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 昨日,2回試験が終わって,60期司法修習生の1人が修習地裁判所である我が裁判所に帰ってきました。例年とはシステムが異なり,今年は,2回試験の発表前に修習地に帰るそうです。9月はじめに郵便で合否がわかるようで,卒業式もないようです。一抹の寂しさを感じながら,司法修習制度の激変を感じます。
 帰ってきた修習生によると,2回試験はとても難しかったとのこと。刑事関係は犯人性が問題でこれも難しかったが,特に民事裁判が勉強したこともない分野が出て頭が真っ白になったということでした。受けた今年の修習生の方々,感想はどうでしたか。受かっていれば,すぐに実務が,万が一受かっていなくても,次の試験がすぐに,それぞれきますよ。制度改変期は何があるかわかりません。結果の如何に関わらず,精進して下さい。
 ちょっと安心したのは,厳しいと言われた就職戦線も,意外と何とかなったとのこと。大体就職はきまったようですね。そうすると,パイの問題からして,来年の61期がますます厳しくなるのでしょうか。

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