柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

大晦日です(2015年)

2015年12月31日 | 日々これ好日
 間もなく2015年も暮れようとしています。
私の身辺にも、いやいや世界のいたるところで驚愕の出来事、事件などがたくさんありました。

 できることなら、今宵を期して穏やかで平和な年を迎えたいものです。 






 なんだと思われましたか、実は、、、、、でした。


 「柄目木庵」にお寄せいただいた皆様のご厚情に感謝しながら、新しい年を迎えようと思います。
新しい年が「すてきな年」となることを願っています。ありがとうございました。

年の瀬

2015年12月30日 | 日々これ好日
 今年も、いよいよ年の瀬、何もしないくせに、「もう、仕事納めだ!」などと勝手に決めて過ごしています。

 つい先日、心にかけていた写真展を見てきました。
「新潟県立万代島美術館」での「蜷川 美花展」でした。まあ、何というか、よくまあこんな写真を撮ったものだと思いました。
落ち着いて、つらつら考えるに「挑戦とか打破」とかいう言葉が浮かんできました。
定番とか定石とかを超えて「新しい表現」の世界を切り開こうとしているのでしょうか。
まあ、音楽でいうと「クラシック音楽」と「ジャズ」というような感覚でしょうか。すごいことなんだと思ったりしています。


 そんな写真展を見て、私も影響されたようです。身近にあった被写体を「あえてカシャリ」でしたが、いかがなものでしょうか。










 
 我が家では、昨夜から長男家族が帰省・合流してくれました。
また、にぎやかに年の瀬、お正月を楽しみたいと思っています。

ほんとの初雪

2015年12月28日 | 日々これ好日
 このまま雪のないお正月になるのかなあ、などと暖冬と言う予報に戸惑いを感じていました。
昨晩あたりから、どんどん気温が下がり始め、「寒い寒い!」を連発していました。

 今朝ほど、カーテンを開けると、屋根の上の雪の白さに感動。いやー降ってくれたのか、妙な安堵感が湧きました。
さっそく「NIKON1J5」です。外に飛び出して、しばし至福のひとときでした。












 気が付くと、「子供のころの初雪、弾むような嬉しさ」、
そんなものが、このシニアにも残っていることに妙に感動してしまいました。

 いよいよ年の瀬、この老体に鞭打って、家の中の掃除やお正月準備をしています。

ほんとに暖かい

2015年12月26日 | 日々これ好日
 昨夜は「PHOTOグループf」の例会でした。いつもの会場「まちの駅・ぽっぽ」です。
「ぽっぽ」の通年展示のスペースに私の作品が一枚入りました。ブログ「柄目木庵・収蔵庫」の方で紹介しました。

 皆さんの持ち寄った作品候補、それらを「このようにしたら、これは切って」などと、
メンバーからのアドバイスが飛び交います。なかなかのものですが、作品としてはグット素敵な仕上がりとなるようです。

 ところで、いつもの年であれば、すでに雪がちらちら舞ったり、積雪となったり、寒さを感じるはずのこの頃です。
どうも、全国的な暖かさのようです。

 我が家に差し込んだ「障子戸」への日差しです。思わずカメラを持ちだしてみました。


 庭は掃いても掃いても、落ち葉や落花で散らかります。まあ、これも「風情!」などとあきらめています。








 今日は、土曜日、ようやく「年賀状印刷」にとりかかりました。しかし、プリンターの調子がよくありません。
出来上がりの具合の悪い「年賀はがき」を、かなりの枚数を作ってしまいました。
明日には「あて名印刷」を考えています。

白鳥の湖へ

2015年12月23日 | 日々これ好日
 今日は23日「天皇誕生日」です。
TVの放送などで、「天皇陛下慰霊の旅」などが紹介されていました。頭の下がる思いです。
「先の戦争の反省」と言う言葉が表明されていました。

 それこそ「先の大戦」で、軍部と政治の暴走や過ちを止めることのできなかった昭和天皇の苦渋と反省を
引き継がれてのことと思います。300万人を超える戦争犠牲者のあったことは、忘れてはいけないことと思います。


 さて、私の写真友達が次々と「白鳥撮影」に出かけていました。
私が、ようやく腰を上げ、とにかく白鳥たちの様子の下見に出かけたのは13日(日)の早朝でした。

 この日は、まだ夜が明ける前でした。「NIKON1V1と300mmズーム」での試し撮影でもありました。
ようやく湖面に光が入ってきました。久々の「瓢湖」でした。白鳥たちは、その多くがまだ眠りこけていました。








 ようやく白みかけた湖面で、何羽かのグループが「クォークォー」とウォーミングアップです。
やがて、突如、あるグループの水面滑走から飛翔へとなります。




 ここ「瓢湖」の「コハクチョウ」は4,000羽を超えるようですが、次々と飛び立って近くの餌場(コシヒカリの田んぼ)で
日中を過ごし「瓢湖」にはほとんどいない状態となります。

 それにしても準備した「NIKON1V1とアタッチメントとズーム」のシステムでは、マニュアルフォーカスになるので、
ピント合わせにとても苦労しました。厳しいものがありました。
広い湖面の「どこで、いつ」ドラマが生まれるかわかりません。それを捉えることが「白鳥撮影」の醍醐味でもあるのですから。

 さて、昨日は「冬至」でした。本格的な冬と寒さはこれからでしょうが、峠を越えた「嬉しさ」がありますね。
それにしても、なんとも「穏やかな暖かい日々」が続いています。喜んでいてもいいのでしょうか。

庵地焼き工房へ

2015年12月21日 | 旅行など
 
「安田瓦」の後は、やはり古くからの「焼き物の里」の「庵地焼き窯」を訪ねました。

 我が家では、ずっと以前から「庵地焼きの湯呑と急須」のセットがありました。
家内の妹さんご夫妻からのプレゼントでした。とても大事に使ってきています。大切なお客さまの「おもてなし」に欠かせません。

 足の踏み場もないくらいの工房の中には、気の遠くなるような工程を経て出来上がった「土」がうずたかく積まれていました。
さらに、すべての工程が「手作り・手作業」で行われているとか。




 薄暗く土だらけの棚に、何気なく置かれた「庵地焼きの湯呑」、いかがでしょう。
この「色合い」、逞しさ、これぞ「庵地焼き」の「すごさ」、「深み」ではないでしょうか。


 私たちは、特別にご自宅の「お茶の間」で、お茶をごちそうになりました。もちろん「庵地焼きの湯呑」で。
無造作に投げ込まれている「一輪と花瓶」が目に留まりました。思わずカシャリ。




 様々な製品を世に送り出されているようですが、いつか「コーヒーカップ」を求めたいと思いました。
私の「懐具合」が、いつになったら潤うことでしょうか。

以上で、ひとまず「秋葉写真クラブの撮影会」シリーズを終わりたいと思います。
いつもご覧いただき、ほんとにありがとうございます。年末となりました。ご自愛のほどを!

安田瓦産地へ2

2015年12月19日 | 旅行など
 安田瓦は、いろいろと多様な製品を製作販売をしているようです。

 道路沿いに歩いていると、道路脇や庭などに様々な製品が展示されています。
また、これらの小型の製品も家庭内での飾りとしても販売されていました。










 私たちはこの後、焼き物の窯元「庵地焼き窯」を訪ねてみました。
次回には、とても魅力的な作品を紹介できるでしょう。

 さて、昨年の今頃、私は「新潟中央病院」に入院中でした。
したがって、昨年は新年になるまでブログの更新ができない状態でした。
家の中で年末清掃をしていました。換気扇の清掃中に不注意で脚立から落下しました。わずか「1m」くらいの高さからでした」。
恥ずかしながら、胸椎と腰椎の圧迫骨折と言うこととなったのでした。
しかし、あれ以来、一進一退を繰り返しながら、足の不具合が継続しています。
どうぞ、皆様も「落下などなさいませぬよう、また、転んだりなさらぬよう」、十二分にご注意くださいませ。

安田瓦産地へ1

2015年12月17日 | 旅行など
 今日はもう、今年も2週間を残すのみとなりました。

 時間を巻きもどして12月8日としましょう。この日、私たち「秋葉写真クラブ」は福島県西会津での撮影会をしました。
お帰りは、新潟県五泉市の「馬下保養所」に宿泊し、ここから参加した一人を入れて6人での忘年会となりました。
温泉入浴後に、カメラからテレビへ画像を送り込んで鑑賞批評会から始まり、「黒田節の踊り」の披露から
人生論へと話題は尽きませんでした。年齢も近く互いに話題に事欠きませんでした。


 さて、翌朝(9日)は、出発前の記念写真を撮り、帰路の途中にある「阿賀野市安田地区」に立ち寄ることにしました。
ここ「安田地区」には、飲むヨーグルの「ヤスダヨーグルト」や「安田瓦」の生産工場、それに陶器「庵地焼き窯」があります。

 「安田瓦」の生産工場が、いくつもある地域に到着しました。最近は、瓦の利用も多岐にわたるようです。
近年「会津若松」の「鶴ヶ城」の瓦屋根が葺き替えられましたが、その瓦が「安田瓦」でした。






 私たちは、「まるみ安田瓦工業」さんのご好意で工場見学ができました。
精選された土の準備、成型、乾燥、施釉、焼成、と出荷までの工程を見学できました。






 物を作りだしている現場というものは、やはり何といってもビビッドです。
この後、工場に隣接する「カフェ」で、コーヒーをいただきました。

大山祇神社へ

2015年12月15日 | 旅行など
 せっかく、ここまで来ているのだからと「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」まで走りました。

 この神社は、その名前からして「山の神」には違いありません。私たちが訪れたのは「下宮」でした。
「御本社」は、さらに一時間ほどの山中にあります。

 私たちが訪れたときは、ほとんど参拝客もなく静かなものでした。
しかし、 6月の「大山まつり」には、とんでもないほどの参拝客が押し寄せるようです。
少し前までは、私たちの「新津駅」から参拝のための団体臨時列車が出たりしていました。
それは、五穀豊穣を願う農家の人たちにとっては「農耕の神」でもあるからでしょうか。








 たくさんの「お札」や「千羽鶴」が、皆さんの切なる願いを表しているようでした。神さまもお忙しく大変ですよね。

いつも思うのですが、日本人は素晴らしいなあ。「一神教で原理主義」的な宗教でなくってよかった。
たしか「廃仏毀釈」などもありましたが、古来から「山々や偉人など」を祀り、心のよりどころとして敬ってきています。
また、伝来の仏教も、さらに鎌倉仏教と言われる日本の仏教を生み出してきました。
「しなやかな」生き方は、日本の自然と関係あるものと思っています。
おなじ「自然」といっても、不毛の砂漠を中心とした荒々しい克服すべき自然の中からは、
「厳しい一神教」しか生まれなったのではないでしょうか。

 なにか、心身ともに清々しさを感じながら、いよいよ今宵の宿に向け出発です。
遠く白くなった峰々は「飯豊連峰」でしょうか。49号線を快適に走りました。


 やがて「鳥井峠」を超えました。もう新潟県です。

鳥追観音さまへ

2015年12月13日 | 旅行など
 ちょうど「銚子の口」撮影にかかったとき、いきなり背後に大きな響きが。
振り向きざまに、まさに通過するディーゼルカーをカシャッ!なんと背後に磐越西線ありとは、うっかりでした。
豪快にフレアーやゴースト、それに肝心な車両のブレ、なんとも救いようのないカットが撮れていました。


 さてさて、私どもは「西会津道の駅」で、冷たい天ぷらそば、熱い天ぷらそばと好みのそばを注文。
私は熱いお蕎麦をフーフー、これで体も温まり、元気回復。

 せっかくの西会津です。すぐ近くの「鳥追観音さま」を訪ねました。
ここ「鳥追観音妙法寺」は「会津ころり三観音」の一つでもあります。
なぜか「お賽銭」もはずみ、しっかり手を合わせました。私も、それなりの年頃ですものね。








 実は、今回の旅を終わった翌日の「新潟日報」の「おくやみ欄」に、私の親しい友の名前を見ることとなったのでした。
私に似合わせない「ねんごろなお参り」、虫の知らせでもあったようでした。合掌

銚子の口へ

2015年12月11日 | 旅行など
この日(8日)は一路「阿賀野川」上流へと走ることになりました。
あえて磐越高速道を走らずに「49号線」を走ります。こちらの選択の方が多くのビューポイントがあるのです。

 まず、「阿賀町三川」にさしかかりました。天気晴朗なれど山肌をゆるやかに流れる雲や霧に、うっとりでした。
途中には、有名な「夫婦桜」のポイントも確認、春にはぜひ来たいものです。


 たっての私の希望で、49号線から離れて「鹿瀬ダム」を眺めるポイントで休憩。


 いよいよ、「福島県西会津・銚子の口」を目指すことになりました。
「国道49号線」に戻り「銚子の口」をめざべきところ、またまた私の希望で「459号線」でドライブながらの「銚子の口」へとなりました。

 ナビによれば、すでに「阿賀川」となった右岸に「銚子の口」が紹介されています。
これで、私たちは近くまで行っていながら道を右往左往させられました。現在は駐車場や観覧施設は左岸になっていたのです。
けっきょく、予定よりかなり遅れての到着となってしまいました。実は「49号線」からですと案内板もあり、すいすいと来れたのでした。

 阿賀野川は福島県に入り「阿賀川」となっていますが、ここ「銚子の口」で、その流れがギューと絞られていて、急流となってみごとでした。









 この後、お腹もグーグーとなっていました。まずは昼飯の確保でした。


久しぶりの撮影会

2015年12月09日 | フォトギャラリー
 この日(8日火曜日)は「秋葉写真クラブ」の撮影会と忘年会の日でした。
5人のメンバーが、メンバーのワンボックスカーに乗り、いざ出発。朝の9時でした。
私にとっては久々の撮影会参加でした。とてもワクワクな気分です。

 お天気も良し、「阿賀野川」にかかる「阿賀浦橋」を渡りました。目の前に広大な景観が飛び込んできます。
さっそく車を止めて、みんなでシャッターを切りました。

 まずは、「阿賀野川」の「きらめく雄大な流れ」と「菅名岳」の山並みです。
左にカメラアイを移すと、山並みの合間を縫って「阿賀野川」の流れが上流へと続いています。
さらに左へ、すると「五頭山」の山並みとなります。






 さらに左手へ、メンバーの一人から教えていただきました。
不思議な木の枝の塊のようなもの、「宿り木」なのだそうです。


 今日の目的地は、この「阿賀野川」の上流、福島県に入ると「阿賀川」となりますが、
「西会津」の「銚子の口」という名勝地を訪ねることになっています。

陽ざしもどり

2015年12月07日 | フォトギャラリー
 ここ数日間の冬の気圧配置から、ようやく日本海側にも陽ざしが戻ってきました。

 我が家の「もみじ葉」はすべて落ちてしまっています。落ち葉掃きで頑張ったら、腰痛がカムバックでした。
そこで、カメラを持ってお隣のお庭にカメラ目線を入れさせていただきました。
おおきな「かりんの木」に実が鈴なりで、地面にもたくさん落ちていました。




 まだ残っている「もみじ葉」を撮り、さらに我が家の庇にまで伸びた「もみじ葉」を真上にカメラを向けてカシャリ。




 陽ざしを浴びて、我が家の「山茶花と侘助」が素敵でした。






 最後の一枚は「侘助の落花」の様子なのです。いつも不思議に思っています。
ハラハラと散るのではなく、さらに必ず写真のように下向いて落下着地しているのです。上向いてもよさそうなのにです。

 今朝ほども、新潟日報で「核のゴミ」が記事となっていました。
「核のゴミ」を最終処分地として絶対に引き受けるところなど、ないことはわかり切ったことですよね。
いずこの「原子力発電所とその敷地」でも、将来、ほぼ未来永劫に人が住んだりすることができない地となるわけです。
だとすると「核のゴミ」を生み出し、さらに地盤堅固と折り紙付きの原子力発電所地内での処理と埋設しかないのではないでしょうか。
せめて、これ以上の「核のゴミ」を生み出すことは即刻中止すべきだと思いますが、中止できない理由は何なのでしょうか。

初雪だったでしょうか

2015年12月05日 | 日々これ好日
 ここ数日は、典型的な冬型のお天気です。太平洋側は晴れ、日本海側は雪や大荒れのようです。

 昨日の朝はとても寒かった。気づいてみると屋根や庭の一部が白いではありませんか。
外に出てみると、「あられ」がかなり降ったようでした。さっそくカメラを持ちだしてカシャ、カシャ。




「ラベンダー」のプランターにも「あられ」が積もっていました。


 「杉コケ」の緑が積もった「あられ」から顔をのぞかせている様子です。




 特に最後の一枚が自分では「お気に入り」です。前回の記事でもそうでしたが、「一枚の落ち葉や枯れ葉」になぜか惹かれますね。

 この週末は、ちょっと外出できるお天気模様ではなさそうです。しかし、来週にはお天気も回復の予報です。
仲間と「撮影の小さな旅」と そのまま「宿泊しての忘年会」の企画が予定されています。
このような企画立案に堪能な方がいて、またその実施でもベテランの方が支えて下さって、いい具合に準備が進んでいます。


落ち葉散る3

2015年12月03日 | フォトギャラリー
 今日は低気圧通過で雨の一日になりそうです。

 いよいよ残り少なくなってきた我が家の「もみじの葉」を、なんとか切り取って撮ってみようと思いました。






 代わって「山茶花の花」が咲き乱れるようになりました。白い山茶花を、昨日の晴れ間に撮ってみました。






 なんだかんだと、体の調子の悪さを愚痴ったり、言い訳したりしながらも、ばっちりと「12月」になっていました。
ロコモ改善に頑張らなくちゃあ、他でもない自分自身のためですものね。

昨夜は「PHOTOグループf」の例会がありました。いつも例会後は「晩酌会」です。
ちょっと離れた「居酒屋」まで、メンバーの皆さんの後から、カックラカックラと歩いてついていきました。
これがよかったようで、昨夜はいつもより「ぐっすり」と眠れました。やはり「歩かなきゃあね」、実感しました。