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「健康法補論」

2015年09月29日 | ムサシ

1 先頃妻が、ある医師から聞いた話である。わが健康論も大きく影響を受けることになった。その医師は生野菜を沢山食べることの重要性を強調したという。しかしそうはいっても、生野菜を多く摂取するのはなかなか容易なことではない。
2 煮た野菜も多く食べることが大切であるが、野菜を煮ると熱により栄養分が分解されたり、水に溶けてかなり失われる。また低温殺菌されている野菜ジュースなどでも、その加熱によりかなり栄養分が分解されるらしい。これは活用できる有益な情報だろう。。
3 そこで色々と考えてみた。私は5年ほど前からゴーヤジュースを飲んできたが、前述した情報を参考にして、その内容を大幅に改善した。ゴーヤは縦割りし、種などを除去し、約7センチに切断する。リンゴ4分の1個、バナナ2分の1本。それに飲むヨーグルトと豆乳を各150CCを1回分の基本としてきた。最近それに冷凍ブルーベリー1掴み、キューイ2分の1個を加えることにしていた。これをジュースにして飲むのである。とても美味しくて楽しみになっていた。
4 最近は、これに生野菜を加えることになったのである。野菜の種類は、キャベツ、レタス、ピーマン、アスパラガス、ホウレンソウ、春菊、ニンジン、ブロッコリー、ブロッコリースプラウト(芽)などから、約3種類程度を買っておいて、これを加えてジュースにする。コップ2杯位になる。そしてオリーブオイル(エクストラバージン)大匙1杯(約15CC)を加えて1日1回、朝食として全部飲む。それなりに美味しい。野菜を使い切ると、別の種類を買ってくる。
5 この準備として、果物ほか野菜以外の材料は週末に翌週1週間分を購入し、小さく裁断してビニールの小袋に分けて冷凍しておくと便利である。なかなかの優れた健康食品のように思える。
6 更にこれからは、レタスを沢山挟んだハムサンドや野菜サラダを手作りし、意図的に沢山食べることにした。
7 最近のアメリカでの研究によると、週3回以上野菜果物ジュースを飲むと、週1回未満の人に比べて認知症になる確率が4分の1以下に減るそうである。脳細胞を減少させ、認知症の原因となる蛋白質の老廃物であるアミロイドベータを減らす効果があるというのである。
8 私は5年位前に、健康雑誌でブームになっていたことを知ってゴーヤジュースを飲み始め、急に血糖値が下がって正常値になり、その後も正常値を維持している。ゴーヤの苦み成分であるチャランチンがインシュリンと同じ作用をして、血液中の血糖を筋肉に取り込むというのである。血糖値の数値であるヘモグロビンA1Cの値は現在5・6である。6・2までが正常値なので結構低い。新作のジュースが糖尿病と認知症予防の両方の対策になるというのであるから、甚だ愉快である。健康によいという実感もある。
9 私は多くの友人などにゴーヤジュースを勧めてきたが、ゴーヤと聞いただけで恐れをなすのか、ゴーヤジュースのお陰で血糖値が正常値になったという報告を誰からも聞いていない。おそらく本気になっていないのであろう。生野菜をたくさん加えた新ゴーヤジュースがとても美味しいことやその効用を過大に宣伝して、わが国の糖尿病患者と認知症患者を減らしてやろうかと、密かに夢想している昨今である。(ムサシ)