柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

素晴らしき音楽会

2016年02月29日 | 音楽など
27日(土)、夕方6時開場の「秋葉区文化会館」に家内と共に急ぎました。
かなり余裕をもって出かけたはずなのに、すでに長蛇の列。全席自由席でしたが、それでもベストな席をちゃっかり確保しました。

 新潟で活躍するプロの音楽家を中心に編成された「新潟セントラルフィルハーモニー管弦楽団」の第2回演奏会でした。
この日の指揮者は「磯部省吾」さん。そして15名の弦楽器とチェンバロでした。




 最初の演奏は「W.A.モーツアルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
こんな名曲のしかも全楽章を、目の前の演奏で聴けるなんてすごいことでした。
この「秋葉区のホールトーン」は、多くの方が認める素晴らしさです。弦楽演奏のサウンドを堪能できました。

 次は、音楽の父J.S.バッハの次男C.P.E.バッハの「フルート協奏曲ニ短調」でした。
フルートは「石丸涼子」さんで、このオーケストラの代表でもあるようです。三条市在住の方でした。
素敵なフルートの音色が存分に引き出され、会場いっぱいに広がりました。

 ここで、休憩

 最後の楽曲は誰しも聴いたことがる名曲中の名曲「ヴィヴァルディ/合奏協奏曲「四季」全曲」でした。
今宵のヴァイオリン独奏は新潟市出身の「稲庭達氏」が予定されていたのですが、オファーの後急逝されたのでした。
稲庭さんの追悼演奏会となり、親交のあった「大谷康子」さんが独奏を引き受けられたのだそうです。

 オーケストラの揃ったところに指揮者と共に「大谷康子」さんが登場されました。
彼女の演奏は何度となく聴く機会があった私たちですが、今宵の彼女にはオーラを感じました。その存在感たるや、すごい!
春夏秋冬、各3楽章ずつ、全曲演奏です。
シーズンごとに、花が咲き、小鳥も歌います。嵐、とどろく雷鳴もあります。けだるい夏の日、収穫の日もあります。
神がかりとも言えるような演奏に、彼女のストラディヴァリウスがホールに満ちました。いやはや、いやはや、私のコーフン度も最高になりました。

 そして、最後、「故稲庭さん」の奥様も第1ヴァイオリンで演奏されていたことが紹介されました。
「大谷康子」さんのご挨拶のあと「カッチーニ/アヴェマリア」がしみじみと会場を満たしました。
もう、言うことなし。こんな素敵なことってあるのでしょうか。
 

名残の雪景色2

2016年02月26日 | 日々これ好日
 
名残の雪景色などと言っていますが、実は数日前の様子です。
ほんとは、今日は朝から雪が降ったり止んだり、屋根の上も真っ白になってしまいました。












 なかなか、すっきりとは春になりませんね。ちょっと陽ざしが出て春が来た!などと思っていると、
翌朝起きてみると屋根が雪で白くなっていたりです。
それにしても、待ち遠しい春ですよね。

 お天気にかかわらず、少しでもウォーキング(with camera)を心がけています。
でも、ちょっと頑張りすぎたかな、そんなときは2,3日後に必ず腰や膝が痛みます。
途端にウォーキングの歩数をグット下げなければなりません。
なんとも情けないのですが、桜並木の下でも歩いたら、少しは良くなるかな、そんな淡い期待をしています。

名残の雪景色

2016年02月24日 | 日々これ好日
 今週も冬模様が続くという天気予報です。
それでも、今朝ほどはまぶしい陽光が差し込んでいます。

 間もなく「雪景色」もおしまいになりそうです。つい先日までのご近所での様子です。 










 午後から、庭の掃除を予定しています。
積雪の前には、落ち葉なども掃いてきれいにしていたはずですが、雪が消えてみると「山茶花」の花や常緑樹の落ち葉が
けっこう散らばっています。

 また、夜には毎週水曜日9時前後、「JARL新津クラブ」のロールコールがあります。
もう、それこそ30年以上続いている恒例の「ロールコール・お空での例会」です。
アマチュア無線家ならではの電波(144MHz、FM)を使ってのミーティングです。
ちょっとした無線活動や日常的な情報の交換などですが、とても楽しみなのです。

雨水も過ぎて

2016年02月21日 | 日々これ好日
 写真は15日(月曜日)の撮影でした。
すっかり積雪もなくなっていたのに、庭の木にもうっすらと雪の風情となっていました。




 「シュロの木」に、ちょっと大きい野鳥が飛んできて休んでいました。何という鳥なのでしょう。


 夕方散歩に出かけて、久しぶりに「市の天然記念物・大欅(真柄家)」を見ました。
もっともっと枝を天空に広げていたはずでしたが、剪定された枝ぶりには異様さを感じました。春には葉の装いが戻るでしょうか。


 この最後の一枚は、まさに今朝ほどの隣家の庭でみることができた「蕗の薹」です。


 それでも、「雨水」が過ぎました。本格的な春の装いは3月になってからでしょうか。

 ところで、私たちの「PHOTOグループf」の「第28回展」が始まります。
ブログ「柄目木庵・収蔵庫」の方でご紹介しています。この「ブックマーク」から訪れていただきたく思います。

ジェットバブルとカフェ

2016年02月19日 | 日々これ好日
 私のロコモ状態をすこしでも改善できないか、そんな気持ちで出かけた「日帰り湯・花の湯館」でした。
この「秋葉区の小須戸地区」にあります。最近、館内に「温泉カフェ・みどり」ができたとか、
そんなことも私を誘惑していました。

 ずいぶん昔に訪れたことはありました。温泉の湯舟などは昔の儘でした。
私は「お湯のジェットバブル」を膝や腰にあててみました、気持ちよい心地がしました。
腰痛やひざ痛に少しはいいのかな、長湯の苦手の僕ですが、頑張ってみました。


 心地よい湯上りに「バレンタインのスペシアルブレンドコーヒー」と「豆乳のソフトクリーム」は、最高の組み合わせでした。








 さいわい、他のお客様も少なく、十分な憩いのひとときを堪能してきました。
たぶん、オーナーの方は若い方なのでしょうね。「しつらい」をそんな風に感じてきました。
もしも、ほんとに足腰の具合によければ、ときどき来てもいいかな、そんな感想を持ちました。


 これから今日の夕方、「PHOTOグループf」の「第28回写真展」の展示作業を「まちの駅・ぽっぽ」で行います。
来週月曜日(22日)からの写真展となります。
 展示作業の後は、メンバーが展示写真とは別に持参した何枚かの写真作品を互いに鑑賞し合い、アドバイスの交換です。
そして、さらに今宵の本番は居酒屋などのオープンする時間になると、そちらに移動しての晩酌会です。
これで、写欲アップで、素敵な写真が撮れることになるでしょう。でも、現実はちょっと違うかな。

冬に舞い戻る

2016年02月17日 | 日々これ好日
 先日の春の嵐(春一番)で降り続いた雨で、私のご近所では一気に積雪ゼロ状態となっていたのです。
ところが、今朝ほどは積雪20㎝くらい。それこそ「びっくりぽん!」でした。
降っていた雪は「湿り雪」で、屋根からは雪解けの滴が、滴り落ちていました。春の淡雪ですね。
今日一日の雪、はかない雪のように予想しています。

 今日の写真も、前回の積雪ゼロになる前のショットです。
妙なもので、雪が消えてしまわないうちに撮っておかなくちゃあ、そんな気持ちになっていたのでした。










 ここ「秋葉区」では「クリスマスローズ」の生産が盛んです。
いくつも存在する「花きセンター」などで、クリスマスローズの展示販売が始まっています。
うつむき加減の花姿は、なかなか魅力的だと思います。「秋葉写真クラブ」での撮影もクリスマスローズでした。


 今日の午後から、地区公民館を会場に「Talk水曜会」の例会があり、出席してきます。
市民大学での、ある講座を母体にして生まれたグループです。月一回水曜日にメンバーが集まってきます。
何人かのシニアの男女が、「日頃の思い考え」などを司会者のもとで、発表して意見交換が始まります。
話題は何でもありです。もう何年も続いています。いつの間にか、例会の日を心待ちにしていることに気づきます。
今日の例会では、メインになる話題はどんなことになるでしょうか。
私自身が、そっと準備している話題は「右下がりの世相、豊かに生きよう」てなことですが、ちょっと面はゆいですね。

春の兆しを探して3

2016年02月15日 | 日々これ好日
 
昨日は、全国的には大荒れのようで強風が吹き渡り、「春一番」と言うことになったようです。
私どものところでは、予想外に風も弱く雨降りの一日でした。

 今日、紹介している写真は、すでに数日前の撮影で、実際には昨日の暖かさと雨降りで、
雪が融けて地面が出てしまったところが多くなってしまいました。










 この間の「みちの駅・ぽっぽ」での私の写真展・個展が終了していました。
ある方から、展示作品の一枚を譲ってほしい、という申し出があり差し上げたところでした。
さらに、もしも「奥入瀬渓流」で写真を撮っていたら、ぜひその撮った「写真作品」もほしいのですがと言うことになりました。

 たしかに、「PHOTOグループf」の皆さんと、何年か前に「みちのくへの旅」ということで、
「十和田湖、奥入瀬、蔦温泉」、その帰り道には「角館」などにも立ち寄り、2泊3日の撮影旅を楽しんでいました。

 問題は、「奥入瀬渓流」撮影の日時が、すでに私の頭に浮かんできません。
パソコンの外部記録のハードデスクも何台めかに替わっていました。探すのは簡単ではありませんでした。
「GOOGLE検索」で「柄目木庵 奥入瀬渓流」で、記事を検索して、いとも簡単に調べることができました。
でも、このことは、はたして喜ぶべきか、恐ろしいことなのか、考えてしまいますね。
すでに、取り外して他のハードデスクを接続していたのですが、「2011年」のハードデスクにありと判明しました。

 とても多くの写真が見つかりました。どれをもって作品とするか、これまた大変なことですが、楽しみでもあります。

春の兆しを探して2

2016年02月13日 | 日々これ好日
今朝ほどは曇り空、明日は荒れ模様が予報となっていますね。
昨日は一日中春の陽気でした。全国的なことのようでした。春の兆しはいたるところで見ることができたように思います。










 私の就寝前の読書と言うと、「かっこ」いいみたいですが、何のことはない睡眠導入剤のようなものです。
すぐに本が顔の上にかぶさってきてしまい、そのままスヤスヤになります。
最近は人生の先輩方の著書を選ぶことが多くなっているようです。
いろんな人の「生きざま」は、やはりとても興味があります。 

 「黒井千次」さんの3部作「老いのつぶやき、老いへの歩み」、いやー、作家と言うのはこだわるなあ、
と少し辟易したのですが、「生きるということ」が読みやすく頷けましたね。

 「加島祥造」さんの詩集「求めない」は、適当なページを出して「わかりました、わかりますね」、
なんて言いながら読んでいます。

 実は一番納得やら、うれしかったのは「橋田寿賀子」さんの「簡素がいちばん」でした。
私のこのブログ「柄目木庵」は、「良寛さま」のそれこそ簡素な生活への「あこがれ」からスタートしていました。
いままた、先輩「橋田寿賀子」さんに、改めて教えられています。
難しいことで、いまでも「あこがれ」の生活指針ですが、目標には違いないのです。

春の兆しを探して1

2016年02月11日 | 日々これ好日
 三寒四温と言うのは、いつ頃の季語であろうか。
このところ、数日おきに力強い春の陽ざしに見舞われています。
暦の上では春です。おや、まあ!春が来ているんですね、を実感したくてカメラ片手に、ご近所を歩き回っています。










 「しがこも融けて」なんて風情を発見。
また、田んぼや畑の雪面に野生動物の足跡がたくさん見られました。たぶん「キジ」かな、などと思っているのですが。
そして、田んぼや畑の雪面の凹凸が、しっかりと見れるようになってきていました。

「四季の彩り展」

2016年02月09日 | 日々これ好日
 
「米美知子」さんの「日本の美彩」新春写真展を「ビュー福島潟」で見てきたのは1月のことでした。
2月に入り「四季の彩り」日本写真家連盟展と併催の「公募作品展」が、同じく「ビュー福島潟」であり、見てきました。
いつものことながら、その作品の迫力のある表現に圧倒されてしまいます。

 一枚一枚の作品を鑑賞しながら、その写真撮影の背景にある、超絶的な努力や苦労を感じないわけにはいきません。
そのようなご苦労あればこその写真作品の迫力なのでしょうね。とても私ごときが及ぶところではありません。

 鑑賞後の気持ちを落ち着かせるためにも、ビュー福島潟3階にある「Cafeまこも」は大切な場所ともなっています。








 日曜日の日に、家内の実家で「小豆粥」をごちそうになってきました。庭の風情をカシャリ。


 ちょっと、余計な話題です。 

 そのときの居酒屋での他愛のないおしゃべりでした。
たまたま、私は「TVの料理番組」でえらく簡単に作れる「チャーハン」をみまして、
先日実際にチャーハンに挑戦してみました。結構おいしくできました。
こんな私の話に、残りの男性諸君、異口同音に「おいらは台所には立たない!料理なんかしたことない!」でした。
我らが世代は、こんなもんです。パソコンができるか、できないか、その分かれ目の世代でもあるようです。

雪の華

2016年02月06日 | フォトギャラリー
 今朝ほどは新雪が軽く、木々に積もりました。まさに「雪の華」が咲いたようです。
つつじ、松の枝、山茶花、ドウダンツツジ、ラベンダーなどへの着雪です。










 つい先日、「新津美術館」に行ってきました。
主として絵画作品の展示ではありますが、写真撮影には「絵心」がとても大切ですし、
たいへん参考になると思っていますし、多くを学んだように思います。


 展示作品を鑑賞した後の心地よい疲れを、美術館内のCafeで癒してきました。


 昨日をもって、「まちの駅・ぽっぽ」での私の「第4回個展」も無事終了、撤去も済みました。
ある市民の方から「写真作品」の一枚をぜひ譲っていただけないかと申し出がありました。
私としても大変うれしい申し出でもあり、お持ち帰りをいただきました。
新津川の川面に枝垂桜の枝が垂れ下がっている作品でした。私にも「お気に入りの作品」でした。
作品つくりへの意欲をいただけたことは、この上ない喜びでもありました。

立春の陽ざし

2016年02月04日 | 日々これ好日
 今日は「立春」です。待ちかねた春ですねー。

 今月一日の日の、我が家の庭に咲いた「雪の華」、ちょっぴりの降雪が樹木への着雪となり華となっていました。





 これらの写真は、今朝ほどの「陽ざし」にうれしくなり、外に飛び出してカシャ。
廊下のカーテンを引いて見ると、まさに「春の陽ざし」が飛び込んできました。カシャでした。










 来週に入ると「秋葉写真クラブ」の撮影会は「フラワーランド」での花撮影です。なぜか、うきうきです。
一眼レフD600に105mmのマクロレンズを取り付けて、ちょっと試し撮りして調子をみてみました。OKです。
この「フクロウ」は高校同窓会の記念品の「文鎮」です。私の同級生の三条市「TSUOBOGEN CRAFT」の作品です。
私の「お気に入り」の品の一つなのです。いつも目の前にあります。


 先月の降雪量について、「新潟地方気象台」の発表が「新潟日報紙」で紹介されていました。
それによると「山沿いは少雪」で平年の3から5割程度だったそうです。
「平野部は平年並み」で、平年の7から9割程度だったそうです。

 ところがです、平年を上回ったのは降雪量合計187cm(平年の140%)の新潟市秋葉区(新津)だけでした。
以上のようなコメントでしたが、まあ、驚きながらも納得でした。
でも、どうしてこのような具合になったのでしょうかね。地形的に里山「秋葉山」が存在するせいでしょうか。
いつか記事にも書いていたと思いますが、新津に住んで30年近くですが、初めての雪の量(降雪)を経験しました。
しかし、日本全国や県内では、やはり「暖冬少雪」傾向には違いなかったようです。

 妙な具合に納得したり感心したりしていました。

さあ、如月ですよ

2016年02月02日 | お出かけ
 さあ、2月ですね、と言いながら今回の写真は先月末のものの紹介です。

 思いがけず「月岡温泉・H清風苑」一泊の話となりました。
先月末の雪がちょっと心配なことから、車WISHのドライバーを乞われました。
家内たち女性とは別なツインの部屋で、「独り寝」の一泊となりました。これがよかった。
自由気ままな温泉三昧、月岡温泉「源泉の湯」は格別でした。




 翌朝は適度な降雪で、この上ない冬景色となっていました。
チェックアウト後は「五頭温泉郷」への道を通り抜け「五頭山麓うららの森」で休憩。




 久しぶりの「瓢湖」に白鳥たちを表敬訪問もしました。




 もう二日(火曜日)ですが、今朝ほどは陽ざしも出てきていました。
私の「写真作品展(個展)」は、この5日まで「まちの駅・ぽっぽ」です。どうぞ、よろしくです。
また、今月(2月)は「秋葉写真クラブ」の「下越病院ギャラリー(小さな美術館)」にも私の作品が展示されています。
どうぞ、このブログ「柄目木庵」のブックマークから「柄目木庵・収蔵庫」にお入りください。お待ち申し上げています。