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朝日新聞社「報道と人権委員会」での議論が、今日の朝刊で特集されています。
興味深い見解の相違部分を抜粋して紹介します。(チェックメイト)
(抜粋)
本林徹委員「前科・前歴などの問題もある。有罪か無罪か確定していない段階で、容疑者や被告が過去に関与した犯罪や人格についての論評を報じるのには賛同できない。」
藤森編集委員「容疑者や被告の属性が刑事政策に直結するような重大な内容だった場合、できるだけ早く社会に知らせるべきではないか。」「仮にそれが裁判の公正を若干阻害したとしても、報道にそれを上回る価値がある場合がある。」
長谷部恭男委員「事実認定中あるいはこれから事実認定を行う段階で、容疑者・被告の前科や属性について国民は知る権利があるのかといえば、私はないと思う。」

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