2日の東京新聞社説「『尊厳死』判決 次は国がこたえる番だ」から。
本文の一部の抜粋にとどめますので、全文は同新聞のHPで御覧下さい。
個人的には同感です。(チェックメイト)
(以下抜粋)
川崎協同病院の筋弛緩(しかん)剤事件で東京高裁の判決は、医師の刑を減軽したうえ「尊厳死問題は司法が解決する問題ではない」と国にボールを投げた。国はこれにこたえ、早急に法整備を図るべきだ。
(中略)
尊厳死が絡む医療事件で、ここまで医師が置かれた状況に理解を示した判決はなかったのではないか。
真剣に受け止めなければならないのは、尊厳死の問題は「司法が抜本的な解決を図る問題ではない」とし、尊厳死に関する法律の制定やガイドライン(指針)の策定を強く求めていることだ。それに向けて国を挙げて議論し、国民的な合意形成を図るべきだとも判決は指摘している。
(中略)
判決の指摘通り、国民的な議論を行い、医療現場が困らないような明確な法的ルールをつくらないと、同様の事件の再発は防げないだろう。
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