柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

エレキー製作

2008年10月20日 | アマチュア無線
 昨日、19日(日)はアマチュア無線クラブの「新津クラブ」がホスト役になっての「JARL新潟県支部の地区研修会」でした。

 会場は「新津健康センター」でした。
上越市、小千谷市、見附市などからも参加者があり10人ほどでスタート。
そのほかに私ども、地元「新津クラブ」のスタッフが「講師や世話係」となっていました。
 私も、お湯を沸かしたり、司会進行を勤めたりしながら楽しんでいました。

 今回の研修会のテーマは「エレキーの製作と使い方」でした。
実は、私どもは以前にCWも運用できる「3アマ養成課程の講習会」をやりました。
昨年は「実践的CWの運用・体験」をする「地区研修会」も行いました。
今回の研修会は、それらの延長上にあるわけです。

 ベテラン講師の説明の後、いよいよ「エレキーの製作」です。
エレキーというのはCW(トンツー電信)をリズミカルに打ち出す装置です。

 ほんとに小さな電子部品を小さな基盤に半田付けをしていくわけです。
最後に小型のプラスチックの小箱に実装します。



 もう皆さんは夢中になって製作に取り組んでいました。
昔から「ラジオ少年」として半田ごてを握ってきたみなさんではありますが、シニア世代となってみると、小さな部品を半田付けする作業は簡単ではありません。

 それでも、お昼過ぎになると完成して「ピーピピッピ」などとやっている人も出てきました。

 やがて、後半の部になりました。
指を動かしてエレキーを働かせる「パドル」の手作り名人が、わがクラブにはいます。
実にさまざまな資材とアイデアで作られた「パドル」とその操作についての話。

 時代はコンピュータの時代、コンピュータを使っての「トンツー」の解読、送信の実演をして、皆さんを呻らせる、わがクラブのスタッフ。

  

 完成したエレキーや製作中のものを目の前にしながら、ちょっとしたラウンドチャットの時間です。
ちょうど元支部長の「電信の神様」みたいな人もみえました。
よほど好きなのでしょうね。じっとしておれなくて出てきたのでしょう。
仲間に入ってもらいました。

 参加者の皆さんから、これからの「ハムライフ・憧れのCWへの思い」など語っていただきました。老いも若きも、夢多き「ラジオ少年」でした。

 みんなで「記念の写真」を撮って、See yuo again! 73

 夕方より、新津クラブ・スタッフは会場を改めて、ビールで「グググーイ!」。
これで、来年もきっとまた何か「研修会」を企画することでしょう。