柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

我が家へ

2005年12月15日 | 旅行など
 この記事は12/13(火曜日)のことである。
ここは、「ホテル・リステル猪苗代」。窓からの眺めは白一色の銀世界。

 さて、居心地のいいベッドから起き出すことはつらいものがあります。
でも、今日は何が何でも新潟に帰らなければなりません。かなり遊んでしまったものですから。家の様子もとても心配でした。

 ホテルのレストランでの朝食は「バイキング」である。
僕はこのバイキング方式が大好きです。ちょうど混み合うひとときが過ぎたようで、ゆったりと時間をかけていただきました。
いつも結果的には和洋取り混ぜた様々な品を食べてしまいます。早い話が何でもじゃんじゃん食べてしまうのです。
特に食後のコーヒーのお替わりは うれしいものの一つです。

 いよいよチェックアウトです。
駐車場に行ってみるとごらんの通りの有様でした。


 長靴に履き替えて、スノーブラシを使って車に積もった雪を払って、暖気運転。
ようやくスタートできました。
さっそく、磐越道に乗り一路新潟を目指しました。
さいわい雪も降らず道路の様子もよく、思いの外早く我が家に到着できました。

 最後までお読みいただいた方がおいでになったなら、望外の喜びです。
ありがとうございました。

道草その2

2005年12月15日 | 旅行など
 この記事は12/12(月曜日)のことなのです。

 この日、水戸のユースホステルを出発、常陸太田市を目指しました。
実は、水戸黄門の「西山荘」は、月曜休館日だったのです。西山荘には入れなかったので、入り口付近の写真を撮ってあきらめました。

 この写真の竹林の後ろにかすかに移っているのが西山荘の屋根なのです。

 さいわい、西山荘を中心にゆかりの建物や公園は見ることができました。
なかでも茶室「晏如庵(あんじょあん)」は気に入りました。茶券を求めて一服のお茶をいただきました。眼下に見える池には薄氷が張っていました。

 次にかなり北上して、訪ねたのは「竜神大吊橋」でした。
歩道橋としては日本一だそうです。なんとも壮大な吊り橋です。375mの長さで、下のダムからの高さが100mもあります。
生活道路でもなく、渡るのに300円を徴収するとはいうものの、観光のための橋だとするなら、「なんで?」と素朴な疑問もわきました。

 さらに北上、有名な「袋田の滝」に到着。


 滝を見るためのトンネルをくぐり観瀑台へ。あまりの壮観さというか美しさに圧倒された。よく見えないかもしれないが、落下している水の一部が凍っていた。
季節ごとにはTVなどでも紹介されることのある滝である。一度は見ておきたかった。名瀑に違いなかった。

 さて、本日の見所は一応終わったようである。
明日の帰りを考えて、今宵の宿を探してみる。このようなことには我が女房殿は特異な才能があるようである。携帯電話が大活躍。猪苗代近くのホテルで、開業12周年というイベントで破格の料金で泊まれることになった。
 
 さあ、日の暮れぬ間に急ごう!
白河から東北道へそして、磐越道に入る。磐梯熱海あたりから雪景色に変わってきた。猪苗代磐梯高原ICで降りる。屏風のような形のホテル目指して走る。道路に一部圧雪が残っていた。三叉路で右折、我が車チャレンジャーの後輪が発進と同時にスリップして後部が大きく左に振れた。
あわてて4輪駆動に切り替える。うっかりして切り替えておくことを忘れていたのである。これでばっちり、走りが安定した。

 チェックイン。すぐに温泉に飛び込んだ。

道草その1

2005年12月15日 | 旅行など
 「オーロラグループ忘年会」の翌日(12/10 日曜日)のことです。
「たいらビューホテル」での朝食時、グループのコーディネーターXXHさん、相談役EUYさんと一緒になった。お二人とも市内在住なのに、わざわざ泊まっていただいたのである。ホスピタリティーに感謝!
 私たちの今日からの「道草道中」の相談に乗ってもらった。
いつも、帰り道はあちこち道草をしながら帰ることを楽しみにしているのである。
結果として、いわきから一路海岸線を南下して、水戸のユースホステル泊まりのコースとした。

 EUYさんとSCYさんの乗る車に先導していただき小名浜に向かう。観光物産センター「ら・ら・ミュウ」で、たくさんの干物(いわき特産めひかり)などをおみやげにいただいてしまった。
私たちも、お正月用やおみやげ用にたっぷりと買い込んだ。ここのお魚類はとにかくおいしいのである。宅急便で発送していただいた。

 EUY、SCYさんたちとは6号線にでるまで車で案内をいただき、僕たちの車は一路茨城へと向かった。この間、私たちの無線のやりとりを聞きつけて、いわきの皆さんが次々と声をかけてくださった。その情の厚さに、思わずほろりとなってしまった。やっぱり来年も来よう!

 うっかり、勿来の関を通り過ぎてしまった。6号線も内陸部に入ってきた。
そこで、ぐいと左へハンドルを切り海岸線にでるべく走行していたら、突如予期せぬ場所に到着していた。
 なんと「岡倉天心記念館」ではないか。天心ゆかりの記念館や施設を一回り。
改めて天心のスケールの大きな人柄や活躍に目を奪われた。
写真は、天心が心の癒しを求めた空間「六角堂」である。彼は和魂洋才をもって、新しき日本画を目指し、横山大観はじめ多くの画家を育てたのである。
彼は「アジアはひとつなり」として東洋に軸足を置き、ボストン美術館でも活躍している。このようなことは、どこぞの国の首相も学ぶべきである。

 実は、天心堂は新潟県妙高市にもあり、天心のことはそれとなしに知ってはいた。今回は彼の著書「東洋の理想」と「茶の本」の2冊を求めてきた。
このような思いがけない出会いほど感激するものはない。

 次に、しばらく走ると「野口雨情記念館」があった。
ああ、この詩(童謡)も彼の作詞だったのか、というくらいたくさんのなつかしい童謡の数々。茨城にはすてきな方が輩出されて、今でも大切にされているんだなあ、と感じた。

 すこし、時間がかかったが一部常磐道も利用して、「大洗海岸」を目指した。
息子家族がよく出かけることもある海水浴場なので見てみたいと思っていた。
ホテルなども完備されていて、きれいな浜辺を見て安心する。

 ナビを水戸市の「偕楽園ユースホステル」にセット。暗くならないうちにと急いだ。水戸の中心部大通りを通過して、ようやく千波湖も近いYHに到着。
このYHは茨城県立青少年会館の4階部分の宿泊施設がYHになっていた。
 宿泊は私たち夫婦のほかに男女一人ずつの計4人であった。
ツインの部屋が利用できて、ぐっすり休むことができた。

いわきオーロラグループの忘年会

2005年12月15日 | アマチュア無線
 今日は朝からとてもよいお天気となりました。目の前の「五頭山」が銀色に輝いています。
同じ新潟県内でも、私どもの新潟市ではほとんど積雪はありません。けれども長野県境の「津南町」では積雪が2mを越えたとか。大変なことでしょうね。

 さて、先週土曜日には「いわきオーロラグループの忘年会」に参加してきました。このグループは来年、結成15周年を迎えます。
私たち夫婦はアマチュア無線を通じて、おつき合いが始まりました。すでに10年前後のおつき合いになるでしょうか。
 毎年、この時期に日本海側から太平洋側へのドライブを楽しんでいます。その年によっては、今年のように雪に見舞われてちょっと難儀をすることもありますが、これがまた楽しいことでもあるのです。

 かつては、100名を越えるアマチュア無線家たちが、オーロラGの呼びかけで毎年集まりました。さすがに趣味の多様化の影響はここにも押し寄せてきているようですが、それでも60名ほどの皆さんが参加されていました。浜通りの方々を中心に、中通り、会津などから、ほかに関東から、新潟からと言う風に、それはもう盛会となりました。
 私どもは毎年参加しているものですから、もうなつかしい顔顔となっています。ご挨拶にいとまがありません。

 今年は会場が割烹「正月荘」となり、高級感がありました。
 司会の方により手際よく、開会の挨拶、代表の挨拶、コンテスト表彰などと続き、乾杯。このときすでにかなりアルコールの試飲は進んでいる各局長さんたちでした。
 この忘年会では、各人が持ち寄ったアマチュア無線用の機器をなどのオークションがあり、名物イベントとなっています。私もほしいと思った物に値札を入れておきました。賑やかに、和気藹々と笑いのうちにいろんな物が引き取られていきました。私も「2トラ3パチのオープンリール」型のテープレコーダーがほしかったのですが、さすがに置き場所のことが心配になり値札は入れませんでした。
 私は何人かの競争相手がいたのに「2m八木と7MHzモービルホイップ」アンテナを手に入れることができました。
2m八木アンテナは衛星通信に使うつもりで入札したのです。

 この後、みんなで記念写真を撮り、さらに山のような賞品目指しての抽選会となりビンゴゲームが始まりました。毎年これが楽しみです。
昨年は「コーヒーメーカー」をゲットしている実績がありました。
 そして、なんと女房が一番上がりとなり「アウトドアー用毛布」、私が九番で「旅行バッグ」があたりました。もう、言うことありませんでした。

 予定通り忘年会は終了しましたが、皆さんまだ余韻を楽しみたいようです。
ちゃんと安い料金で二次会が用意されていました。EUYさんにつれられて「いわきの夜のネオン」を鑑賞しながら二次会場「銀のスプーン」に到着。

 大いに盛り上がり、楽しいチャットはつきることがありませんでした。
でも、ちょっと文章が長くなりすぎました。
せめて写真で、二次会が終わってもまだ別れがたい皆さんの様子をお見せしましょう。