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12 「絶対に認知症にならないぞ」と決意して,可能な限りの努力をしても,認知症になるのかならないのかは,その年齢になってみないと分からないというのであるから,甚だ努力のし甲斐がない話ではある。しかし脳のみならず,体全体の健康法として本気になるということになるので,人生を充実させるための努力をすることになり,結果はどうであれ,試みる価値はあると思う。そのためには既に述べたような脳の栄養補給の他に,次の3点を指摘しておきたい。
 その1は,肥満は健康の最大の敵であり,認知症の原因ともなることを認識して,早急な解消策を実行すべきである(アハハハハ・・!)。
 その2は,たばこも直ちに止めることが望ましい。
 その3は,飲酒についてであるが,「酒は百薬の長」といわれているのに,「百害の長」となっている人が圧倒的に多いようである。認知症防止の努力としては,酒を百薬の長とすることが不可欠である。酒を百薬の長とするためには諸説があるが,1日のアルコール摂取量を30CCの限度に留めるのがよいようである。日本酒(アルコール約15パーセント)なら1合(ワンカップ1本),ビール(アルコール約5パーセント)ならロング(500CC)1本である。本気でこの限度を死守できるなら,認知症防止のためには有効な手段となり,飲酒すべきであるという結論になる(アハハハハ・・!)。
13 結局認知症防止の決め手となる方法はないので,きめ細かな粘り強い努力と工夫の日常的な積み重ねしかないという,甚だ地味な作業の結果ということになり,それゆえに本気度が試されることにもなる。
14 無理をして頑張ると,一時的には成果を上げることができるが,結局続かない。5年後にも10年後にも継続できる方法を考えなければならない。「無理なく続けよう」ということでは,ただ「続けているよ」という程度のチンタラ継続になり,自己満足で終わってしまう。「無理はしないが,しかし粘って頑張るぞ」という決意が必要ではないかと思っている。
15 睡眠時間を確保し,栄養分の補給にも細心の注意を払い,脳に優しい状況になっておれば,脳は使えば使うほどよく機能するのだそうである。したがって上手に脳を使う方法こそがポイントとなる。ここからが本論である。
16 運動について
    ① 認知症防止法として,まず第1に挙げるべきはやはり運動だということになるらしい。何だそんなことかということではあるが,まあ仕方があるまい。。結局いかに適切な運動を工夫し継続できるかということになる。定年後「毎日が日曜日」の人は,意欲さえあれば時間を自由にタップリ使うことができる理屈であるが,なかなかそうも行かないようである。認知症防止のためには運動が大切であることの認識がどの程度強くできているかということなのであろう。運動をすると,脳が全身をコントロールするので,脳全体が働くのだそうである。
  ② もっとも手軽にできる運動としては,散歩,ジョギング,サイクリングということになる。そう面白いというものではないので,これらをどのように継続し,活用できるかがとても重要になる。次回に検討する。(ムサシ)



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コメント
 
 
 
Unknown (はるな)
2014-01-18 11:51:39
認知症をまず気付くのは、身近に居る人で、本人が一番自覚の無いのが困り物。私の78になる母親が今年始め、帯状疱疹で緊急入院しましたが、一人暮らしの、その母親は、入院中、家の中のものが無くなったと騒ぎ、私も疑い執拗に電話してきたので、「そんな事は警察にいえ。住民票が別なのだから、親子でも窃盗になるから被害届け出せ」とどなり、以後、着信拒否設定にしました。これが続いた場合、私に対する虐待にあたるので、こちらも被害届けを出すほどの覚悟です。これが、認知症のはじまり?本人だけ、正常と思ってるのがたちがわるいのです。
 
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