柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

「潟」めぐり「福島潟」3

2014年05月30日 | 日々これ好日
 この日は「福島潟」には、いろいろとイベントがありました。大勢の人たちが「潟」を楽しんだようです。

 若いカップル、おじいちゃんと一緒にザリガニ採り、シニアのカップルと様々な人たちに会いました。






 どうも、タイミングよく撮ることはできませんでしたが、アオサギがかっこよく飛んでいました。


 「潟舟」で「福島潟」を探検する人たち、楽しそうでした。私も申し込んでおくべきでした。残念!




 「びゅうー福島潟」の屋上から「潟」から流れ出る水路を撮ってみました。
手前右手の水路(福島潟放水路)からは「新潟東港」に排水され、上部に伸びて見えるのは「新井郷川」による排水です。


 何度、訪れても被写体に出会える「福島潟」です。
やがて、「オニバス」が見事な生命力を見せてくれるはずです。たのしみにしています。

「潟」めぐり「福島潟」2

2014年05月27日 | 日々これ好日
 私は、この日のウォーキングのノルマを「福島潟散策」で済ませることにしました。

 冬枯れの「芦・あし」と新緑の芽吹きが、なんとも不思議な雰囲気を醸し出していました。
この「福島潟」の水面が海面下0.4mということは、歩いているこの遊歩道がちょうど「海抜ゼロメーター」かな、
などと不思議な感覚でした。

 人間にとっては「調水池」として、結果的に動植物の多様性を維持している貴重な存在である「福島潟」です。














 いずれにせよ、最後は「日本海」にポンプでくみ上げて排水しなければならないわけです。
いやー、これって正直、気が遠くなる思いもしました。人間と自然との闘いであり共生なのでしょうね。
途中、「ザリガニ」採りに夢中になっている「おじいちゃん と お孫さんたち」でしょうか。なごみますね。

「潟」めぐり「福島潟」1

2014年05月26日 | 日々これ好日
 何度も何度も訪れては写真を、このブログ「柄目木庵」に載せてきました。
しかし、改めて「福島潟」を訪れてみました。

 この「福島潟」は周辺から流れ込む小さな河川が、とても多くあります。
そして下の写真の右手にある「福島潟放水路」と「新井郷川」から流れて出て、最終的にはポンプアップされて
日本海に流されます。周辺部の干拓が進み、最後に残ったのが「福島潟」ということなのでしょう。


 福島潟の水面は、海抜マイナス0.4mだそうです。
福島潟の周辺に降る雨のすべてが、ここに流れ込むわけで、大きな調水池の働きもしているわけです。


 上の写真の反対側になるところです。間もなく「オニバス」が水面に大きな葉を広げる湖沼があります。
まだまだ季節的には早いようで、「花菖蒲」でしょうか。盛りでした。








 時々、悠々と翼を広げて飛翔する「アオサギ」の姿も見えました。
四季折々に、素敵な光景を見せる「福島潟」です。

 新潟県内とくに「新潟平野」には「潟・かた」と呼ばれるところが何か所かあります。
暇なときに、もう一度、それぞれの「潟」を訪れてみようと思っています。

 なお、「柄目木庵・収蔵庫」の方に「県立植物園」での「花とみどりの写真展」に出品した作品を紹介しておきました。
どうぞご覧くださいますよう、お願い申し上げます。


「天寿園・双環万寿亭」

2014年05月23日 | 日々これ好日

 このところ、ちょっと調子がいいのでしょか。出かけたい気持ち旺盛です。

 新潟市にはいくつもの「潟」があります。その「潟めぐり」の企画展が中央区の「天寿園」でありました。
「潟」の成立、消滅、「潟」の風物、生活とのかかわりなどの様子が記録「写真や動画」で紹介されていました。

 「天寿園」の中には「日本庭園と中国庭園」があります。その中の「双環万寿亭」が好きです。
企画展を見終わると、カメラを持って「双環万寿亭」をポイントにして撮影を楽しんできました。












 機会を見ながら、改めて「潟めぐり」をしてみようと思っています。
何しろ「新潟」というのは「新しい潟」ですし、「新津は新しい津」ですから、とても興味があります。

 
 何でもかんでも興味関心があるのですが、新潟と「親鸞」は深いかかわりがあるようです。
先週「長岡市の県立歴史博物館」に「親鸞となむの大地」展を見てきました。
関連する本を3冊も買ってきて、目下いっしょうけんめいに読んでいます。
私も年相当になってきているのでしょうね。

豪農の館の藤

2014年05月21日 | フォトギャラリー
 江南区の「豪農の館(北方文化博物館)」では、「藤の花」が満開となると夜間のライトアップが始まります。

 5月12日、すでに「藤の花」も満開となっているだろうなと思っていると、雨がポツリときました。
私は、とっさに雨のために藤の花が傷み散るかもしれないと思いました。
とるものとりあえず、カメラを引っ提げて「豪農の館」に走りました。

 ところが、その後、雨も降りませんでした。カメラには「魚眼レンズ」がついていました。
きょうは、これで勝負するしかない、ことになりました。とにかくあちらからこちらから、カシャリカシャリ。














 昨年は、夜間のライトアップ状態で撮っていました。
今回は、ちょっとイメージが出来上がらない状態で、がむしゃらに撮ってしまっていました。

 昨年の夜間は、ものすごいカメラマンたちで、ごった返していました。
今年の昼間では、介護施設からのお年寄りの見学者で、にぎわっていました。

 何か、ちょっと考えてしまいました。私が見学者で車いすということもないわけではありません。
カメラを持って、傍若無人に撮りまくっていることは、実は、とんでもなく幸せなのかもしれないと思ったのです。

笹川流れ

2014年05月20日 | フォトギャラリー
 「小俣宿」からの帰り道は、海岸部をはしり「笹川流れ」の景色を堪能しました。

「カフェと製塩所」のあるお店で一休みをしました。

 またまた、いたずら心でいろいろと遊んでみました。
道路脇から海岸を見下ろしながら、ズームレンズ、魚眼レンズでの撮影です。




 ズームレンズでは沖合の岩陰から「粟島」の姿をとらえることができました。
また、沖合に点在する岩礁には釣り人が見えます。ゴムボートで上陸したのでしょうか。




 お友達が持参していた「タムロン600mm望遠ズーム」で釣り人をとらえてみました。
フォーカスの感じと画像のシャープさに惹かれました。正直欲しい!と思いました。


 カフェで「波しぶきブレンドコーヒー」をいただき、お隣の製塩所で「塩を振りかけたソフトクリーム」を
いただきました。これがまた何というか、おいしかった!のです。




 子供のように、いくつになっても「遊び心」を持ち「感動」できること、健康なればこそですよね。

日本国山の麓3

2014年05月19日 | 日々これ好日
 「小俣宿」の散策は、思いがけない「おもてなしや地域の方の温もり」に接したり、
美しい自然の恵みを感じたり、とても素敵なものでした。

 街道筋から一歩入り込んだ「小さな工場」、そこはなんと「タケノコの水煮缶詰」を作っていました。
ご主人と奥様の共同作業のようでした。
「タケノコ」の仕入先が、この時期だとタケノコの生産で有名な「田上町」だと聞きました。
「田上町」って、我が家から20分、お隣の町ですから、びっくりするやら、うれしくなるやらでした。



 
 「小俣」の集落では、田植えの時期のようでした。
田植えの終わった田んぼに「カモメ」が群れて餌を探していました。ここってけっこう海に近い山間でもあるのですね。






 田植え作業をお手伝いされている女性の方がいました。「はんこたんな」で頭部や顔を覆い保護されていました。
山形庄内地方やこちら「山北地方」では農作業などで、女性はごく普通に身につけていたものでした。
でも、「何十年ぶり」に拝見しました。そういえば、海岸部ではよく「海女さん」も見たものでした。




 写真撮影にも快く応じていただき、いろいろとお話もできました。
「はんこたんな」からのぞく目がキラキラとした、とても「ゆかしく、美しい」方でした。

 この後、名残りの「小俣宿」をはなれて、海岸「笹川流れ」沿いに帰路につきました。

日本国山の麓2

2014年05月18日 | 日々これ好日
 日本国(山)の麓の散策を楽しんでみました。
いつか、私も「日本国登頂証明」をいただけるように挑戦してみたいものと思っています。




 散策後、心地よく疲れたので「日本国ふれあパーク」なる看板を見て、私たちはそこで「お昼」としました。
二人の「おばさんたち」が当番のようでした。
私たちが、持参した「おにぎり」を広げて食べ始めると、お茶や山菜料理がつぎつぎとふるまわれました。
互いに会話も弾みました。暖かい「おもてなし」に感動してしまいました。






 ちいさな「小俣渓谷」には、橋が壊れてわたる人もいないのでしょうか。
何ともいえない、すてきな「田舎の風情」が、あちこちにありました。


 もう一度、すてきな「小俣宿」を紹介しようと思います。

日本国山の麓1

2014年05月17日 | 日々これ好日
 日曜日(11日)、この日は写真仲間3人で新潟県の北のはずれ村上市山北地区は旧羽越街道「小俣宿」に行ってきました。
まずは、看板にもある通り、この地域は「日本国(山)555m」の麓であり、日本国への登山口としても有名です。
その名前「日本国(山)」は、何しろその名前のインパクトが強烈です。
この日も、多くの老若男女の登山者の姿が見られました。 




 集落内を貫通する旧羽越街道を峠(鶴岡)の方に、少し入ってみると一面の「菜の花畑」でした。
もう、ちょっと珍しくなっている「菜の花」を魚眼レンズやズームレンズでまとめてみました。








 以前から承知していた「日本国(山)」でした。いまだ登頂の機会はありませんでしたが、
自分もいつかきっと登ってみようと思いました。

植物園の牡丹

2014年05月16日 | フォトギャラリー
 今週13日(火)は「秋葉写真クラブ」の撮影会でした。

 今日載せている写真は、下見の時と今回の撮影会での写真の一部です。
今月下旬に「植物園」での「写真展示会」に、この中から写真を一枚選ぼうと思っています。












 もう2枚が必要なのですが、それは別の写真から選ぶ予定です。

 今日は「PHOTOグループf」の「第21回グループ展」で、その飾りつけを「まちの駅・ぽっぽ」で行ってきました。
一年に4回の「グループ展」ですから、もう5年が経ちました。
「すごいことだよね」とみんなで顔を見合わせていました。5人のメンバーです。
この「グループ展」での私の作品は、例によりBLOG「柄目木庵・収蔵庫」で紹介しています。

撮影会下見

2014年05月15日 | フォトギャラリー
 所属している「秋葉写真クラブ」の撮影会の下見と言うことで、久々に「県立植物園」に出かけてみました。
さすがです、いろんな花が色鮮やかに咲き競っていました。












 名残のチューリップが、低い日差しを浴びて輝いていました。
撮影会では熱帯ドームを背景にして牡丹の花を写そう、そんな風に思っているのですが、
肝心の「牡丹の花」は、すでに盛りを過ぎていました。
たぶん、もう3日あとの撮影会当日には、新鮮な花を探すのが難しそうでした。

広角の世界2

2014年05月14日 | フォトギャラリー
 これらの写真は8日(木)に撮影していました。
この日、私は「みなとぴあ・歴史博物館」に「大新潟湊展」を見に行きました。新潟市の歴史に興味がありました。

 展示は、さっさと見終わり、私のおもちゃ「対角魚眼」を取り出しました。
この日は、せめて「水面や地平線」は水平に撮ろうと意識しました。

 新潟西港に入ってくる「佐渡汽船・おおさど丸」です。巨大な船体がいっこうに大きくなりませんでした。






 振り返って「みなとぴあ」や「新潟税関」を撮ってみました。




 帰り道、新潟市中央区の「柾谷小路」を通過中の一時停止で、カシャリでした。


 まさに、子供が面白い「おもちゃ」を買ってもらって遊んでいる。そんなもんです。
もうちょっと、お付き合いいただくことになりそうです。

五泉市牡丹園

2014年05月12日 | フォトギャラリー
 「将軍杉」を撮った、その帰り道、五泉市の「牡丹園」に寄ってみました。

 「魚眼ズーム」レンズは、とても面白く何でもかんでもカシャリです。
まずは、その使い勝手や撮れ方(表現)の面白さで「牡丹の花」に迫ってみました。


 もっと、迫ってくださいよ!それではちょっと、失礼します。にじり寄ってみます。






 もっともっと近づいて、でしょ!はい、わかりました。


 忘れたわけではないのですが、白い花も、赤い花も、紫の花も、みんなみんな、素敵でした。

将軍杉

2014年05月10日 | フォトギャラリー
 阿賀町を通りかかったので、有名な「将軍杉」に立ち寄ってみました。
ちょうどカメラには「超広角(対角魚眼)」レンズがついていました。レンズを試してみるにはちょうど良い機会でした。
案内看板までもゆがめて撮ったのは、ちょっと具合が悪かったと反省です。


 「将軍杉」を取り囲むように観察路が設けてあり、一回りしながらカシャリ、カシャリでした。
「日本一」というのも、いろいろな観点があることでしょうが、とにかくどっしりと巨大でした。










 「将軍杉」の近くには「平等寺」という寺がありました。鐘楼からのショットです。

広角の世界1

2014年05月09日 | 日々これ好日
 ある写真教室でご一緒した若者が、どうも気になる作品を撮っていました。
聞けば「魚眼レンズ」ですとのこと、さあ、こうなると生まれつきの好奇心がむくむくとなってきました。

 さっそく古い雑誌やカメラ本を取り出して調べてみました。
私は広角レンズなら「シグマ10~20mm(15~30mm相当)」を持っていました。その魅力と使いづらさは承知していました。

 でも寝ても覚めても「魚眼、魚眼」が頭から離れません。久しぶりに「贅沢するか!」決断しました。

 魚眼撮影のほかに広角にも移行できるので、気に入りました。


 最初は手当たり次第にシャッターを切ってみました。結果的に我が家の大公開となりました。
それにしても不思議な表現、そして魅力的な表現でもありました。







 結局、使いにくさ、表現の面白さなど考えて、最後に決断したのは、私には初めての「トキナーのレンズ」でした。
まず、いろんな場面で活用できる「対角魚眼」であること、普通の広角にもなるなど「トキナー」しかありませんでした。
それは他に類のない「魚眼ズーム10~17mm(15から28mm相当)」でした。
その持てる特徴をどのように生かしていけるでしょうか。楽しみなことです。

 今朝ほど、その「魚眼」で、我が家の庭の「こでまり」と「つつじ」のお花を撮って、
「柄目木庵・収蔵庫」のほうに「5月の花」として載せてみました。
どうぞ、ご覧いただければと思っています。