柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

「いい湯らてい」

2006年03月30日 | お出かけ
 毎度のことながら、昨日のことです。

 もう二日ほど予定せざる寒冷前線通過で、なんと「白いもの」がちらほらでした。

 春休みになり、長男家族が来ていました。
久しぶりにみんなで、お昼はインド・パキスタン料理の店「ナイル」に行きました。インドの方が何人かでおやりのお店です。
とても「ミトチャ(おいしい)」ので評判です。

 いつもいただくのは定番の「ナンとカレーのランチ」です。
注文によっては「ナン」のお代わりも出来ます。
 それぞれがカレーの「具と辛さそれに飲み物」をオーダーできます。

 私は、「チキン、Verry Hot、コーヒー」と注文しました。
それぞれが思い思いの注文をしました。
熱々のナンをちぎり、激辛カレーをつけて口に入れます。たちまちに口の中が火事になりました。「ホーホー」と息を吐きながら挑戦です。これがたまらないのです。最後はホットコーヒーで死にそうでした。

 お口の中ばかりではなく、体から温まりたいというので三条市は「下田(しただ)」の「いい湯らてい」を目指しました。五泉、加茂と通り抜けて一時間半くらいのドライブです。長男の運転する「プラド」にとってはなんでもない距離でした。

 なんと下田は一メートル近くの積雪がありました。
そうか、春だ春だと浮かれていたが、ここはまだ冬なのだ、ということがわかりました。
日帰り温泉「いい湯らてい」の湯船からは、降りしきる雪景色の中に名勝「八木鼻」の岩の屏風が立ちはだかるように屹立しているのが見えました。
 さいわい、夕方なので帰り客も多く、まさに「じょんのび」なお風呂で存分に温まることが出来ました。

 夕食も、こちらで「いい湯ら御膳」で済ませました。
やはり、ご飯がおいしいね、というのがみんなの一致した感想でした。下田の「こしひかり」は特別に美味しいのかもしれません。

 とっぷり暮れて雪もちらつく田舎道を帰りました。
後は寝るだけですから。
 お泊まりに比べたらささやかな贅沢だったと思います。

春の日に

2006年03月27日 | アマチュア無線
 昨夜は雨だった。
しかし、今日は実にさわやかな快晴。

 貴重な朝の時間ではあったが、思い切って散髪をして、やや短めのヘヤースタイルとした。これで春へとスイッチを切り替えた気分となった。
 帰宅してから、家の周りのはき掃除とさっそく生えてきた雑草をちょっと引き抜いて、プランターのパンジーの手入れなどした。

 
 ところで、昨日は新津クラブの定期総会。
かつては180名を超える会員も、今では40名ちょっと。12名の出席だった。
型どおりの報告、次年度計画なども終了。
 そのあと雑談時間となった。そこで「月一度のミーティングの話題が程度が高くて内容もわからず、出席も遠慮がち」という意見が出てドキッとする。
何か大事なことを忘れてしまっていたことに気づかされたように思った。

 夜は、懇親会ということで場所を移して6人で和気あいあいの飲み会。
アルコールもお手伝いしての無礼講!いけない話も出たり。
 上級資格に挑戦された方がさわやかに語られていた。
一方で、移動運用でのオーバーパワーや4アマの電信QSOとかなども話題として出たりした。

 ルールがあるから楽しめる「ハムの世界」なのだと思っている。
でも最終的には、各自の「心のありよう」なのでしょうね。


水芭蕉も咲いて

2006年03月26日 | 日々これ好日
 昨日は、新津の丘陵にある新潟薬科大学の公開講座に出席。

 この大学は、今年から新潟キャンパスも全学部、こちらに引越しを完了。
6年制大学として,新たに出発となる。
薬剤師も6年間の専門教育が必要となったようだ。まさに時代の要請であろうか。
医師の3分間診療を十分にその専門性で補って欲しいものである。

 今回の講座は3回目の最後の講座であった。
学長の山崎 幹夫先生の「現代医療の中で伝承医療を活かす」というものであった。
 世界各国の伝承医療の紹介と特に漢方薬の利用と注意点については、とても参考になった。

 この新津地区は「区政」がひかれる来年には、「秋葉区」がほぼ決まりのようである。講座の帰り道、秋葉山の中の道を選んでみた。
 途中、秋葉湖周辺の水芭蕉を見る家族連れの姿が見えた。
車を降りて、パチリパチリ。少し早いようだが小ぶりの「白い妖精」が慎ましやかに咲いていた。



                  


鶯の初音

2006年03月25日 | アマチュア無線
 昨日のことになる。
お彼岸も明けて、いよいよ春への準備である。お天気もよし。

 朝から樹木の「冬囲い(雪囲い)」をはずす作業を始めた。
そのとき、ホーホケキョ、むむ!まさしく「うぐいす」だ。
我が家の近くに狭いながらも竹林がある。そこからであろう。
しばらくして、ふたたび聞えた。もうかなり上手に鳴いているではないか。


 冬囲いを解かれた木々は、陽光を浴びて気持ちよさそうに見える。
冬囲いをした頃に咲き始めていた「赤い山茶花」が、選手交代を意識してか、はらはらと散り急いでいるようだ。
 代わって、「侘び助」が白い花をたくさんつけている。
何本かある「ヤブ椿」の中に一輪だけが先駆けて花開いていた。大方は蕾のままである。 





                        


 今日は、実は衛星通信の実験を予定していた。
庭仕事を中断して、11時06分から始まるパスに合わせて、車で15分ほどの阿賀野川の土手まで移動。

 まずは、東西南北をコンパスで確認。
車は南に向けて停車。パソコンに直射日光を当てないためである。
アンテナをたてて、無線機を働かせる。パソコンでの制御とアンテナの能力テストが今日の目的である。
 ところがである。パソコンの画面がぜんぜん見えない。鏡のように私の顔が映るだけ。
そもそもカーソルがどの辺を動いているかもわからない。
衛星通信ソフトを立ち上げることもままならない。何たることだ。あまりのお天気のよさ。明るすぎてパソコンの液晶画面が見えないのだ。




 そうこうするうちに、衛星(VO-52)が地平線から現れる時間を過ぎてしまっている。アンテナを北からちょっと西よりにセット。無線機のパソコン制御はあきらめて、435.260MHzで「トトトト」と打つと、すぐに144MHzでの自分のダウンリンクを見つけることが出来た。
「CQ CQ de JA0AAQ JA0AAQ K」を何度か繰り返すが応答無し。
そのうちに、九州の局のCQが聞えてきた。一発で互いに「599」交換。

 やがて衛星は遠ざかり始めて、受信周波数が急激に変化する。アンテナをちょいと回して再度ダウンリンクを確認するが成功しなかった。
ついに衛星は南の地平線に沈んだようだ。
 やはり実践を繰り返しさまざまなノウハウを積み重ねる必要があることを痛切に感じた。またこれがアマチュア無線の醍醐味でもあろう。

 すぐに引き上げて、冬囲い撤去の作業を続けた。
12月の冬囲いは「シルバー人材センター」の方が3人がかりで、一日で終わっている。
私の場合は、取り外しだから、よほど楽なのであるが、不要になった縄や竹材の整理・収納などもあるので、一日で終了とはいかなかった。

走れば「MOZART」

2006年03月23日 | 音楽など
 私の車「チャレンジャー(三菱)」は走り出せば「MOZART」が流れ出します。

 今年は「MOZART生誕250年」とか。
多くのCDセットが売り出されたが、私が手にしたものは「BEST MOZART100」でした。とても売れたようです。
車のCDチェンジャーにCD6枚をセットしてあります。
この一年間はMOZARTにこだわってみようと思っています。
一月からですから、すでに6枚組みのCDが何度も一巡しています。
とても気持ちよくさわやかにドライブできます。

 DISK1:FAVORRITE MOZART 交響曲と協奏曲
 DISK2:OPERATIC MOZART フィガロの結婚、コジ・ファン・トゥッテなど
 DISK3:OPERATIC MOZART 魔笛など
 DISK4:POPULAR MOZART アイネ・クライネ・ナハトムジークなど
 DISK5:MOZART IN VARIATION 文字通りさまざまな楽器による楽しい演奏など
 DISK6:SPIRITUAL MOZART レクイエムはじめ多くの宗教曲など

 私は、交響曲40番,41番はもちろん大好きです。やはりアイネ・クライネ・ナハトムジークやクラリネット協奏曲には心安らぎますね。
 コジ・ファン・トゥッテは簡略なステージではありますが観たことがあり、楽しく聴いています。
 いつか本格的な「魔笛」のステージを観たいと思っています。できれば「夜の女王のアリア」はぜひ「崔岩光/サイ・イエングアン」さんでと思っています。彼女のはまり役だと聞いています。家内が彼女の強烈なフアンなのです。
僕も彼女の「コロラトゥラ・ソプラノ」は世界一だと思っています。

 心穏やかならざるときなど、「レクイエム」や「アヴェ・ヴェルム・コルプス」などが聴こえてくると、いつの間にか心静かになり、心が浄化されるような気がします。

 今や時代もIT革命の時代となり、私たちはみんなで「モーツアルト」を共有できることとなりました。とてもうれしくもありすばらしい事だと思っています。

 実は、ついこの間、ひょいと取り出したCDがドビッシーの「牧神の午後への前奏曲」でした。私のリスニングルームでのことでした。
 あれえー!音楽ってモーツアルトばかりではなかったのだ!
この響き、輝きはなんなのだ!     

 音楽っていいですね。聞きかじりの知ったかぶりの親父の独白でした。

春分の日

2006年03月21日 | 日々これ好日
 今日はお彼岸の中日、しかし雨は降る、雷は鳴る、そんな具合でアマチュア無線で「新市」を狙って通信をする気力も無かった。

 お昼近くからテレビワッチ。
さいわい、日本がキューバに4対1で勝っていた。
ところがである、恐るべき破壊力・攻撃力をみせるキューバには、先行しているとはいえ、まったく気が抜けない。

 日本は奇跡的によみがえった結果の決勝戦。
イチローはじめ一丸となっての戦いは、さいわい勝利の女神は日本に微笑んだ!
10対6、歴史に残る大試合であったと思う。

 韓国戦もすごかったが、今日のテレビ観戦ほどくたびれた事は無かった。
とにかく試合が終わったら、へなへなとなりそうだった。
ほんとによくやったよな!


 ついに晴れ間もでなかった「春分の日」であった。
しかし、これからは太陽が南半球から、こちら北半球に移ってきてくれたのである。
このこともとってもうれしい!

彼岸の入り

2006年03月19日 | 良寛さまのことなど
 昨日のことである。昨日18日はお彼岸の入りであった。

 私の中に、たちまちにプランが出来上がった。
そうだ「和島」に良寛さまを訪ねて、ついでに良寛さまと私の両親のお墓まいりもしてきたい。

 こんな私のプランに乗ってくれたのは、家内の実家の兄夫婦それに下の妹さんであった。我が家に集合即出発。車の中は話に話が重なり大変である。話題も尽きないうちにはやくも新しく出来た116号線バイパスの「道の駅・良寛の里」に到着休憩。

 道の駅からすぐ近くに「良寛の里美術館」があった。
「和島」は良寛と「貞心尼」が初めて出逢ったところである。



    きみにかくあひ見ることのうれしさも
         まださめやらぬゆめかとぞおもふ

    ゆめの世にかつまどろみてゆめをまた
         かたるもゆめもそれがまにまに          

 ふたりの初逢瀬は、静かに熱く語り合って時間も止まったことであろう。
ふたりの像の背景の庭に、「とさみずき」の花の黄色がすてきだった。

                  

 時期的に早すぎるのか、美術館には他に訪れる方も無く、心行くまで「良寛の書」の美しさを鑑賞できた。内容や意味のことなどを読み取ることはとてもできないが、流れるような筆遣いに引き込まれてしまった。
五合庵や乙子草庵での独居から生み出されたものなのであろうか。



                       

 美術館での見学後には、お食事処「てまり」でお腹を満たした。
車でちょっと移動して「隆泉寺」に移動。
ここには、良寛さまのお墓もあるが、実は私の両親の墓もある。
持参したローソク、線香をあげて手を合わせた。
その後、良寛さまと弟・由之の墓にもおまいりした。

 これからは、いわば帰り道、一山超えて「寺泊港」である。
「魚のアメヨコ」で思い思いの「浜焼き」にかぶりついた。私は「貝柱の串し焼き」、これがけっこうたまらなく美味しいのであった。

 さらに、信濃川分水を渡り国上山山麓の「路の駅・国上」で足湯にひたる。
すっかり満ち足りた気持ちとなったのでした。

「なごり雪」か

2006年03月13日 | 日々これ好日


 昨日からの寒気団の南下で、日本列島の日本海側は寒気にすっぽりと覆われていました。今朝ほど起きだしてみてびっくり。朝食も忘れてパチリパチリ。



 この時期の雪は、いわゆる「あわ雪」とか「なごり雪」などと呼んでいるようです。忘れた頃に自然は素敵なプレゼントをするものですね。
 いまだ冬枯れの木々に華やかに「雪の華」が咲きました。



 我が家の庭には、2基の石灯篭があります。庭造りのときに庭師が置いてくれたものです。ちょっと風情がありますね。いつもはその存在すら忘れているのですが。



 午後から、お天気が回復してきてお日様が顔をだしてきました。
文字通り「淡雪」ですね。かわいそうに木の枝の「雪の華」がどんどん落下しています。
 春だ春だ!、と落ち着かなかったこのごろでしたが、寒さの戻りで何か落ち着きました。

PS
 実は、夕方頃から再び雪が激しく降りだしたりしています。
どうも明日いっぱいは寒波が居座るとか。
これでは、梅の花のつぼみもびっくりしたことでしょうね。

パソコン制御

2006年03月12日 | アマチュア無線
 昨日は暖かであった。しかし、今日は朝から「みぞれ」模様である。

 我が家での衛星通信の運用、特に「VO-52]でのアップリンク周波数の430MHzに問題がある。残念ながらお隣のお家には電波障害を及ぼすようである。

 したがって、どこか野原などで心おき無く運用を出来るようにと衛星通信の移動運用を考えている。
 せっかくだからと、暖かくなり移動運用に出かけたときには、無線機のコントロールをコンピュータで行えるようにしておきたい。
そんなことを考えて、昨日は我が家の車庫の脇で実験をしてみた。

 無線機とパソコンの相互通信(コントロール)には、古い規格の「RS-232C」のクロスケーブルを必要とする。
残念ながら、どこを探してもクロスケーブルはない。そもそも9ピン(メス)のコネクターが手に入らない。
私の相談に乗ってくれたのは、わが新津クラブの田中OMであった。さっそくケーブルを自作して届けてくださった。
さらに、144と430のクロス八木アンテナまでプレゼントしていただいた。

 クロスケーブルで接続して、いろいろと設定をするが、なにしろわかりやすく書かれたマニュアルなども無く、コンピュータと無線機が相互に通信できるまでに時間がかかった。

 CALSATというソフトが衛星の軌道やドップラー効果の値も計算してくれている。
気がついたら無線機FT-847の周波数が、コンピュータで制御されながら刻々と変化しているではないか。思わず「ヤッター」と叫んだ!

 このときはダミーアンテナだったが、送信もOK のようだ。
しかし、パワーが異状に小さい。何のことはない。バッテリーが上がり気味だった。無線機とDC/ACコンバーターでのパソコン使用は、かなりの電力を使うことがわかった。これも今後の課題である。

 実は、まだまだ課題も多い。
コンピュータへの送信パワーのフィードバックがない。ケーブルは必要最小限の3本だけのものであるが、結線不足の端子があるかもしれない。
何よりも、衛星を見ながらの運用で設定を種々代えてみる必要があろう。
そして、いろいろな方から衛星用にとアンテナをいただいている。これらも全部試してみたい。

 いずれにせよ、今年は衛星通信だけでも大いに楽しめそうである。

町屋の人形さま巡り

2006年03月09日 | お出かけ
 新潟県の北部に城下町「村上市」があります。
そこでは、毎年雛祭りの頃に「町屋の人形さま巡り」という行事が、市民参加で行われている。

 去る7日(火曜日)、その村上まで車を走らせた。
「村上市郷土資料館」では、村上藩主内藤家旧蔵の大名雛など数々が展示されていて、落ち着いた品格のあるものが多く見れた。
 その資料館の隣には、重要文化財「村上藩士若林家住宅」が保存されていて見学できるようになっていた。当時の武士の生活を垣間見ることが出来た。
質素ながらも、それなりの格式を感じた。

  

 「町屋の人形さま巡り」では、市内の商家や民家のあちこちで所蔵されている雛人形を、それぞれが思い思いにデスプレーをして観光客に公開しているのである。
町屋作りの旧家ならではの所蔵雛があるかと思うと、比較的最近集めたと思われるほほえましいミニチュアのお雛様ありで、市民参加のすばらしさで楽しませてくれる。

 村上といえば、やはり「鮭」であろう。
町屋作りの家、その奥には「村上独特の塩引き鮭」が、びっくりするくらいたくさんぶら下がっていた。見事というほか無い。

                       



 また、とある町屋作りの家の「お雛様」はさすがである。その家の娘たちの健やかな成長を願ってそろえたとか、また、婚礼の際の持参品であったりするようだ。

                    

 町中には、土人形のお雛様や貝殻を利用したものなど、いろいろな変わり雛をたくさんみることができました。いずれもすばらしいものではあるが、下の写真は我が女房殿のカメラに収められていたものです。
 雑駁にしか見ていない私とは違ったセンスだと思いました。いいですね。

                    


 実は、町中をほんとによく歩き回りました。
時には民芸品も扱う食堂で、またしゃれた喫茶店で適当に休んでいました。
お天気にも恵まれてとても素敵な一日でした。
 さらにまたまた贅沢をしてしまいました。その夜は厚生年金会館「サンピア瀬波」に泊まってしまったのです。夕日よし、温泉よし、料理よしでした。
 

衛星通信用アンテナ

2006年03月02日 | アマチュア無線
 今日は寒気団が日本をすっぽりと覆うという予報であった。

 でも、午後になっても曇り空のまま。
思い切って「ガレージ」に出勤。衛星通信用のアンテナの架設装置の工作を始めた。

 ホームページやブログなどで、この道の先輩の皆さんから、いろいろと情報をいただいたり、技術的な面のヒントをたくさん収集しておいた。

 移動運用で利用したいと思って準備したナガラの「DO-11]というアンテナがある。簡単に物干し竿にくくりつけて窓の外に出して、低軌道衛星(VO-52)からの電波を受信してみた。実はそのときの衛星の軌道にもよるのだろうが、あまりよく聞こえてはこなかったので、ちょっと不安もある。

 ただ、利得が少ないのは承知の上で、指向性がブロードな点が気に入っている。
一回のパスでアンテナを手で回す回数を減らしたいということなのである。


           
                    

 以前、消雪パイプに使っていた長さ2m直径が30mmの塩ビパイプがあったので利用してみた。
先端から30cmくらいのところに金ノコでくさび状に切れ目を入れて、ガスバーナーの上で熱して20度ほど曲げた。
アンテナに付属していた金具でばっちり固定できて、この場合は仰角20度ということになる。
衛星が現れて地平線に消えるまで欲張るとすれば、仰角はこんなものかというアバウトなものである。実践をとおして改良すれば良い。

 出来上がる頃になったら、さすがに冷えてきて白いものがちらほらと降ってきた。
あわてて工作中のガレージから外に引き出して、その辺の杭にくくり付けて写真だけは撮ってみた。

 まだ実践(移動運用での使用)を経ていないのでなんともいえないが、お天気のよい日にその辺の公園に出かけて試してみたいと思っている。

「弥生」の空に

2006年03月01日 | 日々これ好日
 三月になりました。でも今日は曇り空です。

 我が家の「赤い山茶花」がいまだに咲いています。
かなり以前から「白い侘び助」椿が咲いていました。ほんとにひっそりと自己主張もせずに咲いているものですから、でも、いいですね、そんな雰囲気も。

 「ふきのとう」そして「だしの風」ときました。次はどんなことが春の到来を知らせてくれるのでしょうか。

 衛星通信用のソフト「Calsat32」を毎日動かしていると、「太陽の位置」が少しずつ赤道に近づいてきていることが、とてもよくわかります。
まもなく、南半球から北半球に移ってくるようです。