もどりました。

　しばし柄目木庵を留守にしていましたが「I'm home 」です。

　しかし、退職でもすれば、毎日毎日無線三昧かななどとも思っていましたが、結構いろいろとあって　そうもいかないようです。
　今回の「CQ WW CWコンテスト」も、細切れの時間での参加となりました。７から28MHzで楽しみました。でも久々に満足しました。思いがけず、28MHzが開けてくれたこと、7MHzでDXがそれなりにできたことです。これらのバンドではＶ型ダイポールでした。南北アメリカ、ヨーロッパ、中近東とよくとっていただきました。
イラク、サウジアラビア、ベリーズ、アンゴラなど、特にイラクからのコールバックには、思わず「うーん」とうなってしまいました。はやく平和になって欲しい！Ｐ５よ、おまえも仲間になれよ！中国なんかはすでに日本より進んでいますね。「B1Z」なんてコールが活躍していました。
わんさかと出ているＵＳＡやロシア、やはり国力のようなものを感じますね。

　話変わりますが、リタイアーしている私の先輩（二文字局）は朝食が済むと、「お父さん、無線局勤務でしょ！」と奥さんに言われて、いそいそと無線に励んでいたのでした。しかし、ある日、突如気づいたそうです。「そうか、俺が無線に夢中になっていないと、女房が困るんだ」。濡れ落ち葉の季節です。皆さんもちゃんと将来のことを考えておかないといけませんよ。

　

ちょっと留守にしております！

　実はこの土曜日から、「ＣＱ　ＷＷ　ＣＷコンテスト」が始まりました。月曜日の午前９時まであります。暇をみては無線機のダイヤルを回しては、世界中のアマチュア無線局と交信を楽しんでいます。いわば、アマチュア無線家にとって、１年に一度の世界的なお祭りなのです。
　それと、土曜日は日中、芸文で「ドクタートム」の講演会に行きました。夜は「ときグループ」の皆さんとの忘年会でした。今日は、夜には「新津クラブ」の皆さんとの忘年会になります。いずれも無線大好きな人たちとの忘年会ですから、それはもう楽しいばかりです。
　そんなわけで、
　しばしの間、「柄目木庵」は留守になります。よろしくおねがいします。

忘年会と無位無官

　先日、23日勤労感謝の日の夜、地域のみなさんとの忘年会があった。
近くの鮮魚仕出屋さんが会場です。年々出るメンバーも決まっている顔ぶれで、今年は11人中8人が出席でした。半数以上がリタイヤーという身の方々である。話題は、実にいろいろであった。地域の役員として活躍されている方から、地域集会所建設、近くに建設予定の大型スーパーの話やらが紹介された。楽しみの畑作作業のこと、ウオーキングのこと、携帯電話やパソコンの話題と話は尽きない。
　この方々とは、春と秋の2回、「新津川堤防の草刈」と「側溝掃除」という協同作業がある。私のアマチュア無線の運用が、ご近所に電波障害などを与えていないか、などを探る大事なコミュニケーションの場ともなっています。

　ところで、なんと参加者の方で携帯電話やパソコンを持っている人は、私だけだった。
普段の挨拶やお付き合いを通じて、どなたも　いろんな意味で「豊に、ゆったり」と生活を楽しまれている様子である。豊かさと言う意味が　改めて私を攻めてきたのでした。
　ほんとは、改めて書くのがいいのかな、と思っていたのですが、やはり「五合庵の良寛さま」のことが浮かびます。良寛さまのことを「無位無官」で過ごされたと書きました。
官からのお誘いを断られたときに「たくほどは　風がもてくる　おちばかな」だったように記憶していたので「無位無官」で違和感はなく文を書いていました。
しかし、「無位無冠」と言う熟語もあるわけです。このほうが、人間臭く思いますし、よかったのかな。
いかが思われますか。私は生意気のようですが、無位無冠の生活をたのしまさせていただいています。

ハーモニカ

　私の趣味であるアマチュア無線を愉しむスタイルには　実にいろいろとある。
アウトドアーでの運用とかは健康的である。ところが最近の自分は、もっぱら在宅運用である。体調もいまいちパットしなくて体力に自信が無いのである。情けない話ではある。しかし、いつか、うんと自然の中でのアマチュア無線をやりたいと　いつも憧れている。

　私は、ヘッドホンをかけて、身動きもせずにダイヤルを回し、左手でときどき、チョコチョコとパドルといわれるものを親指と人差し指で動かすだけである。これが、ときには数時間も続くのである。
「トンツー」での通信だから、しゃべる必要も無い。
　この様子は、事情を知らない人から見れば、まさに異常である。

　我が女房殿は、このような様子を痛く心配しているようだ。夫婦の会話も途絶えがちである。
ついこの間、女房は僕のために　かなり立派なハーモニカを買ってくれた。
しゃべらない僕に、せめても深く息を吸ったり吐いたりさせたかったようである。
　僕はものめずらしさと、幼い頃に吹き鳴らした思い出のあるハーモニカを　一生懸命吹いた。「ふるさと」が少しは吹けるようになった。しかし、これも近頃はなぜか吹かなくなっている。やっぱり、なんか続かないのである。女房殿のご機嫌も斜めである。

　僕は、演歌は好きである。「新潟ブルース」なんてのは歌っていても気分がいい。そこで、TVにつなげるカラオケマイク（５００曲くらい入っている）を買って　大いに声を出したらどうか、と女房や子供たちに相談したが、見事に却下されてしまった。

落ち葉掃き

　今朝は、地区毎の側溝掃除でした。
朝6時半集合で眠い目をこすりながら駆けつけました。年2回、春と秋に行います。
下水が完備してからは、側溝もほとんど汚れていません。以前は「ヘドロ」の量がたいへんでした。
下水の威力はすごいものだと改めて認識しています。今年は、側溝に溜まった落ち葉を掻きだす作業が主たるものでした。この作業が終わると、我が「地区の忘年会」となります。今年は「23日勤労感謝の日の晩」と言うことになっています。
　地区のメンバーの皆さんが集まられたときに、いつも「TVや電話などに障害が出ていませんか？」とお話しています。私にとりまして、地区の協同作業や忘年会は　皆さんとのマッチングに欠かせないものでもあります。

　ところで、Kenさんからご紹介いただいたお二人（RNN,XZD）のBlogを　さっそく拝見してきて、いやー、もう圧倒されましたね。そこまでやるかっ！っていうところですね。
お話の内容と言い、デスプレイデザインのテクニックやセンスといい、ありゃあ、プロですよ。脱帽！。
まあ、覗いては、大いに活用させていただきます。
　しかし、私の発進基地「ときグループのHP」も実に機能的で　気に入っているんですよ。

勇気をもらって！

　さっそく何人かの方から、「元気」をいただきました。ありがとうございます。
豚も煽てりゃあ木に登る、のたとえもあることですし。

　私が勝手に、自分の「生涯の趣味」と思い込んでいるHam(アマチュア無線）の話題からです。
最近、うれしく思ったこと。

　実は、昨日、韓国のアマチュア局が　7MHｚで相手を求めるシグナル（CQ）をCW（トンツー）で発信していました。早速応答してみました。Kimさんとおっしゃり「ソウル在住」です。
私の方で、アマチュア無線の記録簿（Hamlog）を調べると、なんと15年前に　29MHzのFMで通信（QSO）をした事のある方でした。
残念ながら　私はトンツーの世界ではビギナーです。でも、「I met u b4 on 29FM at89」と必死に打ちました。なんとか、通じたようで　Kimさんからのキーイングにも　懐かしさが伝わってくるように感じられました。

　もうひとつ。
　私のよく存じ上げている　あるHamの方です。彼は、すでに「世界１万局との通信達成」のアワードをGetされている方です。1万局との通信と言うことは、その何倍にもなる外国局との通信をされているわけです。それはもうすごいことなのです。私にとっては、目標にも上がってこないほどの快挙なのです。
その彼が、最近、自動車でお住まいの近隣に出かけては、そこからトンツーでのサービスを始めたようです。私も　思いがけないサービスに預かり感激しています。
See you next !

　

落ち葉の季節となりました。

　越後の人たちが敬愛してやまない「良寛さま」と　親しくお呼びする「お坊さま」がいました。
江戸時代の方ですが、無位無冠を貫かれました。詩人　歌人　書家としても大変有名な方
でしたが、三島郡分水町の国上山に「五合庵」という小さな庵で質素な生活をされました。
　この季節になると良寛さまがお詠みになった次の句が思い出されます。

　　　　　　「たくほどは　かぜがもてくる　おちばかな」
　
　私の生活は、良寛さまの生活とは程遠く飽食と有り余る物に囲まれての生活です。
でも、いつも良寛さまの生き方は憧れです。
せめて、「柄目木（がらめき）庵」と名づけた、我が庵からの「発信」をと思っています。
気張らず　がんばり過ぎずに　マイペースで楽しみたいと思っています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　よろしくお願いいたします。