柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

黄金のはさ木並木

2011年09月30日 | 日々これ好日
 9月25日(日曜日)、ここ秋葉区満願寺の「はさ木並木」では、「稲のはさ架けや収穫を体験」するイベントがありました。

 春の田植えの時期に「田植えの体験」にも参加していた親子づれなど、多くの人たちが、まず「稲刈り」に挑戦していました。
見ているだけで,思わず微笑みが浮かんでくる子供達の真剣な様子。
子供達に貴重な体験をさせようというお母さん、お父さん達、すばらしいことだと思いました。


















 まさに、「黄金の並木道」ができあがりました。
さぞかし、おいしいお米が収穫できることでしょう。

 今の青少年にとって、決定的に欠けていることは「物を作る、物を生産する」という基本的な体験です。
バーチャルな世界などで遊んでばかりいるようなことでは、健全な子供が育たないように思います。
今回の「体験学習」に、たくさんの親子が参加されてたことに、健康な市民の姿を見る思いでした。

彼岸花

2011年09月28日 | フォトギャラリー
 この季節、私にはぜひカメラに納めたいと思っていた花がありました。
それが「そばの花」と「彼岸花」でした。

 「そばの花」は写真の先輩が「そば畑」を美しく撮っていました。
またNHKテレビ「おひさま」に安曇野の美しい「そば畑」が登場していました。
私も、私なりに「そば畑」を撮ってきたい、その思いが先日の「下田」での撮影で叶いました。前回の記事で紹介できました。

 もう一つの花「彼岸花」は、数年前の埼玉「巾着田」で見た光景に圧倒されていました。
多くのカメラマンが、あの独特な花姿に惹かれて挑戦されています。魅力的な被写体なのでしょうね。

 我が家でも毎年、彼岸花が咲いてくれるのですが、今年はどういうわけか未だに芽さいでていません。
昨日、近くの空き地に3本だけ、ぽつんぽつんと咲いていました。











三条市下田にて

2011年09月27日 | 日々これ好日
 24日(土曜日)、この日はまさに行楽日和でした。

 私ども夫婦は、よほどのことがない限り土曜日、日曜日はじっとしていて
ウィークディーに出かけることが多いのです。
しかし、この日は別でした。何という爽やかな日でしょうか。さすがに、じっとしていることができませんでした。

 久しぶりにわき上がる「写欲」とでも言うのでしょうか。
生まれも育ちも「三条」の人である私は,この日、家内を誘って一緒に三条市「下田の里」の風物撮影を楽しんで来ました。
















 かつての「種畜場」あとの草原、そこから望める「粟が岳」の姿。
「北五百川の棚田」、前回の豪雨でいくつかの田んぼが土砂で埋まっていました。しかし、おびただしい「バッタ」の数。健康な自然が残されていました。
どれもこれも、私には「ふるさとの景色」でした。私の祖母が下田の人でした。
そして、幼い頃、父や母に連れられて訪れたことの記憶が懐かしくよみがえってきました。

 必ずしも「いい作品」ではないかもしれませんが、伸びやかな素朴な自然風景に癒やされて帰ることができました。

雅の秋の前に

2011年09月26日 | 日々これ好日
 お天気模様が、まさに日替わりです。秋なればこそでしょうか。

 数日前の雨の一日、戯れにシャッターを押してみる、そんな日のショットでした。


 夏の盛りも過ぎて、湖沼の様子も激変です。
子孫を残す準備もできて、蓮やオニバスもまもなく湖底に沈むのでしょうか。
湖面はやがて白鳥たちの楽園となることでしょう。




 23日(秋分の日)、ここ「福島潟」ではやがて飛来する「オオヒシクイ」の歓迎イベントがありました。
夕方からボランティアの皆さんにより「オオヒシクイ」の姿が「一万本」のローソク点灯により浮かび上がりました。
カメラマンが「ビュー福島潟」の屋上にひしめいていました。
私もその光景を撮りたくて、先発していた「F」の仲間に助けられて、なんとか撮影できました。
これで、今年もたくさんの「オオヒシクイ」が飛んできてくれることでしょう。



仲秋のころ(2)

2011年09月22日 | フォトギャラリー
 ご近所巡りの続きです。この時期には「野菊やコスモス」がすてきですね。













さいわい「台風15号」は、私どもには被害もなく通過してくれました。

 しかし、全国的にはたいへんな被害を及ぼして去って行きました。
被災されました皆様には、衷心よりお見舞い申し上げます。

 最近、こうもうち続く災害を見たり体験してみると、考え込まざるを得ませんね。
山崩れなどは、特に人知を超えた自然のなせるわざと思わざるを得ません。
このような危険の予想される場所であっても、ご先祖が開拓された「ふるさと」なのでしょうね。
しかし、「減災」という観点もあるように思われます。そこから「逃げ出す勇気」も立派な英知ではないかと
思っています。でも、当事者の皆様からは、おしかりをいただくことでしょうね。

 無責任な年寄りの「ひとりごと」でした。

仲秋のころ

2011年09月21日 | 日々これ好日
 台風15号の動向が心配されます。
上陸すれば、かなり勢力は弱まるでしょうが、雨による被害が大きいようで心配です。

 数日来、一気に肌寒い日々となっています。
ときまさに「仲秋のころ」となりました。まもなく「秋のお彼岸」です。
野に咲く花々も活気が出てきました。

 我が家の「トラノオ」も花が咲き出しました。実は「フイリヤブラン」というのが正しいようです。
ついでにご近所をひと回りしてきました。












 超ピンボケ画像がなぜか削除できませんでした。
ひところの勢いがないアサガオと枯れ葉も、やはり秋の風情かな、などと思っています。


 その後、植物園などで見かけるところに撚れば、この記事の最初の2枚は「フイリヤブラン」というようです。

踊る・撮る

2011年09月20日 | フォトギャラリー
 先週土曜日から新潟市中央区の繁華街で「にいがた総おどり」が行われました。

 毎度のことながら、「よくもまあ、こんなに熱くなれるものだ!」と踊り手の皆さんに感動していました。
ところがです、その踊り手を、驚くほど多数のカメラマンが撮りまくっていました。
お金を払ってベストポジションを確保してカメラを構え、撮りまくる、これまた感動でした。

 私はと言えば、ささやかな出費をケチって、人の肩ごしから写真を撮っていました。
熱意と言うものが全然ちがうなあ、などと「踊り手・撮り手」のみなさんに密かにエールを送っていました。
















 いつの日か、あの特別席を確保して「総おどり」を撮るような日が私にも来るのでしょうか。

夏の思いで

2011年09月19日 | 日々これ好日
 今日(19日)はなんと前日より気温が10度近く下がっています。
ようやくBLOGを書こうか、というような気力が戻りました。

 先週15日、16日、ぶり返していた残暑が続く中、涼をもとめて「阿賀町」に遊びました。

 みかわ温泉前の「やなば」です。
ここ「みかわ温泉」は冬の時期、孫達の「みかわ温泉スキー場」の利用で、いつも宿泊をしていました。
夏場に訪れたのははじめてでした。温泉につかり、ひたすらのんびりと過ごしました。




 翌日も午前中、時間延長をして、寝転がって読書三昧でした。
お昼は、「おそば」にしようかと阿賀野川上流の旧津川町に出かけました。
はじめてでしたが、いかにも「老舗」という感じのお店がありました。




 ここ津川町は5月上旬の「狐の嫁入り」のイベントで町おこしをしています。
いつか、撮影になどと思いながら、その機会を持てていませんでした。




 来るときは、磐越道でしたが、帰り道は「49号線」を走りました。
ついこの間の「福島新潟豪雨」で阿賀野川沿いに走る「49号線」も、あちこちで道路決壊・冠水などで、
その復旧工事が行われていて、道路の交互通行カ所が多くて閉口しました。
途中の道の駅「阿賀の里」も、阿賀野川の氾濫・冠水でかなりのダメージを受けていました。

 同行してくれた長男は、地酒「麒麟山」を求めて満足そうでした。

どうして暑いの!

2011年09月15日 | 日々これ好日
 爽やかな一時期もあったのですが、ここのところ連日30度を超す暑さが続いています。
こうなると、私の「思考回路」がうまく機能しないのです。

 近頃「ガガブタ」さんのことを夢にまでも見る始末でした。
この猛暑の中で、あの気高い「雪の精」へのあこがれのようなものがうずいていました。
あらためて前回のギャラリーの中を探して見ました。








 、十五夜の月を見送っていました。
ならばと言うことで、超恥ずかしいのですが手持ちで、お隣の屋根から上ってきた「十六夜の月」でした。
ちょっと無謀ともいえる撮り方でした。ほんとは、月面の「うさぎさん」を写し撮りたかったのです。
「電球さん」や「けんちゃさん」にご指導をお願いしなければと思っています。

ハピーサンセット

2011年09月12日 | フォトギャラリー
 9月8日、私は家内の姉夫婦をお誘いして、寺泊岬温泉「ホテル飛鳥」に向かっていました。

 まもなくひと月になろうとする家内の怪我、さいわい回復も順調でしたので、その快気祝いでした。
しかし、私にはもう一つの目当てがありました。ここには「夕日撮影」の定番ポイントがあるのです。

 一風呂浴びて、いそいそとホテルの外へ。みなさんは「なでしこジャパンと北朝鮮」のサッカーをTV観戦でした。

 今日は素敵な夕日となりそうです。そんな予感がしていました。そろっとドラマの始まりです。
カシャ、カシャとやっていると、なんと「ブライダルのお二人」が「ヘヤーとコスチューム係の二人の女性」と
それに「プロカメラマン」を従えて入ってきたではありませんか。

 プロカメラマンの了解をいただき、営業妨害にならないように気を使いながら、
このドラマ撮影に参加することができました。


















 プロカメラマンのてきぱきとした指示で、ヘヤーやコスチュームが整えられ、二人にはポーズが指導されていきました。
強烈で劇的に変化していくサンセットの日ざし、許される時間はわずかです。
それらのことが夕日とともに、私にはとても刺激的な体験となりました。
とにかくフラッシュやクローズアップも遠慮して、シルエットで撮るよりしかたがありませんでした。

 ようやく緊張の時間も終わり、お聞きしてみると12月の結婚ではあるが、この季節のサンセットを背景に、
この場所での記念撮影が、お二人の希望であったそうです。
お二人の幸せを祈念して、この貴重な体験に感謝しました。

オニバスの花など

2011年09月10日 | フォトギャラリー
 先日「はぎ」の花が咲いていることに気づきました。
うれしいような驚きでもありました。やはり「秋」なんだと思いました。


 この間の「福島潟」ですが、撮影の本命はオニバスの花」でした。
不思議な花です。あの巨大な自分の葉を破って、お花が突き出てきて咲くこともあるのですから。





 
 「ホテイアオイの花」でしょうか。盛りのようでした。

 実は、さきほど「ミズアオイ」ですよ、と教えてくださるコメントをいただきました。
ありがたいことでした。下のコメント欄もご覧ください。
なにか「ミズアオイ」とは出会いがあったような気持ちとなりました。







ガガブタ

2011年09月08日 | 日々これ好日
 昨日は気持ちのよい爽やかな一日でした。
「PHOTOグループF」の5人のメンバーが、午前9時過ぎに「福島潟のオニバス池」に集合しました。

 かなりの数のカメラマンが「オニバス撮影」に出かけてきていました。
ちょっと暑くなってきたかなと言うような日ざしでした。
「オニバス」も時間とともに、お花の開いている角度が大きくなってきたようです。

 じつは、お友達から「ガガブタ」も咲いているよ、と事前に教えてもらっていました。
なんだ!「がが豚」とは、どんな花なんだろう。興味津々でした。










 ちょっと上の写真を切り取って大きくしてみました。ボケボケの写真しか撮れなかった自分が情けなかったです。


 私は「オニバス」もさることながら、この「ガガブタ」の美しさにすっかり魅せられてしまいました。
レンズを変えたり構図を変えたりと、悪戦苦闘しましたが、沼地に入り込めませんし、難しい被写体でした。

 「ガガブタ」という名前からはとても想像できなかった花の姿でした。
実は漢字では「鏡蓋」でした。「豚」ではなく「蓋」だったのです。
さらに英名では「Water Snowflake」だとお友達からメールで教えてもらいました。

 納得なっとく、でした。あのうつくしい花の姿は「雪の結晶」や「ひとひらの雪」のイメージでした。
なんとか、来年のシーズンには、もっともっと美しく撮ってあげよう、そんな気持ちとなりました。

低気圧(台風12号)

2011年09月06日 | 日々これ好日
 今日は、なんと爽やかな秋の一日だったことでしょう。

 昨日は台風(12号)崩れの低気圧が日本海を北上していきました。
その前後に現れた異様とも言える空の様子を撮っていました。
どんどん曇り空に変化していき、とうとう雨となったのでした。










 それにしても「災害列島/日本」ですね。このうち続く災害の連続は、いったいどういうことなのでしょうか。
せめて政治家の皆さんには、みみっちい党利党略の政争に明け暮れていないで、
一丸となって復旧復興に全力で当たってほしいものです。

宵の風舞

2011年09月05日 | 日々これ好日
 全国的な規模で甚大な被害を引き起こしながら「台風12号」は日本海を北上しています。

 ここ新潟市秋葉区でも、数日前からフェーン現象による猛暑が続いていました。
今日の午後からは、それなりに風雨が強くなりましたが、すでに勢力を失っていたので、たいしたこともなく過ぎ去っていきました。

 秋葉区では恒例の「夏祭り・屋台まつり」が8月中に終わっていました。諸事情で私は撮影にはでかけることができませんでした。
さいわい、この3日(土曜日)には「宵の風舞」がありました。
これは正調「新津松阪」に合わせて、選ばれた踊り手だけによる民謡流しです。それは見事なものです。

   イヤーサア 秋葉山から
  吹き下ろす風は ハーイッチョー
  新津繁盛と吹き下ろす・・・・・・・・・・・










 この「宵の風舞」をもって新津地区も、いよいよ秋本番となることでしょう。
そういえば、台風一過、ぐっと涼しくなりました。秋の虫たちの音も一段と賑やかになったようです。

後ボケへの挑戦

2011年09月02日 | フォトギャラリー
 8月も最後の日(31日)、この日は「新津フラワーランド」に9時半集合。

 かねてから「ヒロさん」に写真の撮り方、特に「マクロ撮影・ぼけの活用」のご指導をお願いしておきました。
先生役の「ヒロ」さんをいれて4人のカメラマンが集まりました。

 「フラワーランド」の温室状態の中ですから、めちゃくちゃ暑いわけです。
それでも、汗だくになりながら、この「ネムの木の花」を、この辺から、あの辺をバックに狙って、などと教えていただきます。

 「ヒロ」さんのお手本撮影の、花の大きさや構図、後ボケなどはさすがです。
同じように狙いながら、私の写真は全体が手ぶれで「ぼけぼけ」で、お花も小さく写っていて貧弱です。

 なんとかトリミングをして、ちょっと「かっこう」をつけてみましたが、いかがでしょうか。






 今度は、自主作品と言うことで、私なりに被写体を見つけて挑戦してみました。
今度は、屋外で三脚も使って、しっかりと撮ってみようと思っています。






 マクロレンズでのピント合わせの難しさを、しっかりと感じています。
それと構図、ぼけの活用、まだまだたくさんシャッターを切ってみなければと痛感しました。