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連日残念な記事が続きます。園尾所長は,破産事件の造詣が深く,新破産法のモデルとなった運用方法を確立された方ですし,当ブログ6月5日欄で紹介しましたが,裁判員裁判の普及を落語で取り組まれた方です。今回の厳重注意は仕方がありませんが,今後も,合理性とエスプリに富んだ才能で,ご活躍をお祈りしたいものです。
以下,毎日新聞からです。

<宇都宮地裁>所長を厳重注意…東京高裁、審尋問題で

 宇都宮地裁の園尾隆司所長が2月、破産事件の審尋に正規の裁判官3人とは別に出席し債務者に質問したのは不適切な行為だったとして、東京高裁は21日、園尾所長と福島節男裁判長を厳重注意処分にしたと発表した。「裁判の公正の確保について配慮を欠き、軽率だった」としている。処分は20日付。

 高裁によると、園尾所長は2月21日、同地裁で開かれた破産申し立て事件の審尋に「書記官の補助者」として参加し、債務者に質問した。事前に福島裁判長の許可を受け、当事者の異議もなかったという。園尾所長は高裁に「珍しい破産事件なので、個人的な研究心から立ち会った」と説明している。園尾所長は東京地裁部総括判事として破産事件などを扱った後、最高裁総務局長などを務め、昨年9月から現職。

 栃木県弁護士会は先月の臨時総会で、「裁判官の独立を侵す行為だ」として、園尾所長の懲戒処分などを求める決議を採択し、高裁に決議文を送っていた。


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