柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

雪の大晦日

2007年12月31日 | フォトギャラリー
 目覚めてみると、念願の降雪でした。

 大晦日への演出でしょうか。心憎い自然からのプレゼントでしょうか。
わずかな積雪ですが、孫が自転車で雪の中を歓声をあげて走り回っていました。

 越後特有の「牡丹雪・湿り雪」でした。
樹木やアンテナなどが、着雪でいっとき華やいで見えました。

     

            

      

 「偽」の年でしたが、新しい年は「誠」の年であって欲しいですね。
       みなさま、どうぞよいお年を !

いよいよ年の瀬

2007年12月29日 | 日々これ好日
 どんどん大晦日が近づいてきますね。

 孫の送り迎えや風邪引きさんの看病、留守番などが緊急に入ったりしていました。
それでも、少し早めに年末清掃(換気扇の分解掃除)の一部を始めていたのでよかったようです。
今日は朝から、お風呂とトイレなどをピカピカに磨き上げました。

 明日は各部屋の掃除と整理でしょうか。
大晦日はもう何もしなくてもいいようにと思っていますが、たぶん買い出しのお手伝いとなることでしょう。

 明日夕方には、「志賀高原でのスキー場」から第一団、長男家族3人が我が家に到着予定です。
たぶん大晦日には、新潟市の次男家族4人が到着です。

 私と家内は民宿「柄目木庵」の「女将と主人」ということとなり、それなりに活躍することになります。
何はともあれ、大変なことではありますが、またこれ以上楽しいこともありません。
二人の子供たちとそれぞれのお嫁さん、それに孫たち、賑やかになります。
互いに酌み交わすお酒は格別です。
お酒には「お刺身」があれば、もう十分なのです。

            

 いつものことながら、今年は特に「徹底的に」とか「こだわった」と言うことがありませんでした。
新しい年には、何かに「凝ってみる、情熱をもって」とか、そんな具合にと願っているのですが、どうなることでしょうか。

 最後になりましたが、いつもいつも「柄目木庵」を訪れてくださる方々に心より、お礼と感謝を申し上げます。
来る年が、皆様にとって「素敵な年に!」と願っています。
どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。

 年末年始は「大荒れのお天気」のようです。
どうぞ、ご自愛いただきますように!

今年も第九でした。

2007年12月23日 | 音楽など
 最近の私は、起きがけに「BOSE」のスイッチを入れます。

 するとCD「best of MERA(米良 美一)」から、天使のような歌声で「ヴォーカリーズ、オンブラ・マイ・フ」など私の大好きな曲が次々と流れ出します。
朝の着替え、先顔などがさわやかです。
 このCDは、同好のアマチュア無線家のお友達からのプレゼントなのです。
どうして僕の好みがわかるのでしょうか、いつも不思議に思っているのです。

 今日は日曜日でした。
朝の9時から「NHKの日曜討論会」、同じ時間に某民放「題名のない音楽会」です。ついつい音楽会の方のチャンネルになることが多い私です。
今日もそうでした。
以前からCDなどを買ってよく聴いていた「スーザン・オズボーン」さんが「What a wonderful world!」を歌いました。
そして「スミ・ジョー」さんが「美しく青きドナウ、私のお父さん」を歌いました。
いやー、もうしびれました。

 さて、午後2時から年末恒例となっている「2007新潟 第九コンサート」が「りゅーとぴあ」でありました。
今年の指揮者は昨年と同じ「船橋 洋介」さんでした。昨年の指揮ですっかり魅了されて、今年も期待していました。

 「ベートーヴェン 序曲エグモント」でプレコンサートでした。

 さて本番「第九交響曲」がはじまりました。
新潟交響楽団、新潟第九合唱団、いずれもプロの楽団や合唱団に見られないくらいの大人数大規模の編成です。
それが今までにないくらいのハイレベルなそしてダイナミックな演奏となったのでした。

 そのような見事な演奏を引き出したのは、まさに「船橋 洋介」さんの指揮でした。あの細身の体からオーケストラの各パートへ、ソリストたちへ、合唱団の各パートへと全身全霊で送り出されるシグナルは、各メンバーのもてる力量を見事に引き出していました。

 盛り上がりに盛り上がって終了した「第九」、どなたかが「ブラボー」と声を、すかさず私も大声でステージに向かって「ブラボー!」と叫んでしまいました。
なぜか涙があふれてきていました。
 
 今年の「第九」は特別!でした。

 「第九」が終わると、ほんとに年末という実感がわきます。

 

冬至の日

2007年12月22日 | 日々これ好日
 今日は「冬至」でした。
 太陽は、折り返し点に到着して、私どもの北半球目指してくれることになりました。
でも、本格的な寒さはこれからというところでしょうか。

 まだ朝も明けやらぬ6時前に起き出しました。
今日は、姉夫婦に案内していただきながら江南区にある「新潟市中央卸売市場」を見学することとなっていた。
到着したのは7時過ぎでした。

 なんとも広大な敷地である。その中に「水産物、青果物などの市場棟」があり、別棟に「花き棟」や「総合食品センター」などがありました。
    
 本館には、真ん中に「中央棟」、左手に「水産物卸売場」、右手に「青果物卸売場」があります。
    
 ずいぶん早くに到着したと思ったのですが、肝心の「競り市」は終了していました。
競り落とされた品々は仲買人たちのお店の方に移動していました。
   

     
 ほんとは、2階に特別に作られている「見学路」からの見学となるのですが、市場の方も少しは人の動きも少なくなったようなので、思い切って1階部分の市場での買い物に参加してみました。
 しかし、ひっきりなしに荷物運搬のリフトが動き回り、とても危険です。
女性軍はお正月料理に必要な物を次々と買い込んでいました。
卸ですから、安いとはいうものの、暮れも近く全般には高値だということでした。
僕は、さっぱりうまく撮れないカメラを構えては、うろうろしていました。
           
 中央棟には、多くの食堂があり、喫茶店やコンビニまでありました。
どの食堂も仕事が一段落した皆さんで満席状態でした。
それでも、しばらく待った後に私ども一同は「刺身定食」の朝食を食べました。
さすがに「生きのいい」お刺身は最高でした。こんなにおいしくて¥500とは信じられません。

 みなさん意気揚々とその買い物や食事に満足して帰ってきたのですが、
私だけが改めて「写真撮り」の難しさに、打ちひしがれてしょんぼりなのでした。



師走の新潟市

2007年12月19日 | 日々これ好日
 今日は、朝から気持ちの良い晴天となりました。

 しかし、昨日までは連日の雨でした。
昨日の午後、久しぶりに新潟市の中心部の繁華街に行ってきました。
しかし、雨の日の日暮れはずいぶんと早く、道行く人も足早です。
  
    東堀通り[三越」の交差点にある「NEXT21」で「花の写真展」がありました。
     
 すでに選ばれた「入選作」のみの展示でした。ほとんどの作品はマクロレンズによる写真でした。いろんなお花が表情も美しく素敵に撮られていました。さすがだなあ!としきりに感心ばかりしていました。
 
 審査に当たられた方の講評が張り出されていました。
必要以上の鮮やかさ、必要以上の加工、安易なプリントアウトなどについて、とても厳しいものでした。たぶんデジタル画像はお嫌いな銀塩派の方なのでしょうが、でもその指摘は傾聴に値するものがあると思いました。

 私自身は、未だ未熟で「Photoshop Elements」も「Caputure NX」もブラウザーとしての利用程度の段階です。いずれ作品作りに有効に活用できるようになりたいと思っています。
          
 柾谷小路のお店「mont-bell」でキャップとマフラーを買いました。寒さに負けずに撮影を楽しむ必需品でしょうか。

 その帰り道、新潟駅「駅南の欅通り」のイルミネーションの下見をしようと思い、寄り道しました。ちょっと早すぎて、まだ点灯されていませんでした。
私はいまだ夜景やイルミネーションなどの撮影は経験がないのです。
いつか、お友達と写真を撮りに来たいポイントなのです。




マイ カレンダー

2007年12月10日 | 日々これ好日
 最近、いろいろなことの見方、考え方、表現などにとても興味を持つようになっています。

 今宵は10時からのNHK(TV)「フォト五七五」を楽しみにしています。

 ところで、今日は新津地区の「市民大学」の終了式でした。
今年の私は「森へのいざない」という講座に参加しました。樹木の標本作りや、里山での観察実習など、とてもすばらしい体験をさせていただきました。

 その終了式での記念講演は新潟大学名誉教授の山下先生の「学び続ける楽しさ」でした。お話にすっかり聞き入ってしまいました。
そのお話の中で、「我が家ではお正月はしません」ということにびっくりしました。たぶん、その時期には国内外を飛び回られているからなのでしょうか。

 うーん、日本人は昔から12月にはいると、新年の準備(すす払いや大掃除など)に一生懸命になる習慣があります。
でも、お正月をしないと言うことであれば、じたばたする必要もないかな、などと。

 ごく最近「和ごよみ(岩崎真美子著)」を読みました。
旧暦の自然との調和のよさ、世界標準の新暦を考慮して、「立春」を新年とする暦を提案?されていました。これも新鮮なことに思われました。

 私もなんで今の12月末の翌日がお正月(新年)なのだろうかと、いつも思っていました。
そこで、「私専用の暦」を来年に備えて作ろうかな、と思っています。
それは、春分の日を新年の第一日目として、後は一年間を通した連続に日をつけていく、というものです。
ただ、これでは味気ないので「二十四節気」を通算日とともに味わう、というのはどんなものでしょうか。

 このように考えた根拠は、太陽が赤道上を横切り、北半球にやってくる節目であり、気候変化のタイムラグを考えると、春は春らしく、四季の感覚に合致するかと思うからです。
でも、これはあくまでも私が「個人的に楽しむ」と言うことにしておきましょう。

   

 今年は野菜をたくさんいただきました。越冬野菜も十分な蓄えができました。
無農薬栽培の健康野菜です。

氷 雨

2007年12月07日 | フォトギャラリー
 朝から冷たい雨でした。

 早朝の電話で起こされ、風邪引きの孫のもとに駆けつけました。

 夕方家に戻り、ふと 落葉して寂しくなってしまった「モミジの木」に目をやると 宝石のような雫!
     
   
          

落ち葉掃き

2007年12月06日 | フォトギャラリー
 明日は「大雪(たいせつ)」です。いよいよ冬本番と言うことでしょうか。

 そして今日は午前中、「落ち葉掃き」をしました。ちょっとの晴れ間でした。
ご近所の欅の大木からはじまった樹木の落葉は、我が家のモミジでほぼ終わったようです。

       
       「木の葉には 迷惑だろうに 落ち葉掃き」

 人間は勝手に落ち葉を掃き寄せて処分していますが、実は樹木にとっては大切な成長へのエネルギー源なのでしょうね。
 そこで、我が家では庭の一角に落ち葉を移し、そこの樹木の根元に厚く敷き詰めてあげました。

みぞれの日

2007年12月04日 | 音楽など
 今日(4日)は天気予報のとおり、朝から「みぞれ」が降り続きました。

 2日(日)、この日午後から新潟市中央区東堀通にあるCD店に行ってきました。正しくは「クラシックファクトリー・コンチェルト」です。
お店は小さいけど、クラシックの国内外のCDがびっしり、真空管アンプもあり試聴もできるようです。とても素敵なお店でした。

 実は、私はピアニスト「小杉 真二」さんの自称フアンなのです。
彼の「セカンドCD」が「小杉 真二ファンクラブ」により発行されたという情報は得ていたのですが、ようやく「コンチェルト店」で手に入れることができたのでした。

 昨日は、曇りのち雨となったのですが、シルバー人材のお二人により、我が家の庭の「冬囲い」が終わりました。
冬囲いが終わったとたんに、今日の「雪・みぞれ」となってしまいました。
  
     
 ご覧のように、燃えるようなモミジは先月末のものです。
でも、今日は「墨絵」のような世界となってしまいました。

 午後からは「小杉 真二」さんのCDを楽しみました。
ファーストアルバムのCDで、ぞっこん惚れ込んでしまっていました。
今回のセカンドアルバムでは、さらに「バッハやスカルラッティ」などにも挑戦されていました。
 僕としては、ベートーヴェンの「ピアノ ソナタ第8番<悲愴>」やショパンの「ノクターン第2番」など聞き慣れた作品にしびれてしまいました。
力強くてかつ繊細とも言うべき演奏は、ほんとにすばらしいと思いました。
  
 外出もままならずの天候でしたが、しかし至福のひとときを我がリスニングルームでもてました。

もみじの舞い

2007年12月01日 | フォトギャラリー
 もう師走になったのだから、モミジでもあるまいとは思ったのですが、未練がましくも挑戦してみました。
  

  

  

  

  

 途中からマクロレンズに取り替えてみたのですが、ちょうど雨が降り出して、軒先に逃げ込んでのショットとなって、もうひとつ迫れなっかたのが残念でした。