柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

彼岸花

2007年09月29日 | フォトギャラリー
 今朝ほど、早起きをして庭の手入れや掃除をしようと外に出ました。

 なんと、まさに庭の隅っこに「彼岸花」が一本咲いているではありませんか。
例年、「ギボウシ」の咲き終わった同じ場所に「彼岸花」が芽を出し咲いてくれていました。

 今年は、ぜんぜんその気配もなく、あきらめていたのでした。
9月にまでずれ込んで夏の日が続き、そしてようやく凌ぎやすい日となり、「お彼岸」と判断したのでしょうか。
        
 今日は一本だけでしたが、他にもにょきにょきと伸び出しているようです。
明日からが楽しみです。



 独り言です。
ピントを「オートフォーカス」で合わせることが難しい被写体でした。
「マニュアル」にも挑戦してみなきゃあ、でも目が悪く自信ないなあ。
それと、「彼岸花」ではなく「わたしんちの彼岸花」を表現したかったけど、これまた難しい!

こだわりのRCカー

2007年09月28日 | 日々これ好日
 ちょっと時間が経ってしまっているのですが、ある約束をしていました。

 孫の「Yくん」の「こだわりのラジコンカー」をBLOGに載せてあげるという約束でした。

 先週末、土曜日に「運動会」が終わり、電話が入りました。
「リレーで一番になったよ、そして宿題もやっつけたよ」と元気な声でした。
「Yくん」は、翌日曜日にパパと電車でやってきました。
 
 そして、さっそく埼玉で買ってきたという「ラジコンカーのパーツ」に取り替える作業に余念がありません。
アルミ製のシャフト、ベアリング入りの軸受け、青色のビスなどなど、いやはやそのこだわりには呆れるほどです。
外見上には現れないドレスアップなのでした。

 連休月曜日、ラジコンセンター「ホビーロード」には、地元新潟市の小学生のお友達がすでに待っていてくれました。
存分に「疾走」を楽しんだ彼は、新津にもどると車体を磨き上げ、僕から借りた「コンパクトデジカメ」でパチリパチリとやっていました。
     

   
        
         

 「鳥人間コンテスト」とか「ロボコン大会」とかに夢中になっているような若者と孫がダブります。私もそんなことに馬鹿になってみたい、そんな気持ちが私にはあるようです。
だから、ついつい甘々のおじいちゃんになってしまいます。

秋の彼岸

2007年09月24日 | フォトギャラリー
お彼岸の中日となりました。
さすがに朝夕は、とてもさわやかに涼しくなりました。

 我が家の庭の片隅に、「寅の尾とアストロメリア」が咲いていました。


 今日は、我が「新津クラブ」の無線の移動運用の日でしたが、昨年と同じように無線仲間の「H商店のお庭」を借用。
まったく無線の運用はなく、ご覧のように「サンマの塩焼き」にビールなどのグルメ三昧となりました。
炭火焼きのサンマが、最高においしいものであることを再確認。
無線運用は、いつでもできるのですから。

 そして、そのお宅の畑に素敵な花が、「オクラ」の花と聞いてびっくり。


 夕方、西の空に不思議な様子の雲が空一面に広がっていました。
こりゃあ間違いなく「秋の空」ですね。



 次いでと言っちゃあなんですが、昨日「角田浜」まで出かけました。
「角田山を背景にコスモス」を撮り、ついでに「角田岬」を撮ってきました。


  

江利チエミ物語

2007年09月22日 | 音楽など
 昨日は、県民会館で「音楽鑑賞会」の例会でした。

 「島田歌穂」さんを中心にしたメンバーによる「ミュージカル・江利チエミ物語」でした。
さすがに、実力派です「島田歌穂」さんの歌にダンス、そのすばらしさにすっかり引き込まれてしまいました。

 彼女のイメージを伝えることは難しいけど、下の写真でいかがでしょう。
美しくて、凛として、さわやかで、強くて、きりがないかな。
      

 お話は「江利チエミ」の生涯、とくに「ひばり、いずみ」の三人娘や「高倉 健」さんとの関わりのなかで、いくつかの試練を乗り越えていくというものでした。

 まさに同世代、いや同じ年齢だった私には、「チエミ、ひばり、いずみ」の歌った懐かしい数々のヒット曲が流れたり、歌われました。
それは当然「歌穂」さんの「テネシーワルツ」でした。でもすばらしかった。

 「カモナ・マイ・ハウス、ヴァイア・コンデオス、キャリオカ、トゥー・ヤング、などなど」、すっかりタイムスリップしてしまいました。

残暑も厳しく

2007年09月20日 | 音楽など
 こうも厳しい残暑というのも、地球温暖化と関係があるのでしょうか。
確かに、気象現象の強弱の振幅が大きくなっているという、実感のようなものを感じています。
             

 ところで、ようやく行動の9月というのに、我が家ではよんどころない事情で、宿泊を伴う旅行などができない状態です。

 そこで、日帰りの「お出かけ」や「音楽会」など、ちょっぴり贅沢に計画してみようと言うことになりました。

 9月16日、思いがけないことで「東京交響楽団・第43回新潟定期演奏会」のチケットを家内がお友達からいただきました。別席ですが、家内が私にもう一枚を求めてプレゼンとしてくれました。
 ブルックナーの「交響曲 第7番」はよかったです。確か第3楽章は映画「地獄の黙示録」で聴いたように思います。「大友直人」の堂々の指揮でした。

 このことが、きっかけとなりました。ちょっぴりの贅沢をしよう、と決めました。

 明日21日は、県民会館で「音楽鑑賞会」の「テネシー・ワルツ 江利チエミ物語」です。チエミ役は「島田歌穂」です。
 どんなステージなのでしょうか。「チエミ、ひばり、いづみ」は私と同年齢。
私には楽しみ以上のものがあるのですが、はたして?

 10月2日には「東京交響楽団弦楽アンサンブル」による「中越沖地震復興支援チャリティーコンサート」、「ヴィヴァルディー 四季」、「モーツアルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などが楽しめます。

 10月8日、これまた「東京交響楽団 第44回新潟定期演奏会」。
指揮「秋山健志」です。なんと演目の一曲は「モーツアルト・レクイエム K.626」なのです。
昨年モーツアルト生誕250年だということで、モーツアルトの曲をCDで聴きまくりました。じつは、その先年アメリカにまで聴きにいったものでした。
そして、私が選んだモーツアルト「ベストワン」が、この曲でした。
「錦織 健、野田ヒロ子」などの豪華メンバーに、合唱は「にいがた東響コーラス」で、この日に備えオーディション合格の皆さんです。
 しかも、以前にも「りゅーとぴあ」での演奏会で、遅刻してこの曲をホワイエで聴くという情けない体験もあった因縁がある曲なのです。
 この曲に静かに身を沈めて聴きたいと思っています。

 10月26日は「音楽鑑賞会」の企画で、国立サントペテルブルク・アカデミー・バレエ「白鳥の湖 全3幕」です。
以前にも国立モスクワ音楽劇場バレエによる「白鳥の湖」は観たことがありました。今回は「永遠の愛」をどのように表現してくれるのでしょう。待たれます。

 11月7日、「りゅーとぴあ」で「チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団」です。チケットを申し込んだのですが、手にはいるでしょうか。
以前にもチェコのオーケストラの演奏は聴いていました。
もう、チェコと言えば「モルダウ、新世界より」なのです。過酷な歴史を経ながらも、このような世界に誇れる財産を持つ民はうらやましいですね。
 このチケットは、家内への「誕生日プレゼント」として予約しました。

 ショートレンジながら、あちこちと秋の一日をカメラ片手にドライブでも、と思っています。お勧めのポイントがございましたら、ご紹介くださいね。

良寛さまを訪ねて

2007年09月14日 | 良寛さまのことなど
昨日は晴天なり!
 「片貝の花火大会」で、一眼レフを使えなかった「写友」の4人は、リベンジということで「良寛さま」関連の史跡を訪ねることとなった。

 まずは、「国上山」へ。
その麓、五合庵から降りた良寛さまが住まわれた「乙子神社とその草庵」。
訪れる人もなく、ただただ静かに、木漏れ日の中にそれはあった。

 良寛59歳から10年ほどを、ここで過ごした。
もっとも円熟し充実した年月を過ごされたようである。
石碑に漢詩とその読み下し文の立て札があった。
私の好きな「生涯 身を立つるにものうく・・・」が紹介されている。


 さらに国上寺の駐車場まで登る。
そのすぐ上に、県内最古の古刹「国上寺・阿弥陀堂」がある。
良寛さまも日々、この阿弥陀堂に参拝されていたと聞く。


 酒呑童子ゆかりの古井戸や道祖神などを道ばたに見ながら、少し下ると突如「五合庵」である。
ここも幸い、私たち4人のシャッター音が聞こえるだけの木漏れ日と静寂の世界でした。
    「焚くほどは 風がもてくる 落ち葉かな」の紹介看板がある。
なんという自信に満ちた充足の世界であろうか。

 車は、北国街道402号線の海岸沿いに、「出雲崎」を目指した。
「天領の里・道の駅」で、ゆっくりと海を眺めながら昼食とした。


 良寛さまの生まれた「橘屋山本家跡」に建つ「良寛堂」。


 「良寛堂」のすぐ裏には、じっと海の向こう「佐渡ケ島」を見ている良寛像がある。
「いにしへに かわらぬものはありそみとむかひにみゆる さどのしまなり」
母を偲んでのことであろうか、肩を落として海の彼方を見やる良寛に涙ぐむ。


 次いで、良寛さま出家の「光照寺」を訪ねてみる。
何故の出家であろうか。ここでの4年間の苦悩と修行はいかばかりであったろうか。


 「良寛記念館」の上に「良寛と夕日の丘公園」がある。
ここは「にいがた景勝百選一位」の場所でもある。
「山頭火」の碑もあったはずだが発見できなかった。
真下を見下ろせば「妻入りの街並」が見える。


 子供たちと語らう慈愛の良寛さまの姿。

 その近くに、私がいたく共感する碑がそっとあった。
「世の中にまじらぬとにはあらねども独り遊びぞ我はまされる」

 自己の充電、自己の充実には「孤独の時間」が大切なのではなかろうか。

 私たち「写友」は、思い思いのショットを満足するまで撮ることができた。
とてもすばらしい一日となった。
 次回の被写体は何になるのであろうか。

片貝の花火

2007年09月11日 | お出かけ
 「越後の片貝」といえば「四尺玉花火」の打ち上げで有名である。

 じつは、大変幸運なことに、その片貝の花火大会で、浅原神社境内にある「桟敷席」で花火鑑賞の機会に恵まれた。昨晩のことであった。
(花火を桟敷で見物なんてことは、僕には初体験でした)

 私たち4人の写真友達は、正午に車で出発、13時半頃には片貝の駐車が許可されている道路脇に到着。すでにびっしりと県外車などが並んで駐車していた。

 雨が降ったりやんだりの状態であった。まずは、歩いて会場の下見に出かけた。
歩いて10分ほどである。

 街通りと境内は、「浅原神社の祭り」で県内外からの観光客などでごった返している。桟敷の場所も確認、境内の裏手の山が「打ち上げ場所」である。最高の場所であると思われた。

 我々は、車に引き返し、車の中で男4人、ビールなど飲みながら今晩の「花火撮影のことなど話題沸騰」。しかし、かなりの雨が降ったりやんだりだ。虎の子の「カメラ」を無理してでも持って行くべきか否か。
そして、早めの夕食を持参したおにぎりなどですませた。
結論は、4人とも花火見物に徹することとなり、「一眼レフ4台」は車に置いて出かけたのである。まさに苦渋の選択であった。

 暗くなった7時半、いよいよ始まり。
どんどん、どんどん、もう上がる、上がる。花火のすべてが住民やグループ、会社などからの「神社への奉納」という形である。
結婚、還暦、進学、誕生などの記念に奉納されていて、そのことがアナウンスされて、花火も素敵だが、その上げる理由がもっと素敵なものばかりであった。
しかも、雨はぜんぜん降ってこないではないか。

 気がつけば、僕のポケットにいつもの「コンパクトデジカメ」があった。
缶ビール片手に撮り始めてみた。
被写体も動くし、手ぶれも甚だしい、第一にこの手のデジカメはシャッターの切れるタイミングが、なんとも遅れるのであった。

 しかし、花火の動きも、私の手ぶれも、ピンぼけも、みーんな、いいじゃあないか、と言うことにした。こんな感性はいかがなものでしょうか。






 45発もの尺玉の連発、ただもう、ぶったまげてしまった!宇宙の爆発のようなスターマイン、実はほぼ真上に上がる花火に、もう首がギブアップなのでした。
最後の「4尺玉」はさすがに貫禄でした。

 いまでも、私の体の中には「ヅッシン、バッツンー」と花火の音が鳴り響いているのです。

CW-QSO講習会

2007年09月09日 | アマチュア無線
 私が所属しているアマチュア無線クラブである「新津クラブ」では、
CW(電信)通信を志しながらも、一歩を踏み出せないでいる方に、その第一歩を踏み出す機会を提供したいと考えています。

 そこで、以下のような要項で参加者を募っています。
ぜひ、小さなパワーでも遠くと通信できるCW通信を体験していただきたいと思っています。



JARL新潟県支部「地区研修会」

「実践的CW-QSO体験講習会」

日時  10月14日(日) 10:00~16:00

場所  新潟市秋葉区程島
    新津地区市民会館(第二会議室)
    電話 0250ー23ー1000

参加費 無料

定員  20名
    すでに3アマ以上の資格をもっているが実際のCW-QSOの体験の
    ない方など
     *無線局免許状でA1Aの許可のある方
    *無線局免許状の書き換えをまだしていない方
    *資格はまだないが、CW-QSOに興味のある方
などを対象に考えています。

持参物
    できれば自分の無線機(HFまたはVU)と電鍵(縦ぶれ、
         パドルなど),
         それにダミーロードかアンテナ(モービルホイップ)などを
         準備ください。
     また、自分のQSLカードを数枚程度持参ください。
               その場でダイレクト交換をしましょう。

申し込み・問い合わせ
    氏名、コールサイン、住所、電話番号を明記して、
    Eメール で下記まで申し込んでください。
    定員になりしだい締め切りますが、締め切りは9月末日までとします。

申込先 E-メール ja0aaq@jarl.com

ホストクラブ
JARL新津クラブ

マドリードから 

2007年09月08日 | 日々これ好日
 昨日、我が家の「マドリード特派員(長男)」から写真が届きました。
発表も終わりほっとしてのひとときのようです。
 
 解凍して、BLOGに載せやすいように画素数を落としました。
それでも、異国の情緒を十分に味わえるようです。

 この歳になると子供や孫のいろんな経験が、私自身の(疑似)体験になっています。うれしいことでもあり、ありがたいことです。

          
 この写真は前回のカフェテラスの続きでした。ギターではなくアコーディオンというのもいいですね。チップをはずんだそうです。
  
     マドリードの街並みだそうです。

     
          王宮のたたずまい
          
           王宮からマドリードの街の様子
  
     マヨール広場

          
          そのマヨール広場のカフェテラス

             
              パエリア ごくん!

 お仕事であれ、観光であれ、「 旅 」はいいですね。
特に、周りは異国の人たちばかりとか、知らない人ばかりであるなどという、あの雰囲気がたまりませんね。
 気障っぽいけど「旅にでたくなったなあ!」などと「寅さん」をうらやましく思ったりして。

 

台風接近

2007年09月07日 | 日々これ好日
 今日はこの時間、台風9号は弱まりながら北海道に上陸したでしょうか。
関東東北地方に、とんでもない強風や洪水などの被害を及ぼしながら通り過ぎました。

 皆さんのところでは、いかがだったでしょうか。被害などの及ばなかったことを願っています。

 ここ新潟では昨日、昨夜ととんでもないフェーン現象となりました。
35度Cをこえたようでした。もう苦しくてたまりませんでした。
特に昨夜は寝苦しくて、熟睡できませんでした。

 今朝ほどは、もう寝ることをあきらめて、
さっさと起き出して、いつもの遊歩道にウォーキングに出かけました。
思いもよらず、多くのかたがせっせと歩いていました。

 いつもは夕方に歩くことが多いのですが、早朝のウォーキングも新鮮でした。
持ち歩いている「コンパクトデジカメ」に、恐ろしい形相の「台風接近の空」を撮ってみました。

  
       
            

 

季節の移ろい

2007年09月03日 | 日々これ好日
 雨が降ったり、肌寒いくらいの夜であったり、このところすっかり秋めいていました。

 でも、今日は日差しも強く久々の夏の日となりました。

 落ち着いた二人だけの生活が始まりました。私たちの夏休みです。
たっぷりの時間をかけての朝食がいいですね。
その途中にテレビの番組「どんど晴れ」も入ります。

 今月初めからスペインはマドリードに滞在中の長男から、メールが入りました。
彼の地では、日曜日になると教会のミサに出席して、その後ランチにたっぷりの時間をかけているそうです。
      
 やはりヨーロッパは、ほんとの意味で豊かなんだと思います。
そんな雰囲気が添付されてきた写真からも窺えます。
飛んでいって、そんな雰囲気のなかに、自分も身を置いてみたいと思います。


 ところで、私の夏休みはバーチャルではあるけど、多くの人たちとのコミュニケーションを楽しんでいます。
連日、「SNS ソーシャル・ネットワーキング・サービス」を楽しんでいます。

 最初に体験したSNSは「sns@ham.jp」でした。これは新潟のハム(アマチュア無線家)の有志が立ち上げました。招待状をいただき加入しました。
ここのSNSでの体験が、とても役立ちました。

 次は、SNS「Slownet」でした。写真教室のお友達から進められて「プレミアム会員」となりました。ここはシニアの方が多く、第2の人生を豊かに過ごされている方々の「コミュニティ」がたくさんあります。
写真を趣味とするコミュニティも多くあり、大変参考になり、おおくの刺激をいただいています。

 つい最近、会員になったSNSは新潟日報社が立ち上げた「アメカゴ.net」です。
多士済々、いろんな方が会員に登録されています。
若い人が多く、私には少しめまいしそうな雰囲気の所もありますが、そこがまたいいのではないでしょうか。

 その他に「県シニア大学(高齢者大学)」「秋葉区市民大学」「公民館写真教室」などと、9月に入りこれらの教室も賑やかになってきました。

 ゆく夏や迎える秋を愛でながら、ゆっくりと過ごしたいものですね。