柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

茶の樹に花

2014年10月31日 | 日々これ好日
 今日は10月31日(金)です。明日から11月になるんだよね。ちょっぴり感慨をもよおしています。

 我が家の庭の樹木がとても成長して大きくなりすぎて、手に負えなくなっていました。
シルバー人材の方をお願いして、強力な剪定をしていただきました。
金木犀、ムクゲ、椿、松などです。これで風も日差しも地面に届くようになりました。
低木のツツジや草花など、春には生き生きと元気を出すことでしょう。

 私も作業の様子を見学したりしていました。気が付くと、なんとプランターの中の茶の樹に花が咲いていました。
垣根にしている「ドウダンツツジ」の何本かが枯れたりしています、その後に茶の樹を植えようと思っています。
「村上市のお茶屋」さんでいただいた茶の実からの実生の樹です。
いつか、この木の茶葉で、お茶を作ってみたいと思っているのですが、いかがでしょうか。




 家内が「カマキリ」を見つけて「ドウダンツツジ」の上に載せました。
見事にファイティングポーズをとることにびっくりでした。


 そして、いつの間にか「山茶花の花」が一輪だけ咲いていました。もう、こんな季節なのか、でした。


 家内が丹精込めていた「菊の花」も見事に咲いています。


 久しぶりに、我が家の庭をじっくり眺めました。樹木の剪定、手入れが済むと、まさにすっきりとなりました。
冬を迎える準備ができたようです。県境の峰々には初冠雪が来ています。明日から「11月」ですものね。

ようこそ白鳥さん1

2014年10月28日 | フォトギャラリー
 今年も近くの「瓢湖」に白鳥が来ていました。
私がちょうど「富士山」撮影に出かけている頃にやってきていたようです。
すでに3,000羽近い白鳥たちで「瓢湖」は大変な混雑状態のようでした。

 さて、24日の朝7時ころ「瓢湖」に到着しました。
まだ、寝坊助の白鳥たちがかなりの割合でしたが、次々と目覚めるとグループやファミリーごとに飛び立ち始めました。
いつものことですが、白鳥たちの飛翔に移る滑走状態の白鳥が一番美しいと思います。その真剣さがたまりません。

 込み合った状態の中から飛び立つのも大変なんだろうなあ、などと思いながらシャッターを切りました。












 首が灰色の白鳥は、幼鳥であると聞いています。母(父)の後から必死に飛び立つ姿がほほえましいですよね。
近くの田んぼに「越しひかり」の落穂の朝食を食べに行くのでしょうか。


 毎年、白鳥撮影はとても楽しんでいます。しかし、結構難しいものです。
望遠レンズを使用しているので、まず、白鳥をファインダーにとらえることが難しい。
つぎは、しっかりピントを合わせることでしょうか。

 狙った白鳥以外はぼかして背景をすっきりさせたい、レンズの絞りを開ける、流し撮りで対応する。
いずれも、高度な技です。まして光の具合まで考えて構図を考えるという所までいかないうちに、シーズンが終わっていました。
さらに、冬となり雪が降りだす頃、湖面の枯れた蓮の葉や茎が水没して、白鳥たちはより遠くの湖面に移動してしまいます。
超望遠レンズでも、なかなか届かなくなります。

 さて、今年はどんな「目標」で白鳥たちの撮影を楽しみましょうか、わくわくですが、寒さとの戦いも厳しくなりますしね。

西湖、精進湖、本栖湖から

2014年10月27日 | 旅行など
 この日(16日)、河口湖から「湖北ビューライン」を通り「西湖」に向かったのは午後2時半近くでした。
「富士山」にあたる陽ざしは、刻々と西寄りとなってきて、それなりに趣が違ってきていました。




 次は小さな「精進湖」でしたが、一回りする余裕もなく証拠の富士山写真を撮ると先を急ぎました。


 「青木ヶ原樹海」の中を縫うように走る道を通り「本栖湖」に到着できました。






 考えてみると、「富士山」ばかり撮影していました。
いま、考えると「主役の富士山」と脇役の工夫や存在を考慮することが、あまりなかったように思います。
まさか遭遇するなどと思いも及ばなかった「初冠雪の富士山」でした。もう、このことだけで舞い上がっていました。

 多くの写真家を引きつけてやまない「富士山の魅力」は、無限にあるように思われました。
私自身は二度「富士山登山」をしていました。いつの日にか、再度の「富士山」登山や「富士山」撮影が叶うでしょうか、
夢でもいいから「思いを大切に」していこうと思っています。

 長いこと、お付き合いいただいたことに感謝申し上げ、このシリーズはひとまず終わりにいたします。
私の走行距離は「960km」となっていました。よくぞ走ったものです。
ありがとうございました。

河口湖から

2014年10月26日 | 旅行など
 はやる気持ちを抑えながら「河口湖」へと急いだ。
ポイントの「大石公園」に到着する前の湖畔の道路で、富士山が歓迎の顔見せをしてくれていた。




 「大石公園」に到着するも駐車ペースがない。「富士山初冠雪」のニュースは全国に発信されていたようです。
大勢のカメラマンが駆けつけていました。ようやく空きスペースができて、そこに滑り込むことができました。
あとはもう、夢中でした。あっちこっち右往左往しながらシャッターを切っていました。










 ふと、我に返り、こうなると欲が出てきました。さいわい、昨夜も宿泊したホテルに、もう一泊を予約していました。
地図を広げて、検討をしてみました。すぐ近くに「西湖」はあります。「精進湖」「本栖湖」も無理ではない。

 意を決して、再び車を走らせ「西湖」へと向かいました。

忍野八海から

2014年10月25日 | 旅行など
 「山中湖」でのドラマを堪能して、私たちは「忍野八海」目指して移動しました。

 富士山からの伏流水が湧水となって湧き出ている「忍野八海」は夢のような光景を予想していました。
実際には、観光施設がたくさんで、とても風光明媚などではありませんでした。
観光客のほとんどが中国語らしき言葉を話す元気すぎる観光客ばかり。富士山も見えません。






 それでも、申し訳なさそうに「富士山」がちょっとだけ、チラリでした。


 急いで、ここを立ち去り「河口湖」を目指しました。
「浅間神社」を通過し、「富士吉田」を走っていると家内の悲鳴にも似た声があがりました。
巨大な「富士山」の姿が車の後方の窓から見えるではありませんか。


 ここは大きな通りです、急きょ小路に入り込んで、ようやく探した空き地の前で駐車。
カメラを抱えて飛び出して、カシャリカシャリ、息もつかずにシャッターを押し続けました。


 この後、大満足で「河口湖」を目指して走りました。

山中湖から

2014年10月24日 | 旅行など
 16日、この日は昨夜来の冷え込みから、富士山は今年初めての冠雪となりました。
偶然にも、私たち夫婦は「河口湖」に宿泊していました。

 しかし、午前中は「河口湖」では富士山は雲の中でした。
私たちは急きょ「山中湖」に移動しました。しかし、ここでも幕は上がりませんでした。
「山中湖畔」の駐車場は、秋の装いでした。それなりの数のカメラマンも待機していました。 


 しびれを切らして「忍野八海」にでも移動しようとした「11時30分ころ」、ついにドラマが始まったのす。














 カメラも壊れんばかりにシャッターを切り続けました。
初冠雪の富士山の登場は、じつにダイナミックなものでした。

妙高山麓への撮影旅3

2014年10月22日 | 旅行など
 二日目(9日)の「妙高山麓への撮影旅」もスタートしました。妙高山の山麓にポイントを求めてみました。
まず、「池の平」地区の宿を出発して、新赤倉温泉「妙高高原スカイケーブル」で山頂駅(1,300m)を目指しました。

 山頂駅周辺はブナ林などの散策路が整備されていました。みなさんは、それぞれに自由な散策と撮影を楽しみました。
多くの観光客が、日差しの温もりと紅葉の景観を楽しんでいました。








 ケーブルで下りて、近くにある「岡倉天心六角堂」を訪ねました。
近代美術の先駆者・岡倉天心の思索と療養の地であり終焉の地ともなった場所に立つ六角堂です。
私は、かつて東北大震災以前に、一度北茨城の「五浦六角堂」を訪れ、部屋の中から海を眺めたりしていました。
その折に「茶の本」を買い求めましたが、いまだに「積読状態」のままで申し訳ない気持ちです。


 次に、ちょっと足を延ばして「燕温泉」の入口まで行きました。その先は車では入れません。
引き返し際に振り返ってみると、
温泉街の光景がスイス・マッターホルンの麓「ツェルマットの街並み」に、似ているように思われてパチリでした。


 「秋葉写真クラブ」のメンバーの皆さんは、それぞれに思う存分の写真が撮れたようでした。
11月上旬には「地域交流センター」での作品展が予定されています。一人2作品、きっと見ごたえがあることでしょう。

 意気揚々と妙高山麓を離れて、帰路につきました。
ありがとうございました。

妙高山麓への撮影旅2

2014年10月21日 | 旅行など
 笹ヶ峰の秋色を堪能できました。




 今宵の宿を目指して車は、どんどん高度を下げました。
やがて「いもり池」に到着。ここも撮影ポイントですが、湖面を覆っている葉っぱ、それにかんじんな「妙高山」が
ぱっとしませんでした。
 



 ぐっすり休んだ翌朝は、窓を開ければ快晴のようでした。
うれしいことに「妙高山」もばっちりでした。




 今日(9日)はさらに、いくつかの撮影ポイントを訪れることになります。次回にはご紹介できることでしょう。

 実は、初日の夜(8日)には「月食」が見れることになっていました。
ところが、ホテルでの夕食・宴会が、想定外に盛り上がり「月食」のことは、みなさん忘れていました。
私のお友達は、とても素敵な「月食」の連続撮影に成功していました。
この「柄目木庵」のブックマーク、「写真好きTETSU」からお入りになってみてください。


妙高山麓への撮影旅1

2014年10月20日 | 旅行など
 富士山の話は、いずれまた、と言うことで「秋葉写真クラブ」での撮影旅の紹介です。

 台風18号が去った10月8日、7人のクラブ員は車「ノア」に乗って一路「妙高市の苗名滝」を目指しました。
2時間余りの走行で「苗名滝駐車場」に到着できました。まずは食堂に入り、しっかりとエネルギーを補充しました。
 
 「苗名滝」への道を川に沿って15分ほど歩きます。台風の影響で水量も多く川の流れが茶色でした。
撮影ポイントに到着、それなり数のカメラマンがすでに撮影中でした。

 三脚を立て、カメラの設定、「NDフィルター」を取り付けました。
カメラを振ったり、ズームを伸ばしたり縮めたり、縦構図、横構図などと苦心惨憺。しかし、どうもありきたりです。








 せっかくの「妙高」なのですから、車でさらに登り「笹ヶ峰牧場」にポイントを移しました。
さすがにここでは秋色!でした。






 撮れた作品の善し悪しは別として、たくさんの写真が撮れたことには満足でした。
今宵の宿に向かうことにしました。

 ところで、私の作品庫・BLOG「柄目木庵・収蔵庫」の方に「10月のお茶の間ギャラリー」として
「苗名滝」と「妙高山」の写真を載せてあります。ちょっぴり大きめの画像をご覧下さい。
ブックマークからどうぞ!

富士山初冠雪

2014年10月18日 | 旅行など
 家内の「富士山の見えるところ」に行きたいわね。
この言葉には、他の方には「私どもの思い」を伝えることは、ちょっと難しいのですが、
実は昨年にこそ実行すべきであったのです。

 なにわともあれ15日(水)、雨模様の中の夕方、「河口湖」のすてきなホテルに到着。
残念ながら湖面は見えても「富士山」の姿は、ホテルの位置からは見えません。

 冷え込んだ翌朝(16日)のホテルの窓からの「河口湖」湖面です。
ホテルから車で10分ほどの「富士山ビューポイント・大石公園」に朝食前、食後と通いました。


 どうやら、この日が「富士山初冠雪」のようです。車を走らせながらチラリと見えた富士山です。


 けっきょく、見えてこないので「河口湖」から「山中湖」に移動。
それでも、待てど暮せど雲の流れに切れ目はありませんでした。
しかし、ようやく午後になって「ドラマ」が始まりました。私たちは、やはりもう一度「河口湖」へ。
これが正解でした。





植物園に秋を求めて3

2014年10月13日 | 日々これ好日
 この記事を書いている13日、台風19号が「九州枕崎」に上陸しました。
スーパー台風とも言われていて、今までになく巨大強力な台風であるといわれています。
とにかく台風情報から目が離せません。

 先日来の「植物園シリーズ」となっています。せっかくの花風情です。載せちゃいます。










 植物園の大ドームに「アオサギ」でしょうか。思わぬところにとまっている様子が、何とも言えません。
いつも、ただひたすらじっとして動かずに獲物を狙っている様子には、何か風格のようなものを感じてしまいます。


 じつは先日、「秋葉区文化会館」でいくつかのグループがステージ上で練習している様子を、撮影できる機会がありました。
また、「秋葉写真クラブ」の皆さんと一泊の撮影に出かける機会もありました。「苗名滝など」を撮ってきました。

植物園に秋を求めて2

2014年10月11日 | 日々これ好日
 新潟県立植物園の池は人工的に作られた池です。
しかし、ここ数年はすっかり植物園を取り巻く自然景観になじんできたようです。

 「オオオニバス」も最盛期を過ぎて葉が痛んできました。その大きな葉に子供が乗ってみたこともありました。




 ちょっと、ドキッとするようなお花を咲かせます。


 ドームの中で育てられている「オオオニバス」は、まだ幼い感じでした。


 池の中には、いまだ睡蓮が花を咲かせていました。
そんなに大きくない池ですが、間もなく冬の渡り鳥(カモ類)たちが賑やかに集うことになります。




 さわやかな秋の一日でした。

植物園に秋を求めて1

2014年10月09日 | 日々これ好日
 ようやく10月に入り撮った写真を紹介できるようになりました。
2日の日でした。ウォーキングを兼ねて県立植物園のヤードめぐりをしました。

 秋の花々がエントランスを飾っていました。定番の「イヌサフラン」も輝いていました。






 素敵なカップルが、写真撮影を楽しんでいました、また、ちょっぴり始まった「桜紅葉」の下をウォーキング。




 春に真っ白な「ヤマボウシ」の花しか知りませんでした。秋には鈴なりの実をつけていました。
手入れ作業をしていた方が、一つ実をもぎ取ると、ひょいと口に入れました。
こんなに立派な実がつくなんて、また、食べられるなんて、ぜんぜん知りませんでした。


 久しぶりの「植物園」でした。

ハーブランドへ

2014年10月07日 | お出かけ
 「佐潟」の遊歩道を歩いていると「ハーブランドシーズン」という看板が目に入ります。
この砂丘地を利用して、いろんな種類のハーブを栽培している素敵な「カフェ」があるのです。




 特別にブレンドしていただいた「ハーブティー」を味わいながら、ゆっくりの時間を楽しみました。




 「佐潟」からの帰り道、海岸道路「日本海夕日ライン」を走りました。
途中「青山海岸」で休憩しました。しかし、すでに季節は終わり「誰もいない海」でした。






 名前の通り、この「夕日ライン」での夕日は、きっと素敵でしょうね。


佐潟での散歩

2014年10月05日 | お出かけ
 9月の29日、秋晴れのさわやかな一日でした。
せっかくだからと、ちょっと車で西区にある「砂丘湖・佐潟」まで走りました。
そこで、ウォーキングとしました。


 いつも新鮮な湧き水が出ています。「カエル」たちにとっても素敵な環境なのでしょうね。


 いまは、枯れ始めている「蓮」に湖面がおおわれていますが、あと一か月もしないうちに白鳥たちの飛来となります。
それまでに蓮は、枯れていき白鳥たちを迎え入れる準備が整います。




 向こうには「湿地センター」が見えています。野鳥などの観察のためスコープなども設置されています。



 
 何度か紹介していますが、ここ「佐潟」は全国最大の砂丘湖です。
新潟県では一番目の「ラムサール条約湿地」への登録がなされた貴重な環境なのです。

 私たち二人は、潟の遊歩道を歩いて、すてきな「カフェ」を目指しました。