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「再び猫を飼った後の騒動記」(その1)

2014年02月27日 | ムサシ

1 わが家で再び猫を飼うようになってから1か月余りが経過した。わが家でも,わが事務所でも猫談義と笑いが絶えない。妻も3人の女性事務員も大の猫好きである。若い男性弁護士もどうやら猫好きのようである。近くわが家で夕食会を開くことになった。猫好きのみんなが,話題の主の「クー」と対面するためである。そして本当の目的は,猫を連れに行ってくれ,猫を飼いたい思いにじっと耐えてくれた事務員の4歳の女の子をご招待して,元気ないたずら猫に育っていることを見て貰い安心して貰うことである。
2 猫は生後5か月位の雌猫なので,もう大人猫並みの大きさである。近く避妊手術を受けさせようかと考えている。この猫は甚だ動きが俊敏で,家の中を弾丸のように走り回っている。いつも私の後を付いて来るので,パソコンを置いてある部屋や,トイレなどに一緒に入らないように素早くドアを閉めるように心掛けているのに,いつの間にか中に入っていて,「ニャー」と鳴いて驚かされる。
3 最近は随分いたずら猫になってきた。いつも「いたずらをしたい」という顔付きである。「猫は飼い主に似るのだから,いたずら猫になったのはあなたのせいだ。」と妻が言う。わが家はふたりとも,「子供は 思い切り可愛いがって甘やかして育てるとよい子に育つ」という子育て論の持ち主である。ふたりの子もそのように育てたが,この考えは間違っていなかったと思っている。
4 以前飼っていた猫は,わが家が郷里で1年間借家住まいをした時に,庭の隅に住みついて,粘り勝ちでわが家の住人になった生後6か月位の野良猫(捨て猫)であった。いつも一番早く帰宅する小学6年生の次女が玄関の戸を開く音を聞きつけると,すごい速さで2階から階段を駆け下りてきて,玄関にちょこんと座って,次女を迎えたのだそうであるが,次女はその猫を可愛がって,襟巻きにしたり,耳を引っ張ったりしておもちゃにし,いつも猫が「ニャーニャー」と悲鳴をあげていたものであった。
5 「クー」は,夜寝ている妻の顔に飛びついてじゃれたり,胸に乗ったり,襟巻き風になったりして,妻を熟睡させないらしい。これは困ったことである。先日私がシャツやジャンパーなどを1階の長椅子の上に放置して寝たところ,朝まで私のジャンパーの中に入り込んで寝ており,妻は1晩安眠できたということであった。そこで一計を案じて,私が着替えた汚れた下着とシャツとジャンパーなどを,猫が寝やすい形にして,猫の寝床にしているが,妻が安眠できる日が増えたという程度のようである。
6 猫の餌は固形餌をメインとしているが,おまけとして1日1本の小型の竹輪か,一掴みのシラスボシか,小さな袋に入った削りカツオを食べさせている。私が頻繁に調理し,私の夕食弁当のおかずになっている安価な「イカナゴの醤油煮付け」も大好きであるが,すっかり舌が贅沢になったのか,固形餌だけで済まそうとすると,怒って「ニャーニャー」とうるさい。わが事務所には,私がコンビニで見つけて衝動買いした「ねこの小言」と「猫語の教科書」という2冊の本があり,妻は(事務員も)それらの本を読んで,「自分は猫語が分かる」と思っている節がある。そして,猫がニャーニャーとうるさく鳴いていると,「また猫用の竹輪を盗んで食べたでしょう。」と言って,私には猫語が分かるんだからと言う顔付きをしている。私は「食べてないよ。濡れ衣だよ。」とは言うものの,実は3日に1回くらいは,ピンハネして竹輪を半分ほど盗み食いしているのであるから,妻の眼力(猫語力)も「さすが!」というべきであろうか。(ムサシ)


2 コメント

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Unknown (はるな)
2014-02-28 12:50:57
爪とぎ対策は、しているのですか
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今日,最高裁第2小法廷弁論を傍聴。竹崎長官様のお姿ナシ。労働者側に有利な判決となる予定 (秦野真弓)
2014-02-28 20:48:51
本日の最高裁弁論,私,最高裁調査官様に挨拶。彼→ビックリしてました
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