柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

サウンドのVer.Up

2011年12月29日 | 音楽など
 我が家では、ちょっとした革命が進行中です。

 私の右耳に「耳鳴りが」発生、耳鼻科での検査結果はかなり「高音低音部の聴力低下」でした。
年齢から考えてもあり得ることかと、受容しています。

 このことを契機に、部屋の中にデーンと構えていた「スピーカーシステム、アンプ類」を一掃していました。
40年ほど前の自作システムでした。どうせ「よい音」などわかりはしないのだから、場所もとらない「ミニコンポ」で十分。
それなりに満足して「音を楽しんで」いました。

 この様子をみた、長男が乗り出してくれました。「音」の専門家である彼には耐えられないことだったようです。
ある日、新潟市中央区の「フォーミュージック」さんまで、みんなで出かけて「スピーカーとアンプ」の試聴をしてきていました。

 そのためでしょうか。2度にわたり我が家に「フォーミュージック」さんから試聴用のシステムが届けられています。
以下の写真が現在の試聴用の「アンプ、CDプレーヤー、スピーカー」です。








  
 最後まで廃棄できなかったのが「レコードプレーヤー」でした。
私の遍歴を示すレコードの数々、子供たちの青春譜でもある「ビートルズ、聖子ちゃん」のレコードなどが聴けなくなるわけです。
ビートルズで育ち音の研究者になったり、また「ニニロッソのトランペット」の音でブラバンに入ったり、子供たちの心のモニュメントです。
しかし、このままでは、間違いなくシステムのネックとなりますが、いつの日にか買い換えることになるでしょう。

 夕べのことでした。「CD」で試聴していた長男が音の異変に気づきました。
なんと「省エネ」で取り替えていた「LEDランプ」のノイズがラインから入り込んでいました。
ランプを消すと、とたんに「ピュアー」なサウンドとなりました。恐るべき彼の耳でした。
夜間の試聴によりランプの照明で気づくことができたようです。

 それにしても「LP盤のニニロッソ」の音は往年の音の再現にまでは至りません。
いつか解決しなければならない課題となっています。
いくつかの課題・問題点を楽しみつつ改善していく、オーディオの深みに足を取られずに!そんなところでしょうか。

クリスマスの日に

2011年12月25日 | 日々これ好日
 今朝ほどは,とても寒かった。うっすらと新雪でした。
うれしくなって、カメラを持って外に飛び出してみました。「いいぞ、いいぞ!」そんなシーンを見つけてはカシャリ!













 今日は思いがけずも「ホワイトクリスマス」となったようです。
じつは、昨晩は次男家族のところでの「クリスマスパーティー」に招待されました。暖かい手作り料理にワインでした。
ケーキのあとで、プレゼント交換、家内には「保湿クリーム」、私には「お正月用リース」でした。
なんとも、あったかい最高のプレゼントでした。

 そして、今日の午後は「りゅうとぴあ」で「第12回新潟第九コンサート」でした。
いつもの「新潟交響楽団、新潟第九合唱団」、それに「松沼俊彦」さん指揮。
「シラーの詩にベートーヴェン作曲」の、この人類への賛歌こそ全世界で鳴り響いてほいしと思いました。
特に今年は「東日本大震災」に思いをはせての力強い演奏・合唱となったことと思いました。
 

白鳥の撮影その6

2011年12月22日 | フォトギャラリー
今日は「冬至」だそうですね。
厳しい寒さ、冬本番はこれからですが、「お日さま」は北半球めざしてリターンされる日でもありますよね。

 こんな日に「BLOG]を欠席と言うのも何ですから「とっておきの白鳥たちの姿」を紹介しますね。
私なりのベストショットというところです。








白鳥の撮影その5

2011年12月21日 | フォトギャラリー

 今回の画像は、今月14日(水曜日)、「瓢湖」での撮影のものです。
例により、お天気予報で予定してはいたのですが、朝寝坊の私には、この寒い時期の早起きはつらいです。

 すぐ目の前に真っ黒な鳥「オオバン」かなと思いますが、いかがでしょうか。思わずかしゃり!











 この日はお天気がよく,すごく寒い朝でした。
普段は土色の瓢湖の湖面ですが、この日の青空を写して、青く輝く湖面から力強く飛び立っていく白鳥たちでした。

 「瓢湖」の北側には、びっしりと枯れた蓮の茎が水面を覆っているのですが、
この茎がどんどん水没して後退しています。白鳥たちの居住水面、滑走できる水面が拡大しています。
そうなってくると、白鳥たちは、より遠くの水面に遠ざかることとなり、撮影条件としては厳しくなってくるようです。

冬型の気圧配置

2011年12月19日 | フォトギャラリー
 このところ連日冬型の気圧配置、いわゆる「西高東低」が続いています。
17日(土)の様子を撮ってみました。













 こうなると、外出しようという気が無くなって、肝心な冬景色のすばらしさを撮れなくなっています。
せいぜい、我が家の窓を開けてレンズを突き出して、カシャリとなってしまいます。
年には勝てないなどと情けないことを言っています。

ポインセチア

2011年12月18日 | フォトギャラリー
 クリスマスが近いせいでしょうか。
ここ「花卉の生産地である秋葉区」のお花のセンターは、どこも「ポインセチアにシクラメン」が華やかです。





 この時期、私は「葉ボタン」がいいと思うのですが、家内は嫌いだそうです。





 寒梅は、ぜひお正月に咲かせると言うことになると、世話が大変です。
さいわい、我が家ではその昔、鉢植えの紅梅でしたが、地に下ろしたらぐんぐん成長して、毎年見事に花をつけてくれます。
春の到来を待ちたいと思います。



 「うらら小須戸」で「ひょうたんの飾り物」が見事に飾られていました。
一つくらいと思いながら手が出ませんでした。


シクラメン

2011年12月15日 | フォトギャラリー
 先日(13日)、ちょっとしたお出かけの帰り道、秋葉区のお花センター「うらら小須戸」と「花夢里にいつ」に立ち寄ってみました。

 同行した兄貴夫婦たちは「寒梅」がお目当てでした。
しかし、何百鉢にもなる「シクラメン」の展示を前にして、気持ちが変わったようでした。
結局、お気に入りの「シクラメン」一鉢を求めて、大いに満足そうでした。
















 私の方は、さっぱり買いもせずに、写真を撮らせていただいただけでした。申し訳ないことですよね。
でも、どのように撮ってあげたら、より美しく撮れるのでしょうか。
ちょっと、一本調子で工夫が足りなかったと反省しています。

 

初雪に

2011年12月12日 | フォトギャラリー
 10日(土)の朝のことです。屋根や地面に雪でした。淡雪は、そそくさと消えてしまいました。
夕べはずいぶん冷えたなあ、などと思っていたのです。
しかし、光が差し込んだりして、カメラをとりだして外に飛び出しました。



 今年は、今までに無いほどの花をつけている「わび助」です。
最初は、鉢植えの小さな木だったのに、ここまで大きくなりました。でも、文字通り「わび」の花ですね。





 それに引き替え、「山茶花」はあでやかですよね。




白鳥の撮影その4

2011年12月10日 | フォトギャラリー
 今回の白鳥の撮影も「その4」になりました。
あの日(12月2日)に撮影した700枚あまりの画像も、削除削除で半分以下になりました。

 白鳥達の生態をいくつかに分けてストーリーにしてみました。今回で、とりあえずは終わります。

 瓢湖では白鳥達を保護観察している人たちが、何人かいらっしゃいます。
撮影の合間に、その方達との語らいの中で白鳥達の生態について、お話を伺う機会もあります。

 よく見かける「大きく羽ばたく」様子ですが、案外「自己顕示」かも知れないようです。
二羽が交互に首を上下する仕草は、私は愛情交換だとおもっていたのですが、
「自分の強さのアピール」のようです。






 場合によっては、想像以上に激しいバトルになることもあるようです。
やはり、遠く「カムチャッカ半島」あたりから飛んでくるのですから、逞しいのですよね。







 思わず「オイオイ、もうヤメロ!」と言ってやりたくなるほどでした。

白鳥の撮影その3

2011年12月07日 | フォトギャラリー
 今回は、さいわい青空を背景に、その飛翔の姿をどうにかファインダーにとらえることができました。
近くの餌場に、リーダーに導かれて飛んでいくのでしょうか。
見上げる私は、「あこがれ」のようなものを感じています。















 次々と白鳥達は「瓢湖」を後にして、飛び立っていきます。
ところが、ちゃっかり「白鳥おじさんの撒く餌」を期待して、飛び立たない白鳥達もいるようです。

 その餌まきでの「白鳥や鴨たち」の一騒動が済んだ頃、5台もの大型観光バスが「月岡温泉」から到着しました。
埼玉県からの観光客のようですが、白鳥達のすばらしいシーンは、もう終わったのに気の毒に思いました。


 次回は、白鳥達の思いがけない様子などを紹介できるかな、というところです。

白鳥の撮影その2

2011年12月06日 | フォトギャラリー
 白鳥達の飛翔への「滑走・滑空」は、ちょっとした感動ものです。









 逆に、着水への準備・体勢はどことなくユーモラスなものですね。
しかし、滑走、飛翔、着水の姿は、いずれも美しさに満ちているように思われます。
人工物である「大型ジェット旅客機」の離陸、着陸の、あのときの姿勢は、たぶん白鳥に学んだのでしょうね。





 写真友達が、「デスプレー用のフード」をつくったよ、と言うメールに刺激されて、
私もダンボール利用でフードを作ってみました。確かに画面が見やすく目に優しいようです。





 次回の写真は、大空に舞う白鳥達を狙ってみました。

白鳥の撮影その1

2011年12月05日 | フォトギャラリー
 12月2日は、よいお天気となりました。
前日の天気予報で、どうも明日はお天気も良さそうだと言うことで、久しぶりに「白鳥撮影」に出かけることにしました。
お友達には「明日は「瓢湖」であいましょう」などとメールをしておきました。

 10月のはじめに瓢湖には早くも白鳥達がやってきていました。そのとき、ちょっと様子を見に行っていました。
10月下旬に、お友達と撮影に出かけたのですが、惨憺たる結果でした。
飛び立つ白鳥を必死に追いかけたのですが、まともにファインダーの中に捕らえることすらできませんでした。

 したがって、今回は今シーズン2回目の挑戦となりました。まず、ファインダーのなかに白鳥を捕らえることが目標です。
今回は、お友達のアドバイスでカメラの設定をしておきました。
500mmズームにD700,AF-C(チェイサーmode)1/500sec.でした。
もう一台はD300に300mmズームを首から下げて、F8と設定しておきました。

 「瓢湖」に着いてみると、丁度8時、4,000羽近かった白鳥達のほとんどが、近くの田んぼに出かけた後でした。
撮影には丁度よい数になっていました。先輩カメラマンの間に割り込ませていただきました。
風の具合で、白鳥達は東に向かって、朝日を浴びながら飛び立つ絶好のチャンスでした。 


 下の写真が、私のD700と500mmです。
お隣の大砲から見ると、なんとも貧弱に見えてしまいます。いずれは腕でカバーしようなどと胸が高鳴ります。





 白鳥達は、グループ(ファミリー)毎に飛び立ちますが、突如何かの事情で、集団で一斉に飛び立つことがあるようです。
突然「瓢湖」の西詰めから集団での飛翔が始まりました。必死で500mmで追いかけます。







 そして、「瓢湖」の上を周回しながら高度を上げていきます。
こうなると三脚は不自由です。首からのD300にバトンタッチしました。








 この日は、何度もなんども、同じような場面で挑戦しました。でも、この程度の写真しか撮れませんでした。
まあ、練習あるのみだと思っています。

 この後、青い大空での飛翔の姿や、互いに自分の強さをアピールする姿など撮ることができました。
ほんの一時間ほどで、700枚を超えるショットとなりましたが、大半は削除となりました。
帰り際には、写真の先輩と「白鳥会館」でコーヒーです。わずかな時間でしたが、最高にハッピーでした。

ふるまち良寛てまり庵

2011年12月03日 | 良寛さまのことなど

 この日(12月1日)、私は中央区白山公園の駐車場に車を止めて、上古町を下(しも)に向かって歩きました。

 数日前に、この「上古町」に「良寛さんのことを気軽に話し合えるスペース」が誕生したことが広報誌に載っていました。

 白山神社の鳥居をくぐり歩いて行くと、ほどなく「ふるまち良寛手まり庵」を発見できました。
とても素敵な佇まいだったので、思わず「すいと」気兼ねなく入ってしまいました。
「良寛さま」に関する書籍がどっさり、展示棚には「良寛さまの書」などがありました。
「心月輪」の一幅もありました。




 さっそく、お茶と茶菓をいただくことができました。何人かの係の方がボランティアとしておいででした。
続いて、5,6人ほどの年配の女性達も、この庵に入ってきました。



 良寛さまのことなどを話題にしながら、お茶をいただきました。
手まりをついてみせていただいたり、そして、「良寛さまの紙芝居」が始まりました。



 じつは、この紙芝居を、とてもわかりやすく読み進めてくださっていたのは、前新潟市長の「長谷川」さんでした。
現在は「全国良寛会会長」もされている方です。
その柔和な表情や語り口から、良寛さまを深く敬慕なさっているのだなあ、と思いました。





 すこぶる居心地がよくて、ついつい長居をしてしまいました。
帰りにはお土産に「心月輪(しんがちりん)」が印刷されているクリーヤファイルをいただきました。

 じつは、我が家の茶道具の「茶托」には、この「心月輪」と彫刻されたセットが、それこそ私の物心ついた頃には
すでにありました。
この文言の書かれた事情や深い意味を知ったのは、最近のことでした。

 いつか、また訪れてみたいものです。新潟に出かける楽しみが、また増えました。

護摩堂山へその3

2011年12月01日 | フォトギャラリー
 「護摩堂山」の中腹を過ぎる頃から、ちらほらと赤く紅葉した「かえで」が見られるようになりました。











 上の写真は、目の前に見える「高立山」の斜面です。その後ろに「菩提寺山」が隠れています。
遠くかすんで見えるのは新潟市(秋葉区)でしょうか。

 引き返して、下山後は麓の「湯田上温泉・末広館」で、ゆったりと湯につかり帰ってきました。