柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

モーツアルトの誕生日

2007年01月28日 | 音楽など
 手帳へのメモによれば、昨日がモーツアルトの誕生日であったようだ。

 私の車「チャレンジャー」の「CDチェンジャー」に「BEST MOZART 100」の6枚をセットして「走ればモーツアルト」という状態で長い間過ぎてきていました。
モーツアルトのさまざまな分野の曲が網羅されていて、モーツアルトの紹介的なCD集ではあったが、存分にモーツアルトが楽しめ、気持ちよく運転ができたように思う。

 このCD集の中で、私のハートを一番揺さぶった曲は「レクイエム ニ短調 K.626 イントロイトゥス、キリエ、ラクリモサ」などであった。
しかし、走行中の車で聴くというのは、いささか無理があった。
心落ち着けて、目を閉じて聴きたい曲である。

 昨年の後半からは、よりいっそう本格的にということで、手持ちのCDの中から選んで「モーツアルト特集」とした。それを改めてCDチェンジャーにセットして走っていました。
Mozart 1
*1 ピアノ協奏曲 第20番 1,2,3
*2 ピアノ協奏曲 第26番 4,5,6
*3 トルコ行進曲      7
Mozart 2
*1 ピアノ協奏曲 第21番 1,2,3
*2 ピアノ協奏曲 第27番 4,5,6
*3 ピアノソナタ 第15番 7,8,9
Mozart 3
*1 交響曲 40番 1,2,3,4
*2 交響曲41番ジュピター 5,6,7,8
*3 交響曲25番 9(第一楽章)
Mozart 4
*1 ディヴェルティメント K136 1,2,3
*2 セレナード 第6番 4,5,6
*3 ディヴェルティメント 第17番 7,8
*4 フルート四重奏曲 第一番 第一楽章 9
*5 クラリネット五重奏曲 第二楽章 10
*6 セレナード(アイネクライネナハトムジーク)
               11~14
Mozart 5
*1 クラリネット協奏曲 K622 1,2,3
*2 フルートとハープのための協奏曲4,5,6
*3 フルート協奏曲 第2番 7,8,9
CD6
*1 モーツアルト フィガロの結婚序曲 1
*2 モーツアルト 魔笛序曲 2
*3 モーツアルト 後宮よりの逃走序曲 3
*4 モーツアルト ドン・ジョバンニ序曲 4

 楽曲の名前はCDナンバーとトラックナンバーがディスプレーに表示されるので、対応表を印刷していつでもわかるようにした。

 ずっとこのままのセッティングでもいいとも思っている。
しかし、モーツアルトの誕生日もまた一つの節目かななどとも思う。

 新しくCDを選ぶとしたら、なにがいいかな。
車でさわやかに聴きながら、安全運転できるのは、などと思いをめぐらせている。
気づいてみれば、ショパンの曲のCDが何枚かあるのだが。
同じ曲でも演奏者がそれぞれ違っている。楽しめるかな。

 私が今こうして、キーボードを叩いている近くでは「BOSE の Wave Music System」が「Lisa Ono」のJambalayaなど懐かしい曲をソフトに流してくれている。
このCDはハム仲間のお友達からのプレゼントである。こんなのもいいなあ、などと贅沢な悩みを楽しんでいるところです。

CWの運命

2007年01月26日 | アマチュア無線
 アマチュア無線仲間のメーリングリストに下のような投稿がありました。

> ニュースによると、FCCがCWの試験を全面廃止するそうです。
> EXTRAの20wpmは5wpmに緩和され、ついにアマチュアの試験
> からCWが消えるということですが時代の流れですね。
>
 CWはやはり伝統技能となり、細々と続く程度になるのでしょうか。
HF帯のハイバンドの状態が、まったくだめな状態が続いています。
専らローバンドでの通信となっています。

 残念ながらローバンドは長いアンテナを張ることができないために大変です。
ほとんど高さを稼ぐこともできず、直線的に晴れないので、大きくV字型に曲げて「T2FD」20m長のアンテナを展張して、電波を載せています。
飛びも聞こえもいまいちなのですが、仕方ないというところです。

 そのローバンドでは、1.9MHzはノイズの海です。3.5MHzや7MHzではCW運用者が減っているようで気がかりです。
新しい太陽のサイクルが、まもなく始まることが予想されます。そのことがせめてもの希望となっています。
 
 最近はCW局も少なく、SSBにも出るようにしています。
ところがSSBのチューニングに苦労しています。
口もよく動かないようで困っています。Hi.

 実は、「CQ誌」の「アクティビティー・アワード」にあやかり、今年は「2007回QSO」か「2007局QSO」を「オールモード」で密かに目論んでいます。
なんでもないことのようですが、私にとってはなかなかの目標です。
今年もすでに「一月」が過ぎようとしていますが、「これは結構きついなあ!」と思っています。

 上越市高田で何年か前に「タイタニック号資料展示会」があったのを思い出しています。
あのとき会場に流れていた「CQD」のモールスが今でも耳に残っています。
CWの運命が沈みゆくタイタニックと重なってしまいます。

 私は、どうしようもないくらいのCW「ヘボオペレーター」です。
でも、下手なりに楽しめるあの「CW」に限りない愛着を感じています。
私は沈みゆくタイタニック(CW)の最後の下船者でありたいと、これまた密かに
思っています。

県立図書館

2007年01月25日 | 日々これ好日
 一昨日、新潟市中心部で家内の「アッシーくん」を務めていたが、1時間ほどの空き時間ができた。

 今まで一度も「県立図書館」を利用したことが無かった。
すぐ近くにいたこともあり、県立図書館に行ってみた。
          
 この時期は、雪こそ無いものの「冬枯れ」の景色ばかりである。
ここ「鳥屋野潟」周辺部にはいろいろな施設が多くある。
サッカースタジアム「ビッグスワン」や産業センター、自然科学館、それにこの「県立図書館」がある。
近い内に、新築移転の「新潟市民病院」が引っ越してくることになっている。
            
              
 内部はさすがに県立図書館である。
大きなイントランス空間と数多い開架書棚がゆったりと配置されていた。

 その書架の一隅に「研究紀要」などの書棚があった。
なんと、そこに懐かしい「研究誌」を発見した。かつて、現役であった頃何度か投稿して掲載されたことがあった紀要である。
手に取ってみると、いまだ現役の若い方々のお名前になる論文がいくつか載っている。よく存じ上げている方々である。懐かしさもひとしおであった。

 せっかくの機会でもあったので「利用者カード」を作っていただいた。
家に帰ってから、図書館のホームページから「インターネット利用」による「リファレンスや図書予約」ができるように手続きをした。

 基本的には、必要な本や雑誌は個人的に買って利用している。
しかし、せっかくの「情報センター」を利用しないと言う手はない。
ときには出かけて「知の散歩」をすることは、とっても素敵なことだと思う。

春の日差しの中で

2007年01月22日 | お出かけ
 この週末は、信じられないくらいのよいお天気に恵まれました。

 とにかく、お出かけや、体を動かすことをしないという手はありません。
 
 土曜日には、家内の妹さんを誘って、いつもの定番コースですが、春日の中のドライブを楽しみました。
目指すのは、ピッザとワインの「フェルミエ」での食事と多くの芸能人による作品が展示されている「のづみの森 展示館」でした。

 お出かけ前の我が家の「山茶花」です。
綿帽子のように雪をかぶった「山茶花」が好きです。なのに今年は一度も綿帽子をかぶったことのない山茶花です。
「ちょっと出かけてくるよ!」と挨拶。
    
 いつものよに、阿賀野川の土手を河口まで下り、「みなとトンネル」をくぐり「日本海夕日ライン」に出た。
「春の海のたりのたりかな」と言いたいところだが、風もなくよいお天気なのにうち寄せる波は「冬の海の波」であった。
     
 新潟県を貫通する大河「信濃川」は、燕市分水の「大河津分水」で分流され、さらに新潟市に入り「関屋分水」で再度分流されている。
写真の関屋分水では「河のエネルギーと海のエネルギー」がぶつかり合って激しい波頭となっていた。
        
 ひとっ走り「フェルミエ」到着。
メニューも新しくなったようである。さいわいにも一席だけがあいていた。
ちょっと奮発してピザも2種類、サラダに、お勧めの一品、3人でお腹に十分。
とてもおいしくいただいた。
 今回もオーナーにワイン蔵に案内をしていただいた。
前回のときに求めて、お正月にいただいた出来たてで新鮮な「バッカス」が、静かに樽の中で眠っていた。
運転をしない家内が代表して、さらに熟成の進んだ「バッカス」の試飲を楽しんだ。
私は、その芳醇な香りだけでもと思い切り吸い込んでみた。深く豊かな香りがたまらなかった。
さらに発酵タンクの中には次なる作品が発酵中のようであった。
           
                
 フェルミエをあとにして、「のづみの森 展示館」に到着。
            
 ここは、知る人ぞ知る、の素敵な場所である。
芸能人の作品が多く紹介されている。
片岡鶴太郎、石坂浩二、加山雄三、池田満寿夫、八代亜紀、ジュディ・オング、五月みどり、工藤静香などの、とても個性的な作品の数々を鑑賞できる。
 その他、県内作家の絵画ヤアクセサリー、彫金、手芸品などの作品もギャラリーで展示販売されていた。
じつは、ここにも展示されていたが「ほうどう窯」の「コーヒー茶碗セット」は、我が家にもあり、私のお気に入りのものである。
思わず時間のたつのも忘れてしまった。


 さて、翌日(日曜日)も春の日差し、家内に尻をたたかれて午後から「護摩堂山」登山。なまっている体を動かそうと言うことである。
 麓の駐車場が空くのを待って、ようやく駐車できるほどの人出である。
例により、追い越されることはあっても人を追い越すこともないペースの山登りである。
 道すがら、きょろきょろ観察をしながら登る。
途中の「サンシュユ」にはまだ春の気配はない。実はこの木が春一番に「黄色の花」を咲かせtくれるのである。

 頂上にはまったく雪もなく、多くの登山客がゆったりと景色を楽しんでいた。
              
 いつものように、さっぱり変わり映えのしないこの写真は、なぜか頂上で必ず撮るのが習慣となっている。
右手から、角田山、弥彦山、国上山なのだが、いずれも何度も何度も登っているのでとても親しみを感じている。

 いつものように下山後は「H小柳」での温泉につかり、湯上がりの一杯のコーヒーをいただく、これまた定番ではある。

クロスパルにいがた

2007年01月19日 | 日々これ好日
 昨日は、新潟市中心部にある「クロスパルにいがた」におじゃましてみた。

    
              
 合併による広域化によろメリットの一つであろう。
このような施設が利用できるようになった。

 さっそく、図書館カードを作っていただいた。
図書の借り出しや情報検索用のコンピュータの利用、キャレルデスクの使用ができることとなった。

 実は、今晩ここを会場にして「新潟市民大学プレ講座」が開かれるのである。
いままでは例年 新津市民大学の講座を利用してきたが、広域化により地元秋葉区の市民大学の他に利用できる市民大学の数が多くなり、おおいに期待しているところである。

 今宵の「プレ講座」は、新年度から新しい装いで開講される「新潟市民大学の講座」のいくつかのガイダンス的なものである。
事前に受講申請をして許可されていたものである。

 私は、今晩の「変わりゆく中国の都市とくらし」と月末の「水都・新潟の成り立ちとこれからを学ぶ」を受けることになっている。

 新潟大学工学部の櫛谷先生の「北京を中心に」して、「中国の都市と暮らし」という話でした。
多くの映像や動画を駆使されて、
*現代中国の特徴
*北京の地理と歴史
*現在の北京
*伝統的な町並みと人々のくらし
*変貌する生活空間
*新しい住まいと人々
などの話題を通じて、発展する中国の姿や発展の副作用、特に所得格差の大きいことなどを語られました。

 それにしても、今から10年ほど前に、私は北京に旅したことがありました。
紫禁城や万里の長城なども見学してきました。
道一杯に自転車であふれんばかりの人々の様子を見たり、フートン(小路)にはいると住宅「四合院」が見られ、老人達がのんびりと麻雀などを楽しんでいる様子をみたものでした。

 あの広大な中国ですから、大きく変わったであろう中国と変わらない悠久の大陸という面もあることでしょう。 いつの日か、再び訪れてみたい中国ですね。

「佐潟(さかた)」

2007年01月16日 | お出かけ
 昨日のこと、一路ナビに任せて家路にあったのだが、「佐潟水鳥・湿地センター」の前を通ることになり、急遽「佐潟」に立ち寄ることにした。

             
 センターは工事中で、お休みであった。
「佐潟」は新潟市赤塚地区の海岸に近い砂丘列の低地にあり、比較的自然状態が保たれていて「ラムサール条約登録湿地」でもある。
コハクチョウなど3,000羽の越冬地でもある。
湖面に映っているのは「角田山」である。

 白鳥たちは近くの田圃などに出かけてお食事なのであろう。
その姿が見えない。数十羽の鴨などが岸辺近くで戯れていた。

 私たちは左手から潟の周囲にある「遊歩道」を歩いてみた。
途中、遊歩道は一部「潟」の中を歩けるようになっていたり、観察小屋などがあった。

 しばらく歩いて、素敵なものを発見した。
この季節、いささか見栄えのしない状態の「ラベンダー畑」に囲まれた休憩所であろうか。
その名は「ハーブランドシーズン」。ちょっと湖面より高い位置にあり、ぐるっと佐潟を見渡せる好位置にあった。

 先客もお一人だけ、若い女性の管理人との二人のところに私どもが加わった。
先客が持ち込まれたという「大根の葉っぱの油炒め」に「緑茶とシソの葉」和風ハーブティーとか。おいしくご馳走になった。

 
          
「クラフト講座」「ハーブ講座」など年間を通して様々なイベントの企画があるようだ。それぞれの会員を募っていた。

 あちこちに出かけてみて、自然や人を相手に「自分の思い」を大切に生きる人たちに出会うことが多くなったような気がする。

 実は、ラベンダー始め様々なハーブ類が花開く春は最高には違いないけど、冬こそ最高なのです。
吹雪の日に湖面上に降る雪が、雪の乱舞を見せる「雪おどり」をぜひ見ていただきたいものですよ!と教えていただきました。

 それは、さぞかし幻想的なことでしょうね。
それをすばらしいとおっしゃる、そのことに、すばらしいなあ!と思ってしまいました。
 

ロマンの泉美術館

2007年01月16日 | お出かけ
 昨日のことである。「弥彦山山麓」を通過することとなった。

 この「弥彦村」はどことも合併せずに、がんばっている。
昨年の秋深い頃、「弥彦の丘美術館」に立ち寄り至福のひとときを過ごしたのであった。
そのときに、もうひとつの美術館にも立ち寄ったが休館日であった。

 昨日は、ちょっと道を外れてそのときの美術館「ロマンの泉美術館」を訪ねてみた。
      
 重厚な木製のドアーを開けると、とたんに古いヨーロッパの時代にタイムスリップしてしまった。
いきなりミュージアムショップのアンティークな小物類の展示である。
回廊には数々のヨーロッパ絵画のコレクションが展示されて、二階へと導かれる。

 もともとこの美術館は蔵書票(エクスリプリス)のコレクションで日本唯一の美術館のようである。
さしずめ日本であれば、個人の蔵書に押印される「蔵書印」に当たるものが「蔵書票」である。
蔵書の所有者名や版画作家の名前も入った「はがき」よりやや小さめの「版画」で、それを蔵書に貼り付けたらしい。
それ自体が大変芸術的にも優れた作品が多く、ここでのコレクションは世界的にも貴重なものとか。

 さて、階下に導かれると、そこはレストラン「バイロス館」である。
          

 おそるおそる入ってみる。
アンティークな大きな暖炉やピアノなどが置いてある。すばらしい。
まるでよき時代のサロンといった雰囲気である。
         
             
 レストランのテーブルなどもアンティークなもので、とても雰囲気がいい。
コーヒーやジュースに自家製フランスパン、ジェラードなどで、軽くお腹を満たして雰囲気を楽しんだ。

 だがこの素敵な時間がまもなく破られたのである。
どかどかと入ってきた若い3人の男女が、一斉に3人ともタバコを飲み始めたではないか。タバコの煙と匂いが充満し始めた。

 夢から覚めたようにして、急いで外に飛び出したのであった。

ウォーミングアップ!

2007年01月14日 | アマチュア無線
 この一週間はようやく訪れた僕の「冬休み」であった。

 しかし、らっくりして今ひとつ元気が出ない。
 それでも「QSOパーティー」の書類提出をした。
 
 今年初めての新津クラブの例会で、CQハムラジオ付録の「ソフトウェアラジオ」に挑戦されたOMさん達の報告に刺激を受けて、さっそくインターネットで部品の注文をした。部品到着を待って僕も挑戦してみようと思う。
問題は基板への半田付けである。目の方が苦しい状態である。

 一週間ほど前の寒気に伴う暴風でワークバンド用のアンテナ「830V」が、90度近く回ってしまったのだが、不思議なことに再度の風でほぼ前の状態に戻った。
 そこで、この週末は「10MHz」でのCW運用をはじめてみた。
だいぶ耳も腕も落ちたであろうから、ウォーミングアップというところである。
まだまだ厳しいコンディションである。まるでノイズの海である。
しかし、わずかな局数ながら国内外のシグナルを拾うことができる。
今朝ほども近場の「6MやBX0」などとのQSOができた。

 それにしても、今日までついに積雪が全くない。
ぜんぜん降らないと言うのも異常である。少しづつ降ってほしいものだが。
それに、毎日「NICT」のホームページから「太陽黒点」を見ています。
太陽にははやく元気を出してほしいものです。

「花鳥風月」

2007年01月09日 | お出かけ
 昨晩は、冬休みも終わり、逆に解放されたので「非日常」が無性に恋しくなった。簡単にいえば、ゆっくり休みたいと言うことである。

 午後から、いそいそと二人で車を走らせて、いつもの寺泊岬「ホテル飛鳥」に宿泊した。いつものように日帰り温泉「太古の湯」とホテル「内風呂」の温泉三昧。
 夜7時過ぎ、長男から「地震の被害はなかったか?」と携帯にはいり、ばればれとなる。ぜんぜん地震の揺れには気づかなかった。

 さて、今朝ほどはチェックアウト後は一路北上。
新潟市内三つのデパートで恒例の「新春特別美術展」のはしごをした。

 まず「大和デパート」に入る。
ここは「梅の花かほる」と題しての展示である。
梅は中国原産らしいが、万葉人もすでに「梅花のの宴」を楽しんだようである。
この会場は小さな作品から大きな作品まで、まるで春がきたように「梅花」が咲いていた。
私は、「奥村 土牛」の「薄紅梅」の色紙を買ってきた。
   

 つづいてお向かいの「三越デパート」である。
ここでは東京の「山種美術館コレクション」からの展示であった。
「横山 操」の「越路十景」や「古径・麦僊」など新潟ゆかりの作家展である。
横山操の「上越暮雪」に圧倒され「岩田 正巳(三条市出身)」の「秋好中宮」の美しさに惹かれた。
             

 最後は万代橋を渡り「伊勢丹デパート」である。
ここでは「日本の心 富士・花・鳥」と題して「富山県水墨美術館」からの「水墨画」を中心に展示されていた。
 中国に多くを学んだとはいえ、水墨画は日本人の感性の表現によりさらに磨かれたように思う。さらりとした淡泊な表現から、圧倒される堂々の水墨画まで実に多彩な「花鳥風月」であった。
                  

 忘れていたことではあるが、ある方にこの「柄目木庵」のことで、「ああ、花鳥風月ですな!」といとも簡単に言われて、蔑まれたように感じたことがあった。
 このたびの美術展は三会場ともすべて日本画であった。
中には「日本の心」と題されての展示もあった。
すばらしかったと思った。

シングル8からDVDへ

2007年01月07日 | 日々これ好日
 いささか昔のことになります。

 今から40年余り前のことでした。
私たち夫婦には、まもなく赤ちゃん誕生の予定となりました。
「わが子の成長の記録」を撮ろうと思い立ちました。

 そのころ、私たちはまだまだ若いカップルでした。
でも、当時高価であった「シングル8撮影機」を思い切って買いました。
さっそく、家内の実家のお父さんを「モデル」にして初めての撮影を体験しました。

 長男誕生、次男誕生とつづきました。
そしてホンダの軽自動車「ライフ」を駆ってドライブにスキーにと飛び回りました。
いくらでも撮影場面がありました。
ときには高価な「カラーフィルム」も使いました。
やがて撮影機も「ズーム」のついた高級機に換えました

 1年分を編集機でつないで、一巻としておきました。
1976年までつづいたのですが、子供たちも大きくなり、私たちも忙しさに紛れて、いつしか撮影がつづきませんでした。

 以来、30年近くそのフィルムは眠りつづけていました。
昨年のお正月に、映写会をしてみました。大変好評でした。
現在の孫達とまるでそっくりな長男、次男の姿や様子に歓声や驚きの声が続出しました。
そのときにスクリーンの画像をデジタルビデオカメラで撮影するという試みをしてみたのでした。
実は、長いことメディア変換を模索してきたのですが、あまりに費用がかさむということがわかっていたのです。

 このたびのお正月休みに、長男がスクリーンに映写し、それをデジタルカメラで撮影し、コンピュータ経由で2枚のDVDにまとめてくれました。
無声映画ではあるのですが、久しぶりに観賞する私たちの「声」がデジタルビデオカメラにばっちり収録されていて、これがまたすばらしい解説となっていました。
いささかピンボケの画像ながら「我が家の思い出・歴史」をみることができます。
貴重な記録(DVD)を、それぞれの子供達家族にプレゼントしたいと思っています。

 それにしても、「デジタル化された情報」の処理の優れていることを改めて認識させられました。
時代がデジタル、デジタルと変わるのも無理からぬものがあるのでしょうね。



「床固め公園」

2007年01月06日 | 日々これ好日
 私たちの新潟市(特に旧新津市)は、大河「信濃川と阿賀野川」に挟まれています。

 すでに河口に近い阿賀野川から信濃川に「小阿賀野川」が通じています。
「床固め工事」で水位を確保した阿賀野川から信濃川に「満願寺水門」を通じて、水は流れています。かつては水運の河川として賑わっていたようです。

 きょうは(5日)、まさに快晴、孫のY君にはエネルギーを発散させてあげなければなりません。
わが車チャレンジャーに、彼の自転車、それに「ゲイラカイト」を載せて「床固め公園」に出かけました。
実は、私がよく「無線の移動運用」に利用する場所でもあります。

 目の前には、阿賀野川が流れ、せっかくの雪も消えてしまった「五頭山」の山並みがあります。
阿賀野川の対岸はすでに「阿賀野市」です。そこもよく「阿賀野市」サービスでの移動ポイントです。
          

 右手に目を転じると「菅名岳」の山並みとなります。
この時期、朝日はこの山から昇ってきます。
この二つの山塊の間を阿賀野川が福島県から流れてきます。
どうもUVの電波はこの阿賀野川に沿って、よく飛んでくるような気がしています。不思議です。
           

 先ほどから「ゲイラカイト」を揚げていた孫のY君は、あまりに安定して揚がりっぱなしのカイトに飽きたのでしょう。
そこらの杭棒に糸を巻き付けて、自転車でまるで人のいない公園内のコースを思いっきりぶっ飛ばしていました。
おおいにエネルギーを発散してもらいたいものです。

             

  私の方は、暖かくなり「新潟市の区政」が敷かれたら、あそことこことなどと「移動運用のポイント」をしきりに考えていました。

 それにしても、反動として「どか雪」なんてやめてよね!

新春の護摩堂山

2007年01月04日 | お出かけ
 新年を迎えてから、ぜんぜん雪が降りません。

 大雪だった昨年とは大違いです。

 今日は快晴、そこで長男家族と私たち夫婦で今年初めての「護摩堂山」を楽しみました。
 木漏れ日でめっぽう明るい登山道を気持ちよく上りました。
頂上からは、角田山、弥彦山、国上山や新潟市の市街地、さらに佐渡の山並みも見えました。

 帰りには、おきまりのコースでした。
麓にある「湯田上温泉」の「ホテル小柳」の湯に入ってきました。
いつものように、風呂上がりのコーヒーをロビーでいただきました。
格別においしかったように思いました。  


    
            
                      

謹賀新年2007

2007年01月01日 | 日々これ好日

 みなさま、新年あけましておめでとうございます。

 とても清々しい元日の朝を迎えました。
みなさまにとりましても、わたしどもにとりましても より「いい年」でありますように!

           

 昨夜の「紅白歌合戦」で「布施 明」さんが歌われた「イマジン(ジョンレノン)」の心こそ、今世界中の人々の願いではないではないでしょうか。
「世界に平和を!」と願わずにはおれません。

 わたしにとって、健康管理と維持が何よりの課題です。
こころもからだも、いきいきはつらつと生きたいと願っています。

 今年は、太陽活動も新しいサイクルに入ることでしょう。
太陽に助けられて、私の電波を日本中に、いや世界中に飛ばして多くの交信をしたいものです。

 そして、いつの間にか長くつづいている「BLOG柄目木庵」を通して多くのみなさまとの交流をこころから願っています。

 どうぞ、本年も変わらぬおつきあいのほどお願い申し上げます。
                     2007年元日