柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

飛翔

2009年01月30日 | フォトギャラリー
 28日は快晴が予想されていました。
前の晩には、「瓢湖での白鳥撮影に行くよ!」というメールが入っていました。

 予定通りの快晴、9時には「グループK」の皆さんが「瓢湖」に集まりました。
先輩に従い撮影ポイントに移動、そして撮影準備にかかりました。

   

 何度も誘っていただきながら「望遠レンズ」のない私は、いつも不参加でした。
それでも、今回はこれしかない「18から200mm」のズームレンズで挑戦してみることにしました。

 白鳥たちはファミリー毎に、集団で飛び立ち、越後平野に広がり、田んぼで「こしひかり」の落穂などを食べたりしているようです。

 今朝ほどは、「瓢湖」の水面に薄氷が張っている状態でした。
白鳥たちが飛び立つに必要な「氷の無い水路」が、一本しかできていないようです。
ファミリー毎に集合しては、その水路から順番に出発をしているようでした。

       
             
                    
       
                

 いやー、とても楽しく、スリリングな撮影会でした。
白鳥たちが、いつ出発するか、水面を離れたらどの方向に飛んでいくのか、それらは不明です。白鳥のリーダーに聞かないとわかりません。

 そのときが来ると、「カシャカシャカシャ!」とあちらから、こちらから連写の響き、そして大砲の筒を回しています。
 私のカメラは「カシャ、カシャ、カシャ」となんとも情け無いほどゆったりです。
おまけに、肝心な出発のシーンが写真に納まっていません。
手持ちでカメラを空に向けて、「飛翔」の姿を写せば「空」しか写っていません。

 悪戦苦闘すること2時間、500枚ほどの画像を撮っていました。
その中に、ピントなど問題でなく、とにかく写っていたのは数えるほどしかありませんでした。

 ましてや、迫力のある画像など撮れるはずもありませんでしたが、とにかくこんなに面白い撮影会は、初めてでした。

 

雪桜

2009年01月29日 | フォトギャラリー
 今朝ほどNHKで「秋田県角館の冬」を紹介していました。
その中で「樹木への着雪」を「雪桜」と言う、といって紹介されていました。

 私は、まさに我が意を得たりと思いました。
私なりに「雪の華」などと表現をしていました。
でも、「雪桜」という表現の方がさらにぴったりだと思いました。
「雪桜」というような表現は、いままで聞いたことがありませんでした。

 昨日、今日と春のような晴天続きとなっています。
しかし、今年は雪が消えた頃に、また雪が思い出したように降ったりしています。

 その雪の朝、みごとな「雪桜」がご近所の「けやき」の木に咲いたのでした。
  

    また、別な日の雪の朝、モルゲンロート色に染まった「雪桜」。
パジャマのまま、我が家の二階の窓からパチリ。手振れでボケボケですが。
        

 朝食をすませて、庭に出てみました。
「侘び助」が雪をもらって、いよいよ侘しそうに咲いていました。
   

        「もみじ」の枝にびっしりついた「氷」が溶け出していました。
           

 ところで、昨日(28日)「グループK」の皆さんに誘われて「白鳥の湖・瓢湖」に行ってきました。
初めて「白鳥の飛翔」の撮影に挑戦してみました。次回の予告でした。

ニューヨクの思い出(2)

2009年01月26日 | 日々これ好日
 ニューヨークには、数え切れないくらいの名所やモニュメントがある。

 なにはともあれ、「エンパイア・ステートビル」の展望台に登り、下界を見下ろしてみました。
何もかもが、小さくおもちゃのように見えました。


     遊覧船に乗り「自由の女神像」を見た。これが本物か、感動ものでした。
台座の付近にいる人の大きさと比べてみて下さい。
      

        アメリカを狂わせた「9.11」。その「グラウンドゼロ」に建つ十字架が異様でした。
               

   最後に「国連ビル」です。
 前庭に「壊れかかっている地球」のモニュメントがありました。「オー、ノー!」。
  今度こそ「君の出番なのだよ!」、たのむぞ!
                     

     思いがけず「アメリカ」の思い出などとなってしまいました。
        世界情勢が、よい方向に向かってほしいと切に願っています。


                     

ニューヨークの思い出(1)

2009年01月25日 | 日々これ好日
 ここまで紹介したので、ついでにと言ってはなんですが ニューヨークまで行きましょう。

 ワシントンDCから「ニューヨーク」までは「アムトラック」で向かった。
  

 電車は最後地下に入り到着。しかし、改めて地上に出てみて、その炎熱地獄のような状況に度肝を抜かれた。
でも、「これぞアメリカだ!」とも思った。客待ちの「イエローキャブ」がズラーッと並んでいました。
以後、この「イエローキャブ」はずいぶん利用することになりました。
         
                

 五番街やブロードウェイなど、今度は「これぞニューヨーク!」と言う実感が持てたものでした。
          

 そして、国際色豊かにさまざまな人種が利用していた私たちのホテル。
特に、各国の「フライトアテンダント」の利用が多く、各航空会社の制服姿の人たちの出入りでにぎわっていました。
 そのホテルのまん前の歩道に、なんと地下鉄の排気口がありました。
この排気口からの風が、かの「マリリンモンロー」のスカートを巻き上げた「由緒ある排気口」だったのです。
  

ワシントンDC

2009年01月23日 | 日々これ好日
 このところ目が離せない米国ですね。
休むまもなく、さっそく新政府が活動をはじめていますが、さすがと思ってしまいます。

 政治の中心「ワシントンDC」は、高層ビルもなく、大きな公園や道路などがゆったりと作られているようです。
政治や行政に係るビルなどが多いのは当然ですが、さらに様々なモニュメントや博物館などが多く、とても落ち着いた都市という印象が残っています。

 実は、ワシントンDCでは、どこからも「ワシントン記念塔」が見えます。
2005年の訪問時に撮ったデジカメ写真を紹介してみます。

 もちろん、独立戦争を勝利に導き、建国の父とも言われる初代大統領「ワシントン」を記念したモニュメントです。
およそ170mくらいの高さの、この塔より高いビルなどはないのですね。
だから、どこからも見えるようになっています。

   

          

            日本からの桜で有名な「ポトマック河畔」からの塔です。
             

 この写真の「橋」は、どこかでよく見る橋にとても良く似ていると思いませんか。
そう、新潟市の信濃川にかかる「万代橋」、そっくりだと思いませんか。
  
 この橋は、「ワシントンDC」から「バージニア州」の「アーリントン墓地」に行くときに渡る橋なのです。
橋をわたると、すぐに墓地です。ものすごく厳粛な雰囲気でした。

 さて、こうなると「ニューヨーク」での何枚かも載せてみたくなりました。
それでは、写真を探してみましょうね。

大統領就任式

2009年01月20日 | 日々これ好日
 米国大統領就任式のことやその事前集会の様子がTVや新聞で報じられています。

 さすがに米国大統領ともなると、世界的な儀式であると思いました。
泥沼にはまり込んでいる米国に変革を!と言う願いは米国民ならず世界中の願いでもあるのでしょう。

 「リンカーン記念館」でのイベントを、私はとても懐かしく見ていました。
2005年の夏、私たちファミリーは「ワシントンDCとニューヨーク」の旅を満喫していたのでありました。   

  
                
        

 リンカーンが見据えている、その先の光景です。ワシントン記念塔や議事堂などが見えるのです。
そして、「キング牧師」の有名な演説[ I have a dream!]も、ここからでした。

 オバマ次期大統領が、ここを選んだことに、彼の並々ならぬ決意を感じました。
                    
   
                 

 思い出の写真を、急きょ選んでみました。
当時は、コンパクト・デジカメしか持っていなかったので、迫力に欠けるかもしれませんが、ご了承下さい。

 なお、私の「アメリカの思い出」として紀行文が、この「柄目木庵」に載っています。
2005年の8月30日に「(1)」、
9月4日に「(2)、(3)」、
9月9日に「(4)、(5)」、
9月10日に「(6)、(7)、(8)」、
9月11日に「(9)、(10)」と続きました。

 読み返してみると、まるで野次喜多道中でした。
どうぞ、お時間の取れたときにでも、お越しいただければありがたいことです。

     

福島潟と瓢湖

2009年01月18日 | フォトギャラリー
 昨日は「ビュー福島潟」に行ってみました。
「竹内敏信新春写真展・冬の欧羅巴」を見るためでした。

 私は「ビュー福島潟」の館長であり写真家である「清水重蔵」さんの作品が大好きです。
写真集「はなかがみ」と「新潟 桜一会」の2冊を買っています。

 実は、その「桜一会」に一文を寄せられているのが「竹内敏信」さんでした。
竹内さんという写真家は、あまりにも有名です。
しかも、いつも圧倒されるような作品を発表されています。

 その写真展には、欧羅巴各国で撮られた力作の数々が展示されていました。
すごいな!すごいな!こんな風に撮れたらなあ。うっとりと見とれるばかりでした。


 ようやく現実に立ち返り、それでも、せっかく来たのだからとパチリ。
でも、ここに載せるには、いささか具合がわるいかな、などと遠慮しながらです。

    

                     

 その帰り道に「瓢湖」があります。ちょっと、車を止めました。
50mmのレンズしか持っていなかったので、歯がゆい思いの写真となりました。
  
      
              

雪の華

2009年01月16日 | フォトギャラリー
 朝起きてみると、ちょっとばかり新雪だ!

 こちらの窓を開けてパチリ、あちらからもパチリ。
これで、今日の撮影はおしまい。
あまりに安易すぎるので、手を入れて「白黒」に仕上げてみました。

 春の新緑、秋の紅葉、そして冬の着雪の華と季節ごとに素敵な風情を見せてくれる「大欅」です。
桜だって負けちゃいますよね。はかない雪の華です。
 

 雪と樹木のコラボで、造形の妙が楽しめました。
                 

    

               


 今日は、午後3時過ぎから、「Okさん宅」において「グループK」の集いがありました。
写真教室の有志「グループK]の7人が集まりました。一人¥500の会費でした。
あらかじめ買出しをして、それを「つまみ」に調理してくれた人、自分で収穫した「キユウイや干し柿」などを提供してくれた人、
「Okさんの奥様」の手作りの数々の手料理、それに私(いやDNQさん)提供の焼酎・隼人の涙」、なんとも豪勢になってしまいました。

 さすが本場の焼酎は、みなさんにとても好評でした。
特に「Sさん」は「白い一升瓶とそのラベル」がすっかり気に入って、お土産として持ち帰られました。

 いろいろと尽きない写真談義の中から、グループとしての「月一回の撮影会」「ギャラリーでの作品展示発表会」の企画などが決まったようです。
まず、2月は「福島・大内宿」一泊撮影会が決まりました。

 夢多いシニアたちは意気軒昂でした。

冬の風情を求めて

2009年01月15日 | フォトギャラリー
 やはり素晴らしい写真を撮るには、とにかく人並のことでは、とてもとても、ということは良くわかっている。

 それにもかかわらず、わたしはカメラ片手にいそいそと身辺雑事を撮っている。

 性懲りも無く、もう一度現像してみたり。ちょっと目にも悪いかな、というところですね。
 
             
      
           お隣の樹木をカシャ!
                 

   冬空の夕焼け雲、なんてことは無いけど撮ってみる。
     

             

雪もひとやすみ

2009年01月14日 | 日々これ好日
 朝から快晴です。

 でも昨晩はちょっと風邪気味だったので、早めの就寝でした。
おかげで、風邪の症状がなくなっています。でも、もう少しは大事をとりましょう、というようなところです。

 ところで、下記のようなコメントをいただいていました。
ご本人には了解を得ていないのですが、ちょっと触れたいと思い、大切に思っていたのでした。

-----------------------------------------------------以下引用
Re新年会でした (へなちょこ親爺)
2009-01-11 11:19:26
写真教室の新年会、楽しそうでですね。

私も写真クラブに誘われていますが、やんわりとお断りしています。
上手くとけ込めれば楽しいはずですが、変人親爺は単独行動の方が気楽です。
Q太郎さんは写真のどこが楽しいと思われていますか。

私は良い被写体を見つけ、それをどう表現しようかと色々と迷い、シャッターを押します。
このシャッターを押すまでの迷いが楽しいんです。
その後は本当はどうでもかまいません。
シャッターを押した瞬間に結果が大抵分かります。
後はその通りかを確認するだけです。

こう書いて気がつきました。
良い被写体がある場所は大抵その場にいて気分が良い場所です。
そんな場所をさがしてカメラを持って行く。
話が逆のような結果になりました。
--------------------------------------------------------以上引用

 何度も何度も読み返して、「ああ!私もこんなになりたい!」と思っています。

 もう、十数年前のことではないでしょうか。
「へなちょこ親父」さんの「美人林の芽生え始めたブナの若木たち」の写真を見て以来、いつも頭に残っている「あの光景」でした。
私も訪れてみたものでした。

 最近の彼のBLOGを見て、活躍が続いているようで安心しました。
だから、彼の言っていることが、とてもよく「わかる」のです。
まさに去りがたい至福の出会い、ひと時があるのでしょうね。

 私が書いておきたかったことは以上です。

 以下の写真は、この場ではどうかなと思いながらもズーズーしく載せています。
上手も下手も、みんないいんだよ!これが「柄目木庵」なのです。






雪が積もりました

2009年01月13日 | フォトギャラリー
 昨日から断続的に降った雪は、このシーズン初めての積雪となりました。

         
         12日、朝の雪の状態でした。
このぶんでは、夜の「ケヤキ通り・光のページェント」撮影もOKと思われました。
ところが、夜の撮影開始頃から、はげしい降雪となりました。
 今朝ほどの我が家の庭は、例年通りの様子となりました。
                   

 2人の写真仲間と、夕べ新潟駅南「けや木通り」に出かけました。
駐車場から一時間の予定で、3人それぞれが「ベストポイント」を求めて散らばりました。
 私は、昨年のデータからほとんどの撮影が40から60mmくらいの焦点距離(35mm換算)だったことから、今年は「50mm単焦点F1.4レンズ、ISO800、絞りF8」にセットして出発したのでした。
ズームではないので、一生懸命歩き、動きまわりました。足で撮った写真でした。


              

                     

(同じ写真の2枚目は、いずれも現像時に「露出ー1」段にしてみています)

 さて、自宅に戻り50枚ほどのデータをコンピュータに取り入れてみました。
まあ、作品というほどのものが見当たらない、これは仕方ないとして、そのデータを見てびっくりでした。

 なんと、設定どおりに「絞りF8」でしたが、「ISO1600」になっていたのです。
昨年は、馬鹿な一つ覚えで、苦手なピントは被写界深度で稼ごうという魂胆でした。そして「ISO1600」はカメラが勝手に設定したものでした。

 「私の写真のネット先生(池田送信所/矢口さん)」の疑問にも答えなければと思いました。

 そういえば、「銀山温泉」に行った時の撮影で、夕暮れ時なのに、夕暮れの風情表現ができなく、明るい夕方程度になってばかりいました。
 また、お友達の「クリスマス・イルミネーション」を撮りに行ったときも、勝手にISO1600となっていて、時にはシャッターが下りないという具合でした。

 今朝ほど起き出して「雪の朝・ご近所版」を撮った後、久々にカメラのマニュアルを取り出してみました。

 ありました!ありました!全くの勉強不足!でした。
「感度自動制御」が「する」となっていました。
P,S,A,Mモードにおいて
設定値では適切な露出が得られない場合に、カメラが自動的に「ISO感度」を変更するというものでした。
さらに「制御上限感度1600」となっていましたし、さらに「低速限界設定1/15」となっていましたが、これも必要なときには、さらに低速シャッターになることもある、となっていました。
これらは、購入時の設定のままだったような気がします。

 カメラには、いろいろと無理難題を押し付けていたのだな、などと思いました。
とりあえず「感度自動制御」は「しない」にしてみました。
設定の限界を超えるときには、私の古ぼけた頭が対応できるのでしょうか。心配です。

 いやー、それにしても私の不勉強を露呈してしまいました。
カメラとのコミュニケーションをスムーズに行うことができないようでは失格でした。お粗末でした。
 矢口さん、ご指摘ほんとにありがとう。

写真教室新年会

2009年01月11日 | 日々これ好日
昨夜は、写真教室の新年会でした。

 午後4時から市内の老舗割烹が会場でした。
先生宅での個人的なレッスンを受けている方10名、私たち公民館教室生7名でした。

 先生のごあいさつ
今年は何をめざしますか、というお話から始まりました。
*ぶれの無い写真が撮れるようになりたい
*主役にピントを合わせて写真が撮れるようになりたい
*空を入れない、足切りをしないなど一定の構図を考えてシャッターを切るようにする
*写真を通して皆さんと楽しく会話ができるようにする
*区展、県展などの公募展に挑戦したい
などとわかりやすくお話がありました。

 私は、いまだに「ぶれ」や「ピント」に苦戦している状態です。
このあと、参加者全員が、新年の抱負などを述べ合いました。
大いに刺激をいただきました。

 なかでも、「瓢湖」の白鳥が水面から飛翔に移る力強さの撮影に挑戦された「Sさん」のお話とその写真には、皆さんもう感服でした。
通うこと数十日、撮影は「10,000枚」を超えたそうです。
その画像は、シャッターは1/15秒での流し撮りなのです。
狙った白鳥の首から頭、特にその目にピントが決まっています。しかし、羽などは激しく動き飛翔へのエネルギーとなって写っていました。

 宴会も進み、私のピンボケ話に耳を貸していただいた大先輩の一言「気合を入れて撮らなきゃ!」の一撃。いやー、全くでした。私に一番欠けていたものでした。

 余韻覚めやらぬ私たち数人は、その後先生宅に押しかけました。
「越の寒梅」や奥様手作りの「ポテトサラダ」それに果物のデザートとずいぶんご馳走になってしまいました。

 凍てつく道路に気遣いしながらトボトボ歩いてたどり着いたのが「カラオケスナック」でした。
4人の男、無駄に年は取らなかったようで、それぞれのレパートリーを切れ目無く熱唱。最後はなぜか「新潟ブルース」4本のマイクでそろって絶唱。

 家路へは満月でしたでしょうか。
「月明かり 酔歩のほほに 心地よし」 などと震いながら帰りました。

 
 今日の午後、二日酔いの頭も直りかけた頃、「グループK」の「Kさん」が来てくれました。
明日で「新潟駅南」の光のページェントも終わりです。
さっそく、明日はグループにも呼びかけて、撮影に出かけようということになりました。まあ、お天気次第ですが。


             
           なにも、写真の無いのはさみしいですよね。
昨年の1/13日、まさに光のページェントを撮っていました。
一眼デジを買って半年後のことでした。
明日は、どんな風に撮れるのかな。

冬休み

2009年01月07日 | 旅行など
 しばらくのご無沙汰をしていました。

 お正月のあわただしさも一段落しました。
私たちは、長男家族の冬休みに、お付き合いすることになりました。

 スキーにカラオケ、温泉三昧、できれば寝ていたい、などそれぞれの希望を満たし、かつ安くすむところ。
あそこしかない、そう「大湯温泉だ!」、ということで2泊となりました。

 初日は、雨混じりの雪模様。
お正月前には「志賀高原スキー場」で、華麗なスキー裁きの孫「Yくん」であったが、さすがに「大湯」の雪には悪戦苦闘のようでありました。

         

 じつは、例年であれば、身の丈ほどの積雪なのに、あまりにも小雪である。
世情も不安であるが、自然界も「驕れる人類へのつけ」を突きつけているようで不安を覚えてしまいます。

     

 それでも、スキーにそり遊び、カラオケ、昼寝、温泉や読書三昧、論文の推敲完成など、それぞれがまあまあの満足感を得たようでした。

               

 お帰りの今日は快晴となりました。
道の駅「ゆのたに」で、お土産などを買いました。
そして「小出IC」で、二家族はそれぞれ、東京方面、新潟方面へと走りました。

 さきほど、無事到着したという電話が入りました。
 今日で「冬休み」も終わりですね。

ニューイヤー

2009年01月02日 | 音楽など
 元旦と今日(2日)、朝のうちは屋根に白いものがうっすらでしたが、すぐに消えてしまっています。

   お正月ですから、福寿草や紅梅の写真を飾ってみています。
    

 忘れないうちに、年末年始のことをちょっとメモしておこうと思います。

 大晦日の夜、8時頃に「りゅーとぴあ」に出かけました。
4年に一度、3回目となる「にいがたジルベスターコンサート2008」です。
家族5人の席はステージサイドの2階席でした。

 大晦日だというのに、ホールは満席となりました。
「東京交響楽団」の演奏となります。
夜10時近くになり、「開幕ファンファーレ」が鳴り響き、「オルガン・プレ・コンサート」がはじまり、いよいよ開演です。

 オペレッタ「軽騎兵序曲」、ポルカ「観光列車」で、まず雰囲気づくりです。
今宵は「ウィーン風大晦日(ジルベスター)」というお膳立てのようです。
ウィーンでの大晦日は「オペレッタ・こうもり」が定番なのだそうです。

 J.シュトラウスIIのオペレッタ「こうもり」ハイライトがメインです。
「序曲」に始まり、アリア、合唱などで人間模様のドタバタ(浮気、疑い、恋心など)が表現されます。典型的なオペレッタということでしょうか。

 オペレッタの第二幕、舞踏会でのゲストによる
「夜明けの歌(郡 愛子)」、「チゴイネルワイゼン(大谷 康子)」などはさすがに圧巻でした。

 今宵のもうひとつのメインは、夜中の零時ジャストに演奏が終わる「カウントダウン」でした。
「秋山 和慶」指揮で「ラヴェルのボレロ」でした。
 11時45分ちょっと前から静かに静かに「小太鼓」がリズムを刻み始め、次々と楽器が変わり、加わり、ダイナミックな音響となって行きます。
最後は大太鼓が加わりました。もう終りです。ちょっと時間が早いか!
さっと指揮者が振り終わりました。
2秒前でした。
そして、2009年!クラッカーの音、ブラボーの叫びが会場に響き渡りました。

 さあ、ここからは「ニューイヤーコンサート」です。
「ファンファーレ新潟」、ポルカ「憂いもなく」、そして定番「美しき青きドナウ」の演奏でした。
「こうもり」も第三幕で、めでたしめでたし、となりました。

 最後はあの曲「ラディツキー行進曲」です。
私たちもこの曲には、拍手で参加、でも時ならぬときにも拍手したりしていました。やがて最高潮に達してコンサートも終わりでした。

 帰り際に、お土産のお酒「八海山」、抽選で当たったワイン「ロゼ」を大事に抱えて、帰宅できたのは元旦の朝、3時近くでした。


 我が家では、元旦の夜NHK TV「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」も視聴の定番です。そのあとすぐに「名曲アルバム」でした。
実際に「ウィーン学友協会ホール」でのコンサートを聴いている長男家族は、ウィーンの様子を懐かしく見ていました。
かくして、「ウィーン風」を満喫したお正月でした。


 なお、先ほど無線の「QSOパーティー」に参加して、多くのハムのみなさんと「年賀のあいさつ」ができました。
いよいよ、2009年もスタートした、という実感がわいて来ました。