日本裁判官ネットワークブログ
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1 昨日早朝わが家の庭で鶯が鳴いた。布団の中でしばし耳をそばだてて聞きほれていた。広い庭ではないが,私の好きな庭である。「ケキョ,ケキョ,ケキョ」と鳴いていた。1羽だけのようである。早春の鶯は,「チチッ,チチッ」と鳴くのだそうで,笹鳴きというらしいが,どうやら笹鳴きの季節は過ぎているのであろう。しかしまだ初々しい鳴き方であり,練習していたのではないかという気がする。この数日寒い日が続いており,まだ童謡「早春賦」の気分であり,「春は名のみの風の寒さ」で,「谷の鶯・・・時にあらずと声も立てず」かと思っていたが,「いよいよ春か!」と思うと,しみじみと嬉しさが込み上げてくる思いがする。
2 妻の話だと,正月ころから鶯が笹鳴きをしていたそうで,妻はそれに気付いていたというのである。私はそれに全く気付いていなかったということらしい。
3 庭の日本水仙やローバイはもう盛りを過ぎてしまった。梅は今が見頃ではないかと思うが,わが家の白梅は余り花をつけていない。わが家の庭に以前見事な紅梅があったが,手入れを怠ったために,幹に虫が沢山ついて枯れてしまった。惜しいことをした。
4 今事務所の中は,私が撮影した写真を引き伸ばして額に入れて5枚壁に飾っており,早春の雰囲気になっている。日本水仙,ローバイ,白梅などの写真である。かねてからの宿題となっている猫柳と蕗のとう(ふきのとう)の写真は今年も宿題のままで持ち越してしまった。藤の花や日本すみれもまだ宿題のままである。
5 季節を2週間先取りして写真を交換することになっているので,遠からず,桜,菜の花,桃,れんげ,つくしなどの写真に取り換えられることになる。
6 あと1か月もすると,「誰となき 人懐かしや おぼろ月」(樗良・・ちょら)という季節になるのであろう。春になるのは嬉しいが,「光陰矢の如し」という思いもある。矢の如き光陰に負けないように,決意を新たにして春を迎えることにしたいと思っている。(ムサシ)



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コメント
 
 
 
Unknown (はるな)
2015-02-12 10:51:48
紅梅は、枯らす方が難しい。なんの手入れもしない、我が家の、紅梅、白梅は、紅梅の方が早くにつぼみを付け白梅はその後に続く。
そして5月、紅梅には何百という立派な青梅ができ、白梅は小梅程度の実をつける。
悲しいことに、すべてかれ落ち肥料になる
 
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