間を選び挑戦しなければと思いました。




 無事帰宅できた翌日(3日・日)、「びゅー福島潟」に「全日本写真連盟」の「日本の風景」写真展を見に行きました。
それこそ、越後平野(蒲原平野)を車で走りながら、対照的な、しかしいずれも日本の原風景だと思いました。
これからどうなるのでしょうか。TPPは、これらの存在を許すのでしょうか。




 写真の左下水平面は大河「阿賀野川」です。


棚田や雲海

2016年07月08日 | 旅行など
 旅の二日目、1日(金)の午後は「松之山」から「まつだい」地域に入りました。
かの有名な「星峠の棚田」は、この季節、どんな様子なのでしょか。

 ずいぶん走ったのですが、ようやく案内板を見つけることができました。
なんと、案内板も立派なものでした。到着してみると「駐車場や展望台が新たに作られて、至れり尽くせりでした。


 こうなると、指定された撮影ポイントから、ただカシャリ。なんかもう、ぜんぜん写欲も湧きませんでした。




 少し早めでしたが、トボトボとこの日の宿「芝峠温泉・ホテル雲海」にチェックインしました。
通された部屋は「和洋風のツイン」の部屋で、眼下に「まつだい」の街並み「体育館や松代高校」などの屋根が見えます。


 温泉に浸かっていると、昨日から宿泊しているというカメラマンが話しかけてきました。
今朝ほどは、素晴らしい霧・雲海が見れたのですよ、もう一泊します。明朝もみれるはずです、と言うではありませんか。

 私は大いに期待しながら眠りにつき、翌朝(2日・土)4時半に目覚めて、部屋の窓から外を覗きました。
なんと、なんと、すでにドラマは開演していたのです。「D600とJ5」を持ちベランダに飛び出しました。

 ドラマはいつ終わるということもなく7時になっても「まつだい」は雲海の下でした。
思い切って、朝の露天風呂に飛び込んで、首まで湯につかりながら、改めてドラマを眺めていました。






 湯上りの体をロビーで寛ぎながらドラマの続きを見ました。


 もう、朝食の時間となり食堂で過ごして戻ってみると、さすがに雲海は晴れて「まつだい」の街並みが見えていました。
いやー、陽ざしが差し込んだり、朝焼けがほしかったり、欲を言えばきりがありません。まあ、とても満足でした。

 補足ですが、
昨夜はホテルの計らいで希望者を載せたマイクロバスで「蛍狩り」のサービスがありました。
高台にあるホテルから、かなり下った小川の辺でしょうか。
停車した車のハザードランプを点滅させると、あら!不思議、次々と蛍が飛んできて明滅をしだしました。

 しばし、ほたるの乱舞を鑑賞することができました。無粋なカメラマンがフラッシュしたりしてヒンシュクをかっていたようです。
私は、ほたるの撮影は、ちょっと無理と思って挑戦していませんでした。係りの人の話では「平家ほたる」だそうです。

木漏れ日の美人林

2016年07月06日 | 旅行など
 7月1日(金)、チェックアウトもゆっくりの11時という「当間高原リゾート」を出発。
この日は、当間高原から眼下に見える信濃川の流れまで下り、信濃川を超えると再びの上り道となります。
松之山に入りました。

 まず、若く成長盛りのブナ林「美人林」を目指しました。
なんども訪れているポイントではありますが、この季節では初めてでした。














 ブナ林に木漏れ日が差し込み、全身ミドリ色に染まりそうです。
明あり、暗あり、ああでもない、こうでもない、いろいろとカメラをいじくり回しますが、
やはりいつもの凡庸な写真ばかりとなっていました。

 時にはルーティン(定石)を外れた、大胆な写真を撮ってみたいと思っているのですが、
どうもどうも、頭が固く凝り固まっているようです。はみ出すことって難しいものですね。

 この日の午後は「まつだい」で、この季節の棚田の様子を見てみようと思っていました。

当間高原リゾート

2016年07月04日 | 旅行など
 今日は4日(月)です。午後から梅雨らしい雨模様となっています。
日本列島、西の方では猛暑日のようです。ここでは、雨に打たれて「ヒルガオ」が咲いていました。


 ここからは、久しぶりの「小さな旅」のお話になります。
二人の日程を調整してみると、なんとか3日ほどは空けることができるようです。さっそく旅行社に宿を頼みました。

 木曜日(6月30日)、お昼近くになって十日町の「当間高原リゾート」を目指しました。
「越後川口IC」で下りて「117号線」を走りました。
じつは何度もその前を通過しながら、満席で立ち寄ることができなかった「そば処 由屋」で、
今回は「へぎそば」をいただくことができました。いやー、たしかにおいしかった!

 曇り空の中、10年ぶりくらいでしょうか。懐かしいホテルにチェックインできました。






 ホテルに入ると、あちこちに「現代アート」の作品が飾ってありました。部屋に入るとこれまた妙な作品です。
ハム「アマチュア無線家」の端くれでもある私にとっては、これぞまさしく「モールス符号」です。これが作品だなんて、絶句です。


 広大なホテルなものですから、温泉に入るためにも食事に出かけるにも、とにかく歩かなければなりません、およそ7分。
おかけで、そこそこのウォーキングにはなりました。温泉もよし、バイキング形式のお食事もおいしく、雰囲気も良くまあ満足でした。

 さいわい、翌朝はとてもさわやかな日差しの高原の風景に包まれていました。
今日二日目は、信濃川を超えて「松之山 や まつだい」の方面を走り回ろうと思っています。